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良い

空気を読めるように成った卯月の特性。ただ、これは卯月が誰の空気を読もうとしてしまったのかという点が今回は響いた形かな
卯月は大学の空気や人間関係に溶け込む為に空気を読めるように成った。すると空気に逆らって無謀な夢へ進むスイートパレットに溶け込めなくなるのか。「武道館に行けると思う?」との質問は多数が同調する空気に寄せる発言
これまでは卯月が空気を掻き乱してきた。その彼女が空気を在り来りのものに変えようとしてしまった。その時、スイートパレットはどうするのかという点が描かれたね

空気を読めるように成り空気に呑まれてしまった卯月は己自身の力だけでは歌えない。他方で卯月の空気に呑まれていたのどか達は卯月無しでも空気を切り裂くが如く歌い上げる様は格好いいね。おまけに卯月の不在までネタにしてしまうなんて
それでも彼女らだけでは大局的な空気に抗う事は難しい。あの荒れた天候は彼女らに夢など叶わないのだと押し付ける空気が具現化したかのよう
それもあって、卯月は雨の下で目立たないよう隠れ続けていたわけだ

パレットの4人がかつての卯月をなぞるようにアカペラで歌い出すシーンは凄いんだけど、本当のセンターが居ない状況は寂しいもの
ステージへ上がる直前、卯月が呼んだ空気とは何だったのか?そして卯月が歌い出した事で変わった空気とは何だったのか?
空気は彼女らの形を押し固めるものかもしれないけれど、足掻き続ければ空気など関係なく戦う事だってきっと出来る筈で
空気を読みつつ空気など知らないと再び歌い出した卯月をパレットの4人がステージに引き上げる瞬間には感動を覚えてしったよ
そして卯月が再び空気を読まない道へと歩み出した様に拍手を送りたく成り、同時に現れたサンタの姿には困惑させられたのでした



良い

離れて暮らす兄への寂しさから付き纏う妹に見せかけて、実態は兄を家に連れ戻そうとする若干腹黒タイプな栞は伊織と全く似ていないね
そんな裏表がある栞を伊織は理解していない。けれど、栞の方こそ伊織を理解しきれていなかったと言うか、むしろ兄に対する己すら理解していなかったというのは面白い
そうして終わってみれば、栞はブラコンを演じているつもりでブラコンそのものだったというのは何とも可愛い話ですよ



良い

彼こそ最近の探偵だと言いたくなるキャラクターが登場したね
アスナロはボケた所がかなり多いけど若々しい高校生探偵。そして彼の対比として名雲の存在が有るわけだ
若さ溢れるアスナロが哀れむ程に今の名雲は落ちぶれているし歳も取っている
いわば名雲にとってアスナロは過去の姿であり、アスナロにとって名雲は未来の姿。アスナロの全てが昔の名雲に似ているわけではないけれど、名雲が言及するように彼の才能的な面は似ているし、探偵をサポートする助手が居る点も似ている

けれど似ているが故に違いも見えるね。今は二人とも助手がいるけど、昔の名雲に助手はいなかった。もしかしたらそれが落ちぶれるきっかけと推測すると若い時点で助手が居るアスナロは名雲とは別の道を歩めるのだと想像させる
他方で名雲に今更助手が付いた事は遅いのかというとそうではなく、アスナロの境遇同様に真白が助手として居る事が名雲の助けとなっているとも感じられたよ
ただ、似て非なる要素が描かれた中で最大の違いだったのは間違いなくアスナロのストーキング要素なのだろうけど。流石に付け回すのは駄目でしょうに(笑)



とても良い

今回の真唯は多くのシーンで髪を結んでいた。ならば、真唯はれな子が教えようとする友達の良さに気付いたのかと言えばそうではなさそうで…
二人の勝負って互いが信じる関係の良さを教え合うものである為に当然のように接触時間は増えてしまう。そうである為に友達の良さを教えたいれな子と、恋人の良さを刻み込みたい真唯の違いが如実に現れている印象
というか、どう見ても真唯が主導権を握っているかられな子が押しに押される状況がコミカルで楽しめね

真唯を2回に亘り家に招き入れたシーンに見える違いから、友達と恋人の違いも見えるような
1回目では普通にゲームを楽しんでいる為に二人の様子は普通の友達としか見えない
けれど2回目では「お付き合い」という言葉から始まるように、好意を抱く相手を無防備に家へと上げると何が起きるかが判りやすく描かれていた。特に真唯はれな子を手に入れる為に下準備を欠かさないタイプであると見え、それだけに真唯に友達を教えたいれな子の準備不足も見えてしまうね

