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良い

衝撃的なEPの後に続くは事件の整理と次のEPへの繋ぎか
猫猫の口から語られる事故のような事件に関する推理は真相に限りなく近い憶測だけれど、一つ一つの事実から確信できる真相ではある
また、事件は壬氏の正体に繋がる憶測も導けるのだけど、ここで踏み込まないのが猫猫か…

事件についてもう一つの憶測を誘導する翠苓は更に怪しい動きを見せたね。まさか死を偽装するなんて
面白いのは翠苓の行動は猫猫に通ずる部分があること
猫猫は日常に有る様々が毒になる知識を用い活躍してきた。翠苓は毒を薬として活用し逃げ延びた。それは猫猫をも上回る毒狂いの証かもしれない

逃げられたらそれ以上は憶測の領域。猫猫が事件に関わるのは一旦終了
憶測を避けるのは壬氏も同じ。翠苓については憶測も出来ず、皇帝の御子に関する憶測を彼は持たない。確固として有るのは自身の役目だけだろうか?ただ、それもどういうもの……?
さておき、次なるEPは禿の噂話に端を発する騒動となりそうだ



とても良い

各魔法使いの前に立ち塞がる複製体に対し攻略法を探る様子が様々な方向性から描かれたね
偽物は心無き複製に見えるが、もし心が有るなら攻略の糸口も有る。でも心が無いなら別の手段が必要となる
そうした探求の一方で自分達側の心も探っているのは面白い

ユーベルは眼前にいる自身の複製の心を探っているようでいて、その実探っているのは自身の心。同時にラントの心も探っていた
ユーベルは他者に共感する事で新たな力を得る。なら彼女にとって相手を倒す力を入手するとはつまり相手と自身の心を分析する工程に他ならないわけだ。その工程は苛烈であるが為にユーベルの魅力を改めて伝えるものになっているね

変わらず迷宮攻略に勤しむフリーレン達は楽しそう。攻略に関係ない隠し部屋まで見つけてしまうなんて
だから最深部に自身の複製という凶悪なボスが居ようと心持ちは変わらない。迷宮を隅から隅まで味わうフリーレンにとって、自身の複製は突破不可能の壁ではなく知恵を尽くして回避する罠の一種。むしろ迷宮攻略の醍醐味とすら思ってそうだ

前向きな心持ちはそのまま相手を倒すイメージへと通じるね。確かに強敵を前に心折れてしまう事はあるだろうが、どんな状況だろうと勝てると信じているなら負ける筈がない
だから迷宮を楽しんできたフリーレンとフェルンとて負けるイメージを持っている筈がなくて。だとしても心無い感じにフリーレンを殺せると言ってしまうフェルンはどういう精神構造をしているのだろうね?



良い

強敵が2体も居る為に分散せざるを得ない戦力。ここでスミスが対スペルビアの陣頭に立つなんてね
これまではブレイバーンに頼りきりだったが、誰だって己の力で戦わなくてはならない時が来る
2人目のヒーローが降り立つように輝きを放ち始めた彼がどこまでやれるか見ものですよ

スペルビアもクピリダスも油断ならない相手。だから大きな力を持たないスミスには荷が重い。戦う事は出来てもブレイバーンのように一刀両断にするなんて出来やしない
というか、クピリダスを切って切って切りまくるブレイバーンという流れはどういうギャグなのかと(笑)

スペルビアを拷問(?)した事で見えてくるのはルルの正体とスミスに足りない力を埋める術
今回は正しく適合できなかったようだが、彼の方向性そのものは見えたような
ヒーローに憧れる彼の適正とルルの新たな生きる道。イサミとブレイバーンがそれを手に出来ただけに彼らも同じように輝けないかと願ってしまうね



とても良い

課題が落ち着いた事で前面に出てくるは友崎は誰と付き合いたいかという難題。それが為に人を好くとは人から好かれるとは?という点を生真面目に考える回ともなったね
水沢は割り切っている人から好かれる条件を友崎は割り切れていない。そんな彼にとって好く好かれるとは何かの根源を問うた時に見えた光景が色々と意外でしたよ

水沢が行動に示したように、つぐみが言及したように男子が女子校の文化祭を訪れる意味なんて明らかなわけで
友崎は上手くナンパ出来なかっただけにキャラに合わないように思えた。でも水沢にしたら習熟は見える。キャラが強くなったと判る
だから以前は楽しめなかった文化祭も楽しみに思えるようになる。友崎は少しずつ弱キャラからキャラ変更していると感じられる

だからこそ友崎が弱キャラの頃から変えられない要素を持つという点は友崎自身の心を揺さぶるものになる
また、風香は閉じこもった世界から飛び出した友崎を頼るように一人ぼっちの世界から飛び出そうとしている。その過程で誰と結ばれるべきかを様々な意味で悩んでいる
だから友崎が好く好かれるという単純な問いに応える術を持たないキャラのままだったという点は風香にも衝撃を与えるものとなるわけだ

