ものすごい包丁で、まぐろを下ろしているシーンがツボ。
下の名前で呼ばれて赤面する阿波連さん。コミュニケーションは良好で、「はかれない」ことももうなくなっている。
桃ちゃんの登場もあったが、チョイ役で「ベリーあはれ」のみ。
久しぶりに仕事回。
烏丸と3人の弟子、その総力戦か。
師匠の苦戦もあったとはいえ、はた目には圧勝。
架空の職業を題材とした作品なので、仕事回はもっとあっていいと常々思っていたところ。
圧勝ぷりもこれはこれでよかったけど、物足りない。
この回はむしろ、この成功が先につながる回なのかもしれない?と思った。
本日の夜実況。
わけもなく不機嫌になったりする、美人だが面倒くさいゆかりさん。
25話同様、この回もラスト近くまで、おセンチなゆかりさんは観てて正直キツい。「坪田さんが好きそうな感じ」と言うのは不謹慎か。
反面、そんな回だがゆかりさんの作画はよくて、儚い中にも美しさがある。
閉じこもりがちなダメな自分を受け入れ、幼い自分自身に「好きよ」と伝えるシーンはいい。
これ以降の回のゆかりさんは、安心して観ていられるお姉さんだったはず。
釘宮理恵生誕祭、ワケあってもう1本。
人参を愛する変態とか、人参の妖精(語尾はニンジン)とか、お菓子の家で人参のお化けとか、狂気に満ちている回w
1日遅れだけど、釘宮理恵生誕祭として、キュアエースの当番回を視聴。
以下ネタバレあり。
「友達はよいものだ」などという、普段の言動からは当たり前に知っていそうなことを、おねえさん達に教えられ赤面。妙に大人びているかと思えば歳相応に幼くもあり、普段は口うるさい(面倒くさいw)亜久里にも可愛いところがあると再認識。
また、この回のお当番ではないけど、登場した頃はぴりぴりしていた真琴が随分と柔和になっている。本人もそう言っているけど、主にレジーナ関連で色々なことがあったりして、この子も成長したのだと実感する。
記憶はアン王女から部分的にしか受け継いでいないにしても、亜久里の人格はやはりアン王女のものか?
45話のキュアエースの行動は全く感心できないひどいものだが、アン王女自身が(自分の矛盾を承知しつつも)そう判断したのであれば説明できる。
ただそうであったら、亜久里と対になるはずのレジーナの人格が、アン王女とは似ても似つかないものであることが矛盾してしまう。
本日の夜実況。
どうやらかなりの頻度で観ているらしい。ひまりんの当番回では一番面白いと思う。
この回の縁で、立花先生との関係がちゃんとつながっていくのもいい。
早見沙織生誕祭、その2。
凛々しい、公務モードのレオナを観る為に視聴。
あと、同じく昨日誕生日だった、まぞっほ役岩崎ひろしさんの生誕祭も兼ねてw
気丈に振る舞っているが、いっぱいいっぱいでもあるレオナ。
ダイよ、急ぐのだ。
早見沙織生誕祭として視聴。
感想は前回と同じなので割愛。
しょんぼりしていると、魔法がうまくつかえないシーンがあった。あのはーちゃんですら。
やはり魔法の本質は願い、「出来て当然」と思うことなのだ。
ゆいの優しさが沁みる。あまねの洗脳が解ける可能性をマリちゃんすら信じることが出来なかったところ、力強く信じ続けたのはゆいだった。リーダーの貫録。
キュアグレースが(自分の屈指の押しキュアでもある)表面的な優しさの芯に、強さや熱さがある様なキャラだったのとは逆に、キュアプレシャスの強さの根底には優しさがあると感じた。
「洗脳」という言葉を避けていたのは、無粋な言葉狩り的な配慮ではなく、平易な表現を優先した為と想像。実際に描かれていたジェントルーへの洗脳は、結構えぐかったと思う。
重要回だけあって、脚本だけでなく戦闘シーンの作画もがんばっていたと思う。
待望の3人技、MIXハートアタックのバンクの格好良さには特にシビれた。
本日の夜実況。
改めて観るとすごくいい。脚本は香村さんとのことで、なるほど納得。
短時間とはいえ、キュアジェラートが闇落ちする。プリキュア同士が戦う展開は極力避けていると聞くけど、本当であればこの回はギリギリ。
