第1クール目のラストを飾るのに相応しい衝撃の多い回だった。激しい戦いの中でグエルと相対したMSに搭乗しているのがまさかの父親であるヴィムであり、それを知らずに殺めてしまうという展開がまず辛かった。何故に彼はここまで業を背負わなければならないのか
スレッタはプロスペラに諭されて戦場へと向かい、エアリアルを操ってソフィと戦い退ける事に成功したもののその後ミオリネを助ける為にモブ兵士をハエ叩きの如く叩き潰して平然とした表情を浮かべていた所に恐怖を感じた。目の前で人が死んでいた事に怯えていたスレッタが一つ言い包められるだけでこんなにも変わってしまい、プロスペラの恐ろしさが計り知れないものとなった
ミオリネから見たら自分の婿である相手が自分の危機を救ったとはいえ、人を容赦なく殺めた様子を見て恐怖以外の何者でもなさそうで今後の2人の関係性はどうなっていってしまうのか不安しかない
4月から始まる2クール目もしっかりと見届けたい、やはりガンダムに鬱展開はつきものなのか
ゲームは未プレイのアニメ勢だが公式サイトを見て簡単な世界観は履修済み、何よりも戦闘シーンは流石だった。主人公である2Bのキャラデザも声も素晴らしいなと思った、やはり石川由依氏はこういう役が凄く似合う
最後のシーンでブラックボックスを使って2Bと9Sは消滅してしまったものの、2Bのデータは本部に残っていたという事で別の身体で復活出来たのはオートマタであるが故なのか。一方の9Sの方は記憶が無くなってしまっていたのが切なかった
人類の現在や敵の詳細等、分からない事も多いため今後もしっかり見届けたい
歴史が変わってもヒナはどのみち死んでいて、なおかつアッくんにそれを指示していたのがまさかのタケミチだったという展開のしんどさは筆舌に尽くしがたかった。千冬が残していた映像に出て来たこの世界でのタケミチが凄く人相が悪くなっていたのも衝撃だった、何があって彼はあそこまで変わってしまったのか
ヒナと楽しく過ごしている所は本作においての貴重な癒し要素の一つだなとボウリングのシーンを見て感じた、そこでブラックドラゴンのメンバーである柴八戒と会いどう動いていくのか
開幕で違うアニメが始まったかと思ったが劇中劇だったた、センパイと長瀞のあのやり取りが帰ってきてやはり楽しかった。タイツを履かせるというシチュはフェチズムが凄かった、打ち上げで皆で寿司屋に行って長瀞が下ネタを披露して場が冷めるもののちゃんとセンパイがフォローしてくれるという展開もよかった。たらこと白子の合わせは本当に美味しいのだろうか
一度は終わった戦いだったが出た被害は計り知れないものだった、その中で命を失ってしまったミッドナイトの姿は描かれなかったものの寄り添う生徒達の様子を見てその辛さというものが伝わって来た。こういう状況であっても各々のやれる事をやる、子供を救ったお茶子と梅雨ちゃんもよかった
前期のアキバ冥途戦争に続きP.A.works制作の殺し屋という裏の仕事をテーマにした作品であり、主人公コンビの片割れである来栖一騎は明るい雰囲気を出しているが重い過去を背負っているという描写があった。そうした過去もあって、今回のターゲットの娘であるミリを自分の娘として迎えようと思ったのだと感じた
相方である諏訪零も含めて、擬似家族というものもテーマに盛り込んでいる様子もありその辺りにも期待して見ていきたい
物事を教えるのが下手なクラウスが落ちこぼれのスパイ7人に対する教育方針は「僕を倒せ」という事になり、真っ先に暗殺教室が頭をよぎった。クラウスとリリィが一緒に出掛ける前から既に騙し合いが始まっていて、後半の畳み掛ける感じの展開がよかった。やはりクラウスは一枚も二枚も上手だった
リリィをはじめとする候補生達は毒耐性を持つ彼女のように何かしらの特殊な能力を持っているのだろうか、他のメンバーの掘り下げにも期待していきたい