だからBパートでのお出掛けもれな子の考え不足がモロに出てしまったような
突然の雨は不幸だけれど、それへの対処に出遅れたから真唯に主導権を取られてしまうし、口車に乗せられて混浴までしてしまう
その果てに明示されたのが友達と恋人の類似か。何も全てが同じというわけではないだろうけど、友達と恋人の良い点の幾つかは共通すると言われてしまった。その後のキス等含めこれは友達の良さ、恋人の良さについての考え不足が招いた事態
れな子と真唯、二人の関係は友達か恋人、どちらかに収束すると思われていた。けれど、今回の話に拠って少しだけ別で少しだけ同じな道が有り得るかもと思えたよ



良い

過ぎ去った時を紐解き直すかのようなエピソード
第一話では限られた時間に物語を押し込んだ為に甚太達が過ごす葛野での時も早く過ぎ去ってしまっていた。それだけに改めて葛野時代を描き直す事で、甚太がどのようにして白雪への想いを閉じ込め、護衛役としての人生を受け容れたのかが見えてくるようだったよ。他にも清正についての解像度はかなり上がったのも良かったな
ただ、それら全てが既に過ぎ去った時であるというのは少し悲しくあるけど…

無理に護衛役の立場についた背景や軽薄な態度により、清正にはどうも好意的な印象を抱き難いと思っていたのだけど、この話で彼の印象が変わる瞬間が確かに存在したね
家に取り残された鈴音を気にかける様子、閉じ込められた立場の白夜に本を送る行為、それらは彼が見た目以上に繊細な人間だと判る
けれど彼の想いは誰にも伝わらず。きっとこの点は第一話時点で描かれても視聴者にすら伝わりきらなかった部分だろうね
既に過ぎた時だからこそ染み入る表現となっている

過ぎたという意味では新オープニング等で描かれた諸々の要素も気になってくるところ
甚夜と関係が破綻した奈津の行く末、老いが目立つようになった定長、そして甚夜に抱き着く幼い女の子。時は流れ風景は変わっていく。その中で変わらぬ甚夜は過ぎ去り続ける時に何を思うのだろうと改めて思うエピソードだったよ



良い

ゲーセンではない場所でも異文化交流が始まったようで
その代表格がリリーが過ごす中学での異文化交流か。蛍やクラスメイトの行動に表れるように言葉が通じないリリーとどう話せば良いのかと悩めば悩むほど交流出来なくなる。それだけに蓮司を思わせるような怪しい英語力で積極的に話しかけた葵衣は正しいと言えるね
そうして始まった二人の異文化交流がリリーの恋を応援する行動へと繋がっていくと考えれば、万全の状態でなくとも行動を起こす事こそ正しいのだと感じられるね

他方で蓮司自身は交流が難しくなった形か
リリーと交流したいけれど、それを葵衣に見られたら葵衣から嫌われてしまうと恐れてしまった。結果、リリーとの異文化交流は中途半端になってしまうと
この時、リリー以外の葵衣や他のお客とは普通に交流できているだけに余計にリリーはいじけてしまうね
蓮司とリリーだけでは交流が難しいならそれを仲介してくれる人物が必要となる。リリーの母親・シェリルはその役割を上手く果たしてくれたね

彼女が促した交流は言葉を介さない、けれど想いを伝えられるもの
一生懸命作ったお菓子にはリリーの真心が籠められている。それを味わえば誤解する余地なんて無い
でも、確かな想いを伝えたいならやはり間違いの無い交流が必要で。蓮司がリリーの誤解を解く為に丁寧で間違いのない文章で伝えた行動を模すように、リリーも丁寧な手紙で伝えたシーンは良かったな
二人の異文化交流の中心に有るのは文通的な部分なのだと感じられたよ
……その割に交流の結論に擦れ違いが発生したのにはちょっと笑ってしまったけどね



とても良い

突如、実家のケーキ屋に現れ己を信じてくれた薫子は異なる校舎、壁の向こう側の少女だった
その衝撃は尚更に凛太郎に千鳥と桔梗の違いを意識させてしまったようで。おまけに凛太郎の周囲でも桔梗の生徒を毛嫌いする発言が連発されるし、校門で待つ薫子がどれだけ異常な行動をしているかも言及されてしまう
これらの状況は凛太郎に薫子と触れ合う上での壁を覚悟させるから、同時に彼女と自分の違い、立場の違いを強調させてしまうと…

凛太郎は友人達との間にも壁を作っている点がもう本当にね……
凛太郎が翔平達に胸襟を開くタイプだったらあのようにモヤモヤを抱え込んだりしない。朔が差し伸べた手を掴む事だって有り得ただろう
ここで判るのは彼と薫子の間にそびえ立つ壁は何かを押し付けてくる世間が作り出したものではなく、凛太郎自身が生み出したもの
そこを理解せずに薫子を勝手に桔梗の生徒だなんて型に嵌めてしまうから不必要に彼女を傷付けてしまうと

