THE・アクションアニメーションここに爆誕
炎を操るバーニッシュとそれを食い止めるバーニングレスキューの熱い戦いから始まるが黒幕は別にいた、、
というトリガーではあるあるの展開
物語がストレートで分かりやすいのでアクション部分を集中して見れたのは大きい
映像はおそらくUnityを使っていると思うが氷や炎を単調な四角いオブジェクトして表現しており、それを大量に動かすことによってスピーディなアクションと熱い展開を演出していると思うと拍手しか生まれてこない
ロボティックなアクションシーンでは基本ローアングルの描写が多く、迫力のある演出が印象的だった
純粋に映像を見て楽しめる子供のころ、アクションヒーローを見て目を輝かせていたあの頃に戻ったような感覚でした
ほんとうにこの制作会社は宇宙が好きね
主題歌はパッとしてるのにストーリーはパッとしない
男子小中学生にありがちな友人の約束を優先するか女性の約束を優先するかを良く表してる作品だと思う
男友達が集まる理由のくだらなさと主人公の勇気のなさが際立っているのが見てる側としてもちょっとしたイラつきポイントであり、ループ物としてそこまで面白くない部分を繰り返されるのも微妙
また、最終的に主要キャラがどうなったのが作品ではっきりとさせておらず、結末は視聴者におまかせしますってところがスッキリしないポイントだろう
しかし、映像としては華やかしさがあり、ループをするたびに豪華になっていく印象があったため見ていて面白かった
主題歌は言わずもがな最高です
幽霊の願いでおかみやってみた!
両親を交通事故で亡くした少女が小さな旅館でおかみを頑張る話
幽霊が見える、見えなくなるの境目が心が前に進んでいるかどうか観点が大きそうで、作品中に主人公が周りの力を借りながら一歩一歩成長していくたびに幽霊が見れなくなっていった
幽霊=過去のトラウマ、しがらみと考えると合点がいくもので過去を気にせず、前に進もうよと言ったメッセージを感じられる。
雰囲気は昔のジブリに似ており、大人から子供まで楽しめる作品だと思う
映画一本ですら終わる終わる詐欺を見れるとは思っていなかったw
銀魂、本当の最終章
最終章と言うこともあり、本筋の第二部はTHEシリアスだった
いつもボケーとしている銀さんの細かい表情の変わりようと熱い剣のぶつけ合いには正直、涙と感動を貰ってしまった
戦闘シーンもスピーディでありサムライのカッコ良さを実感できた
何より、主題歌、挿入歌、キャラクター含め全ての銀魂オールスター感謝祭の模様を堪能できるのが素晴らしさの一つと言えよう、スタッフに恵まれている感が凄かった
そして、銀魂らしい何とも言えないギャグパートの数々
本筋が終わったらそのまま映画終わると思ったらエピローグが続くわは続くわ
しまいにはエピローグの後にもまだあんのかい!?感じで最後それでいいのかよ!?って突っ込んでしまうほど
そこが銀魂らしくよいところとも言えるだろう
中二病患者がいっぱいでござるよ
1期、2期の延長として安心して見れる
めぐみんの故郷が舞台の話で中二病を持っている人は見ると加速してしまうだろう
安定のギャグとそれなりのシリアスのような何かがいいタイミングで切り替わるのは見てて安心する(ちょっとシリアス多め?
