ラスト、浜辺での空也と櫂の会話がよかった。
一見無気力な空也にも熱いところがあり、それが仕事を無難にこなしていることにつながっていた。
一方、櫂は閉館よりもくくるのことを心配していた。閉館は避けられないのだとしても、どこかに落とし所があればよいが。
水着回かと思えば、ジモティは水着をあまり着ない設定。コントかw
本日の夜実況。
ほのかが自作したTAKOカフェの注文端末(ハンディと呼んでた)について。なぎさが何気なく「本当にこーゆうもの考えるの好きよね」と言ったことがヒントになり、発表のテーマも多数決とは関係なしに「本当にやりたいことを」と思い立つほのか。
ここから、停滞していた流れが急にスピーディになるのは心地よかった。
リーダー権限とはいえ、多数決の結果を覆すのはなかなか難しいけど。ほのかの言葉は本音で言えば「みんな、そんなに真面目に考えてなかったでしょう?」という意思表示に他ならず。しかも目を開けていたこともあって、「周りが手を上げているから自分も」という結果になってしまいがちな、悪い多数決でもあった。
関心が薄かったり、迷いを持ったメンバーが多かったりする集団では、強いモチベーションを持ったリーダーが導くほうがよいのかもしれない。今日のほのかはそんな部長だった。
発表の間に、TAKOカフェのメニューが表示された、ちょっとしたやらかしはグッド。
もともと賞をとることはそんなに大事なことではないし、ウケが取れて良かったのではないの?w
あの人間の屑のようだったシンが、シン以上の屑であるジャギの口からは、まるで善人であったかのように語られるのが笑いどころ。
シンの人生を狂わせたのはジャギかもしれないが、ユリアを殺したのはジャギではなくシンなので、ジャギに恨みを向けるのはおかど違いだわw
ジャギに南斗聖拳を教えたのは誰なのか。面白い伏線になりうるエピソードだったが、結局回収されなかったのが残念。
北斗の拳最高の面白キャラであるジャギ、あっという間に退場でちょっと寂しい。
「お前の耳が弟に似ている」が「鼻や目や耳が弟に似ている」に変更。
似ているのが耳であるという理不尽さがこの台詞の面白さなんだがw、この改変はちょっとイマイチ。
鉄仮面の色変更は、ジャギの狂人ぷりが際立ってていいと思う。
本日の夜実況。
突発的に、小々田のシュークリーム回を視聴。
「いくらでも食べられるココ!」だの「一個だけ」だの、普段はイケメンの小々田がダメ人間のような台詞を連発。
毎度ながら、笑いが止まらないw
本日の朝実況。
宝探しではあえていつものチームを崩し、登場が多くない他の寮生と組む。プリキュアではない者の視点から、プリキュアたちはどう見えるか。成長しているのか。派手な回ではないけど、改めて観るととても上手い回。
宝とは「鏡に映った自分自身の成長」であるという、王道のオチ。冒頭とラストにそれぞれはるかのバイオリン演奏があり、上達がわかる構成も良い。
長いシリーズの中にこの様な回があると、シリーズ全体の深みが増す。
完全な幕間回かと思えば、カナタに妹が居たという情報と、トワイライトが謎の城でパフュームを入手という重要展開もあり。
ここのところ「とても良い」しかつけてなくて、価値が暴落してる観があって心苦しいw
本日の夜実況。お正月はプリキュア映画をたくさん観ようと思っていたが、その2夜目。
例年以上に正義感の強いピンクキュアである、真面目なキュアグレースが本当に好き。彼女の勇姿が観たくて、結局、昨晩に続いて出演作品を鑑賞することになった。正義感が「強すぎる」ところがあったのは当然承知しているけど、いっそそこも好き。
ヒーリングっど♥プリキュアの3人はこの作品で劇場版デビューだったが、例年の新人研修的な描写がこの作品に限っては全くなくて。
戦闘では先輩達にひけをとらず、何より3人が自主的に事件を解決していた。初見の頃に書いた感想からの繰り返しになるけど、本当に頼もしい。
CG化されたプリキュアをぐりぐり動かしまくるEDは、いまのところこの作品がラスト。
久々に観たダンスシーンが圧巻だった為、本来なら評価据え置きのところ、「映像」のみとても良いに格上げ。
急遽実況。新年のダイ大初め。
元旦が土曜日だったから、この実況は本来土曜に観るべきだった本放送の代わりと言えなくもない。今ならお正月企画で、この神回を含めた何話かをYouTubeで無料配信しているので、ファン各位におかれてはこの機会に復習されることをお勧めする次第。
今までの感想とは少し視点を変えて、制作面の話。
アバンはなし。起死回生のマホカトールでAパート終了のアイキャッチを経て、戦闘が終わって並び立つ3人でBパート終了。とても収まりの良い見事なこの進行、制作のことにはあまり明るくないけど、役職としては絵コンテさんの分担だろうか?脚本も大いに関係してはいそうだけど。
脚本はシリーズ構成の千葉克彦さんで、片や絵コンテも唐澤和也監督が御自ら。前回の実況で話題にした総作画監督と併せ、この9話は考えうる最高の布陣か?
