すこし間が空いたけど、本日の復習分。バラン編に入ってすぐなのに、既に泣けてくる。
テランに着いて落ち着きのないダイに対し、ポップとレオナが言うべき言葉も見付けられずにダイを見つめているシーンが印象的。
ところで、ドラゴンキラーを溶かしたキルバーンの能力の詳細を知りたいw
本日の夜実況。
春ごろ、奈々様の出産を祝して観た回だった様だ。その時のこともよく憶えてる。
家業の生花店の切り盛りをしたり、デザトリアンを力強く説得をしたりするところを見て。このラスト近い「最後の日常回」に至って、つぼみは本当に成長したなと実感した。
よき姉としての心構えは「こころの花」に寄り添えることが出来ることにつながっていて、それは即ち、よきプリキュアの資質でもあると言えそう。今回描かれたブロッサムの強くも優しくもあるメンタルは、最終局面で見せた強さの説得力につながっているのかも知れない。
ジャンプコミックス、19〜20巻収録分。
20巻の表紙裏コメントは三条先生。ちょうどSFC「トルネコの大冒険」にハマっていた時期らしく、先着3,000名の認定証をゲットできた成果のご報告。三条先生の廃ゲーマーな一面に改めて好感、いちゲーマーとしてのドラクエへの愛情は、原作にも活かされている。
前回ポップが、最後の台詞でフラグを立てていた通りに、親衛騎団は生存していた。
「ふるいをかけに来た」とヒムが言ったが、ノヴァとの対決での印象が悪過ぎてこの時点では好きになれないのである。あとあと好漢に成長することは、もちろん承知しているけど。
死の大地で戦える資格は今立っている者だけが持っているという旨のことを言うが、「そもそもお前、本当なら何度も死んでた筈だし、たまたま命をひろっただけのヤツにそれを言う資格があるのか?」とも感じる。サババでの描写は、まだキャラが固まっていなかった時期だったからかな?とも思う。
チウら獣王遊撃隊と僧正フェンブレンが対峙するシーンは、後に大きな意味を持つ。
連載当時、チウにこんな見せ場が用意されたことに驚いた記憶がある。チウは表面的な強さでは計れない活躍が多く、この偵察もまさにその様な場面だけど、こんなところにも隙を見せずに敵を配置するハドラー(…というよりは原作者氏w)の抜かりのなさ。フェンブレンの「死人は口がきけない」という原作での台詞が好きで、これがカットされたのはちょっとだけ残念。
このシーンでチウがみせる根性は最高にカッコいいし、マリべえが魔宮の門を発見したことは後日の突入にも生かされる。
改めて確認したが、バランの登場シーン、原作では顔が描かれてない。
まぁ、正体バレバレなんですがw
伊瀬茉莉也さんの誕生日を祝して、うららの当番回を視聴。
今日はシロうら回ではないけど、うららを心配して最初に行動を起こしたのがシロップだったのはよかった。
日付は変わってしまったけど、昨日はあきらさんの誕生日だったので。こんなサブタイだけど、内容はほぼあきらの当番回。
ゆかりや妹のみくといった、あきら定番の相手役は今回はお休み。学校を離れたご近所の出来事を通して、普段と違う切り口からあきらを紹介する当番回はなかなか面白い。
あきらとは別に、普段あまり出番の多くないいちか父がいい味出してた。
多くの弟子を持つ空手家という、運動会でも活躍できそうな父ではあったけど。一人の力でチームを勝たせることは出来なかったのか。
本日の夜実況。
「とうとう来ちゃったかな、あたしの時代が」ww
ゲストのはやとくんの恋愛観が、意外とちゃんとしてて好感。というのは「ゆりさんに元気になって欲しい」という願いが根底にあって、まず相手のことが第一であるということ。この子はほんとに小学生なのか?w
前回の人形劇回、ゆりさんが子供の扱いが妙に上手かったのも、はやとくんと遊んだ経験からなのだろうと想像。一方、恋愛に関してはニブチン(byえりか)で、はやとくんの気持ちにはまったく気付いてなかったw ゆりさんはやはり、人間関係ではあまり器用にはなれない人の様だ。
正式に仲間になってからのゆりさんは、別人のように柔和になった。
また、年長者として、後輩をよく指導するようにもなった。