友崎は好かれるキャラではないかもしれない。なのに彼に多くの「すき」を見出していたのがみみみかな
対人スキルに習熟し最近増えた女の影、でも時折格好悪い
みみみは友崎の良いキャラも悪いキャラも見ている。だからこそ彼女から飛び出した言葉は心の壁をあっさり越えて来るね
というか告白シーンのみみみの表情が素晴らしすぎた……



とても良い

原作を読んだ時は大層衝撃を受けたものだけどアニメはその衝撃を更に2倍も3倍にもしてくれたね…
人と闇、両方の素質を持つ灼岩が新たな命を守る為に見せた決死の行動には命の強さが極限まで詰まっているから途轍もない衝撃を皆に与えてくれる
でもそんな彼女が笑顔で逝ったという事実が何よりも涙を誘う……

灼岩は人でありながら闇の素質も持つから魔剣を我が物としようとする真介に火岩としてアドバイスしながら、芍薬として真介との未来に懸想する事も出来る
でも、混じり合っているから完全な個とも言えなくて、存在からして曖昧な部分が有った。それが二人の名を赤子に継がせる事で芍薬も火岩も実在したのだと感じられるようになったね

なら灼岩にとって生まれてくる赤子は己の存在に寄り添うもので
多くの命を奪ってしまった己だから、罪なき命が生まれるのを守りたい。そもそも灼岩なら事情抜きに守っただろうけど
だから彼女の喪失にはきっと哀しみはなくて、それでも身代わりかのように生まれ出た命を前に語れる事なんて有るわけがなくて
命の強さを何にも増して感じ取れた素晴らしきEPでしたよ…



とても良い

覚悟を手にした者とそうでなかった者の差が悲劇的に描かれた回となったね
山内はヘイトを溜めるような言動ばかりしていた。また掘北に追い詰められた局面でも言い逃ればかり。彼は退学への覚悟が全く出来ていなかった事が判る。それがあの見事なまでの醜態にまざまざと現れていたよ

堀北が退学の基準としたのはクラスへの貢献度。それが低く、また裏切りにまで発展していたから山内は槍玉に挙げられた。そしてそのような基準相手では覚悟を持たず試験に挑んでしまった山内は跳ね返せなかった
他クラスの似たようなものかな?真鍋も戸塚も退学への覚悟なんて出来ていなかった。だからこそ何の対策もできず堕ちてしまった

別の覚悟を見せたのが伊吹達となるのかな?
伊吹と石崎は綾小路に一杯食わされた人間。また、龍園を尊敬していたわけでもない。それでもAクラスに上がる為に龍園を守り綾小路を頼る覚悟を固めた
その覚悟はクラスの為に自身を犠牲にする覚悟を決めていた一之瀬をも救う事になるわけだ

一方で覚悟を超越した場所に居る綾小路は凄まじいね
綾小路は目立った行動は何もしなかったけれど、全てを高みから見下ろすような姿勢のままで称賛票1位になって勝ち抜くという驚きの結果
彼が別次元の存在であると衆目晒す形となったかのよう
退学者を自らの意志で決めた今回の試験は人間関係を大きく変えるものになりそうだ



良い


とても良い

逸臣の影響で新たな世界へ踏み出す雪の姿は眩しいね
彼の世界に追い付きたい。その為には彼の世界に入れる人間になりたい
逸臣を好いているから雪は新たな行動を起こせて、雪を好いているから逸臣は彼女を懐深く受け容れる
本当に好い関係ですよ

一方で雪を見守ってきた桜志の想いが通じないのは哀しいね…
ただ、彼が守ろうとするは踏み出す前の世界に居た雪。もうそこから踏み出して更に進もうとする雪には不要な優しさ
つまり、彼の想いが雪に通じないのはそれだけ雪が変化できた証と言えるのかもしれないね……

桜志が納得できない逸臣との交際。でも雪だって現状を完璧に信じきれてないし、色々ズレだって有ったりする
でも雪は逸臣と一緒に居られる人間になろうとしているし、逸臣は雪の意思を尊重する姿勢を崩さない
言ってしまえば付き合いたての恋人らしい初々しさに満ちているよ



とても良い

事件か事故か判然としない事柄を積み重ね必然とする陰謀
何の気無しに見遣れば偶然にしか思えず、疑いの目で見遣れば長大な計画が思い浮かぶ
聡明な猫猫だから見抜けたそれは一方で何を信条とするか、何を答えとするかを明らかにする事件となったような

幾つもの事件で覆い隠した別種の陰謀は『官女』という鍵を見逃せば繋がりすら見えない類
自分を信じる者なら僅かな手掛かりでも真相を確信出来る。でも必要以上に踏み込まず、憶測で人を疑う事を良しとしない猫猫は手掛かりから断定しない
牛黄という後押しが必要となる

