遂に街雄が服を破っても驚かれない日が来るとは
どんどん広がるジム仲間の輪。今回は先生二人が加入ですか。呉先生とかこれ以上鍛える必要なさそうに見えるんですけど……
Bパートの登山、早速バテていたが山登りに相応しい歩き方を教わってからはグングン歩き出した三人。が、そもそも登山は山を楽しむ事が目的であって、歩く行為に楽しみを見出してしまったら周りの風景なん見えないし、道を間違えてしまうのも仕方ないというものである。
また、遭難した際も大人しくするとか元の道を探すのではなく気に登る選択…
ひびき達はいつの間にか判断力まで筋肉に支配されてきたような気がするよ?
ストーカー少女にロリコン少年と変態同士の恋愛模様のはずなのに、普通に見れる内容になっているのは驚き
これも全ては小春がストーカーしつつも翔馬に純愛しているからなんだろうなぁ
小春は今回のWデートの中でもこっそり撮影してしまうし、以前は翔馬に近づくことより影から撮影する行為に嵌ってしまったりと色々なヤバさを感じるのだけど、自分の想いを伝えるというその一点においては真っ直ぐな想いを持っているね
慧輝に後押しされなくても告白する決意を固めていたし、ジンクスアイテムはしっかり装備済み、翔馬に告白する際も正面から相対しリボンの色を明かした上でのもの
それだけに翔馬の「僕はロリコンだから」というのは小春の想いに向き合っていない卑怯な振り方。でも、そこに苦しさがないわけではなく。
慧輝がきちんとその感情を突いた上で再び小春のフォローに回る動きは良かったなぁ
最終的に翔馬は「友達から始めませんか」とこれまた評価に困る返し。更にそのタイミングで大量の隠し撮りが発覚。ちゃんと恋人になるにはかなり難しそうに見えるストーカー少女とロリコン少年の組み合わせ。
ちょっとどうしようもない組み合わせでは有るけれど、二人の想いの始まりにある風景は飛んでいった帽子を拾った、なんてごくありふれたものであるのはこれまた面白い点
探検が終わったけど刃物以外の大きな発見はなく、煙を辿れど他人を見つけられもせず。そういった拍子抜けからか、今回はちょっと息抜きのような雰囲気を感じさせる回。久しぶりの入浴もしているしね
ただ、息抜きする空気の中でもサバイバル環境らしく命の危機に繋がる要素もあるのはきっちりしているね
紫音達は柚子湯を楽しむけど、そもそも柚子は食糧のはず。厳しい環境下で食糧を使って娯楽を楽しむのはどこか危うい考え
ほまれはロープを拾うためにひょいと落ちるけど、それだって紐付き石で水の深さを慎重に測ってからの飛び込み。ほまれだから大丈夫だけど、下手したら大怪我したかもしれない行為
明日香がどうせ濡れてしまったからと軽い気持ちで海に入って二度も感電してしまうのは判りやすい油断だね。こちらは本当に命の危険に繋がったかもしれない事案
こういった危険があっても何だかんだ呑気な雰囲気を維持できているのはやはりほまれが皆の行動を管理しているからなんだろうね。それだけに奔放な明日香や紫音がやらかせばやらかすほど、ほまれの心労が溜まっていきそうな予感(笑)
織田三兄弟の見ているものの違いがこれでもかと描かれた回
信長は気になる生駒の屋敷に来てもそこに貿易商が居ると知ればそちらとの話に夢中になってしまう。また、弟の死を知っても軍を動かす大義を気にする。
信長は対外的な関係を重視するタイプだから、信勝の内面でどのような感情が荒れ狂ってるか知らないまま
信勝は秀孝の部屋に居るシーンでは小さな籠に入った小さな虫に興味を示した。また、信長への叛意を示す家臣を宥める際には兄弟の絆を重視して反対する
だから秀孝が死に自分の手紙が信長に読まれていないと知れば、大局を見ている信長を許せない心が上回ってしまう
秀孝は戦の世において虫を愛でるなど浮世離れして現実を見ていない。そんな彼だからこそ手紙をこっそり渡してもらったり、謀略の切っ掛けなどの役割を与えられたりする。
そんな彼が現実的な営みの場である狩場で殺されてしまうのは何とも因果な話
織田家が揺らぐ中顔も合わせられなかった兄弟が見ているものの違いから遂に対立関係へ。結局、信長の味方になってくれる人はとても少ないという構造は変わらないのね
今回の話を見て「燈路うぜぇ……」とか思ったら負けなんだろうな。というか、嫌味連発な燈路を前にしてあたふたとしつつも嫌な顔を一切しない透って何なの?天使なの?