映画なのか魔法などの演出がいつもより凝っているように見えた
1期のOVAくらいからかずまさん、あなたRe:ゼロに見たいに命を粗末にしてませんw
個人的にはゆんゆんがちゃんと活躍の場が与えられていたのがうれしいポイント
非常にゆったりと流れる時間から生み出されるギャグセンス
吉幾三が歌っているような田舎の子供たちの日常を描く第3シーズン
ギャグとなるとテンポ良くボケとツッコミが会話を繰り広げていくイメージが強いが、尺をふんだんに使ってじわじわと笑わせて来るのが非常に印象的
やっていることは子供たちの純粋な日常を切り取ったものなのに一定の沈黙、リアクションが笑いに変わっていく
尺をふんだんに使っていることによって、田舎ののほほんとしたとこを印象付けるものとなっていて上手いなと感心する
準レギュラーの2人が作品にいいアクセントを出していると思う(ギャグと広げ方と今後の展開的な意味で
本当に最終回なのか、終盤はちょっと真面目な雰囲気
れんちょんの成長した姿をみんなで見守るような感じになっている、これが駄菓子屋の目線なのか
くまぐるみ~は本当に笑った、落ちとしても完璧だった
人生をゲームで考えるとこうなる!を体現した学園もの
ゲームでは最強、日常生活では最弱、そんな主人公をゲームのRPGのように育成していく作品
人生の生き方を指南するヒロインのマネジメント力が凄すぎて度肝を抜かれた
ある意味人生を楽しく、ゲームのように生きるための自己啓発作品として捉えられる部分がある
ストーリー的にもゲームのステップアップしていくような感覚で見れるので気持ちはいい
終盤ではどんでん返しのような考えを持ってくるので今後とも楽しめそうな作品となっている
ただ、ちょっと残念なのがキャラの表情、心情が少し分かりずらいところ
泣きじゃくるところやセリフで心情を表せている部分は分かるのだが、表情が割と一定なので表情からは心情が読み取りづらいと感じた
作品の伏線として敢えてそうしているのであれば納得が行くのだが、それでないのであれば少し残念なところ
作者は絶対「幸せな未来はゲームが創る」とか読んでる
ウマの物語が確かにそこにあった
ウマの擬人化作品の第2シーズン、主人公が1シーズンと打って変わってトウカイテイオーとなる
物語の構成が素晴らしく華々しい連勝からの絶望、そして返り咲き
途中この馬の物語が気になりすぎて調べつくしてしまうほどの熱い展開だった
原作の物語だけでも激熱なのだがそこにライバルとの掛け合い、死闘をプラスとして表現していたのがウマ娘なのではの魅力であると再認識できた
最終回のレースは涙なしでは見れないだろう、実況や観客の反応も含め完璧な仕上がりでした
1シーズンの主人公が「ですよねー」botと化していたがそれでいいのかw扱いが雑すぎるやろw
締めのうまぴょい伝説は流石ですわ
ギャップ萌えのバーゲンセール
どんな人間にも色んな側面がある
家族への顔、友人との顔、恋人との顔など人によって変わるものだ
色んな側面が最初の印象と異なっているほど人は面白いと感じる、その本質を上手く作品に落としている
1話1話で最初の印象を描くキャラとギャップ部分を表現するキャラがいて話を重ねるごとにキャラの印象が変わっていくのが見ていて非常に面白い
ギャップを感じた方のキャラの心情も丁寧に表現しており視聴者目線なのが分かりやすくしている
少女漫画とかに使われるトーンのような演出が印象的だったように思う
青春の鮮やかさを感じてほしい
この作品のヒロインは宮村、いいね
【原作読破】群像劇感が増していて良かった
食殺事件解決まで
レゴシとルイ先輩にスポットを当て進行していく本作
OPがレゴシ、EDがルイ先輩と分れており、1話1話でお互いに進展があれば前半がレゴシ、後半がルイ先輩って感じの展開で進んでおり群青劇感が増していた
最終回はEDから始まったのでルイ先輩側から決着付けるんだって分かりやすく思わず拍手してしまった
【原作読破】打ち切り展開にするとこうなるのかな?
原作と違うまさかの改変
確かに中盤の展開をスキップして最終章に繋げようとしたら繋がるけども作品の深みが非常に減ってしまう
尺の都合上こうするしかなかったってイメージが強かった
アニメ勢、映画勢はもしかしたらこれで納得する人がいるかもしれないが原作勢にとったら炎上するのも仕方がないと思う
話の筋道的に農園の救出までは割とそのまんまって感じだったが鬼側の覇権、派閥争い、エデン側の治療、約束の話など原作では肝で合った部分がダイジェストまたは語られないで終わっているのは悲しみしかない(原作未読でも疑問とモヤっとした部分が絶対あるはず