でも真の意味で猫猫を後押しするのはやはり人命だね
ただの予想に過ぎない。でも的中すれば誰か死ぬ。なら薬屋である猫猫が走り自らの命を懸けるに充分な理由
ただ、猫猫だけの責任で済ませる筈が介入してみせた羅漢は恩人だけど、同時に厄介さも感じさせるものとなったが

助けた相手が壬氏と判ってからの流れが面白い
薬屋として人命救助したが相手は壬氏、途端に猫猫は命より薬といつも通りの発言
逆に壬氏が救命側となる。ここで猫猫を自らの手で抱える姿には壬氏の想いの答えがあるね
また低頭する官吏達はもう一つの答えを示しているが、猫猫が知らずに終わったからこそ尊さを覚える答えであるように感じられたよ



とても良い

サブタイトルにもなっているブレイバーンの自信はあまりにも無根拠で信じられない類。でも壊滅した日本を救いに行くストーリーにおいては彼の気持ち良い自信満々さは逆に頼りになる
闇を手探りで進むかのような生存探しだからこそ、誰もが拠り所を必要とする

時間制限付きの威力偵察は味方の探索を目的としているものの、同時に見つからない事を前提としているかのよう
自分達が大変な目に遭ったからこそ生き延びた者がいると思えない。皆が抱えるその恐怖が却ってイサミを刺激するというのは彼のヒーロー性を象徴するものとなっているね

冷静さを欠いた無分別なイサミの行動が隠れ潜んでいた友軍を見つけるのは熱い展開
でも、絶望的な状況であるのは変わりない…筈がブレイバーンの意味不明さがあっさり救ってしまうのは何も言えない。どのような状況でもブレイバーンが居るなら大丈夫な気がしてきたよ(笑)

それでも日本全てを救えるわけじゃない。誰もが思わず罵り言葉を口にしてしまう状況に加えてスペルビアによる再びの強襲
それらにより危機的な筈が良く判らん展開になるのはブレイバーンのお陰か?どうして通訳機能なんて有るの……?
ただ、そのせいで判明してしまったのはただ敵を倒せば良いだけではないという可能性。ルルの正体は流石に無茶を通せるものではないと思えるが……



とても良い

迷宮の友に何を連れて行くべきか?
己以外を頼りにしない者、信頼できる仲間を連れて行く者。デンケンは兎に角協力者を集めようとしたタイプだね
対しフリーレンが選んだのはどれでもなく楽しさこそ迷宮攻略の醍醐味だという精神。とても遊び心に満ちているよ

デンケンチームの攻略に現れているように迷宮では少しの油断が命取りになる
というのにフリーレンは自ら危険に飛び込むかのようにミミックに引っかかる。デンケンチームとは異質の攻略法
見方によっては愚かしいと言えるその姿勢が実はヒンメルから受け継いだものだというのは良いね

命懸けの迷宮攻略で回り道をしている余裕は無い筈なのにヒンメルは未踏破領域を全て回ってから先へ進むなんて非効率的な攻略をやってきた
でもそれは彼らの旅を楽しみに満ちたものにしてくれて。だからフリーレンは今もそのようにしている。その回り道は自らの道を失う可能性すら有ったフェルンに冒険の楽しさを教えてくれるもの

この試験は1級魔法使いになる為の通過儀礼だけど、だからって何の愛着も交えずに未踏破迷宮を進んでしまっては詰まらない。その意味ではゼンゼが言うように、フリーレン達こそが最も迷宮突破者に相応しいのかもしれない
だとしたら、無味乾燥に冒険者を待ち構える偽フリーレンを彼女らがどのように攻略するか、そういった点を私達も楽しみたいね



良い

シリーズ当初のようなキョドり方を見せる友崎の姿は何とも落ち着かない気持ちにさせるけど、これまでより一段階スケールアップした積極性を見せる彼に期待してしまう部分もあるね
インスタに文化祭実行委員。既にキャパオーバー気味だからこそ、彼が中心の新たな変化が生じている事に友崎自身が気づいていないという構図が美味しすぎる

気になるのは友崎が保留にした筈の恋人候補の件
友崎は誰と付き合いたいかなんてまだ考えられてない。でも最近の彼らしからぬキョドり方を見せる言動は思わせぶりなものとなり、みみみを惑わせているね
みみみからすれば正体の掴めない積極性は彼女の心に友達以上の距離感として近づいてしまうもの

気を引くという意味では風香にも似た事は言えるのかな
風香が書いた小説は自己満足、友崎と風香だけの小さな世界の出来事。なのに友崎は引き上げてしまった。2人だけの世界が露わになった
それは風香の気を引くだけに留まらず、みみみの気を引くものともなっていたように感じられるよ
いよいよ恋の構図が明確になってきた