一時大変なことになっていた杞紗、彼女を心配していたのは他にも居たんだよと判ると同時に十二支が特定の誰かに想いを寄せる大変さが改めて見える話
燈路は邂逅早々から透に攻撃的。靴を拾わせたり、手帳を奪ったりとかなり酷い行動
ただ、これは杞紗が大変な時に何もしてやれなかった自分への憤りの裏返しでもあるんだよね。自分への義憤を自分の中で消化しきれないから他人への攻撃として現れてしまう。相手がぽっと出でありながらあっという間に杞紗の支えになってしまった透であるなら尚更のこと
そんな行動がガキでしか無いことは燈路も判っているけど、自分を許せないから他人に当たるしか無い。
ただ、今回ばかりは色々仕方なかった気もしてしまう。自分の気持ちをはっきりさせたくて慊人に杞紗を好きだと伝えたら杞紗がボコボコにされ、申し訳なくて近づかないでいたら虐めにあっていたなんて子供の力じゃどうしようもない
でも、燈路はここでどうしようもなかったのだから仕方ないと自分を許さずに、自分に問題があったとしてもっと立派な大人になりたいと考える姿勢はとても素晴らしいもの
それこそ透が言うように勇気を持った好意であり、杞紗を守る王子様としての心得となる。
透が支払うはずだったクレープ代、それを変わりに支払った燈路。彼は年上の女性に奢った。それは背伸びであっても尊い一歩であるのだろうね
真々子に対抗するようにメディ母もセーラー服に……。それに留まらずプールの授業でもかなりヤバい水着を纏う母親達。
他人事だから笑って見られるけど、もし身内だったら相当キツイな……
相変わらず真々子とメディ母は対象的な描かれ方をしているね
メディ母はひたすら自分の子だけを活躍させようとする。そのためなら実際は不味い食事だって幻覚で素晴らしいものに見せようとする。又、メディが他の子を褒めることすら許さない
真々子は皆を活躍させようとする。そこで成果を出せば真人を褒めるのは勿論他の子だって褒める
連携が鍵となるプールの授業でもそれは変わらず。それどころか、別の面も見えてくる
真々子は真人が一番だと知っているからと応援し、最終的には真人を引き立てるような形でボス撃破に成功する。授業後は真人に抱きついて喜ぶ
メディ母はその逆。一番になりなさいときつく言いメディの動きを止めてしまう。授業後には「恥ずかしいと思いなさい」と叱責。堪らずメディは暗黒面が噴出する
メディ母の他人からどう見られているか気付かない視野が狭い教育の根幹に有るのは、真々子を見て放った「この私があんなのに負けるなんて」という発言にあるように思えたよ
自分を輝かせる為に子供を利用するなら、そりゃ子供の気持ちなんて見えなくなるわな
話の内容に関係ない場所に居る筈なのにいちいちコメント付けてくる街雄が面白い(笑)
何時だって大食らいなひびき。焼肉屋の賄いを食べるシーンで一瞬「あれ?肉少ない?」と思わせてからの可怪しい食事量に吹いてしまった。数えてみたらカロリー量が5000超えてたんですけど……
あれを賄いと呼び、あの量を食べても太らない女子高生って何……
意外なところからジーナと里美に繋がりが。生徒にレイヤー身バレとか悲惨な……
一方でジーナが加入したことで話の広がりが多角的になったなーという印象。今回のアイドル描写だってジーナが居なかったら出来ないものだったろうし。…ただ、ジーナだからこそ筋肉アイドルなんてヤバイ方向性に行ってしまったわけだが
アイドルとしてどうのこうのよりもデッドリフト完遂に沸く会場や里美に笑ってしまった
そういや、牛肉って一口に言っても部位によってカロリーや栄養素はかなり異なるのね。特にカロリーの違いとか勉強になったな
今回は島内探索回。だから、今まで見つからなかったあれやこれやを発見していく
探索の中で色々発見するけど、発見したものについての本人の反応、皆の反応がそれぞれの立ち位置をよく表しているようで面白い
