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とても良い

わざわざ一度血糊の小技を前半でやってからのこのヒキ。どこまでも行き届いている。
シドが塩すぎて可哀想だが報われてほしいシェリー。アバンが凄まじい色気。
そういえばアレクシアはぶった斬ったものの別れさせてはあげたのか。



良い

建築の話触れるんだ…というか「どこかモダン」どころじゃないけど。ある程度意図されたものだとは判明。
突然の劇画調などなかなか期待を超えてくる作品である。
シェリーとのロマンスはさっさと始まらないのか?



とても良い

「𝓘 𝓪𝓶 𝓪𝓽𝓸𝓶𝓲𝓬」と最後の「お前が大丈夫か」と言いたくなる場面(更に追い打ちの✨エフェクト)で確信したが、やはりシュールギャグとして観るべき作品。
それはそれとしてアレクシアが基本の型を振るのはなかなか愛らしい場面。シャドウが傷を負わせた斬り上げもちゃんとここの三つ目の型である。
表情は可愛くなったが相変らず凶暴で良い女。



良い

空虚な相槌を打つアレクシアが退廃的で良い。



とても良い

明らかに東京駅モデルな時点で少々感じたが、近世~スチームパンクかと思いきや掃き出し窓のマンション、満員列車、食堂、体育館など混沌とした都市景観で面白い。これほどの工業が中近世社会とどう融合しているのか。
シドが意外にモブ要素の方にも拘りがある。
アレクシアも悪い顔の映えるいい性格をしている。また道着姿がかわいい。



とても良い

実は姉の方が「分かっている」のがなかなか良い関係性。手錠を外す気迫といい良いキャラをしている。



良い

中二病的なものかと思えばグラップラー刃牙並の猛者である。
力の象徴としての核兵器。
ベートーヴェンのいわゆる月光を弾いている。音楽関係の知識がなければ気にならないだろうが穏やかな小節でめちゃめちゃ体が動いていてちょっと面白い。



とても良い

保守派との心中も視野だったのかも知れず、哀しくも周到なアルガルド。
月の輝く夜が印象的で美しい回。あとレイニに胸も。



指ビームを撃ちまくるのがなかなかシュール。



試練を破壊してそのまま出るイングリス。なかなか型破りである。
結果として唯一正規に突破したラフィニアが地味に際立っている。



明らかに輸送中に暴れ出す流れかと思ったがまだその時ではないらしい。



破壊工作を見過ごしていいのかという気もするが、このくらいの時代感なら街の独立性が高くて別の地域に波及などしないのかもしれない。



この作品はあまりフォーカスしていなさそうだが、TS物は必然的にジェンダー的なトピックが入るのが面白いところ。
しかし一生分も記憶があるとなかなか性自認は揺らぎにくいのだろうか。



良い

1クールに複数TS物があるとはやはりTS黄金時代なのか?
主張するハイライト・線などはあまり今時の画風ではないが、可愛いシーンがちゃんと可愛いので気にならない。
あまり目立つのを気にせず面倒事をしばくので穏やかに観られる。



普通

おじさんと少女で戦う感じの話。ロボットアニメが絆パワー系に展開した類型。髪が光るのは古くはドラゴンボールだが最近だとRFAを思い出す。
クウミは人工の御巫で…だとか巨獣が実は悪い奴ではなくて…とかが透けて見えるが果たしてその辺を超える「世界の秘密」があるのか少々期待を持ちにくい。



とても良い

姉の後を追い同じ力を求めるアルガルド。なかなか保守派が根強い様子。
ユフィの処遇についての話でも見せたが、政治に通じまた自信に溢れるアニスは正に王者の風格であり、一層「魔法適性があったら」という言葉の信頼度を増している。皮肉なのは恐らくそうした話(魔法に拘らず能力を評価する)を囁くのは恐らくリベラル派の人間であり、一方でアルガルドを支援しているのは明らかに保守派の魔法省周辺である事だ。
アニスフィアであるからこその台詞が詰まった良い回。



良い

今回は三つ編みにパンツスタイルでやんちゃな装い。
相変らず1カット内の芝居が濃い。「一人ゲーム大会決定~」のところなど凡百の作品は2動作くらいしか描かないだろう。
洗い物をする2人とリビングの3人を後ろから映す場面も近景・遠景のどちらかしか動かさないのが恐らくは普通だ。
一方で枕投げの辺りは第6話でもやや片鱗があった戯画的(手塚漫画的)な造形が顕著でかなり異質。そういう意図なのか(円盤で修正されないのか)気になるところ。芝居的にもリミテッドアニメーションのやり方になるので、普段の緻密な芝居とは折り合いが悪いと思うのだが。
内容的にはまひろ側が同性という事で遠慮がなくなるのに対してみはりがなかなか慣れないのが印象的。まひろが全体的な社会性の復活を志向しているのに対して、みはりが一歩退いてプロデュースしようとしていると解釈しても良いだろう。そうすると明示されざる「お風呂はお姉ちゃんと入りたい」的な台詞があったという示唆が一層味わい深い。



