アフレコは面白かった。あとは物真似。六つ子がニートなこの作品で会社員ネタをやるのはムリがあるよね、「くん」の方ならわかるけど。
この、ラブライブ!みたいに学校には不釣り合いな豪華ライブセットが、お仕事としてどう成立してるのかツッコミどころは満載だけど(アイマスはもうちょいリアル志向だと思うよ)、高校生らしい葛藤とチームワークを絡めたいいシナリオだと思う。
これは……なかなか面白い回だ。総集編じゃないけど総集編。これまでいろんな人たちに出会ってきたチセの、心のガベコレをする回。エリアスとの関係を一歩進める準備の回。
ところで「ありがとうございましたー」の声がほぼあっちゃんだったw
最悪なのは、脚本にボキャブラリーがないことだと思う。そりゃ女子高生のセリフはそんなに饒舌じゃなくてもいいけどさ、すべての登場人物からどっかで読んだことのあるような文ばかりが出てきたらしらけるよ。そんな作り物臭いセリフを、これまた作り物臭い3Dモデルが発するんだからもう目も当てられない。
リアリティはだいぶ下がったけど、それがかえって今回のマンガ的表現には合ってたな。小岩井がネットでの振る舞いはダメダメなのにリアルな人間関係は気が利くの、ほんとリア充ぽくて面白い。
先に放送を見た人たちが次々と撃沈していて、なにごとかと思ったらこういうことか! 合宿のあとライブまでどうするつもりか心配してたけど、まさかJupiter回の続きがあるとはなー、やられた。合宿で親しくなった後輩たちに、Jupiterの各々がそれぞれのやり方で熱を伝える……完璧ではないか。ライブ会場がアンフィで、アニメ登場ユニットが1stライブ出場組に絞られてる意図がはっきりして、これはもう、一期終了までまったく目を離せなくなった。
魔力の描写がちょっと陳腐かなと感じたけど、展開はとても良かった。猫派だけど使い魔が犬というのはこの世界観的になんかいいし、誓いの儀式が実に尊い。
引き続きいい感じなんだけど、過去のエピソードのせいで(おれの中の)リアリティーラインを割り込んでしまったので、ちょっと引いて見る感じになってしまった。残念。
色紙が3枚になった! こういう、シリーズに何度も登場する場所がコラボ先ですらないのが、視聴者目線を決して忘れないアイマスの美点。
いかにも男子校っぽい結束の固まり方がシリーズ他作品との差異になっていて面白いなぁ。ここまでの伏線もうまくからめてあって、人数が多くても破綻しない。実に上手い脚本。