凛太郎自身では気付けぬ落ち度、それを最も近くに居る杏子が考え直させてくれるのは良いね
千鳥の凛太郎ではなく唯の紬凛太郎として向き合えば、薫子に何を謝るべきか何を伝えるべきかは明確に成る。そのような姿勢を改めて薫子が「優しすぎます」と言ってくれるのは良いな
千鳥とか桔梗とかではなく、凛太郎と薫子として向き合う二人の間には何も壁はなく。校舎に入って離れた場所に居るのに、開け放ったカーテンの先で笑顔の遣り取りが出来る二人の姿は本当に尊いものだと思えたよ



とても良い

自分は多数派の集団に混ざれないと捉えていた若菜にとって、多数派の中心に居るような海夢と付き合うだなんて烏滸がましく思え…
でも、誰と誰が付き合うなんて個と個の話なんだから、多数も少数もなくて。海夢が不満に思うのも当然
反面、言葉には出せない若菜の想いは行動に表れていたね。ナンパを防ぐ為にあそこまで言えるのは守ろうとする相手を特別に想っているからこそ
でも、その遣り方じゃ伝わりきらないから、二人の恋は装飾が慎ましいまま進行するわけだ

若菜が抱く海夢への想いは続くシーンでも描かれているね
彼としては勇気が居る授業中のスマホ操作、学校を相対してのお見舞い。レールから外れた彼の行動は海夢をどれだけ特別扱いしているかを示している
それはきっと隠し味のような愛情。だからか、彼が作った雑炊を海夢は体調不良の中でも美味しく食せたのだろうね
ただ、やっぱりこの関係は個と個に終止するから、海夢の家に多数派を象徴するような友人達がやって来ると若菜は隠れてしまうと
二人が付き合う為にはまず若菜が学校内での立ち位置を確保する必要がありそうだ

Bパートではこれまた多数派から外れていそうな人物が
あまねは海夢から可愛さSSRと言われる程ながら実態は男性。まあ、男性が可愛いのは可怪しいなんてのは昔の常識だけれど、彼の在り様が多数派に属していないのは事実か。だから若菜も海夢も彼の性別に驚いたわけだし
ただ、多数・少数にこだわらず、個と個の話で言えば、あまねは海夢達から見てコスプレの先輩。二人が知らない事を教えてくれる
それだけにあまねが発したサブタイトルにもなっている台詞は衝撃的過ぎた…。本作は本当に常識観を容易に壊してくれるね!



良い

大学生編の導入を行った前回は卯月の変化が突然起こってしまった印象だったけど、双葉や咲太の視点を通して大学生とはどのようなものかが描かれた事で、卯月の変化はゆっくりと、でも確実に起きていたと判るね
平均化された集団に平均化を全く理解しない異物が混ざり込んだらどうなるか?卯月に起きた変化は彼女らしさを奪うものだけれど、一方で他人の空気が読めるようになった変化そのものを卯月は否定していない点が今回の思春期症候群と向き合う上で厄介となってくるね

卯月の変化は彼女らしさを奪うものであり、まどかが心配するもの。なら現状の卯月が異常なのかというとそうではない。むしろ今の卯月は大多数と同じく普通、だから集団に溶け込める
でも、元の卯月は多くの人が見上げるアイドルだったわけで
人と混ざれる己に成るべきか、混ざらない己を優先するか。そのように捉えると、卯月の思春期症候群は何かが問題となっているわけじゃなく、卯月が自分をどうしたいかが課題となってくるのかな
それだけに、次回のライブがどのように描かれるか期待が増したかも



良い

好きな人に近づく為、探偵に依頼をしたりお化けに変装したりなんてあの少年がやる事は恐ろしく大袈裟だね。それが報われれば彼の苦労には意味があったと言えるだろうに、実際は南雲の同情を引けた程度だったという
大袈裟にやったからって良い結果が得られるとは限らない。そう示すかのように想い人である真白が本物のお化けを連れて来るのは度肝を抜くけど、間が抜けているとも思えるコメディ劇と思えましたよ

探偵が偽りの罪で逮捕されるという幾らでも面白く出来る展開を唯のそっくりさんでしたオチで終わらせる本作は凄いね
このように大袈裟にしない方が面白くなる場合もある
だからか続くCパートも爆弾解体という王道展開というかコナン映画を彷彿とさせるストーリーなのに、解体せず蹴り飛ばすオチへと至るのは何と言うか話を大袈裟にしないという意味では正しいのだけれど、展開としてはすっごい勿体無いんだけど、逆にそれが笑えるという奇妙な感覚に
また、その場に何故か根津が居た事もお笑いポイントを高めていたよ(笑)



普通

テーマを明確にして描き直すことで気付ける要素って有るんだなと思えましたよ



とても良い

コミカライズ既読
れな子っていわゆる高校デビュー組であり、真唯達に合わせる為にかなり無理をしている、いわば相手に合わせて演じていたタイプ
そんな彼女が陽キャグループの中で心安らぐ居場所を得るなんて難しい…と思われた構図が、打ち明け話を経て圧倒的陽の者である真唯とて相手が望む自分を演じているのではないかと不安を抱くタイプであると知れる
純正の真唯と急造のれな子。真逆と思われた二人に見つかる共通項。それが友人関係の構築に役立たず恋愛へと至ってしまうのは難儀な展開だ(笑)