本日の朝実況。
このカオス回は、果たして好き嫌いの克服という食育になるのか?w
ゲストの角野さんの変態っぷりもいいが、それ以上に狂っているのは「ニンジンの妖精」だと思うw
本日の朝実況。ルールーの誕生日だったので。
ルールーの感情むき出しの熱演がすばらしい。さすがは田村ゆかりさん。
こんなにも苦しんでいた、自壊寸前だったルールー。
なのにトラウムは、のちにこの出来事に一言も触れずにルールーと和解しようとしていた。
それだけは不自然。
本日の夜実況。
なんとなく思い立っての視聴。この回がなんか好きで、時々無性に観たくなるらしい。
心身共に成長して強くなったプリキュアたちや、彼女らが守ってきたぴかりが丘の平和。
それらが、1話まるまる描写されている。なんという贅沢なシリーズ構成だろう。
本日の夜実況。この回もお気に入りの回のひとつ。
デザトリアンが宿主の本心をダダ漏れするのがハトプリ本来の平常運転だけど、それも久々。
子供たちを叱ることが出来ないと悩んでいたのりこ先生だけど、そんな必要はないと訴えたのはゆりさん。なんと、のりこ先生にお説教。
まったく筋金入りの説教体質であるw 曰く、子供たちに愛されているのだから、無理してやり方を変える必要はない。なるほどごもっとも。
不器用な印象のあったゆりさん、プロであるはずののりこ先生が嫉妬を感じるほど子供の扱いが上手い。これがゆりさん本来の器用さなのか、子供にだけ特別なのかはわからない。ちょうど次回が、そのヒントになっているかも。
冒頭、なみなみとるみちゃんが登場。はるかちゃんも登場。
いつも通り、サブキャラを大事にしていることがわかる回でもあった。
本日の朝実況。
初回からちょいちょい登場していた、妙にキャラデザの良いマナの同級生、八嶋さんがゲスト。
「わたしのヒーローだよ」なんてうかつに言ってしまったら、男子はみんな馬鹿だから、自分に好意があると勘違いしてしまうのですよ。しかも2回もw
ぶっこわしのウルフ率いる塊し屋軍団と、ゴラス率いるサンダー軍団の登場回。
配下の軍団を競わせるのは、シンの方針らしい。
「ぶっこわし」とはどうやら、重機を指しているらしい。塊し屋軍団配下の重機が振り回す鉄球を、切れ味鋭い正拳で真っ二つに裂くケンシロウが草。
北斗神拳って、それでいいんだっけw
サンダー軍団は、メンバー全員が元レーサーという軍団。しかし真の切り札はレーサー達ではなく、世界に1台だけあったという戦車だった。戦車の装甲を正拳で殴り続け、遂には爆発させてしまったケンシロウが草。
北斗神拳って、それでいいんだっけw
堀江由衣さんの誕生日を祝う鑑賞。
キュアマジカルへのお祝いは別にする予定なので、もうひとつの出演作をチョイスした。
プリキュアの敵のうち、今まで「憎い」とまで思った敵はブラックファングとダルイゼン、エリシオぐらい。今作で登場するのは、そのブラックファング。
「プリキュアは誰のことでも幸せに出来るのか」という、とても重いテーマ。
ブラックファングという敵を倒したことによりつむぎが元通りに踊れる様になり、ひいては「幸せ」を取り戻したことについて。結論の出ない問題とはいえ「安易な結末に逃げざるを得なかったのか」と、最初は残念に思った。
しかし、この問いにも答えている。いや、答えようとしているということに気付く。それは即ち、「幸せとは何か」という再定義。
ヒントはジークが持っていた。つむぎが人形たちに見せた踊りも、他愛のない話も、人形たちを幸せにしていたとジークは言った。そば居る誰かを幸せにすることは、巡りめぐって自分自身を幸せにするということだとジークは言っていたのではないか。誰かに愛を与えれば自身にも新しい愛が向けられ、直面している不幸とは別の新しい幸せが生まれるのではないかと。
プリキュアの価値とは、戦って敵を倒すこと以上に、皆の友達であり続けること。つらい現実にも共に立ち向かう「永遠のともだち」であること。
正解のない問題ならなおさら、相手の幸せを願い、何が出来るかを一緒に考えてみよう。少なくとも、友人としてそばに居よう。
