前半は過酷な紅華の学校生活の印象ばかりが強かったけど、後半戦は主人公以外のキャラクターもピックアップされてどのエピソードも色んな感情や想いが詰まっていてすごいよかった
特に8話の薫の役者の道を目指すために恋を捨てたエピソードは今期トップクラスに好きな1話、神回だった
更紗...カッケぇ......
オーディション結果でみんなそれぞれらしくなさが出ていたのがすごい良かった、それだけ掛けていたものがあったことを実感した
愛ちゃんがまさか悔し涙を流すようになるとはね、その激戦区ジュリエット役が彩ちゃんとはびっくりした...薫の彩へのリスペクト混じりの悔し涙はこっちまで泣かされる
紗和の本当に紙一重の落選も、それこそ更紗との差という部分でそれが一番悔しいんだろうなぁ
でも、紗和みたいな真面目努力家タイプが収まる役どころもあるって先生は教えてくれたり
みんな挫折はあっても向上心の塊で進み続ける姿がすっごい良かった
かなり本気で今期トップクラスにおもしろかった、少なくとも一番笑ったのは確実
深雪とほのかのお兄様好き好きギャグに、お兄様のシスコンギャグ、七草先輩の強烈な茶化し、全部最高です、Web次回予告もほぼ毎回ふざけてて好き
九校戦での三高とのライバル関係は純粋にアツくてギャグ以外の見どころもかなり良かった
劇伴は相変わらず超オシャレでカッコいい
強いて言えば幹比古きゅんの出番がほぼ無しなとこと、大して気にならなかったけど作画がもうちょいだったかな
お兄様の他校の選手の安全装置が作動したとこでちゃんと新魔法がアピールされてよかったって悠々としてるの圧倒的強者感も極まりすぎてる
深雪にちょっかいかけただけのノーヘッドドラゴン皆殺しにするお兄様はマジで悪魔すぎて引くが....デーモンライトって何?お兄様伝説は灼熱のハロウィンだけじゃないのか?
クリムゾンプリンスとかいうギャグ要員に、大浴場で深雪と一色がすっごいいいライバルとして語らってる後ろでお色気ギャグかましてるのおもしろすぎる、果てには達也くん×十文字先輩とか酷すぎる程に爆笑ものなんだが
最終回もいつも通りにギャグをぶっ込みまくってくれて楽しかった
ちょっと泣きそうになっちゃった
島を巡って紗希は島の人たちの温かさに触れられた
そして、医者の父の来島を待っている人たちがいる
紗希を突っぱねていた小春も今のお医者さんの先生が入れ替わりで去ってしまうことが寂しいからだった、だけどみんなが紗希のお父さんも良い先生だって言ってくれて、小春も紗希もお別れと新しいものをすとんと受け入れられた
引越し先の八丈島へ行くことには、夏海にとっては紗希の引っ越し先でのことが心配って想いがあるけど、紗希には送り出されてしまうようなものがあるのかな
引っ越しのことを仕方ないって諦めてしまっている一方で、島の人から本土モンって突っぱねられてしまった紗希は居場所を見失っているようでつらくて寂しい
仕切りのない船室で服着たままブラ外そうとする女子中学生、フェティッシュすぎる....
5年ぶりくらいの2周目、核心部分を忘れていて本当に良かったと思った
もう多くは語らないけれど、絶望と優しさの両面から日常の尊さを痛感させられる物語は色んな涙が止まらなかった、もういっぱい泣いた
友だちを信じて諦めなかった友奈が、周りの友だちみんなにがんばれる力をくれて、ちょっとだけ運命を変えることができた
9話の樹の「がんばれる理由」って話とか、12話の「がんばる姿がみんなを励ます」って友奈の言葉がすごい好き
クラスメートからの小学生らしい何も知らない無垢な勇者への応援は美しいけれど、何だろう辛さを感じてしまう
実際の小学生を取材したらしいけれど、ここらへんが特にそれを感じた
大人たちは子どもたちに残酷な現実を偽って黙って生け贄として差し出すことしかできない
そして、子どもたち勇者は戦って、たくさんのものを失って...
ずっと友だちと誓いあった2人の記憶も無くして鷲尾須美は全てを失ってしまった、そして大赦から結城友奈との出会いへと
東郷さんのリボンは園子が決戦前に渡してくれたものだったんだね、忘れても繋がり続ける友情を感じると同時に友だちだった記憶を失ってしまった悲しさが募るよ...