自分を陽キャだと演じるれな子はそれ故に演技を必要としない、いわば真実を打ち明けられた真唯をこそ本当の友達として欲した
だというのに真唯は同じ理由でれな子相手に恋心を抱いてしまうなんてね
厄介な点は真唯が同性でも惚れてしまいそうなスパダリタイプである点か。彼女の威風堂々とした言動にれな子は翻弄され魅了されてしまいそうになる。いわばれな子は真唯を恋愛的な意味で好きになりそうな心を偽りつつ、真唯に友達関係を求めている
それは初めから破綻した即興劇を見ているかのよう

恋人や友達の素晴らしさを互いに教え合う日々。それは対等な勝負であるようでいて、友達と恋人の切り替えスイッチを真唯が握っている時点でれな子は圧倒的に不利なのだけど、そこに気付かない純真さをこそ真唯は好いているような
互いに求めているのは偽りが差し込まれない本物として向き合える関係。過程はほぼ同じなのに最終的な結果は相容れない。果たして二人が辿り着くのは友達か恋人か。両立しない関係を巡る二人の鍔迫り合いは一風変わった百合モノとして存分に楽しめそうですよ



良い

番組が飲酒等に関する諸注意から始まるって本当に凄いよ、この作品は……
海中に潜っている時は真っ当なダイビング作品なのに、それ以外の時が酒と裸に占められているのもヤバいし凄い
本編、伊織は栞への言い訳に苦慮していた筈なのに、それが通り過ぎればお色気写真を如何にして見るかに脳が締められてしまうなんて随分と享楽的
そんな彼が天罰を受けるように奈々華に落とされる、このようなお馬鹿ギャグには今期も愉しませて貰えそうで嬉しい限りですよ



良い

原作既読
賑やかなゲームセンターを舞台に描かれるのは異なる言語を用いる蓮司とリリーによる恋愛物語
アニメにおいて異なる世界・常識に居る2人を主軸とした物語なんて数多く存在するけれど、本作で描かれるのは言語障壁という身近な問題だからか最初の擦れ違いも意味の取り間違いという有り触れたお題
リリーは蓮司が自分にどのような感情を向けていたかについて完全に勘違いしていた。それだけに、彼女の勘違いをどう収束させるかという点に本作の良さが滲み出ていたよ

蓮司は店員だからリリーがクレーンゲームで苦戦していても過度に手伝えない。せいぜいが取り易い位置に変える程度か
だから蓮司が客と店員の障壁から抜けてリリーと接するには業務時間外である必要があって
それでも蓮司がリリーと向き合った際の言葉には擦れ違いがあった。勘違いで生まれた恋心を放置せず、丁寧に相手の言葉へと翻訳して想いを伝えた彼は相手の世界へ踏み込んで交流したと言える。だからリリーは真実を知っても彼に裏切られたと思わず、むしろ好きにさせると再チャレンジを誓えたわけだ
ゲーセンという舞台で行われる異文化交流、2人のこれからに期待が持てる初回と思えましたよ



とても良い

原作既読
これは傑作になれる作品だと思いながらアニメ化を待っていたけど、いざお出しされた作品が想定以上だったものだから嬉し泣きしそうですよ
千鳥の凛太郎と桔梗の薫子、街中では普通に会話できる二人も学校に所属する生徒としては校舎の間にそびえ立つ見えない壁によって安易に話しかけられない間柄となる
凛太郎にとって薫子は別の意味で高嶺の花。そして凛太郎は同じ校舎の友人にさえも壁を作っている。だからこそ、壁を飛び越えて信じてくれた薫子に凛太郎が魅了されるのはとても良いボーイ・ミーツ・ガールものとして成立するわけだ

桔梗の生徒と擦れ違ったシーンに表れるように、桔梗と千鳥の間には見えない壁がある。それを理不尽だと翔平達が考えないのは向こうとこちらでは住む世界が違うと理解しているから
この諦観に近い感覚を凛太郎は同じ校舎の友人にすら抱いているのは特質すべき点か
不良からも怖がられる見た目なのに、実家はケーキ屋。それも壁と感じてしまうから、ケーキ屋ではない友人達にはそれを明かせないと
そう考えると、可愛らしい女の子なのに沢山のケーキを口いっぱいに頬張る姿で登場した薫子は壁を打ち砕く存在か

薫子の特質すべき点は一度は逃げてしまったのに、再び会いに来てくれた点だね
彼女は壁を越える事を恐れていない。壁の向こうに何が有るかをしっかり見定めようとしてくれる
でも、彼女の誠実さに直面した凛太郎はすぐに薫子を受け容れるなんて出来やしない。なんてったって凛太郎って壁の中に閉じ籠もっているような状況だから

だから凛太郎が真の意味で薫子の隣へ行くには彼自身も壁を越える必要があったわけだ
か弱い薫子は不良に絡まれても凛太郎は怖い人ではないと信じる心を止めず立ち向かった。ならば凛太郎だって壁を越える為に行動する必要があって
薫子を抱きしめた瞬間、二人の間に壁はなかった。だから薫子の「有難う」が痛い程に響いてくるのだろうね
少年と少女は出会ってしまった。そして少年は少女が壁の向こう側で学んでいるのだと知ってしまった
これから二人が数多くの壁をどのように打ち砕いていくのか、そしてその最中に交わされる優しい物語がどう描かれるのか期待大ですよ!



