本日の夜実況。
前回視聴の感想と全く変わらないけど、それで終わりではあんまりなので。
社長の動機を知りたかった。どうやら、ここにきてようやくそれが明かされたということらしい。民衆の悪意(トゲパワワ)を止める必要があったと言うが、自分には社長の言うことがまるで理解できなかった。まぁ、自分も大概頭わるいんだろうけどw
「時を止めたい」理由が抽象的すぎて、この男は人の姿をしてはいるが、本当に血の通った人間なのだろうかと。真の動機が私怨であったほうが、よほど悪役として魅力的だと感じた。例えば、「民衆の悪意によって肉親を殺された」とか。
社長もやはり人の子なのか、ジャアクキングのような宇宙的理不尽なのか。自分は、人である様に描写されていると感じていたから、社長の言うことにも一理あり、そうであればこそプリキュアに救われるような結末を希望していた。
はなとよく似た女性が回想と写真、2回登場する。
「彼女ははな本人だった」と、坪田さんがアニメ誌で語ったらしいのを後で知ったけど、こんな大事なことが本編で説明されない脚本には納得できない。
あの短いシーンからそれを察しろと言うのはシリーズ構成が破綻したしわ寄せとしか思えないし、また、作外の補完は作品の要素とは認められない。
「社長の動機は私怨であり、彼も人の子だった」
このことがもし分かる形で明かされれば、繰り返しになるが、自分にとってははるかに魅力的な物語だった。
マザーはじめ、劇中の重要な要素がここに至るまでほとんど説明されていないが、一番知りたかったのは社長の動機だった。
本日の朝実況。
これまでの回は全て、プリキュアたちの使命が明らかになるこの回に向けられたものだった。ある意味、実質的な初回と言える。
この荒れ果てた地を故郷と呼ぶ真琴。
王女と真琴の幸せな日々の回想にも、真剣な表情で仲間を助けを求める姿にも、改めて涙腺を刺激された。
何度も繰り返し観たこの回に、何故泣かされてしまうのだろう。
知り合ったばかりで、本来ならまだそれほど深い関係でもないはずの3人が、真琴の故郷を共に取り戻すことを誓った。キングジコチューは、今までご近所で暴れていたジコチューたちとは、格の全く違う敵。この敵と戦うことは「命を懸ける」ことと言い換えてもいい。
「友達を助けるのに理由なんて必要?」これは、マナを象徴する台詞のひとつ。マナが言うと「なんか調子の良いこと言ってるな、信用できるのか?」とはならず、妙な説得力があるのは何故だろう。この回にも度々見せる、あきれるほど強い胆力からだろうか。
かくして、正式な4人チームになったプリキュアたち。初めての4人バンクと、集合名乗り「響け、愛の鼓動!ドキドキプリキュア」が感動的。
この回までの真の主人公は真琴であるという持論。真琴が仲間と共に祖国に戻り、使命を改めて決意するまでの物語だった。
本日の夜実況。
進行のことには目をつぶって、40話の「ごはんを食べましょう」の約束が果たされたのは良かった。
「メリクリ〜」ネタは好きだし、はぐたんの片言も相変わらず面白い。この回だけ観れば、まぁまぁ楽しい。
とはいえ苦言はある。
ジェロスの退場回だが、「自分では責任を取らない無能な上司」を象徴したかのようなこのキャラが自分は嫌い。
上司の不始末の責任を取る形で、31話に退職した部下2名。このブラック過ぎたやりとりに一切触れない和解はとても不自然。リアリティに乏しい、過ぎた美談を軽薄に感じる。
トラウムが自分の名前の由来を「台詞で」説明し、またかと食傷。
本日の朝実況。
真琴の不器用だが真面目なところ、素直になれるところに好感。
ダビィは、真琴が「ここのところ煮詰まっている」ことに気付いていた。プリキュアとしての責任感がとても強いのはいいが、故郷を早く救わなければいけない焦りで空回りしていた様に見える。
少しクールダウンすれば、志を同じくする仲間が身近に居たではないか。失意から抜け出せていないとは思うけど、世の中そんなに捨てたものでもない。
この楽しさをどう説明したらいいのだろう。
次回に続く話で、実は何が劇的な出来事が起きたわけでもない。南乃島の楽しさ、夏の楽しさを期待させたことが、我々を楽しい気分にさせたのだろうか。
まなつの荷物がヤラネーダになるという、斬新な戦闘。
秘密だったトランクの中身は、島で遊ぶつもりのおもちゃだったことがヤラネーダのネタバレによってわかった。戦闘までも楽しさに満ちていた、いやトロピカっていた。