そして、あんなに3人はずっと友だちだって約束したのに、散華であっさりと園子のことを忘れてしまう須美はもう痛ましい程につらいし悲しい涙が溢れる
銀の死にいくら名誉が与えられても報われない現実が虚しいだけ
小学生の女の子の命すら救えないで何が神様なのか...つらい
3人だったからがんばれた、これからも3人は何があっても友だちだよずっと
銀はすごい頑張ったんだよって先生に話す園子で泣けないはずがない
新しい魔法少女モノか?と思って見始めたら結構方向性は違くてこれはダメなアニメか?と思ってた時期もあったけど、なんだかんだ悪くなかった
色々ガバいとこはあると思うけど、すっごい繊細な雰囲気が独特で印象的で、何よりキャラクターの魅力が良かった
詩ちゃんとかいう強烈すぎるドマゾに、捻てるとこがかわいすぎるにーなちゃんに、普通にかわいい都が好きすぎる
思い返してみると結構すごい大胆な展開してたよなぁって
ニノミヤが悪どい方法で成功する→調子に乗ってボロが出る→どん底リセットみたいなお決まりのパターンが楽しかったし、ニノミヤってキャラクターの突き抜け方が良いよね
一つ言えば前話との繋ぎ方が毎週毎週で見ると思い出せなくて分かりづらいのはあったかも、一気見だともっとおもしろく楽しめそう
楽しい遠足の帰り道のはずが...
これまでの戦いと違って全く歯が立たないバーテックス相手に容赦なく鮮血迸る戦いになり、銀はあっけなく死んでしまって...
ただただ呆然と見つめることしかできない...
「またね」の言葉のまたなんてなかった
こんな...酷いよ酷すぎる
ガーリッシュな銀かわいすぎかああああ???将来の夢はお嫁さん系女の子はもう花丸満点です!!
そして、国防体操とかいう右翼団体の広報活動みたいなやつ何なん...
本当に最初から最後まで日常アニメだった
困ってる人を放っておけない銀には素直に尊敬の念しかない、本当にカッコいいと思う
あとチキンとうどんそれ自体も食べ方もやたらと美味しそうに見える
いざ実戦というとこで須美は連携も上手くできなくてあわあわするだけの一方で銀も過小評価してた園子も立派に戦っていて自分の無力さを痛感しておごっていたことを恥じる
やっぱり勇者には友だちの存在が必要
もう梨花の殺し方が焼けたフライパンで殴るとかフォークでぶっ刺すとか顔面殴打とか雑になってきててその分むごいし見てられない
そして始まるドッカンバトル
もはや拳で語り合ってるし、超サイヤ人みたいなオーラ出しまくって飛び回る戦いが楽しすぎるし、その理由が勉強したくないvs真面目に努力しろなのが最高
ループ世界観生かした目まぐるしく場面転換しながら一つの戦いが延々と続く映像はすごい刺激的だし、楽しいだけで黒幕やってるエウアの気持ちもわかる
お別れの寂しさが残るけど、明日も頑張ろうって元気もくれて色んな涙が滲んじゃう
たくさんの人の思い出の場所で居場所だったがまがまは遂に閉館したけど、がまがまがみんなに残したものは残り続ける
夏凜は一度諦めた水族館飼育員の夢を再び目指して、空也もまた水族館の仕事に興味がありげで
頑張って欲しいから自分も頑張る、笑って欲しいから自分も笑う
夢を破れた風花はがまがまでくくるにたくさん救われて元気をもらった、だから今度は風花がくくるを助ける番
風花も新しい夢を見つけるから、くくるもてぃんがーらに踏み出せる
がまがまは終わっちゃったけど世界が終わっちゃうわけではないし、また明日は来る
おじいの教えてくれた詩ってそういうことなのかな
30分間号泣を止められなかった
根本的な世界は変えられないけれど、勇者部の戦いは無駄じゃなかった
抗えば運命は変えられるってことを5人が守った日常と少しずつ取り戻しつつある体の機能が証明している
勇者が諦めなければ希望が途切れることはない、勇者が諦めないことがみんなを励ます
そして、勇者が諦めずに頑張れるのは大好きな友だちがいるから、みんなを信じているから
夏凜の散華した姿はもう見てられない程に無残で痛ましい...そんなになってもなお友奈に貰った優しさの感謝を伝えようとする姿には感極まってしまう
東郷さんのたとえ世界が滅びようとも目の前で友だちが傷付くのを見たくないという気持ちもよく分かるから、もう滅びしか見えない世界にとって何が正解なのかわからない
それでも友奈は神樹様を殺そうとする東郷さんを諌めて、勇者部を東郷さんを守ると立ち上がる、まさしく勇者が如き出で立ち...
東郷美森の失っていた鷲尾須美であったという記憶を両親は知りつつ隠し通してきた。そしてこの世界の本当の姿は地獄そのもので、日常はその中で神樹様に守られたほんの一点にしかない。
その日常も無限のバーテックスの襲来を受けるのでは日常と呼べるかなんて不確かでしかない。今まで日常と信じてきたものはあまりにも多くの犠牲と偽りの上にかろうじて成立していた。そして、真実を知ってしまえばそこに日常の存在など認めることはもうできなくて、東郷美森は神樹様を敵と認めてしまう...。
乃木園子にとっては祀られる存在になったところで空虚なものでしかなくて、鷲尾須美が隣にいてくれる時にしか日常と呼べる安らぎはないんだろうなぁ。