睦は船着き場を発見。人が居た形跡では有るけれど、それ以上のものではないからほまれの反応は限定的。睦もそれが判るから発見にこだわらない
明日香はゆずを発見。食欲に正直な彼女らしく食べ物を見つけられてご満悦。他の人も味わえるからゆず発見は笑顔を齎すものに
紫音は人家を発見。しかし、発見時の反応が過剰だったから、逆にボロ屋だと判ると逆に皆を落胆させてしまう。
そして、作品的に大発見と言えるのはほまれが見つけた刃物。ここまでテンション高いほまれって初めてみたような……。ただ、その発見はサバイバル上級者にしか判らないから、皆はほまれを変な物を見るような目で見る展開に
最後に皆で煙を目撃。これまでの発見と別ベクトルの発見は次回への惹きとして充分だね
信勝が遂にあっちの世界の住人に……
そろそろ織田家内部の抗争が表面化し、今川による侵略も現実味を帯びてきた頃。内憂外患の様相だからこそ、兄弟は信頼しあわなければならないが周囲の人間が単純な信頼を許してくれない
正月の宴に招いても今川の侵攻でおじゃんとなり、何度手紙を出しても信勝からの返答は一向にない。
ようやく返ってきた手紙の誕生祝いに信長は信勝の顔さえ見れればと思っても、場所が戦場で土田御前の影響もあるだけに信勝は挨拶もできない
信頼ある交流が上手く行かず、不穏な空気が立ち込める
ただ、信長も信勝も互いが裏切るなんて欠片も思って無さそうな点はやはり変わらぬ兄弟愛を感じさせるね。…一方でその行き過ぎた信頼が実際に裏切られた時、どうなるのかと心配になるが。
吉乃と再開した信長、津々木に籠絡される信勝。状況が大きく変わりそうな予感
…あんまり自分には判らないが、この回はBL的視点で見れば美味しい展開てんこ盛り…だったりするんだろうか……?
少年少女にとって夢や希望が叶いそうな異世界まで来て、親の監視下で学校に通うという地獄模様
特にメディのストレスは割と限界っぽい印象。次回あたり親への反抗が描かれたりするのだろうか?
メディの母親が他人の邪魔をして自分の子供だけが活躍できる環境を用意しようとするのに対して、真々子は外部からの邪魔が入らない環境を作り誰でも活躍できるようにする対比
……その割に真々子が一番ポイントを取得してしまうのは本末転倒気味だけど
我が子の為という理由で他者の妨害を平然と行ってしまうメディの母親。その傲岸不遜な態度が打ち砕かれるシーンが早く見たいね
危機的事態に対応するはずの危機管理フォームが別の危機を呼びそうなカオス。あの格好で町中を歩くのはどうやっても無理ですよね……
シャミ子はとてもポンコツですぐ桃の手の上で踊らされてしまうけど、簡単に負けを認めようとはしない。ポンコツであってもシャミ子なりのプライドが有るということだろうね
そして、シャミ子が格好をつけたい相手はもう一人いて、それが妹の良子となる訳だね。
初めてのバイト代が手に入れば桃への返済も行うが、それと同じくらいの重大行事として妹へのプレゼントも用意しようとする。良子がシャミ子の為になりそうなものばかりチョイスしても、それを制止して良子が本当に欲しい物を買ってあげようとする
これは姉の鑑の様な行動だね
ただ、良子は既に優子より優秀そうなのが悲しいところだけど……
Bパート、シャミ子がPCをきっと落としてしまうだろうと予測して衝撃対策した上で上で、敢えて「絶対に落とさないでね」と念押しする桃のサドっぷりに笑ってしまった
腕相撲とアームレスリングが別物って初めて知ったよ
本作は筋トレ知識だけじゃなくて、意外な知識も披露してくれるね
新キャラのジーナ・ボイド登場回
登場してすぐにポンコツな空気感を醸し出しつつも自信を持ってひびきに挑んだらあっさりやられてしまうとは災難な……
と言うか、アームレスリングシーンでのひびきの顔が変わり過ぎじゃない…?ちょくちょく顔芸をする作品では有ったけど、あのシーンでは最早格闘マンガの雰囲気すら有ったよ!?