面白いのがこれらの行動を友崎が何の気無しにやっている点。彼が対処しているつもりはインスタと文化祭の課題だけ。でも実態は青春模様に満ちている。友崎は知らぬ間に恋に彩りを与えている
だとしたら、その最中に女子高の文化祭に行く事は友崎や風香とみみみにどのような気を持たせるものとなるのだろうかとこちらも気になってしまうね



良い

必ず誰かが退学する悲惨な結果しか成立しないクラス内投票はそれと向き合う事を各生徒に忌避させるものとなっているね
だから安易に互いに投票し合おうとするし、誰かを蹴落とす集団が生まれたりする
でも、向き合わないままでは流されてお終い。この試験は様々を避けてきた掘北の成長が鍵になるのかな

悲惨さを避けるという考え方は間違いではないのだけど、その結果を避けようがないなら立ち向かわないといけないわけで
平田や一之瀬は避けようとするあまり試験に向き合えていない。だからこそ、冷静に現状を見れている綾小路を評価するのかな
それはそれとして綾小路に惚れ始めた一之瀬が可愛い

試験の悲惨さを受け容れている綾小路は自身が標的となっても揺るがない。むしろそこに突破口を見出したようで
なら、綾小路と同じようにクラス内投票を乗り切る為には現状を受け容れる必要があるわけで
ただし掘北が受け容れるべきは試験だけでなく、これまで避けてきた全てとなるわけか

兄との関係、自身の目標、リーダーとしての覚悟。掘北がこれまでおざなりにしてきたそれらと向き合えたなら彼女はこれまでにない成長を手に出来たと言える
既定路線となりかけた綾小路退学を切り替える為に、別人を退学にさせる協議に見せかけた論説
初の退学者は果たして誰になるのか?次回は色々と楽しみですよ



良い

今回は不変を求める心に闇が関わると起きる光景を異なるアプローチで描いた回と言えるのかな
道錬自身は不変を求めているわけではないが、彼が纏う豪放磊落さは猩々との仲に不変の雰囲気を気持ちよく漂わせる
対して、人の望みから生まれたふこうが描いた不変は全く逆の雰囲気を漂わせるものとなっていたね
断怪衆が闇と交友を結ぶなんて本来は有り得ない現象。けれど、難敵を前に協力した経験が彼らに不変の友情を持たせた
でも迅火が断怪衆の敵である限り道錬と戦う日はやってくる。道錬が倒されるなんて変化を猩々は望まないのに
一方で迅火自身も断怪衆が敵から変化してしまう事を恐れ、不変を望んでいるかのよう

変化を恐れた人の心が生んだふこうは真の意味で変化を避ける事など出来ないと教えてくれるね
ふこうは望まれたままを実行した筈なのに、村人が陥ったのは変化を得られず擦り切れるだけの日々
だからふこうに変化を起こす為には変化の先に在る幸福を教える必要があったわけだ

たまが得たのは不幸の先に在った幸福。変化し続けなければ得られなかったもの
ふこうが言うように今在るものもいずれ失うかもしれないが、それでも今が楽しく幸福である点は不変なわけで
他にも、大きすぎる変化を体験しながら今を楽しめている灼岩の存在も変化を肯定するものになっているように思えたよ



良い


とても良い

第2話以降、主人公のメンタルケアがずっと行われていると考えると凄い話だけど、それだけイサミが陥った状況は過酷と言えるわけで
彼のフォローはまだまだ必要。でも彼にすべきケアを十全に理解できる者なんて居るわけがなくて
その点で人間臭いブレイバーンは良い脇役を務めているよ

東京の光景が示すように状況は絶望的な上に今のところ敵と戦えるのはブレイバーンとイサミだけ
戦う事は受け容れたとしても、彼が受け容れるべきは自分の領分だけであるべきで
一度はブレイバーンに乗ろうとしたから、今は彼と共に戦う仲間だから
イサミの気負いを気にするスミスは良い奴だね

突如始まるボクシングは無茶苦茶な展開。けれど、意味不明なブレイバーンから始まったイサミのもやもやは同じ程度の意味不明さじゃないと吐き出させられない
そこではルールも有るべきじゃないし、意味判らん音響設備で皆に共有されるのも当然
……当然かな?

吐き出されるはスミスの鬱憤とイサミの躊躇
情けない本音を皆に開陳する事で得られる新たな信頼と結束
状況が好転したわけではないけれど、これから向かう絶望的な戦場で彼らが諦めずに守るための戦いをする上で必要不可欠な土台が出来上がった気がするよ
それにブレイバーンが貢献している構図が本当に無茶苦茶なんだけどね(笑)



とても良い

今更言及する事でも無いけど、二人は用いる言葉が違う。でも、雪は口を読めるし逸臣は手話を覚え始めた。それでも完全に言葉の遣り取りが出来るわけじゃなくて
相手が何を伝えたいかは判る。でも、もっと確かな言葉で伝えて欲しいから問い掛ける。その淡い恋感情模様が視聴者までをもドキドキさせる良作ですよ!