アニスの志を受け継いでレイニに向き合うユフィ。演説も上手い。



「主人公」枠のレイニの力は本作では魔法と説明される。
嫁ぐ気もないとは言え刺青までやりたい放題である。ドラゴンの魔法防御を受け継いで魅了に耐性が出来たという事か?
ティルティの気怠げな美人といった風も珍しく感じて良だが、この「狂える女」も悪役令嬢の一典型なのだろうか。



展開としては少々ついていく行かないの繰り返し感があったか。
アニスは別に「ごめん」などとは言わないのがずるいところ。しかし割とやってる事やばめに描写されているだけにユフィはもう少し怒っても良い。
ラストは殆ど結婚している。



アニスを意識? したり何だかんだで落ち着いてきたユフィ。「私を連れていってください」こういう時意味もなく長考する演出が世に多いが、これはテンポが良くて素晴らしい。
ユフィの両手を重ね握る挙措がモチーフとして描かれている様にも見えるが癖なのだろうか?
コンプレックスを明らかにして功績を求めるアルガルド。回り出す運命の車輪。



暗いカットを挟んでのユフィの「ありがとうございます、素敵な名前です」そこにアニスの両目を開くカットも入る。アニスはそこから説得する様な調子なので、つまり本心では受け入れ難く思っているユフィ、それに気付きどうにか気持ちを伝えたいアニスという場面。台詞でどうこうせずに読ませる演出で良い。エモーショナルな雰囲気ではあるがユフィの心はまだまだ冷たく堅固な様だ。



アニスもだが何しろユフィを可愛く描こうという意志が感じられ良い。
それだけの事で…とは言っているが小さい頃の記憶が挟まれているし実際はそこも動機なのか?



やはり女性主人公だと婚約破棄というフォーマットになるのか。
現代的口調は主人公特有なのかと思いきやモブも「もうほんとそれですわ」などと喋る。
アルガルドのリベラルな思考は姉の影響なのか、しかしその姉に向ける視線はなかなか厳しい。
ティルティの恰好は古典的ではなく現代に生きる魔女のイメージを感じさせて良い。
走り出すガールミーツガールの予感が爽やかな第1話。



ローの恰好良いところがあまりなかったのが残念。しかし魔力を全て捧げたという事は魔術/法を使わずに戦うのか?
演出的にはキャラを可愛く描きつつもプロット的には主人公を推す形なので少々観方が難しい。
あとアバンのは今回の話とは関係ないのか?

EDがTRiNITYじゃんという話だが、歌うまでやってる訳ではないのに何でこんな高音域の大変そうな曲なのかという素朴な疑問がある。



OPのサウンドがまるで10年前かの如き風合いである。
魔術が高等技術で魔法が普及版という世界設定。『乙女ゲームのヒロインで最強サバイバル』という作品があるが丁度逆となっている。(他作品でも色々とこの手の差別化がある。)
ローはベアトリス(リゼロ)がロリータ控えめで親しみやすくなっているみたいな印象。ホルトはオタクに優しいギャルといった風だがなかなか現代を感じる属性濃度を誇っている。
魔の陣営は差別を受けていてなかなか背景が暗い。しかし獣人が元は贄の動物という話を踏まえるとクドーの尾の扱いは割と気を遣う様に思うが…とんでもないギャグを入れている。
次はローの活躍が観られるのか?



全体
とても良い

「やりたいこと最優先!」の台詞とは裏腹に様々な柵が千束を襲い、結局望まぬ生を与えられる。第12話の時点で「このまま他人が吉松を殺ったら煮え切らない感じになるよな」など思っていたが、実際そうなってみるとそれでも出来る事をする、千束の生き様が美しく、単に肯定するというのではないプロットでなかなか面白い作品だった。
たきなも可愛かったが深度というか物語性としてはダブル主人公というほどの感じではなかったかな。むしろミカと吉松の関係がここまで鮮明に描かれるとは思わなかった。



とても良い

千束と真島の戦いは特に熱くぶつかり合う訳でもなく、千束が付き合ってあげる様な形。決着としても特に勝者はいない。どちらかというとミカと吉松の方がエモーショナルに見える。
そしてその吉松も別に思想が断罪される訳ではなく、「狂わされた」と言っている様にむしろ千束に拘ったが故という形なのだ。第1話の語りといいこの回の真島と言い、一見思想的でありながらむしろそれを空洞化するプロットがなかなか興味深い。(まぁ「良い人同士が殴り合う」という相対主義が優勢に描かれていると言えばそうかもしれない)
ある意味この物語の結末もそうした流れになっている。千束は吉松の代わりになど生きられないし、他人にそうさせ(られ)たくもない。千束ははっきりと表明するが、それでもミカはそうするのだ。
ミカが泣きながら、「狂わされたな」と吉松を撃ち、望まぬ心臓移植を受けさせる、それも本当に「自分の信じた良い事」だろうか? 少なくとも千束の思う「良い事」とは大分乖離しているはずだ。そして恐らく、それによって生かされた事も千束は気づいている、いや少なくとも目覚めた時にはそう思ったはずだ。(「こりゃ死ぬな」などと言ってはいるが、手術痕があった訳だし。)「何しようか、これから」というのこそが本音の様に思われる。これは思うままに生きる物語ではない。それでも何をするのか? 例えば、ハワイへ行く。



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