南乃島の洞窟にはきっと何か秘密がある。今回は島に到着したところまででで終わりで、島で起きるであろうイベントは全て温存されている。
にもかかわらず、この楽しさは何だったのだろう。不思議な回だった。
本日の夜実況。
まず、いいところから。はぐたんの片言がいちいち面白かった。
「ダイジョウブよ〜」と2回言うが、いやいやおかしいだろw
さあやの個人回の締めくくりだが、大事な回にしては大変とっちからかった印象。
異世界に飛ばされるという荒唐無稽な展開から、そのままさあやの進路という話題に移っていく。VRという同じタネだけあって大問題回39話と問題の根は一緒で、混ぜてはいけない要素を混ぜている印象。
真面目な話を茶化されている様で、自分は嫌い。
「夢は変わることがある」
これ自体は良いドラマになりうるお題だけど、それにしては進路を選ぶことを葛藤として成り立たせる前段がない。つまり、さあやの女優としての掘り下げが足りていない。
最初は才能の片鱗を見せながらもオーディションに落ちたりしてて、女優としての成長がじっくりと描かれていくものと期待した。良回26話もその為の仕込みと思えたけど、実際には途中経過をとばして、母と共演できるステージにいつの間にか達していた印象。
さあやが夢を変えることが出来たのも、「さしたる葛藤もなく成功してしまったからなのでは?」と邪推する。蘭世が怒っていたが、それも無理もない。
ダイガンが、かつてさあやに救われたことに対して感謝を述べた。
これも本来なら、ハートフルなエピソードになりうるものだったが、38話でこの男の「裏切り」という悪事を適切に処理しなかった為に、「悪人が心にもないことを言っているな?白々しい」という印象になってしまっている。まさに台無し。
本日もリアタイ実況。
以下、先の展開のネタバレ少々。
息もつかせぬ高密度な展開だった。「闇の師弟対決」という、サブタイ通りのシチュエーションが熱い。ダイ好きTVでも話題になっていたけど、Aパート終わりのアイキャッチに、「え、まだ半分?」と自分も思った。
ヒュンケルの強さと善悪の関係についての、ミストバーンの分かりやすい解説が興味深い。この話は実はまだ終わっていなくて、ヒュンケルがこの説明を逆手にとってのちのちパワーアップする展開を思い出して、ニヤリとせずにはいられなかった。
前回「リーダーっぽい」と褒めたポップだが、ミストバーンの挑発にいつになく熱くなっていた。マァムも言った通り、リーダーとして本当は冷静でなければいけない状況だけど、この熱量には好感。
続くマァムの「パワーで砕くのよ」。個人的に今回一番楽しみにしていたシーンは、実はミストとヒュンケルの対決ではなくここだったw 小松さんもノリノリの熱演。ザムザ戦同様のキレのある体術に、クロコダインでなくとも口笛を吹くね。原作での書き文字は「ピュウ…」
その、マァムにバラバラにされた鎧兵士たち。鬼岩城同様、この連中にもCGが使われてた。なるほど、あの群集の再現はCGでなければ無理だったろうと察する。
それにしても、しびれだんびらやうごくせきぞうが魔影軍団の配下とは知らなかったわw
本日の夜実況。先日観たHUG22話で、ひとりだけハブにされて出番がなかったひかりを不憫に思い、復活回を視聴。
闇の力や15周年がどんなに強大であっても、ひかりを消すことは出来ないのである。
本日の夜実況。
この回は割と好き。前後の回を考えれば、安心して観られる回。
皆がほまれを励まし、ほまれが勝負に出るというシンプルなエピソード。
みんな暖かいけど、ほまれママとさあやの励ましは特に良かったと思う。あのドヤ顔ねずみを好きになれるほまれの気持ちは、正直言ってよくわからないけどw
苦言を言わせて頂くと、本筋と無関係な戦闘に蛇足感あり。
いつもながらノルマ感の強い戦闘ではある。
本日の朝実況。
まこぴーの真面目で真摯な一面が語られる。そして、歌に何かの願いが込められているらしいことも。
お互いのことを良く知らないから、相手が何を大事にしているかもわからず、ぶつかることもある。まこぴーとわかり合おうとしているマナに好感。猪突猛進なだけじゃない。
まこぴーがどんな想いを持って歌い、戦い続けているのかを知ってもなお、仲間になりたいと思い続けることができるのか。運命の7話まであとわずか。