ダイジェストが本当に何とも言えなく数年後みんな無事に人間界で幸せに暮らしましたとさって感じが打ち切り漫画感が凄かった
約束部分に関してはやらないとあかんやろ
アニメ見た方頼むから原作を読んでください
それだけが私の願いです
モルモット×車と言う斬新なショートアニメ
一話一話テーマが地味に時事問題とかが絡んでいるのが地味に受ける
モルカー自体にも理性があり、その純粋さに心打たれた人もいるのではないだろうか
モルカーの動きとSEが一々愛らしく可愛らしいのも評価ポイントの一つと言えよう
作画は実写と人形劇が合わさった感じで初見は非常にびっくりした
セリフ自体が存在せず、リアクションのみで作っているのはトムとジェリーのようなシンプルさがあった方が入りやすいからかな
新たな発見と言う面でいい作品に出合えたと思う
動物の進化を人間の創造の目線で作ると
地球と言うプラットフォームを作ったはいいがそこに住む生き物に困ったのでデザイナーに投げましたって感じの設定勝ち感がある作品
ゾウやペンギン、鹿など身近にいる生き物たちがなぜこの地球で生き延びているのかの工夫を人間が創るって目線で考える
お題からデザイナーたちがどう考え、最終的にどの生き物を指しているのかを考えながら見れるのが非常に面白い
話の合間合間に「本当にいる生き物図鑑」として紹介もしてくれるので生き物に対しての知識も深まるのもポイントが高い
与えられたお題から生き物を作るって感じが永遠に続くため大筋の話がどうこうってのがないのが少し残念
最終回のデザイナーの合作が思ったよりあっさり完成し、これで終わり?って感じで少し味気なかったかな
犬と猫を両方飼っている作者のエッセイ作品
めちゃくちゃ元気な犬くんとツンデレで何故か貫禄がある猫くんを一つの事柄でどうリアクションが変わるのかを楽しむ
構成的に分かりやすいし、反応の違いが面白さに直結するので面白いなってのとなるほどなぁが合わさった感覚になる
本当は言っていないかと思うが犬と猫に感情をセリフに入れ込むことによって飼い主以外の人にも分かりやすくなっていたと思う
飼い主のペットに対するノスタルジックな心情がちょくちょく挟ませることで緩さの中に微笑ましさが増す要素となっていたのかなぁ
これからもお幸せに!
【原作読み】動きとテンポを重視した
呪術的な説明を最小限にしてアクションに特化した作りになっていると思う
解説を重視するとどうしてもテンポが遅くなりがちなのである意味振り切ったことで少しのストレスもなく万人層に受けたのではないかなと
原作からここまで動いてたっけ?ってくらいアクションの作りが細かくスピード感があった
見ていて素直にめっちゃ動くなって感心してしまった
本編終わりにじゅじゅさんぽもやってくれて非常に満足だった
この作品のもう一つの要素(主に日常、ギャグ的なもの)の雰囲気を掴むのに持って来いなパートであるから
黒閃見れただけで個人的には大満足
一人の少女から始まり一人の少女との決別で終わる
この作品関わる主要人物のほぼ全てが一人の少女に何かを求め、失い、抗っている、囚われている
その抗っている、囚われているものと決別し今、この瞬間を楽しんでいるアイドルがランクバトルに勝利するというある意味一貫性があった作品だと思う
衝撃的な展開が数話ごとに合ったためアイドル系には珍しく物語の転調が数回に渡ってあったのは好印象
最終回に関しては物語と曲のつなぎが非常に綺麗で拍手を送りたい気持ちでいっぱいだった、曲数多かったのに
全体的にアイドルの曲数も多く、ライブパートも豊富だったため映像としては非常に綺麗だったと思う
これから配信されるアプリの前座のお話のようだが物語的にここが頂点なんじゃないか思えて来るので心配になる
最後に、推しが見れて大変満足させていただきました
ありがとうございます!
【原作読み】Bランク戦反撃の始まり
遠征に行くため、Aランクに上がるべくBランクを中心とした2ndシリーズ
原作の雰囲気そのままに丁寧なつくりだったと思う
ワイヤーアクション周りの空閑の動きがよりヤバさを感じれたかなと
ワートリは面白いなぁ
1部1部を切り取ると打ち切り漫画臭がすごい
バレーの話が中心というよりバレーを通じて友情を育むのが中心の作品
全国大会を目指すってことなら見方と敵がどう凄くてどこが強みなのかがはっきりしなかったのが非常に残念
主人公自体もなんか本気でやってんのかノリでやってんのかはっきりしない部分があって良い印象がなかった
最終試合に関してもお互いに怪我人を出している状態で戦っているので本当のぶつかり合いのようなものはあんまり感じず、良いスパイクなどに関してもなんかそれっぽいなって雰囲気でパッとしない