とても良い

本作って「オタクに優しいギャル」みたいな構図の作品なのだけど、その実態はマジョリティの側にいる海夢がマイノリティな生き方をする若菜の傍に寄り添い、彼の力を借りた上でコスプレというマジョリティとは言い切れない趣味を楽しむ様子を描いた作品なのだと思っていたり
だから、屋上近くの階段踊り場にてアニメを語らう若菜と海夢の姿はまるで多数派から隠れて趣味を楽しむ少数派かのように見えてしまう
その要素は若菜の失敗やラストのカラオケシーンへと繋がっていくのがまた本作の面白さだと思えるのです

第二期初回のコステーマはバニースーツ。海夢が主張するようにバニースーツは多くの作品やファンアートで用いられてきた人気ある衣装。そして布地が多いわけでもないから難しい衣装ではないように思える
そこに若菜が嵌まった罠が有ったようで。若菜は見た儘から材質・内面を想像してしまった。でも見た後に一旦立ち止まって考えてみれば種や正しい姿は見えてくるもので
そんな間違いを驕りではなく、楽しめば良いと教えてくれた宇佐美は若菜や海夢の多様性すら認めているかのよう
…まあ、理解が有りすぎて若菜がバニー衣装を着ると勘違いしてしまうのは良いんだけど今回は流石にね(笑)

若菜や海夢が普段しているコスに比べれば断然ライトなコスで集まったハロウィン。正体を隠した集団はそこに混じった者がマジョリティかマイノリティか判らなくさせるもの
でも、見た目なんて他者が見て感じ取るもので。だから若菜は浮いた集団の中でも浮いた衣装のまま自分は混じれているかなんて気にするわけだ
それだけに男で化粧が出来るのは普通と受け容れて貰えた上で雛人形師である点も凄いと褒め称えられた事は、自分は多数派に受け容れられない人間なのだと思い詰めてきた若菜の認識に罅を入れるものとなったようで温かい気持ちになれるね
でも、若菜があの集団に受け容れられる為の本当の疑問は別にあったわけで。これに若菜と海夢はどう返すのやら



とても良い

TVシリーズやって劇場作品を3作やって再びTVシリーズに戻ってくるという風変わりな構成の本作、まさか大学生編を映像化してくれるとは思っていませんでしたよ。しかもタイトル的に大学生編のクライマックスは再び劇場で流してくれそうな予感…!
原作は完結してしまったけれど、本作にはまだまだ楽しませて貰えそうですよ
さておき、大学生に成り咲太や周辺の年齢層が上がった事で思春期から脱したと思いきや、再び巻き起こる思春期症候群、咲太は未だ思春期から脱せられていないようで

冒頭で翔子による不可思議な報告が在りつつも、現在の咲太は大学生活を満喫していると判るのは良いね
変わらずスマホは持っていないし、友達関係も限られている。けれど、麻衣との関係は維持されているし、花楓を始めとして周囲の人間もそれぞれの生活が上手く進展していると察せられる。咲太的には余計な不安を背負い込まず、彼らしく青春を押下していると察せれられる
それだけにかつて麻衣が扮していたバニーガールを想起させるサンタクロースと擦れ違った瞬間から日常がズレ始める流れは本作ならでは

前作TVシリーズでは出番が少ないながらも、アレな発言で抜群のインパクトを残した卯月は変わらず空気を読まない言動で周囲を賑やかにしているね。その点は咲太に思わせ振りな対応をする美東とは少し異なるタイプながら卯月の魅力であると判る
彼女は周囲よりも煌めいている。だから彼女が何のきっかけも見えない形で没個性的で人の気持ちに配慮するタイプへと切り替わってしまった姿は変じゃないけど凄く変。まるで日常が何かの拍子に豹変してしまったかのような…
のどかの「これでいいの?」という台詞に集約される卯月の変異の本質。高校から大学へと舞台が変わった本作にて卯月という少女から女性へと変わっていく彼女がどう描かれるのか楽しみですよ