アイドルものを何本か観たあとだから、夢敗れた元アイドルの主人公は新鮮だw 水族館と元アイドルのセカンドライフという取り合わせ、異色で面白い。
今回は館長を名乗る女子高生との邂逅まで。
良作画。キャラだけでなく、沖縄を再現する美術も。
ファンタジーな要素もあり楽しそう。継続。
本日の夜実況は、HUGプリ最大の賛否両論、物議回である。
いや、本放送時の皮膚感覚だと絶賛のほうが多かったかも知れない。
以下、ネタバレも含む。
サブタイ通りに応援がテーマであるとすると、Aパートのチャラリートの言葉は共感できるものだった。
自分がHUGプリで一番好きな回は11話。チャラさんはこの回、エールの応援で救われている。その経験を踏まえて、チャラさんははなの「応援を応援」する。また、「既にがんばっている相手」への応援も肯定する。
チャラさんの登場は悪くなかったので、前回視聴時の「良くない」は言い過ぎだったかも。「普通」に引き上げた。
かように、「応援の肯定」がこの回本来の意味と思うけど、実際は「史上初の男子プリキュア」の登場回という評価がこの回に向けられたものの大半だろう。
若宮アンリにプリキュアの資格はあったのか?あったからこそプリキュアになれたのだろうから、このシリーズにおける「プリキュアとは?」について考えなければいけない。
まずは設定面。プリキュアはミライクリスタルとプリハートを持たなければいけない。
20話でプリハートが足りなくなり、分裂というご都合主義に満ちた奇跡が起きた。この奇跡を起こすために、予定よりだいぶ早くマザーを登場させたのではないかと想像。
今回はそのプリハートすら必要なくなり、ミライブレスから発せられるアスパワワのビームがプリハートの代わりとなった。今回の出来事も、劇中では「奇跡」と呼ばれたが。
次は精神面。初回のキュアエールから一貫して、「なりたい自分になる」ことがプリキュアに必要とされていた。自分らしくあることは、もちろん素晴らしいこと。
但し、このHUGプリはプリキュアシリーズの一作品。これをヒーローものの作品として成立させる為には、「なりたい自分」がヒーローの要素を持ったものでなければならない。そしてミライクリスタルこそが、プリキュアの精神性を象徴するもの。
はなやえみるは、よく自分のヒーロー観を語っていた。ふたりはヒーロー観、つまりは「なりたい自分」を、「利他の精神を持った自分」と位置づけていたと感じる。なるほど、5人の各々のミライクリスタルは、概ねその条件を満たしたタイミングで出現していた様に思う。
アンリは果たして、プリキュアの資格を持ったヒーローだったか?「なりたい自分」は確かに、人一倍強く持ってはいた。
「なりたい自分を貫く」ことが、プリキュアの資格とすり替えられてしまったように感じる。
その矜持は確かに素晴らしいが、誰もが通らなければいけない平凡なものでもあり、ヒーローの資格を示す特別なものとは自分には思えない。
「なりたい自分を貫けば、誰もがプリキュアになれるのではないか?」
この悪い予感は、近い将来的中する。
最後に、少しだけ毒を。
アンリが「男子プリキュア」であった為、この回への本音を言うことが難しかった一面があった様に感じる。「この回を理解できないあなたのジェンダー観は前時代的なもの」という声も聞こえてきそう。
自分はプリオタだから、あくまで各話をプリキュアとして面白かったかという観点で評価したいと思い続けている。
本日の夜実況。
前回視聴時にも言ってるけど、約束のシーンだけはとてもいいと思う。但し、この約束が守られればの話だけど…。
はながまた、えみるのじーさま相手にキレていた。よく似た状況で、兄相手にもキレていた19話を思い出す。対話の意志のないこの態度が、主人公の「熱さ」という美点として描かれている節があり、共感できない。
坪田さん自身が脚本を書いている回であるからには、はなは本来「キレキャラ」であり、それが描写されているということなのだろう。オールスターズメモリーズでは、女神のようなキュアエールだったんだけど…。
ラノベ原作なのでしょうか。原作未読。
自分、ゲームを仕事にしたいと思っていた時期があり、どん底描写は刺さる。ここから這い上がっていく物語を観たかったが、どうやら違っていたらしいw
何が起こるかまだわからない。継続。
本日の朝実況。
先日観たばかりの回だけど、改めて、良く出来た変身回とわかる。
「ネット上の目撃情報を削除」?