ミサキさんは、空いた枠にワイルドアジュールを推薦したという。推薦の気持ち自体は本物だろうけど、空いたのが自分と同じ時間枠であることは当然知っていたわけで、あおいを「ぶっつぶす」強い意志を感じる。
経験の浅い中学生のボーカルが相手でも、見どころがあれば本気で向き合ってくれるミサキさんに好感。あおいを導こうというミサキさんの親心でもあるのだろうから、甘さがまったくない激辛関係にも見方を変えれば素敵な一面がある。
エリシオは、苦しみの正体は「嫉妬」であるとジェラートに言った。自分自身の嫉妬を否定せず、受け入れたのもあおいの成長。
また、ホイップは「ダイスキ」なステージを壊しても何も解決しないと言った。ステージは嫉妬ゆえの苦しみもある場所だが、歌が好きなあおいにとってはやはり「ダイスキ」な場所なのだ。
キュアロゼッタ生誕祭として視聴。
昨年の誕生日にもこの回を観ていたようだ。
キュアロゼッタの精神性がよく描かれているデビュー戦。
ジャンプコミックス、29巻から30巻にかけての収録分。
30巻の表紙裏コメントは三条先生。遂に30巻の大台に乗ったことと、記念のムック(のちの「パーフェクトガイドブック」)を制作していることについて。
ほぼ全編にわたり、ヒュンケルとヒムの決闘回。同様に高い熱量があった、ダイとハドラーの決闘回(72話)を思い出す。
原作では昇格後のヒムに「銀髪鬼」という異名があったが、その名はなくなった様だ。理由はわからない。
ここまで自分の感想を読んだ方は薄々ご承知だろうが、自分は昇格前のヒムに「いけすかない奴」という印象を持っていた。
サババでのノヴァとの対決で、概ね決着がついていた相手である凍りついたノヴァを、「笑いながら」砕こうとしたことで(48話)自分の中でのヒムへの印象は最悪に。熱血漢であるような描写もあったものの、ヒムの本性は戦闘狂であり、大魔王と変わらない強者論者の一面もあると受け取っていた。
「ぶざまに生き残るぐらいなら、美しく死んだほうがいい」という妙な美意識こそがまさに、ヒムのことを「いけ好かない奴」と感じさせていたのかも知れない。
かつて同様の美意識を持っていたヒュンケルを、「たとえ泥をすすってでも使命を果たす」戦士に変えたのはまずはアバン先生だが、その先生以上に「喜んで死にに行くような真似はやめて」と言ったエイミさんではなかったかと思う。ヒュンケルを戦士として成長させたのはエイミさんだった…とは言いすぎか?今回ヒュンケルが、パーティの仲間たちと同列にエイミさんのことも思い出しているのはとても良い。
そのヒュンケルが、ヒムを「教育」したとでも言おうか。自分の中でヒムというキャラは、この戦いを通してようやく、熱血漢という外面と齟齬のない好漢になった。「生命ではなく死を奪う」と、ヒュンケルがヒムを救ったシーンは感動的だったが。
そんな良シーンの最中に、マキシマム配下の残りの駒が飛来して、無慈悲な地鳴り音を立てて着地。
絶望的状況の演出としてはこれ以上なく、美味しいところを全て持っていかれてしまった。玄田哲章さんの好演にも強敵感があふれている。
自分探し回をそのままストレートに表したサブタイ、「自分を探す」。
表現者に必要なものは、やはり技術と世界観ということだろうか。
世界観とは、テーマなど表現の対象のこと。突き詰めるとそれは結局アイデンティティであり、サブタイで言っている自分探しはその為のもの。
英子もKABEも同じところで足踏みしていた。その為に、路上で自分と向き合ってみたり、ルーツをたどって初心を思い出してみたり。もっとも英子は、世界観だけでなく技術の不足も痛感していた様だけど。
このふたつは両輪であり互いに高め合う関係だから、自分探しの結果が技術を高めることであってもおかしくない。
なかなか結果が出ない地味な展開が続いているけど、表現には不可欠なこれらの要素を丁寧に描く構成に好感。
七海と仲良くなるにつけ、それ自体がフラグである気がしてならない。唐澤?