豊口めぐみ生誕祭と称して視聴。その2話目。
ファンには有名な「アホ毛ギター」の登場回。
自分の心に打ち克つこと。音吉が与えた試練も前回は未解決。
サブタイにもある「涙は世界で一番小さな海」は、エレンの涙を見た音吉さんが、アンデルセンの言葉から引用した。エレンは人のつながりを実感して泣くことができるし、孤独を望んでいる者がその様な涙を流すはずもない。
キュアビートは自分でも言った様に、今後は「心の絆をつながりを守る為に」こそプリキュアになるのだ。
いつもエレンに甘いハミィも、今回ばかりは別れの言葉と共に立ち去るエレンを止めなかった。ハミィはエレンが必ず戻ると信じていたし、再びエレンの前に現れた時に「セイレーンは今、どうしたいニャ?」とも尋ねた。
罪を償う為に何をしなければいけないかは、エレン自身が決めなければならない。その想いが、音吉さんとハミィという一見つながりのなさそうな二者の間で通じていたのではないか。
エレンに自分の気持ちを気付かせるまでの流れで、この回にあえて、直接プリキュアとのつながりがないまもる少年を登場させたのが面白かった。
豊口めぐみ生誕祭と称して視聴。その1話目。
おめでとうございます。
イースの苦悩をどうしても思い出してしまう。あの時、とりわけ大きな役割を担ったのはラブママ。イースがもう一人の娘として受け入れられたことで、イース…ではなくせつなは救われた。
のちにセイレーンの保護者となる音吉さんは積極的に救いの手を差し出してはおらず、ただ「音楽は誰も拒まない」と伝えただけ。自分を救うのはあくまで自分でなければならないと、試練を課したのかも知れない。
より深く罪を償う為には、まず自分を許さなければいけない。最近そういえば、ダイ大の感想でそんな話をした。
ハミィは当然として、響も奏もやさしい。
エレンを受け入れる為の取っ掛かりが、まずは食べることであるのはなんともこの2人らしい。人情が沁みる。
本日の夜実況。円盤を使用したプリキュア初め。
カグヤの生気に満ちた表情や、「生きてるって感じ」という台詞。
カグヤは受肉して人になったと思えてならないのだけど、どうだろう。
正月で実家に帰省した兄夫婦と一緒に観た。特に書き足す感想はない。
「こーゆう創作をテーマにした作品って、劇中劇そのものの面白さが説得力になるよね」と言われ、なるほどと思った。
おそらく、今年最後の夜実況。
八百屋で30周年記念とか大当たりのメロンとか、「そんなわけあるか!」とついツッコミながら吹き出してしまうw
重要なエピソードは特になさそうだけど、なぎさが作った旗に藤Pが礼を言うシーンにはほっこりする。
本日の朝実況。良回のおさらい。
ダイが真のアバンストラッシュを撃つ直前に、逆手の構えにスイッチ。「お、遂に来るのか?」とぞくぞくする。
改めて原作8巻を確認したところ、ページをめくると逆手の構えに既に変わっているダイ。「スイッチ」は、アニメで描き足されたワンカットであるということになるけど、この様な細かい描写はいいね。
本日の朝実況。
トワイライトとフローラのプリンセス観がぶつかりあうこの回。本作屈指の重要回ゆえ、何かと観る機会が多い。
ディスピアの息女であることを根拠に、自分は唯一無二のプリンセスであると主張するトワイライト。血統のことを言っているなら、実の娘でなくとも構わないのか?トワイライトの正体は、確かにホープキングダムの王族ではある。トワイライト(トワ)も以前はグランプリンセスを目指していて、努力なしにはグランプリンセスになれないのは、王族と言えども例外ではないことを知っていた。
プリンセスプリキュアに敗れた今となっては主張も成り立たないし、高貴どころかこれが堕落でなくて何なのか。いまのトワイライトを、ただ哀れに感じる。
あまり書き足すことはない。いつも思うことの繰り返しではあるけど。
最終回の脚本は、シリーズ構成の成田さん自ら。
職業人としての双葉の成長、ふたりの関係が今後も変わらないこと等を描いて締め。
双葉が武田に「自分は一人前ですから」と言った時。