そして、この敗戦からジーナはひびきのストーカーと化すわけだけど、単純な復讐タイプになるのではなく気に入られる為にキャラを作ったり知っている筋トレを披露したりと結構フレンドリーなタイプ?
だからといって騙し討ち気味にひびきの家にホームステイする姿勢はやっぱり怖いけど
そういや、筋トレで鍛える部位を説明するシーンではお色気度の高い映像が流れる本作だけど、今回は特にお色気度が高い映像でしたね…
罠にかかった兎を前にしてほまれを呼ばずに自分の力で兎を殺そうとしたり、兎の解体を買って出た睦は無人島生活の中で一段も二段も成長していたようだね。何でもかんでもほまれに頼っていたら、ほまれの力を頼れなくなった時にどうしようも無くなってしまうからね
睦は結局、兎にトドメをさせなかったけど、睦の一生懸命さに触発された明日香が代わりにトドメを。
少し前まで普通の女子高生でしかなかった彼女たちが大きな勇気を見せたシーンであったように見えた
そんな勇気を見せた彼女たちにはやはりご褒美が有るべきで、紫音の無茶ぶりから始まった兎料理は意外にも美味しく出来たようだね
見ているこちらも食べてみたくなるくらいに美味しそう
他者の命を覚悟を持って奪う行為は命の大切さを知ることにも繋がる
だからこそ、か弱い兎の命を最大限味わった彼女たちの行動は称賛すべきだろうし、最後にきちんと「ご馳走様」と呟いた明日香は兎の命から得られた有り難みを理解しているように見えた
信長と道三の会見は割と逸話通りの描き方をするのか。この作品のアレンジバランスはちょっと面白いな
この回でそれぞれに求められていたのは己に相応しい生き方について。特に帰蝶についてはしっかりと描かれていたね
忍として育ちながら、ある時から道三の子供として利用されるようになった帰蝶。それが信長と出会い、信長に一人の人間としての価値を見いだされたまでは良かったがそうなると忍としての価値が薄くなる
信長を守ることばかりに気を取られて、斎藤義龍の策にまんまと嵌ってしまった点は彼女の忍としての力が弱まっていた証拠と見ることも出来るのかな?それを信長が機転を利かせて助けたのは良い展開
信長も自分の生き方を模索中であるように見える
第一話では民に貿易品を横流しし生活の足しにさせる優しさ、彼らの危機には立ち上がり庇う正義感を持っていた。
今回も同じように子供に書物を渡していたが、今の信長の有り様は既に戦国武将。子供からすれば自分の生活を奪う悪の存在
織田家内では家督争いが始まっており、信頼できる相手も限られる。信長からすれば自分の理想と今の有り様が乖離し始めた時期
そんな時期に出会ったのが斎藤道三となるわけか。義龍も嫌がる蛙や商いの話を切っ掛けに意気投合する様子は面白い
既に戦国大名として勇名を馳せている道三相手に戦の世を終わらせ誰もが望みを持てる世にしたい豪語した信長。彼の生きる道がようやく定まったようだね
もう一巻の終わりだ、という場面で現れる柱の頼もしさが素晴らしい
しのぶは謎めいた可憐さを持って瀕死の善逸のもとに降り立つし、冨岡は炭治郎と伊之助が苦戦した父蜘蛛を瞬殺してしまう。これほどまでの魅力を持っているなら、たしかにもっと早く登場してくれよと言いたくなるかもね
お婆さんの言葉、炭治郎の行動に影響されて少しずつ鬼殺隊士としての振る舞いを手に入れていた伊之助。それは確かに成長と呼べるものであるけれど、同時に外からの影響で急激に作り上げられたものでも有るから、伊之助の振る舞いとしてそのまま合うわけではない