本日の朝実況。
既に人に「夢を与える存在」になっていたきららが、自分自身を捨てなければいけないという残酷な矛盾。
自分の夢を捨てることにより、プリキュアとしての力を失うことにもなりかねない。きららの夢がここで終わってしまうなら、気の毒すぎる。
きららとみなみは、最後の当番回が前後編構成という破格の扱い。
破綻がないことはもちろん、プリキュアたちの進路を丁寧に回収するシリーズ構成も、姫プリを良作にしている要素。
ソニア目当てで観始めた作品であることはともかく、3人の中での最推しは玲美。
その玲美の、待望の当番回。
「あたしに、そんな恩知らずになれと?」
自分はこのような人情回にはどうしようもなく弱い。あと、玲美の泣き表情の作画にもやられた。
玲美のソロ歌唱に対して、葵さんが淡々と言葉を返しているシーンはシュールだと思ったw
本日の夜実況。
シエルとビブリーの関係。最終的にもう少し意味を持たせられると良かったのだけど、この回自体は結構好き。
ビブリーに「ありがとうのひと言ぐらい言えんのか」と思わないこともないけど、感謝はしていたと信じたい。
これほどの良回、トロプリの放送後に振り返って観たことがなかった。
作監の森佳祐さんは、この回の後に37話の作監も担当されている。
この回でプリキュアたちは大地のリングを得たが、37話は海のリングの回。かような重要回2話の作監を任されたことからも、作画陣のなかで大きな存在感を持った方であったと想像する。
YouTubeで無料公開していたので、せっかくなので視聴。
こんな回でもヤラネーダ登場とか、フル変身バンクなどのノルマはきちんと守っててえらいw
本日の夜実況。
この回の女々しいゆかりに、あまり共感できない。切れ者っぷりを見せつける回のゆかりにはしびれるけど。
あきゆか好きにはたまらない神回だろうけど、自分にはそのような嗜好はあまりない。まぁ、いかにも坪田さんが好きそうという印象w
この回のお当番ではないシエルに、むしろ共感するところがある。
ゆかりの気持ちが第一で無意味な勝負に気乗りしないところや、分かり切ったことでも言葉にして伝えなければいけないことなど。
少しとっ散らかった回と感じるけど、今日の「良い」はシエルに対して。
ところで、シエルを立てすぎるとひまりの博士キャラを奪ってしまう。
ふたりとも好きなキャラなので、仲良く共存して欲しいところ。
桃ちゃんこと桃原先生、待望の再登場。
桃ちゃんの当番回だったと言っても、過言ではないだろう。
あはれが致死量、奥ゆかしあはれ、血中あはれ濃度、ニュークリアあはれファミリー、モストバリアブルあはれ(MVA)、起き上がりあはれ等々。花澤さんの怪演によりたくさんのあはれが生み出された様子が、まさしくあはれアンドをかしだ。
宮平先生が桃原先生を訪ねてきたのは心温まるいい話だけど、血まみれで寝てた桃原先生にひと言突っ込まないシュールさ。宮平先生は、この様な状況にもきっと慣れっこなのだろうと想像。
桃原先生の妄想の中で水瀬いのりさんが、無口キャラじゃない、普通に喋れるキャラを演じていて可笑しかった。
今さら気付いたけど、「阿波連さん」はあはれと掛けているのね。(ほんと今さらだなw)
ふたばがデレるお弁当エピソードがよかった。そういえば、この子も「はかれない」子だったのか。
ここのところは阿波連さんとのコミュニケーションもスムーズ。むしろボケツッコミのテンポがよすぎるぐらいで、「はかれない」物語だったことを忘れてしまいそうだw