てっきり(先輩後輩としてでなく)対等な男女として交際しましょうという流れかと思ったが、そんなことはなかった。
良くも悪くも、ふたりの関係は変わらない。このジェンダー観を煩わしいと言う人はきっと居ただろうな。
年忘れ大実況、2本目。
「雪空のともだち」というタイトルだが、本作で扱われている友情は二組。
一組目はもちろん、なぎさとほのか。ふたりのパートナーシップが、フリーズン・フローズンのコンビと対比する形で問われる。
敵の策略によってガチでやり合っていたブラックとホワイトが、幼女たちのトラウマになったとも言われている本作。本作を最後に、プリキュア同士戦うシーンが封印されたとも言われている。とはいえよく見れば、このシーンは友情の尊さというメッセージを構成する為に必要であるし、尺が有限である劇場版作品に対して、無意味なシーンを含めるなどというミスをあの成田さんが犯すはずもない。
トラウマとなりうるシーンを避ける営業判断は妥当、初見の時は自分もそう思った。しかし、視聴対象である小さなお友達もいずれは成長するし、これらのシーンがもし「本物」であれば、その意図を将来汲み取ってくれるはず。どんな残酷に見えるシーンも、表現としての必然性があるならば避ける必要はない。ある人に言われ、後日そう思い直したことを思い出す。
逆に、必然性のない軽薄な鬱展開(言わば「ふいんき鬱展開」w)のことを、以前以上に嫌う様にもなった。まぁこれは余談。
もう一組は、ひかりとひなた。「クイーンの命」という自分の正体に半信半疑だったひかりが、ひなた(鳳凰)を復活させる為に真の力を振るうシーンがクライマックス。
鳳凰は自分を復活させたルミナスに礼を述べたが、鳳凰とクイーンという立場以前に、ひかりとひなたという二者の関係は変わらない。ひかりは結局、ひなたのことを一度も「鳳凰」とは呼ばず、「友達は、友達にそんな言い方はしないわ」と返した。
本編では12のハーティエルがクイーンの個々の感情を司っていたが、ひかりの本質は女神に近い存在であると同時に人でもあるのだと、改めて思った。
年忘れ大実況と称し、ドキプリ秋映画を視聴。
「不幸な過去に目を背けたいために、未来を丸ごと封印したい」
表向きの敵首領、マシューの目的はジョージ・クライとほぼ同じ。動機への意図を全く話さなかったジョージ・クライよりも、はるかに感情移入できる敵。
一行の導き手である、ゲスト妖精べベル。その正体であるおばあちゃんも存在感あるキャラだった。テレビ本編にあったマナの台詞「モチのロン」、そのルーツがおばあちゃんの口癖だったことがわかるのだけど、この口癖からここまで話を膨らませたのであれば、さすがは本編のシリーズ構成である山口さん直々の脚本と思う。
個人的には、真琴が王女からキュアソードの名を授かったシーンや、ウェディングドレスをからかった同級生に怒りを向けたシーンが好き。まこぴーファンにとっては、これらのシーンの為だけでも観る価値あり。
一方、タイトルの「マナ結婚」。マナの恋愛以前に、旦那がどんな相手であるかも描かれなかった。ドキプリのファン向けの作品としては見どころがあるけど、タイトルは消化していないと感じる。シリーズのファンではない一見さんがこの作品を観るかはわからないけど、仮に観たとしたらどう思うだろうか、とは思わなくもない。
2回目視聴。
「わたし、この街にきてみんなに出会えてよかった」と、良い表情でしみじみ言うローラ。
いいシーンだけど、ここからの一連のやりとりがすべてフラグに見えてしまう。どうか、人と人魚が共存できる世界をプリキュアの手で作って欲しい。
2話ぐらいで消化されるイベントと最初は思ったけど、どうやらトロフェスと「トロピカる物語」が大団円につながるのだな。
長い話数をかけてイベントを盛り上げていく構成は、ハトプリ文化祭のファッションショーを思い出させる。
百合子の柔和な表情が印象的だった。きみも成長したね。
本日の朝実況。
折笠富美子さんの誕生日だったので、キュアリズムの初期の当番回を視聴。