結局、技術とかではなく不思議な力で勝敗が決まるような感じに思えた
また、打ち切りスポーツ漫画にありがちの安直な暴力事件みたいのが度々ありちょっとした不安要素設けておけばいいやろ感が凄い
迫力はないけど動きはそんなに悪くないんだけどなぁ。。
ゲーム主人公のような成長展開
何だかんだ言って単純に面白かった
1期の後半は子供たちと戯れ大分ほのぼのしていたがこの世界の悪の人間と遂に対峙、一気に絶望へと追い込まれる
敵の攻め方の切り口が上手いのか武力だけでなく、様々な方面で主人公を困らせる感じが見てて飽きない
色々な事象が発生して混乱しがちになるが話の道筋が結局一つに収束していくので分かりやすいと思う
ゲーム内の自分で町を作った感覚、成長した感覚が主人公を通して感じてしまうので魔王へと進化した時になんか達成感を得たような不思議な気持ちになるものこの作品の魅力なのではないかと再認識した
構成的に1話1話の引きを重視しているようで少しテンポが悪くなったとしても終わりを定めたいって感じだった
実際、毎回次の話が気になってしまい、続けて見てしまう魔力があると思う
第2部楽しみですわ
楽しさ無限大を目指した男たちの軌跡
スケボーがテーマの友情物語、好きなことを一人でやるのではなく誰かとやることで楽しくなるよとシンプルなメッセージがあった。
一人を貫こうとするスケボーの伝説の王者に対して仲間と共に戦い、その中で挫折や葛藤がうごめいた状態が常に続く展開で終始熱かった
初めと終わりで各キャラの周囲の状態がいい方向に変わっており、ダイジェストながら涙が出そうになったのは歳だからなのかなぁ(いい青春して良かったねという親のような気持ち
作画も非常に安定しており、スケボーのスピード感を感じることができた
全体的に完成度が高く色んな人に見てもらいたい作品の一つだと思う
若き少女たちへの死の誘惑
14歳と青春真っ盛りで悩める年頃の女の子がどうして自殺するのかと初っ端から重いテーマ
各話自殺した少女とそのトラウマとの対峙、そこまで陥らせる周囲の環境までを一つの夢の世界で表現しているのは素晴らしい
黒幕側の真相が後半まで全く見えないので中盤は少しだらけた印象があるが、9話くらいからの怒涛の展開がかき消した感がある
一つの終幕として主人公が過去の自分との決別をしっかりしており、次につながる展開でまとめてあった
フリルが現在どうなっているのか、目的はなんなのか、ひまりの死はなぜ起きたかなど謎が多い部分を残したまま
6月に特別編が放送されるがそこまで見ないと評価はしづらい作品だと思う
最後に夢での世界と現実の世界を区別しやすくしているのか現実側の背景が非常にリアル
そのはずなのにキャラクターが浮いて見えないのが凄い
茶番エピソードから生まれる素晴らしい楽曲たち
Mashumairesh!!とDOKONJOFINGERの2バンドに主にスポットが当たる群青劇のような構成
過去キャラを登場させ、立たせるって役割を全てになっていたように思う、うまい使い方やなあと
日常的に見える非日常な茶番エピソードがあったからこそあの楽曲たちが生まれたとなると各話にも意味があったのだなと
最終回で歌われた「アノカナタリウム」が素晴らしすぎた
この瞬間を味わうためにこのアニメを完走したんだなぁ感じるくらいには良かった
主要キャラ全員で歌っているのもまたポイントが高い
あのシチュエーションを出すための謎巨大アンプだったのかな
ある意味安定枠、戸松遥さんで遊ぼう
地元の愛に生きるもの、都会に非常に憧れるもの、諸々を受け入れて今の環境を楽しむものと言う組み合わせが
愛知、愛知、その他県となっているのが非常によいところ
相変わらずテンポがよく、地元愛が伝わってくる情報に親しみを覚える
主題歌で出てくる突然の実写的なものは毎回笑ってしまう
永遠とやっててくれ~
良くも悪くも変わらない主人公
どんな状況でも考えを変えない主人公にある意味あっぱれ
その思考が合っている状況ならよいのだが、合っていない状況でも変わらないため中盤の主人公回がクソ回になりがちなのがたまに傷、運だけの春日状態
その分サブキャラエピソードが非常によく、ゲーム展開、心情の変化、成長が綺麗に描かれている、どうして君だけ変わらないんだ
サブキャラエピソードを際立たせるためにこういう構成にしているのならサイゲさん素晴らしいですわ
何だかんだゲーム原作のキャラも登場し、熱い展開は熱く見ることができるので王道展開としては良い
OPEDは共に最高でした
乳酸菌大活躍
1期よりも大分ほのぼの感がました細胞たち