とても良い

死体安置所で眠る猫猫の姿はまるで墓守かのよう。死に接した場所に居る彼女に近づく壬氏とて楼蘭の死だけでなく多くの死に接してきたばかり
だからか二人が話すのは喪失に係る話ばかり。互いの傷を見て残りやしないかと気にするのも喪失を増やさないためか
それだけに傷に関わりなく壬氏という人間の本質に美しさ以上の価値を見出した猫猫の発言、これは壬氏が隠してきた正体すら関わりないと言ってくれるものだから後ろめたさが有った壬氏は感激してしまったのだろうな
……だからってあの場で致そうとするのは本当に良くないと思う(笑)

Bパートは喪失を乗り越えた先の始まりが描かれたね
猫猫は後宮を去った。それは厄介事からの解放を示すけど、同時に友との別れも示していて。楼蘭との関係は「わからない」で終わってしまった彼女が小蘭の手紙で涙したのは、あれを読んだ事で改めて3人での関係が尊いものだったと気付けたからだろうね
また、子の子供達が生き返ったのも喪失の中で得られたせめてもの慰めといった印象
それだけにラストに彼女が登場した事は色々な意味で驚いてしまったけども。玉藻と名を変えた彼女も喪失を乗り越え新たな始まりへと旅立ったようで

そして良くも悪くも変わらないのが壬氏と猫猫だなぁ(笑)
猫猫が後宮から出た事で二人は上司と部下の関係ではなくなった。おまけに壬氏の正体も直接に明言した訳では無い。その意味で二人はこれまでの関係を取り消して新たな関係を始められるだろうに色気も何も無い普段通りの問答
何も変わらなすぎて呆れてしまうけれど、そこに壬氏が掛け替えのない安寧を見出し、猫猫がそれを許しているのは見て判る
変わったようで変わって無くて、失ったようで失って無くて、始まったようで続いている。そんな曖昧なラストに穏やかさを覚えつつ、それでも続編制作決定を嬉しく思えてしまうのでした



良い

中年男性あるあるでゴリ押しする作品かと思いきや、ボケ・ツッコミ変幻自在な真白により、話がテンポよく展開していたのは良い驚き
南雲が体現する探偵像が古いものだと示されているわけだから、真白が近年の探偵像を体現した存在になるかと思いきや、彼女は彼女で探偵像からも助手像からも乖離しているってどういう事なの…(笑)
彼女が示すのはイマドキの若い子がどう生きているか。だから不倫の決定的証拠は直接撮るのではなく自撮り越しに撮るし、害虫と言われても虫じゃないものを駆除してしまうという…(笑)
その意味で真白は補ってくれる存在ではなく、南雲が不足する現代知識を素頓狂な方面へと引き摺り込んでしまう存在と言えるのかもしれないね
いや、それにしてもテンポ良いギャグに楽しませて貰えそうな作品ですよ



普通


良い

本作の主人公はオグリキャップなのだけれど、彼女の異名が『怪物』であり時折怪物の如き苛烈な表情を魅せるものだから主人公ながら主人公らしからぬと思える時がある
代わりに主人公然として来るのがタマモクロスだね。先行しオグリの猛追を受ける様子は彼女こそ困難に立ち向かう主人公であると示しているかのよう
オグリはタマモの強さを指して「本物」と言ったわけだけど、それを言ってしまった瞬間からオグリは主人公としての栄光もタマモに奪われてしまっていたのかもしれない

ただ、タマモとて今回のレースが勝てて当然だった訳ではないね。ロードを抜く為に脚は限界まで酷使していた。脚質に適した走り方をしていた訳でもない
彼女が勝利を掴む為には負けそうな自分を超える必要があった。その際に師匠から受けた薫陶が脳裏をよぎって限界突破・"領域"突入を果たすなんてそれこそ主人公の振る舞い
ルドルフやマルゼンはその突入を見て、「私達の仲間入り」というけれど、彼女らが時代を作った寵児であるならば、そこに仲間入りしたタマモとて時代を作る者という話になる。タマモは今回のレースに拠って今はオグリキャップの時代ではなくタマモクロスの時代であると存分に示したわけだ

他方で"領域"突入はタマモ一人で成し遂げられた訳でもなく
ノルンや北原が言うようにオグリがタマモを追い詰めなければ発生しなかった限界突破。いわばオグリがタマモを主人公にしてしまった形
それだけに、オグリはここで終わらないと気迫を見せた事により、タマモからライバル認定された事はオグリが主人公の座を奪い返すチャンスをその手に残したという話になる
だからこそ気になってくるのは二人が競う次なるレース。そこへ向けて世界の強豪が集まってくると示唆する予告編やら彼女の先行登場には興奮してしまったよ!第2クール目が早くも待ち遠しいね



とても良い

最終回は物語初期との対比を思わせる表現が目立ったような
大掃除に年越し更に初詣。それらは1年間に有ったイベントを綺麗に整理して、新たな始まりへと向かう季節の象徴的イベント。そう思えば大掃除の中で初期に行われたイベントを振り返る時間は生まれてくるし、振り返れば今との違いも見えてくる
そう思えば、冒頭にて中華料理屋へ一人で入店し注文したまこの行動に現れるように、まこはあのサークルに入って大きく変化・成長したと感じられるし、他の面々も何かしらの変化を経たのだと感じさせる最終回でしたよ