敵を前にして考えて戦うなんて振る舞いは伊之助には似合わない。戦いの中で伊之助は「考える俺なんて俺じゃない」と自分を取り戻し、その上に炭治郎やお婆さんから掛けられた言葉を重ねていく。嘴平伊之助という人間に相応しい鬼殺隊士としての振る舞いを手に入れる。
脱皮して更に凶悪になった父蜘蛛から逃げずに立ち向かった彼の姿はとても格好いいね
一方で那田蜘蛛山の歪さを煮詰めたような鬼、累が炭治郎の前に姿を表す
那田蜘蛛山で登場した鬼は、鬼でありながら集団で存在し更に家族として振る舞っていた。母蜘蛛は子供達を守るように強要されていたし、父蜘蛛はひたすら「俺の家族に近づくな!」ばかりを繰り返す。これらの振る舞いは鬼として歪なもの。
そして、今回の描写からそういった「家族」としての振る舞いに最も拘っていたのは累であると判る
累は仲間という繋がりを薄っぺらいと馬鹿にし、自分たちは家族だから強い絆で結ばれていると主張する
けれど、そんな主張は間違っていることは明らか。特に長男として守るべき家族を持っていた炭治郎からすれば、姉の顔に平然と傷をつける累の振る舞いは「家族」として認められない。累が主張する絆など存在しない紛い物だと切り捨てる
炭治郎に言葉を取り消せと迫る累、決して取り消さないと譲らない炭治郎の戦い。二人の抱えた矜持がぶつかる戦い。その中で突然折れてしまった刀は炭治郎の力が負けていると意味するのか、それとも炭治郎の主張が負けた事を意味するのか。
次回のあれやこれやがどのように描写されるのか楽しみだ
どう考えても非道い設定で非道い始まり方をして非道い展開とか含んでいるはずなのに、こうして一つのエピソードが終わってみればいい感じに纏まっていたように思える不思議
チートツールなどに始まる不正行為を用い荒らし回っていたワイズの母親。億単位の損害賠償なんて話まで出て、突然話が大規模になってしまう
それを「この話を通して親子の絆が深まった」と不正行為の問題を矮小化して親子間の問題に置き換える展開はこの作品ならではと言った所
また、強大な力を有し倒すことが難しいと思われたワイズの母親に対し同じく強大な力を持つ真々子が力で対抗するのではなく、母親の話として対抗する為に勝機が生まれる展開。こちらもやはり問題の矮小化を行っているね
戦いの後は擦れ違い続けた親子の仲直りの方法として親子喧嘩。戦闘中は「子供なんて作らなければよかった」なんて親として言ってはいけないことを言っていたワイズの母親。しかし、親子喧嘩の中ではちょっと微笑ましいベクトルの言ってはいけない言葉に。あのような喧嘩が出来るようになったならまあ、親子の問題は解決できたと見て良いのだろうね
ゲームクリアしたはずだけど真人に付いていく道を選んだワイズ。迂遠な方法を取らずもう少し問題を矮小化すれば、簡単に解決できそうに思えるんだけどねぇ、その感情は。
シャミ子の身体を借りてリリス顕現!……なのだけれど、ただでさえへっぽこそうなご先祖が虚弱体質でポンコツなシャミ子の身体を借りても出来ることなんて無いのです。それどころかシャミ子の借金まで増やしてしまう何とも言えない展開
これ、何処をどう見たって闇の勢力側が魔法少女を倒す余地なんて無さそうなんですけど……
Bパートでは借金を少しでも返すためにシャミ子はバイトを始めるのだけど……
一族に掛けられた封印のせいで月に稼げるお金に上限があるのはやはり厳しい所。封印を解くには魔法少女を倒す必要が有るけど、魔法少女を倒すにはまず借金を返さなきゃならない。ある意味袋小路の様相