本作はどうしても雪に感情移入して見てしまうから、彼女の恋心にこちらまで揺さぶられてしまう
雪の言葉がどれだけ逸臣に、逸臣の言葉をどれだけ雪が受け取れているだろうと見てしまう
それだけに雪が見ていない時に放たれた逸臣の偽りない言葉に目が離せない。雪だけでなく逸臣の想いにも注目してしまう

だから京弥を前に語られた彼の想いに魅了され、雪への告白は彼の想いが高ぶってのものだと実感できる。こちらまで雪のように目頭が熱くなってしまう
……だというのに、肝心の逸臣が超マイペース過ぎて(笑) 彼もテンション上がってるっぽいけど、もう少し雪と似たようなリアクションで告白とかしてくれなかったものか(笑)
まあ、あれが彼の魅力では有るんだけども

交際が始まった雪と逸臣。そうして本格的に混ざり始めた二人の世界はやはり手によって更に繋がりの深度を上げていくね
声を発するよりも手から伝えられる言葉によって。そこには言語化される言葉だけじゃなく、恋人達の言葉が含まれるようになったから別れの瞬間も特別になる
雪と逸臣の関係が変わる大切なEPにて描かれた尊さに胸一杯になってしまいましたよ…



とても良い

誘導されているかのように猫猫の正体に迫ってしまう壬氏と本作。勿論誘導しているのは羅漢であり、彼の正体も気に掛かる作りとなっていたが…
疑問の答えは推測や問答を重ねれば見えてくるもの。でも、答えに迫る行為そのものが猫猫の不快感を催してしまう構図は憎らしい

離れの妓女の正体は既に明白。けれど、猫猫はあの場面で答えとなる単語を口にせず、それを思わせる感情も表に出さず
まるで歴史を紐解くように妓女の来歴を語る猫猫はやはり答えを隠している。猫猫が唯一感情を見せたのは「馬鹿な…女…」と言った時だけか
きっと彼女にとってそれだけが他者に明かせる答えなのかもね

妓女と羅漢の関係にはきっと猫猫には判らない感情が潜んでいる。それはきっと梅梅にも。視点を変えれば壬氏も猫猫に持っている感情
猫猫の出生に係る答えは明らか。でも、他者に向ける様々な感情の答えにはついては推理に必要なピースが欠けているから猫猫は答えに辿り着けない

全ての答えに辿り着いているのは怪しい動きを見せる羅漢か
答えを持つ彼は同じ場所へと壬氏や猫猫を誘導しようとする。けれど、自ら推測したわけでもなく辿り着ける答えに碌なものが有るわけがなくて。制御不可能な感情を催させる羅漢は本当に不吉
他方で謎の言動を見せる翠苓も正体が見えない為に不吉さを覚えずに居られないね



良い

敵だった者達も味方だった者達も混ざり合い休息する今回
そこには次試験への恐れが薄いから、穏やかな日常が繰り広げられる。だからフェルンのご機嫌取りがちょっとしたスパイスある展開となるし、食事へ向かう風景も心通わせる描写として成立するわけだ
バトル描写もいいけれど、今回みたいな描写には本作らしさを感じてしまうね

二次試験からは敵なのに一緒に戦った経緯があるから自然とあのパーティでつるんでしまう。緊張も駆け引きもなく純粋な日常だからこちらも穏やかに見守れる
その傾向が最も現れるのが食事風景か。ユーベル・ラント組はちょい違うけど、これからへの不安を想起させず、美味しい食事を楽しんでいる
だから逆にフリーレンは過去を想ったのかな

過去にヒンメル達と食した思い出の味。でも、いずれは食事に居合わせた仲間も味も消えてしまう。失うと判っているからフリーレンはその時に精一杯楽しむ
そう思えば未来に味だけでも残るよう要求したヒンメルの優しさに気付ける
味は変わってしまったけど、味わう仲間は新たに得た。またこれから敵になる者達も一緒に味わっている。とても穏やかな風景ですよ

人助けの理由が明かされる後半、いつもフリーレンを意識したり勇者らしい振る舞いを見せるヒンメルが人助けについては「自分のため」と言っているのが面白い
でも、それが回り回って今のフリーレンが人助けをする理由に繋がり、カンネとラヴィーネを試験突破させる助けとなった。また、小さな点ではフェルンのご機嫌取りにも繋がっている
情けは人の為ならずと言わんばかりの交流には心温かくなるよ

あと、イイトコのお嬢さんな見た目のラヴィーネとその守り手のようなカンネがデートっぽくなっている様子にはついニヤニヤしてしまったよ……
だからこそ、照れを隠すように取っ組み合う様子にもニヤニヤしててしまうのだけど



良い

これまでが攻略法の存在する試験なら、今度のクラス内投票は完全勝利の存在しない理不尽な試験だね
ルールなら理不尽は仕方ないかもしれない。けど坂柳が言うにはこの理不尽は意図を伴い作られたもの。ならそれは理不尽ではなく悪意と呼ぶべき
遂に学校という子供達の空間にメスが入った恐ろしさを感じるよ