なんでもクシャポイできるのすごい。四葉財閥すごい。
本日の夜実況。
今言いたいことを、前回の感想でだいぶ言ってた。
一度ルールーの記憶を全て消し、親子であることを放棄したトラウム。
それだけでなく、猛オシマイダーを何度も戦わせている。これは銃口を向けたのとほぼ同じ行動だ。
今さら親子になろうとは、ほんと虫が良いな。ルールーに同意。
前回ちらっと登場した、はぐたんことキュアトゥモローのキャラデザは素晴らしい。
また、トラウムの説明の中で、4人のプリキュアが「剣」を持っていた。このネタを「マザー」共々きちんと回収すれば、良エピソードとなる可能性があった。
「良くない」はさすがに言いすぎだったかな。
昨日の回視聴、2回目。
5GoGo! の9話、通称「こまち探偵回」とよく似た回。
探偵に興味あるみのりん先輩が、ノリノリでぴかりん探偵になり切っていたAパートは、こまち探偵回とよく似た、予告の時点で想像していた面白さだった。
お互いを疑うあまり、もともと仲の良かったはずのトロピカる部の面々が徐々に険悪になる流れも似ている。あの成田さんのこと、両話のよく似た流れは当然意識していたと思う。
いつも高慢なローラが、自分が食べたと気付いて素直に謝ったのはとてもよかった。くるるんが気を利かせて冷蔵庫にしまって、そうと気付かず食べてしまったという真相もわかりやすい。
「むやみに友達を疑ってはいけない」という教育的なメッセージが、こまち探偵回より強調されていた様に思う。そんな、いつも通りの成田回。
本日の夜実況。
前回に続き、いわく付きの回。
飛ばされたあの場所はどこだったのか。ハリハリ地区だったのはもちろん知っているが、白昼夢なのか、VRなのか、異世界なのか、ほんとの未来だったのかという意味で。
メガめちょっくとは何だったのか。漫画的な誇張表現にしてはおふざけが過ぎるな…と思っていたら、そのまま何の説明もなく、最悪のタイミングでうやむやのうちに重要設定の一部が語られ始める。
プリハートの分裂から始まったこれまでの矛盾を一身に背負い、それを解決する存在としての「マザー」が居たはず。彼女について、ほんの少しでも語るタイミングはこの回だったと察するが、具体的なことは結局何一つわからない。
マザーだけでなく、未来についての情報はまだ全然足りてない。あの喋るねずみ達のことさえも。未来のねずみは自然に喋れる様になるのか?
最終的に知りたいのは、社長にもまっとうな動機や大義があるのか、ただの理不尽な破壊者に過ぎないのかである。
プリキュアたちは何と戦い、何を守らなければいけないのか。この話数に至っても何一つ見えてこない、このストレス。
本日のリアタイ視聴。ジャンプコミックス15巻収録分。
剣を完成させるために、剣の持ち主本人が完成まで付き添わなければいけないという神秘性。この事実を前に、完成までの間敵を食い止めると言うポップが熱い。
パーティで最大の戦力を持つダイが「エース」であるとするなら、作戦を考えメンバーに指示出しするポップは「リーダー」であるのかもしれない。リーダーシップあふれる今回のポップを見て、そんなことを思った。
そんな頼もしいポップを、両親が成長を認めつつ見送るシーンもとてもよい。話は逸れるけど、会わずにいた間にポップがどんな目に遭っていたか、両親は知らないのだろうね…。
前回から引き続き、大小の構成変更あり。
覇者の冠を剣に変えるお伺いをロモス王に立てるシーン、ロモス王とクロコダインのシーン。細かいところだと、クロコダインとアキームの目が合う短い会話シーン。
これらの原作にないシーンに好感。
原作では作画コストが極めて高そうだった(そのことがおまけ漫画でも触れられていた)、鬼岩城との戦闘が遂にスタート。
CG化された鬼岩城が、ここぞとばかりにぐるぐる回るシーンに吹いた。そうそう、CGも駆使して作画を乗り切って頂きたい。
本日の朝実況。
昨年の六花の誕生日に、この回を観ていた様だ。
岡田の「ラビーズがきみを選んだ」という台詞がある。
ラビーズが意志を持っており、自身で主人を決められるというのが事実なら興味深い設定。そして岡田は、その意志を察知することができる?
タワーに露店を開いていたのも、大貝の街に引っ越してきた不自然な行動も説明がつくけど少し荒唐無稽だしw、この設定について語られたことがないし。
真相はわからない。
本日の夜実況。
まずは良いところから。作画はよく、いつもオチのような格好をさせられがちなはなが、今日に限っては可愛かった。
あと、アバンでのはなの奇声はおもしろかった。
かように良回となる余地はあったが、それでもこの回は「最低」であると言わせて頂く。最低とは文字通りの意味だ。自分はプリキュアシリーズの全ての回をそれぞれ複数回ずつ観ているが、この回より胸糞悪い回は1話もない。
それは、フレッシュプリキュア!のイースからプリキュアシリーズが育んできた、「闇に堕ちた者も贖罪できる」という根幹的な世界観と矛盾するからだ。裏切りという「悪事」が悪い意味で許され、寛容さという美談として語られていることに到底同意できない。
この男ダイガンがキュアアンジュから、限られたアスパワワを与えられて救われた経緯を思い返せばなおさらだ。この回以降、ダイガンが事あるごとに善人づらして登場するのも腹立たしい。
シリーズの善悪観という軸が失われたという意味で、この回どころかHUGプリそのものの評価すら下げている回。