初期において食文化研究なんてダミーサークルの言い訳であり、彼女らの集まりに食なんて本来は不要な筈だった。けれど今では炬燵の魔力に負けても良い場面や水の冷たさに耐えても料理するのが当然な雰囲気が醸成されている
しのんは美食を味わえるイベントである年越しを月イチでしないと勿体無いと言うけれど、今の彼女らは何かしらのイベントにかこつけて美味しい料理を食べている。つまり今の彼女らは集まれる理由などが有れば一緒に居て美味しい料理を食べるような間柄になったという事で
この点にも初期との違いが見えたね

初詣はこれからの1年を意識するイベントだからか、つい去年を思い出す場面が有ったとしても、口に出るのはこれからの思い出に向けての期待感
また、合言葉である「ごちそうさま!」は美味しいものを食べた時に言葉であり、初日の出をバックに撮る際には不似合い。けど、それを口に事で彼女らがそれまでの一年間で味わった沢山の思い出を咀嚼しているようにも感じられて良かったな
お腹いっぱいまで食べてもつい考えてしまうのは次はどんな美味しい料理を食べようかという楽しい想像。それだけに新歓を通して食文化研究部をより楽しい集まりにしようとの気概が感じられたのは初期との最大の変化であると温かな気持ちで思えるような最終回でしたよ



とても良い

猫猫不在の中で行われた今回の話は解決編というより締めの処理といった印象を受けたよ
猫猫は名探偵のように賢いから誰かが救われる解決策を提示出来たりする。けれど、既に救われるラインを超え猫猫の手を振り払った子の一族に残されたのは解決策ではなく身の振り方だけ
それが判っているから子昌も楼蘭も悪役に徹し、その中でせめて守れるものだけは守ろうとしたと受け取れる終幕は美しいものでしたよ……

子昌は悪に徹して舞台に散った。そんな彼は己の分相応を理解しない神美にずっと振り回されてきたというのは哀しいね…
彼女を愛し後宮から救い出す為に様々な策を弄した。だというのに神美を取り戻す為の策が神美の気に障ってしまい彼女だけでなく子の一族の破滅に繋がってしまうというのは何とも言えない
それはむしろ神美に振り回されたというより、帝に振り回されてきたと言えるのかも。だからって皇帝に逆らおうとすれば一族皆殺しとなってしまうと考えれば、帝や女帝の方針に振り回されてきた彼らは早い段階から追い詰められており、身の振り方について選択を突きつけられていたとも受け止められるか

それだけに追い詰められた状況下、己の意思でどう振る舞うかを決断した子昌や桜蘭はやはり目が惹き付けられるものがある
名探偵はいない、自分の解決編は自分で見つけなければならない。世紀の悪女として自分こそが悪の中枢なのだと示した楼蘭は哀しいけれど美しさに満ちていた
けれど彼女の死が帝の問題が絡む形で引き起こされたなら、壬氏は傍観者になる事は許されず、身の振り方をどうするかが求められる
危険な目に遭わせてしまった猫猫への対応含め彼は己の真実と共にどのような解決策を示すのだろうね?そして猫猫はそれにどう返すのだろうか?



とても良い

温和な人であった重蔵が鬼へと染め上げてしまう描写はあまりに心痛むもの
けれど、どんなに染まったとしても染まらぬ前を信じてしまう事もあるもので
前回、隣家の娘は父がどれだけ乱暴に成っても鬼へと変じても父に殺される寸前まで傍に居た。同様に奈津も眼の前で鬼へと変わり果てる父を見た筈なのに、甚夜に殺さぬよう懇願していた
また、甚夜とて鬼を討つ者へと自身を染め上げたのに相手が父となれば躊躇う弱さを捨てきれていなかった
それらを思うと、どれほど一つの色に染め上げたとて、他の色が消え去る訳では無いと示唆するような話と感じられたよ

鬼へと変わり果て討たれた重蔵、鬼へと変じた甚夜を罵倒した奈津
どちらの姿も甚夜にとって喪失であり、父と飲み交わした瞬間も奈津と語らった時間も大量の雪に埋もれてしまったかのように、何処にも見えなくなってしまった
けれど、どれだけ後悔したとしても甚夜は己を鬼を討つ鬼へと染め上げてしまったから奈津は癒せない。鬼を生み出す元凶を討つ変わらぬ行動をするしかない
それだけに甚夜が他に選びようのない行動を選んだ果てに待っていたのが変わらぬ愛情であったのは唯一の救いであったように感じられたよ…