称賛票と批判票を操作して誰を退学にさせるかを決めるクラス内投票。助け合いを否定するかのような逃げ場のないルールは必然的に誰を退学にすべきかという悪の考えを持たせるもの。だから綾小路すら防衛手段を必要とする
逆に言えば、防衛手段を持ってなさそうな龍園が余裕の態度を崩さない点からは試験の攻略法が有るのではと感じさせるが…

悪意は試験を中心に広がるから、まずクラス内が不穏な空気になるし、普段は頼りになる平田もやっかみの目を向けられる。逆に軽井沢にとって平田と別れた事実が救いとなるのは意外な話
前回の暴露によって逆にクラスの信頼を得た一ノ瀬はクラスの悪意に晒される事はない。だというのに別種の悪意を突きつけられた彼女は自らをどう守るつもりなのかな?また、彼女を綾小路は助けてやれるのだろうか?



良い

前回にて日南が見せた異質さを引き摺る今回はそれもあってかどうにも日南に疑念の目を向けてしまうね
アタファミは彼女らしい振る舞いなのに、対紺野では全く異なる姿だった
それは友崎の知らない側面が日南にあると示唆するもの

同じく対紺野で動いていた友崎の非難を前にしても日南は悪びれず。それどころか信念に基づいた行動かのように主張する
それは友崎に理解できない日南の一面だけど、風香に言わせれば日南の根源に関連した動きかもと想像させる
友崎は日南の事をまだまだ知らないようで

日南への疑念が高まれば彼女が示す次の課題にも疑念が湧くね
フリーの風香等は良いとして彼氏持ちの優鈴を交際候補に上げるなんて。また二人以上と仲を深めるとか気が進む話ではない
友崎にとって初めて楽しめそうな文化祭、それと混在して迫る日南の指南は友崎に何を思わせるものになるのだろうね



良い

今回は幾つかの共生が見られた回だったね
真介は敵として登場した雷堂や丸太の闇とも親しくなり始めている。また、雷堂も力を失った事で迅火達の味方かのように振る舞っている
見方が変わった事で異なる立場の者と共生できるようになった。それは本作の主題に通じる点かもしれないね

氷岩の出現によって判明するのは灼岩が共生の存在という点
芍薬の意識も火岩の意識も残る人と闇の融合体。芍薬は無理やり闇を植え付けられた人間ではなく、闇と生きるを選んだ人間と判る。対して氷乃は共生を選ばず喰らっていた
見えてくるのは共生は不可能という話ではなく、意思によって選ぶ余地が有るという点

共生に意思の介在が可能なら、絶対強者である龍への向き合い方にも似た事は言えるのかな
逃げる他ない強敵、それが変わらぬ法則なのにたまが示したのは戦う選択肢。準備は必要だけれどそこに戦う意思を選ぶ余地が生まれた
不可能に向き合う意思と共生。それは人と闇の在り方を問う本作にて何を見せてくれるのだろうね



全体
良い
映像
良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
良い
音楽
良い

デスティニーの後に続く対立や戦争を描いた作品を見に行ったつもりでいたら見せられたのは恋愛映画だった。そんな心境
いや、詰まらないとかそういう感想なのではなく、世界のどうしようも無さを描く映画を見に行く心構えで居たら、展開されたのはお祭り映画に近かったというか
考えてみれば、コードギアスの映画と同じく久方ぶりにファンの前に姿を表す作品となるのだから、ナチュラルとコーディネーターの対立を新たに描き直すよりもあの頃のファンを楽しませる作品にした方が良いのは当たり前か

SEED作品20年振りの新作映像作品で有りながら時間軸はデスティニーの2年後。視聴者にすれば当時のキャラが少し成長した姿で動き回ってくれるという嬉しい現象だけど、作中人物にすればデスティニープランが提示され世界が揺れ動いてから2年しか経っていないという意味でもあり
多くの者に選択肢は提示されたまま、運命に従う世の中か運命に抗う世の中か。以前のナチュラルとコーディネーターという対立構造よりも大局的な対立軸
その対立軸は思想信条的なものであり、また新しい対立軸だからどちらを選ぶまいと世界は容易に変わり得る

それに向き合う責任を一手に引き受けてしまったのがキラとラクスとなるわけか
これが清濁併せ呑む程の長い人生を経た者であれば異なる受け止め方も有ったかもしれないけど、生憎と二人はまだ年若い。自分がどうにかしなければと頑なになるキラは精神をボロボロにしていくし、政治に長けているわけでもないラクスでは他勢力を納得させる力もない
世界の異変と向き合う中で生じてしまう二人の亀裂を利用する者が現れたとしても、難しい立ち場になってしまった二人が抗えるわけもなく。一方でそんな二人が自分達の関係を語る上では世界がどうのというよりも、愛こそ語るべき言葉として上がってくるというのが本作の構図なのかな
この点を理解するのに結構時間が掛かった為にキラとラクスの関係に間男が入り込む展開にどう反応したものやらと大分困惑させられたよ……