そこに一人の細胞君と可愛い乳酸菌たちの体内見学みたいな作品だった
ワンパターンな展開も感じたので新鮮味が感じられなかった
BLACKを見ているのもあって緊張感が全体的に感じなくなっており、ラスボス級のガン細胞が来たとしても何とかなるやろ感が凄い
きらら枠のような勉強と日常って雰囲気になっている
飽きにも繋がってくるのと思うので話数が少なかったのは正解かな
3期来たら見るの微妙になってきそう
陽の前半、陰の後半
17話くらいから一気に雰囲気が変わる
補完計画が執行してからの数話に関しては全くの別物作品
ここからは鬱っぽい人には見せられない
自分って何だろう、周りからどう思われているのだろうと思春期にありがちが不毛な概念妄想を最大限に発散させたような内容
全編全てが語り口調でかつ問いの文字と一言ずつ現れるキャラ達、演劇などでよく見るスポットライトの語りを永遠に見せられるようなもの
自分自身との精神世界との戦いだとしてもやりすぎているし、最終的に根本的な原因は解決していない
ただ大きな一歩を踏み出したに過ぎない
この後半のキャラ同士の語り掛け合いが前半部分の各行動に至ったのかを知るには面白い構成
各キャラごとに色々な選択をしていただろうがその根本の考えを見ることができる、まるでキャラの説明書
2週目からより面白く見れると思う
謎が大量に残っているのでTV版では評価しづらい作品だな
ナナシスを初期にプレーしていたあの感情が蘇ってきたような感覚
タイトルの通り2015年に発売された両A面シングル「僕らは青空になる / FUNBARE☆RUNNER」から膨らませた作品のように思える
1st live前から見てきた身としてはアニメーションとして彼女たちが生き生きと動いているだけで感動ものだが、実際のゲーム探索パートのアイコンや背景、ハルエピソードなどがしっかり使われていて見つけるたびに心の中で拍手しちゃった
OPの始まりも「Star Glitter」から始まってゲームをプレーしたことある支配人たちにとってはニヤニヤが止まらなかっただろう
プラスして物語は閉館危機の箱スタ(ライブ会場)をみんなで救おうというものだったがこの会場のキャパがナナシス 2ndライブが行われたパシフィコ横浜のキャパと同じ5000であり今回のメインテーマ曲である「僕らが青空になる」が初披露されたライブでもある。2ndライブ当日は雨が降っていたが(予報はずっと雨だった)ライブ終了後には綺麗に晴れており一部の支配人たちは「777☆SISTERSがライブで青空にしたんだ!」と騒ぎ立てており一つの伝説となった。それを今度は私たちの心の曇りに対して青空にするような作品になっているように思えた
問題解決自体は彼女らが全てやったのではなく、奇跡が起こるきっかけを作ったに過ぎない、行動への1歩を後押ししただけであると印象付けていたのは個人的にはGood
あなたのやりたい事は何ですか?その1歩に勇気を!
映像はCGを一切使わずダンスパートもしっかり描かれていて好印象
実写ライブが先で彼女たちのダンスを見るのが後だったために逆輸入のような感覚に陥ってしまったのがなんか新鮮だった
メッセージ性は非常に素晴らしいが初見さんにとって面白いかは何とも言えないです
三つの物語が交差する文学型群像劇
あまりキャラの情報を出さず、スポットが完全に当たった時のみに全てをさらけ出すって感じだったので展開が読めずかつ考察しがいがあり常時楽しむことができた
そして、演出が本当に素晴らしすぎた
小説、漫画、映像作品とそれぞれ違うコンテンツで表現している主人公たちに合わせて演出を変えているように思えた
各パートのクライマックスは同じ表現をしていたが
小説組では
章のタイトルから続きの物語が始まる、場面を全て写して会話を進める、激しい感情を表す際には背景を消して感情に合った色合わせると言った小説の活字から舞台を作り出した演劇のような演出
漫画組では
他の漫画をリスペクトしているような表現とセリフ、漫画のコマみたいに画面の1部のみを使う、1枚絵から一つずつ文字や絵が足されていくなど漫画の表現を一部切り出して映像に組み込むような演出
映像組では
見せたい映像部分はゆっくりと何度も見せ印象づかせる、その映像部分は同じなのに見たタイミングによって見方が変わるなど文字通り映像から感情を映し出す演出
をしていたと思う
三つの物語が同時に動いてるのにどの話をやっているのか分かりやすかったのはこの演出の違いがあったからだと思う、スポットを当てていたヒロインの曲を毎回EDに使用してたのも良し
最終回にOPの映像(日本語verになっている含め)が変わっていたのは正直熱さしかなかった