めぐみにそう言ったのは、ハピネスチャージプリキュアの仲間たち。かつて「ハピネスチャージプリキュアには入れない」と言ったゆうこの言葉は、この主張を一番雄弁にめぐみに伝えていたと感じた。まったく熱い。
これは想像だけど、成田さんはハピネスチャージプリキュア!やこの「人形の国のバレリーナ」を、ご自身の集大成と位置づけたのではないか。
「永遠のともだち」プリキュアを書き切ったと思えたからこそ、成田さんは現場の一戦を退いたのではないかと。
本日の朝実況。何度観たかおぼえてない、大定番回。
この回のおもしろさ、ネタ要素にはいずれ触れるとしてw
まこぴーの楽曲が意外と使われていることに、改めて気付く。
歯みがきのCMソングは「笑顔のプレゼント」。
歯科医院で低音量で再生されているのは「星空の帰り道」のインスト。
今日の回、2回目視聴。文句なしに「とても良い」。
作画がすばらしい。とは言っても、良作画にも色々あって。例えばHUGプリ48話の、見とれるほど美しいキュアエールなどとは少し違う。
尺の長い戦闘パートの間ずっと、印象的な構図や、作画枚数の多い高カロリーシーンが目白押しだった。その様な意味で今日の回の域に達していた回は、今までになかったかも知れないと思うほど。そういえば昨日観た「ダイの大冒険」(同じ東映さん)も、良作画の戦闘シーンが全編続くという意味ではよく似た回だった。もっとも、ダイ大ではCGを効果的に使っていて、良作画を支える方法論は異っていたかも知れない。
そんな回を支えていたスタッフは、安定のタナカリオン演出と森佳祐さんの作監。
おなじみのタナカリオンはともかく、不勉強ながら森佳祐さんのことはよく知らなかった。聞けば今回が初めての作画監督だったとのことで、これほどの力量を持った作監さんのことならば、今後とも応援していきたい。
戦闘にばかり目が行きがちだけど、冒頭のまなつとローラが鏡で戯れているシーンや、神秘的な予知夢シーンもとても印象的だった。
あと、中原麻衣さん演じる「伝説のプリキュア」は、キュアトゥモローの面影があると感じた。もちろん偶然だろうけど。
ジャンプコミックス19巻収録分。少し先のネタバレあり。
ポップがメドローアを撃った回は、連載時は巻頭カラー…だったはず。
サブタイ通りに5対5という、敵と同じ条件でのパーティバトル。今までありそうでなかった、燃えるシチュエーション。
CGも併用した躍動感ある、アクションに次ぐアクションに圧倒される。特に動きがよかったと感じたのはマァムで、ザムザ戦同様の目まぐるしい動作に目を奪われた。これも東映さんのお家芸か。
ポップが作戦を立て全員に指示を出し、決め技の極大消滅呪文につなげる流れ。実戦で遂にメドローアを撃ち、敵の姿が消えなくなったところまでの流れがキレイに収まっていて、興奮が止まらなかった。
以下、2名ほどピックアップ。
前回、実力で劣るノヴァに対して、ヒムは明らかに「快楽の為にいたぶっていた」と感じたがどうか。フェンブレンは自分の残酷さをハドラーにわずかに残っていた同様の一面に由来していると言ったが、このヒムも本質的には変わらないのではないか。
そしてヒムは、ヒュンケルに額を貫かれた。ヒュンケルはヒムのコアの位置を知らなかった為に(一般的に急所であるとされる)額を攻撃したが、とどめまでは刺せなかったにせよ、実力にだいぶ開きがあるのは間違いない。にも関わらず、ヒムは自分のコアの位置をヒュンケル含むその場の全員に公言していて、ポップの「馬鹿かあいつ」という感想には自分も全くの同感。事実、それが原因でもう一度ヒュンケルに殺されかけたではないか?
メドローアの威力も侮っていたし、これを含めれば本来なら3度殺されていたと言っていい。あまりにも浅慮の目立つ敵と感じる。
ノヴァは残った力を振り絞って攻撃し、ヒムにも一矢報いることができた。それは戦術面でも勇者としての心構えでも、ダイにとっての大切な気付きにつながった。
これはノヴァが驕りを捨て冷静になり、逆にヒムは、驕りによる隙を突かれたという結果ではないか。元々ヒムとノヴァに、それほど大きな実力差はなかったかもしれない。やはり「正義なき力は無力」なのではないのか?