ただ、そのように捉えれば本作で描かれる全てが愛に関連していると言えるわけで
キラにもラクスにも作りたい世界がある。でもこれまで力に頼って対立構造を打破してきた二人はより大きな力を提示されれば世界の作り方が間違っているように思えてしまう。同時に自分達の愛まで間違っているように思えてしまう
そこをオルフェに分け入られてしまった

ラクスにとってキラが自由恋愛によって選んだ相手なら、オルフェは運命によって選ばされた相手
ラクスは世界の選択と共にどちらも受け容れられる立場だが、ラクスを自由恋愛によって選ぶしかないキラには承服し難い話
だからキラはオルフェも世界も取り戻せそうにないと諦めかけた時に激昂し情けない姿を見せたと言えるのかもしれない
キラは今までも運命的な境遇に拠って戦いに身を置くしか無かった。その中でどうにかラクスを選べたのだから、ここに来て運命に拠ってラクスを遠ざけられるとなったら全てを呪うしか無い
でもその感情発露は戦場や世界の責任者ではなく、情けない青年としての己をずっと心に持ち続けていたから発してしまった事かもしれなくて
親友のアスランが乱暴に、そしてより強い力を伴って考え直させて正しい道へと戻してくれた点はキラを普通の青年に立ち返らせつつ、改めて自由恋愛に拠ってラクスを選ぶ原動力になったように思えるよ

戦場の将ではなく青年としての己を取り戻せたならキラや彼を中心とする一派がする事は単純化する
デスティニープランを完遂させようとする思想と対峙するのではなく、愛する女を奪った憎き男を誅滅する為の物語へと集約される
運命がどうのという話ではなく、愛とは何かを語る場へと変貌するわけだ

構図が単純化すれば後はスーパーロボット的に暴れ回って邪魔する男をぶっ飛ばすし、ついでにレクイエムもぶっ壊す
序盤にもガンダムが華麗に飛び回る描写は有ったけど、それにも増して終盤にてフリーダムやジャスティス、デスティニーが暴れ回る様には惚れ惚れとした気持ちよさが有ったね
特に『SEED DESTINY』に幾らか納得できない部分が有った自分としてはシンが明るい表情でデスティニーを駆る様子を見れて割りと満足できてしまったよ

全体としてはズゴックの正体含め「そうはならないだろ」と突っ込みたくなる要素は確かに有るのだけど、ストーリーが進むに連れて難しく考える事が馬鹿馬鹿しくなりつつも、ストレートに視聴者を満足させる展開へと変化していき、最終的に大火力を容赦なく振るうフリーダムという図で終わる本作には強制的な納得感を得てしまった気がしなくもない
TVシリーズでは消化不良気味だった要素を拾い、キラ・アスラン・シンの新たな関係性を描き、そして20年来のファンへ向けた映画としては申し分ない作品となったのではなかろうか



とても良い

突然のお宅訪問、二人っきりだしドキドキせざるを得ない空間なのに逸臣はめっちゃ自然体…。しかもそれは触れる事に躊躇が無いという意味の自然体だから雪がド緊張するのは当然というもの
心も体も近い場所にて行われる多様な交流。相手に触れて、触れるを許して。そうして見えない何かを重ねていく二人の様子は本当に美しい

雪と逸臣は全く異なる世界に属していた筈の人間だった
なのに今は一緒の部屋に居て何種類もの言葉を交わしている。それは肌を重ねるよりも何かを重ねられる時間
なら、それをしてくれる逸臣が雪に向ける感情の暖かさが見えてくるし、それを許す雪の逸臣に対する感情も見えてくる

雪は逸臣の前での口話は空気を重くするからと許さなかった。だから思わず声を発してしまった時にビクッとなる。でも逸臣は許してくれて
相手を知りたいというのは相手の世界に踏み込む、許しが必要になる行為。雪はこれまでの言動から判るように逸臣に様々を許している。でも、それは伝えないと完全な許しにならなくて

鍵の受け渡しはパーソナルスペースに入る許しの証
雪にすればエマは逸臣の世界に入る事を許された人間に見える。だからショックを受ける
でも実際は鍵以外にも相手への許しの証なんて幾らでもあって。りんから、逸臣から教えられた真実の許し、それを踏まえて改めて返す雪の許しと逸臣の反応にこちらまで感情が高ぶってしまいそうですよ



良い

通常、化粧とは見た目を良くするものだというのに壬氏が望むは逆効果のもの。これは猫猫がしている行為と重なるね
そして猫猫は真っ当な化粧と衣装で変身
普段と逆作用を齎す化粧を施した二人が街デート。普段と異なる光景だからこそ心躍るものになったように思えるよ