鬼を生み出す泉へと利用された白雪は鈴音によって染め上げられた存在。けれど、全てを失わず甚夜を信じる心を残し続けていた。彼女がそうして待っていてくれたから、甚夜も鬼退治屋へと染めていた自身の中から巫女守という己を見つけ出せた
それはまるで深い雪の中から春の芽吹きを見つけるような行いだったのかもしれない
時は流れ続け人は変じ続ける。その中で年を経ない甚夜は変わらぬようで居て変わる部分もある。そうした繊細な変化を尊く感じられるような締めのエピソードに思えましたよ



良い

折角のクリスマスイベントなのに、若干のホラー要素を含んでいるってどういう構成なんだろうね(笑)
学生にとって時間を過ぎて校舎に残っている段階でちょっとした怖さが有るだろうに、そこへフード女の噂を混ぜ込む事で何とも言えないホラー風味となっているね
ただ、これが本格的ホラーにならないのはフード女の正体がさくらである為なんだけど、正体が明かされた事を誰も知らずに終わってしまう為にやっぱりホラー風味になるという
噂が怖いというよりさくらが怖い展開だ(笑)

クリスマスは楽しみだけど、そこで友達を家に招くとなればちょっとした怖さが先立ってしまうもの。過度に掃除して飾り付けるまこの姿は理解できるけれど遣り過ぎ
それだけにくれあ達がまこの持て成しや料理を喜んでくれる展開は反動的な嬉しさが有るね
……と、楽しいクリスマスとして終わりそうだった所へさくらのサプライズプレゼントがまこを恐怖へ陥れるという。さくらには一欠片も悪気なんて無いのだけれど、齎された結果、というより届いた肥料の塊がホラーみたいだ…
しかも、当のさくらはロマンチックだなんだと言っているのだから、この話をコメディと取るかホラーと取るか難しい
だとしても今回のせいでさくらって存在が怖いタイプに思えてきたような…(笑)



とても良い

幼少期タマモのエピソードを此処に持ってくるとは
あれってタマモが位置取りたい場所をオグリが先に位置度っていたと解釈出来るかのような話で少し興味深いんだよね
そんな話から始まった為か今回は己のポジションをどう確保するかという話に終止したような
オグリとタマモ、どちらも偉大な記録が掛かっているが、記録に辿り着けるのは片方だけ。どうやって自分だけが最高のポジションを手にするか、そこを競うレースはレース開始前をじっくり描いてくれたのもあって白熱の一言!

オグリやタマモ、それぞれに適した脚質があるように位置取りの仕方はそれぞれ。勝利可能性を上げる為には自分の走りをしなければならない。相手に合わせて自分の走りを変えるなんて本来はしない筈で
そう考えると、以前は届かなかった勝利を確実に手中へと収める為に走り方を変えたロードとタマモは異質。特に脚質に合わない走り方をするタマモは際立っている
でも、彼女の走りは天皇賞(秋)勝利だけでなくもっと大きな勝利への位置取りを考えていたわけだ

タマモがしているのは一回だけ勝てれば良いという走りではなく、常に勝ち続けられる走り方や位置取り。その精神性は立派だが、これまでの自分がそれを出来なかったのは脚質等に合わないという不利が存在していたからで
だとすれば、未知なる勝利の為にタマモが走り方を変えた中でも走り方も位置取りも変えなかったオグリは特別な脅威となる
未知へ至るタマモ、既知を走るオグリ。たった一人しか手に入れられない栄光はどちらの手に転がり込むのだろうね



良い

作中的にはシーズンの終わりであり、作品的には最終回。ともすれば様々な締めを描かなければならないだろうに、むしろ本作で描いているのは始まりだね
アオナは売り子引退して球場を去るわけだけど、それだって教員としての始まりを前にしたワンシーンとなったわけで
同様にCS進出を逃したモーターサンズのシーズン最終日とて来シーズンに向けて火種を燃やす日々の始まりとなるわけだ

売り子の中で去りつつも新たな始まりへと向かったのがアオナなら、チーム内にて去る姿が描かれたのが松戸監督か…
彼自身の新たな始まりは描かれないけれど、彼が去る事で桐谷新監督によるチーム采配が始まる事が間接的に描かれているね
興行的なスポーツである以上は成績を付けられて人事の刷新が行われるのは仕方ない。ただし、サプライズコメントや胴上げ、そして観客の歓声を通して彼が球団の多くから愛されていたのだと感じられたよ
あの球場は去る者を追い出すのではなく、祝うようにして送り出すのだね

そして村田とルリコはシーズンが終わった事で一時的には球場を去ったわけだけど、同じ回で開幕戦が描かれた事で球場での日々を改めて初めた様子も描かれたね
二人の関係はビールを通して始まった。だから改めて始める時もビールを通してで
二人を祝すかのようでありつつ、球場の全てを祝す花火をクライマックスに持ってくる構成も、これまでに登場した人々が映る流れも良かったな。
球場では様々な人と人が交流し、一つのチームを精一杯応援する。独特な尊さが描かれた作品であると改めて感じさせる開幕最終回でしたよ



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