本日の朝実況。
今回からしばらく、アイちゃんの能力についてフォーカスされる。それはアイちゃんの正体にもつながっている。
特別な力を持ったアイちゃんも普通の赤ん坊と変わらず、泣きやまずにぐずる時もある。愛情を以て接しなければいけない。
育児と縁のない自分の育児知識は、正直、プリキュアからのものがかなり多いと思うw
育児も重要なテーマのひとつだったはずのHUGより、よほどちゃんとしている…いうのは禁句ですか?
ジコチューはいつも以上にノリノリだった。バイクだけに。
本日の復習分。
ポップが同行してきて不機嫌そうなレオナに吹いた。レオナはデートのつもりだったのが明らか。ダイが言っていた通り、素顔のレオナが愛らしい。
いずれにしても、こんなにリラックスして観られる、遊びの多い回は初めてと言っていいかも。デパートでの買い物シーンでは、「てんしのレオタード」の試着とスラタピがお気に入り。
ダイは鎧を着たまま階段落ちしたり、デパートの上の階からの飛び降りに失敗したりしていた。死んでもおかしくないところ、さすがは竜の騎士。肉体の頑丈さがひと味違うのである。
本日の夜実況。
クモジャキーとコブラージャが、各々のダークブレスレットをサソリーナに授けた。敵には敵の人情があると知る。
ブロッサムが気付いた通りそれは「心」。即ち、彼らの善性に相違ないのだけど、そんな彼らはどうして地球を砂漠に変えようとしているのか。
プリキュアたちに知る由もないことだけど、サソリーナは浄化されたことによって、死んだのではなく救われた。
サソリーナだった女性(本名不明)は、良作画も相まってなかなかの美人。「このおしゃれな山荘は、どこにあるのだろう?」とか、「今まで眠っていた彼女を、誰が世話していたのだろう?」とか、多少気になることもある。それを聞くのは野暮というものか?w
本日の朝実況。キュアダイヤモンドの誕生日だったので、この回。
7月ごろに観たばかりの回らしいけどw
女子中学生のお年頃特有の、友達への嫉妬。それがしかも肯定的に描かれる表現は新しい。
六花の内面を知るには必ず観なければいけない回として、今年はこの回。
本日の夜実況。
重要な回も、ゆるい回もお手のもの。成田さんの懐の広さ。
ガムテ補修に吹くw
るみちゃんとはるかちゃんがお友達だったとは知りませんでした。
本日の朝実況。
忍者屋敷のような四葉邸(これらの仕掛けは何を目的としている?w)での追跡劇に荒唐無稽な印象を持っていたけど、それはこの回の要素のひとつにすぎない。
逃げるありすに、ありすパパが追いつけず息を切らせるシーン。病弱と思っていたありすが随分元気になっていたし、幼いながら利他を語る等、精神的にも成長していた。
ありすをここまで変えたマナらとの関係を、父親としてまさか否定するわけにもゆかず。海外での療養を白紙に戻すありすパパは、なかなかの人格者。このようなシーンに泣かされてしまうのは年齢のせいか。
父親にキュアロゼッタと名乗ったが正体はお見通しだったシーン、攻撃に転じるロゼッタの立ち回り等、戦闘シーンも見どころたくさん。
ロゼッタリフレクションダブルクラッシュに目が行きがちだが、ジコチューのミサイルを捌く目まぐるしいアクションも必見。これぞタナカリオンの実力か?