……タコさんウインナー救出で桃は更に強くなったみたいだし、シャミ子は桃を倒すとか諦めて普通に友達になった方が良いんじゃないかなぁ
サザエが採れると思ったらヒトデばかりが見つかり、兎を処理することを考えれば罠を確認することも恐ろしい。サバイバル技術に秀でたほまれが居ても思い通りにならない事は幾つも有る
でも、紫音たちにとって一番思い通りにならない事は一向に救助されそうにないこと。それが最も表れたのが船を見た気がしたと言って泣き出してしまった紫音であり、釣られて明日香達まで泣いてしまう。こればかりはサバイバル技術ではどうしようもない
どうしようもないなら別のことで頭を一杯にすれば良いわけで
大量のべらでバーベキューと洒落込んだほまれ達。救助が来ないと泣いていた気持ちを一掃し、四人で無事に帰る意志を改めて表明。
本当にこのメンバーは遭難しているはずなんだけどそこまで悲壮な感じならないから安心して見ていられるね
次回は遂に兎の処理が描かれますか
体育祭とはようやく学生っぽいイベントが始まった……と思ったらその準備がやっぱりこの作品らしい描写だった
リレーの選手に選ばれてしまったひびき。かといって走る練習をするわけでも、メンバーとバトンの受け渡し練習をするわけでもなく、足が速くなる筋肉を鍛える展開に。
なら、バトンの受け渡しに失敗して失格するオチは当然とも言えるかもね
いや、ほんとバカにできないんだけどね。バトンの受け渡しって
アリエス達を思って暗い表情の親パートと楽園のような島を満喫する子供パートのギャップが酷い(笑)
親パート、特にアリエスの母が暗く沈んでいるのはアリエスが生きている可能性を捨てられず、同時にアリエスの不在を忘れられないから
居なくなった子供のことを忘れられないから、いつまで経っても不安感は消えない。ルカの父親も反対していた法案に従う事に整理はついても、ルカが居なくなったことには想いが整理できていないことが判る
逆に冷たい他の親は子供が失踪したことについて既に心の整理がついているというわけでも有る。……単純にこの失踪事件の裏に関わっている可能性もあるけど
親達と違い、カナタ達の空気がとても明るいのはシャムーアでの補給が上手くいき、次の惑星アリスペードの環境があまりに良すぎる点も有るのだろうけど、何よりも自分達の環境の辛さを忘れられているからってのは大きいのだろうな
自分達の置かれた状況の辛さを忘れられているから、彼らは単純なことを考えてわいわいできる。
ユンファは皆の暖かさを知り、その輪に入ろうと自分の目を遮っていた髪を切った。男子陣はその可愛さにメロメロのようだね
アリエスは女子トークの勢いでカナタに突撃。……カナタの酷い対応を忘れるために日記をつけず不貞寝するアリエスにはちょっと笑ってしまったけど。
誰にでも懐けるルカはもっとウルガーとの距離を詰めようと和やかに質問攻め
でも、やっぱりこの明るい空気は大切なことを忘れているから保たれているものである。ルカのフルネームから何かを思い出しルカに銃を突きつけるに至ったウルガー。
更にユンファの言葉をきっかけにカナタは自分達の中に裏切り者が居ることを思い出してしまう。そして突然の行動を起こしたウルガーがそれなのかと空気は急転直下
ウルガーの行動も気になるけど、所々で登場するDNA採取やら記憶移植やらのワードは何とも不穏。これがカナタ達の失踪に関わってきたりするのだろうか?