スイプリの序盤は喧嘩ばかりしていると良く言われるが。ふたりが互いを理解する為の濃密なコミュニケーションは、言ってみれば、無印8話を丁寧に繰り返している様なもの。同回を称賛するファンならば、この尊さには同意してもらえると思うのだけど。
商品としての意外性より、食べる相手への愛が美味しさの本質であるという、最初のパティシエ回としても順当なメッセージ。
ブロンドのロングヘアという、これ以上ない正統派美少女のキャラデザは、二人共が主人公だったことを裏付けるかの様。
キュアミラクルにつながるかの様なこの系譜。ネットではあまりファンが目立たない様に思えるけど、キュアリズムにもどうか注目して頂きたいところ。
キャラクターを「とても良い」にしてるのは、宮本佳那子さんへの贔屓だけではない。
キャラデザかわいいし、みんなとても生き生きとしている。
音楽は「とても良い」にするか迷った。
電波ソングだからそれはさすがにやめたけどw、OPに中毒性があるのは間違いない。
14話は必見なので、是非円盤を買って観ましょう。
人生を悲観するしかなかった珠彦がユヅと出逢い、彼女自身の愛らしさだけでなく、隣人との関係や価値観までもが変わっていき、生きる意味そのものが塗り替えられていったのが心地よかった。
長い冬を過ごしてきた珠彦にとってはまさしく春の嵐、或いはおとぎ話な出来事であったことだろう。珠彦目線でユヅに感情移入出来るかが、物語のほぼ全てだったのではないか。
音楽面ではOPと、最終回のEDにもなった「戀の歌」がとても良かった。
たった1クールで終わりとは惜しい。
ストックはあるのだろうし、2期を観たいという気持ちはある。ただ、昭和に入ってからは幸せが長く続かないのだろうと思うと、それもつらい。
Aパートのユヅ視点の回想がクライマックス。
時間を巻き戻し、各々のシーンで彼女が何を想っていたのかがわかる構成。生き延びて一目逢いたい、気持ちを伝えたいという狂おしいほどの想い。
そんなユヅの目覚めとキスシーンは、地獄からの生還ゆえに「生」がより強く感じられるシーンだった。
Bパートはエピローグの後日談。ここで引用された歌は、「国民を すくはむ道も 近きより」でいいのかな。
身近な人間から幸せにしていこう。出来ることからしていこうという、なかなかの至言。子供たちに歌の意味を尋ねられてそう教えた珠彦だけど、珠彦自身が幸せにしなければいけない身近な人とは、もちろんユヅのことだった。キレイなオチだ。
一旦は大団円。2期の放送がもしあれば、戦争という震災以上の地獄が描かれることになるかも知れない。
本日の夜実況。
ハーティエルたちは、ひかりをクイーン本人と認識している。しかし友達ができて、情緒や表情が豊かになってゆくひかりを見ていると、この子はやはりクイーンであると同時に人なのだと強く思う。
一方、この回でのなぎさとほのか。下級生視点で「憧れの先輩」という立ち位置で描かれている。なぎさの女子モテや、ほのかのうんちく女王設定が久々に回収され、彼女らが本当はスーパー中学生であったことを再認識。なんだか誇らしい。
ところで、ひかりの同級生二人組。のちに奈緒はポプリに、美羽はえりかにそれぞれなる。
特に美羽はえりかと声質が良く似ていて、「どうしてここにえりかが居るのか」と錯覚してしまう程だw
本日の夜実況。
YouTubeで、この回が「クリスマス回」のひとつとして限定公開されていたので視聴。録画も持ってるけど。
クリスマス回という縛りとは無関係に、この回はそもそも神回ですね。
ラブママがラブたちを送りだすシーンと、大輔とラブの甘酸っぱいシーンが珠玉。
ぱびぶぺぽ男、「ジャギから北斗神拳を盗んだ男」らが登場。概ね原作に忠実。
ジャギのようなスター級の面白キャラだけでなく、雑魚衆も味わい深く魅力的なのが北斗の拳。
ケンシロウ徒弟時代、ジャギとの組み手の回想あり。ケンシロウへの含み針を使った攻撃を見て見ぬふりの先代リュウケン。
反則攻撃が本人にはお咎めがない一方、ケンシロウの前ではジャギを「災い」呼ばわりするリュウケン。そう思うなら早々に破門しろと言いたいw