本日の夜実況。
自分の弱さを受け入れるという試練を、1話遅れでブロッサムも乗り越えた。ダメなところも含め、自分を許し好きになる。ダメさに関わらず、自信をもつ。それがブロッサムの望んだ「チェンジ」だったのかもしれない。
結局、人はそんなに大きく変わることはできない。だから、自分だけでチェンジしようとは思わず、誰かの力を借りてチェンジしてもいい。ひとりで戦っていた自分を「愚かだった」と振り返ったムーンライトだけど、それと似た気付きが皆にも必要だったのかも知れない。
ハートキャッチミラージュの封印を解き、デザートデビルが気の毒になるような新しい技を習得。
全員が自分の弱さを受け入れて得た力だというのに、それはある意味、圧倒的な暴力だったw
本日の朝実況。
「幸せの王子」が振りまき続けた愛は、皆の心にも届いていた。
恩は売りっぱなしにはならない。必ず報われる…のだといいな。
ウェイトレスの真琴が眼福。
大貝一中の生徒たちがうらやましいw
本日の朝実況。
この回はドキプリ屈指の良回。だから、この回だけピックアップして観ることもよくある。
序盤とラストのいつも以上に強調された平和の描写と、絶望の描写がきれいに1話に収まっているなと改めて。
本日の復習分。先の展開のネタバレあり。
サブタイ通り、この回はマァムとポップのやりとりをニヤニヤしながら楽しむのもいい。
「あいつが思ってる程、オレは強くもなければ『勇気』もないんだ」三条先生は終盤の展開を検討する上で、この回は間違いなく見返しただろうと想像。
少し前に「決まってんだろ、勇者の武器は『勇気』だよ」という台詞もある。このふたつの勇気は少し違うけど、意図があってすぐ近くに寄せられたシーンである可能性もある。
本日の夜実況。
学園祭が終わり、日常回をはさむ間もなく慌ただしく新展開。
試練の内容は、皆がプリキュアになる為に既に越えた葛藤であると気付く。そして、「既に終わった問題」であることを裏付けるかのように、ブロッサム以外の3人の試練はあっという間に終わる。
特にムーンライトの試練は、つい先日試練を越えたばかりの彼女ならば当然越えられるべきもの。ムーンライトがこの試練が越えられない様であれば、「ハートキャッチミラージュを手に入れる」という危険までおかしてまでムーンライトを元気づけようとしたブロッサムらに対して顔向けができないのではないか?w
ともあれ、自分に弱さもあることを認め受け入れるという「正解」は優しい。
ブロッサムだけがまだ試練を越えていないが、その「チェンジしたい」という願いはどうだったろう。心に何かしら強いより所を得たからこそ、ブロッサムはプリキュアになれたのではなかったか?
初回とこの回の関係を読み解く為に、近々もう一度初回を観てみたいと思う。
KINGの大将軍バルコムが、ケンシロウへの総攻撃を命じる。
一見ただの総集編だけど、それだけで終わってはいない。より一層の引き延ばしを行うという、制作者の宣言にも見えるが。
武装バギー隊、塊し屋軍団、ブラックバード隊ら、凶悪な戦闘員たちが楽しげなBGMと共に次々に登場する冒頭シーンは最の高。否、このシーンに血がたぎらない者は「男ではない」と言っても過言ではない!
大将軍バルコムの演説は、彼らのようなKING配下の戦闘員にケンシロウや北斗神拳の脅威を伝えるもの。北斗神拳への理解が浅いバルコムの説明は、いい感じに頭がゆだったいい加減で適当なものだが、教養の低いKING戦闘員を対象とした説明としてなら特に問題はない。
シンがケンシロウからユリアを奪う回想もあり。
のちのち、シンがあたかも人格者であったかのような後付けエピソードが入るのだが、悪党ヅラのシンがケンシロウの胸に7つの傷を刻む、この有名なシーンのどこに人間性を見いだせるというのか。
この人間の屑がケンシロウにぶちのめされる、その為のフラグを立てまくっているシーンと言ってよさそう。
昨日の回を視聴、2度目。
入れ替わり回15話を通じた、みのりんとローラの特別な関係の続きの様な回。みのりのことを案じるローラ、勇気を出してレポーターに挑戦したみのりはとても良い。今日の「良い」はこれらのシーンに対して。
みのりがルージュをひくシーンは自分の勇気の「スイッチ」を入れる為のもので、ある意味トロプリを象徴するかのようなシーン。メイクに不勉強なこともあってか、自分には黄色いルージュは奇妙なものにみえるけどw
ローラが「みのりは本当は小説が書きたいのでは?」と気遣っていた。
ラストのみのりの独白は「みんなと一緒に居るのは楽しい。但し小説は諦めたけど…」という、創作に対して前向きではない印象を与えるもので残念だ。「トロピカる部での様々な経験が、創作の引き出しになる」というオチを期待していたので、みのりんが創作に対しても前向きになる続きが描かれることを願う。