自分にしているからって、見た目を悪くする化粧術にも通じているなんてこの薬師は多方面に優秀だね。もはや特殊メイクの領域である
見た目が変われば心持ちも変わる。普段は壬氏が猫猫を振り回すのに、街では猫猫が壬氏を連れ回す
ギャップ有る光景が双方の心を楽しくさせる

このまま終われば良い思い出に終止したろうに、異なる顔と関係になった壬氏が踏み込んでしまったのは妓女の闇であり猫猫の闇
不愉快な質問に答えながらも実感的な不快さを隠そうとしない猫猫からは普段は幾つもの化粧で隠している素顔が見えたかのようだったよ…



とても良い

デンケン、お爺ちゃんキャラだしこの試験編のキーパーソンというわけでもないののに、魔法使いの在り方を熟知しているから登場する度に株を上げるね
現代魔法使いの戦い方とはどのようなものか。試験を通して描かれるそれぞれの戦法は自身の信条を反映したもの。それだけに魅力が沢山詰まった者の魔法も魅力的

望む魔法を与えてくれるゼーリエの誘いは垂涎の的の筈
だというのにフリーレンは全く靡かないし、デンケンも同様。魔法そのものの魅力よりも魔法を求める己に魅力が生まれている
だからフリーレンは魔王を倒す者となるし、デンケンも負けても小鳥を手にする
なら、似た話として最高の魔法を持つ者よりも最高の魔法を想像する者の方が魅力的と言えるのかもしれない

カンネとラヴィーネは強大な力を振るうリヒターに追い詰められ、勝てるイメージも湧かない
でも想像を続ければ別の光景が見えてくる。リヒターは水への恐怖が有るから、カンネ達に想像させないよう追い詰める。フリーレンは最悪の事態を想像させラオフェンを釣りだす
自由な想像の先にこそ最高の魔法が在る

誰も想像しなかった結界破りをフリーレンは成し、想像したくなかった水場での戦いでカンネはリヒターを圧倒した
大魔法使いであるフリーレンが勝てるイメージが湧かない程の才を持つカンネ、その魅力が正しく発揮されたね
それはそれとして、想像の限界を超えた状況で殴り合いをしてでも小鳥を奪おうとする宮廷魔法使いとか魅力が有り過ぎてクラクラしそうだ(笑)



とても良い

破天荒な設定や台詞回しで視聴者やイサミを翻弄してみせた本作とて永遠にぶっ飛んでいたら何処にも着地出来ないわけで
そろそろ必要な落ち着ける場所。まさかその導き手すらブレイバーンになると思わなかったけど
彼はロボなのに誰よりも人間らしい。その違和感がやっぱり笑えてしまうよ

スミスとルルの事は基地ではもう殆ど受け容れられているのに、自分が見た光景や体験に意固地になっているイサミはスミスを受け容れられない。コクピットから外に出ても彼の心は閉じ籠もるばかり
求められるは閉じた扉を開くきっかけ。だからってその役目がブレイバーンになると思いもしなかったが…

他者を見れなくなっていたイサミが温かい感謝の環によって自分が何を成したかを実感出来た。それは判りやすく彼の功績を伝えてくれる
心を開けば見えていなかった様々が見えてくる。スミスとて自分と変わらぬ兵士と理解できる
そうして心の準備が整った段階で見せられた光景が絶望的過ぎて…
これ、ここから逆転できるのだろうか……



とても良い

クラスという『空気』から排斥された花火に友崎が施したのは空気を敵とせず抗うキャラ変。それこそが女王であるエリカに対峙する方法と思われた
けれど、日南はそれ以上の攻略法を見せたね。空気に抗うのではなく空気そのものを武器とする、魔王の如き彼女の恐ろしさが垣間見えたよ……

日南がした事はどれもさりげない言動ばかり。表面上は彼女とてクラスという『空気』の一員に見える。でも彼女の遣り方を知る友崎には日南のさりげない仕草から彼女こそが『空気』を操る支配者だという点が見える
それは攻撃対象のエリカにすら察知させずに進行するからこそ誰にも止められない

魔王が操る『空気』はエリカの敵となって排斥しようとした。それはエリカが本当の意味でボスであれば正しい攻撃かもしれない
でも、クラスの中に本物のボスなんて居るわけがなくて。キャラ変しても虐めを許さない花火が掲げた武器は『空気』を敵に変えない遣り方
花火のした事こそ最も尊い行いであるように感じられるね

騒動後、花火がクラスに馴染めた様子は良かったな。ストレートな物言いはそのままに面白キャラとしてクラスに溶け込んだ。以前は対立していた中村とも和解できたし
花火が良い変化を見せた他方で日南が見せた魔王の力はとても恐ろしいもの
パーフェクトヒロインと呼ばれる日南の真髄は何処にあるのか?それを探る新たな冒険が始まったという印象かな



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