本人と見分けがつかない精巧な人形すごい。
教えられればすぐにコツをつかんで、意外と何でもこなす阿波連さん。
特にボウリングは、ほんとに世界を目指せるかも知れないと思った。
妹だと思って観ていたが、まさかの弟。
本日の夜実況。
感想は前回通り。グレイブの、もはやスイーツとなんの関係があるのかよくわからないキャラっぷりはシュールで好き。
あと「ぜっこうちょう」ダジャレはなかなか上手いと思う。これを返されたら、校長ならずとも笑ってしまうのではw
本日の朝実況。なんとゆいの単独当番回。ネタバレあり。
劇中で大きく扱われた非プリキュアのキャラクターは何人かいたけど、本編での扱いが「正規のプリキュアと同格」とまで言い切れるキャラクターは、ゆいだけと思う。
ゆい本人が「プリキュアになりたい」と言ったこともあったが、あくまで「プリキュアではない一般人である」ことに意味があるキャラであるのが面白い。
ゆいが絶望を克服して、ゼツボーグの力を弱めるシーンで、その夢がとても強く大きなものであることを実感する。
のちのち最終局面では、絶望の檻を自力でやぶってプリキュアたちを助けることになるが、その様な力を元々持っていたと説得力を与えている回。
Aパートの3人の掛け合い。
特に、英語のあるある例文の不自然さに対して、らんが「どういう状況?」と尋ねるシーンに吹いた。
お馬鹿な会話にも関わらず「勉強をする意味」について、おばあちゃんの有り難い言葉が織り交ぜられているのが良い。
Bパートは、楽しげなAパートからガラリとカラーが変わり。
プレシャスがジェントルーに、「本当はいい人なのでは?」と尋ねるシーンが胸を打つ。苦しみつつウバウゾーを使役するジェントルーが痛々しい。どうか救われて欲しい。
短くはあったけど、スパイシーがひとりでがんばるシーンがあってよかった。特に「行くよパムパム!」という呼びかけは、普段は大人しいスパイシーに対して何時にない勇ましさを感じた。
本日の夜実況。
キュアパルフェの華やかな初登場、そして神EDへの切り替え。
シエルがスイーツづくりを辞めると言ったとき、ジュリオが「ふざけるな」と激怒したのがよかった。
この回が始まった時点でのピカリオはグレた中学生の様で、それはそれで面白かったけどw 本当はツンデレさんだった。「本当はわかってたピカ。キラリンのせいじゃない。オレの心が弱かった。悪かった」と言って、ピカリオが消えてゆくシーンは切ない。
シエルが負の感情に満たされた時、目ざとく下僕にしようと現れたノワールはなかなかの存在感。
ジャンプコミックス、29巻の巻末までの収録分。
サブタイで「地獄からの生還者」と呼ばれているヒム。「気がついたら貴様にやられた胸の傷もこの通りよ」じゃないでしょうww
禿頭がまばゆく発光したのちに燃え上がり、ハドラーを思わせる銀髪が生えたシーンには爆笑。とはいえその次のシーンで、魔王軍のモンスターたちを蹴散らす躍動感あるヒムの作画はなかなかの格好良さだった。
「死んでもっ… 死にきれねぇっ…」のところ。原作では血の涙を流していた様な描写と感じたけど、ふつうの涙に変更か?
愛すべき悪役だった妖魔司教ザボエラも、今回で円満退場。
この男に限っては「最後に日和って反省する」などということは決してなく、清々しい悪役っぷりで最後まで楽しませてくれた。
それはそれとして、尋常ではない量の鼻水が流れていて気になって仕方がなかったw
サボエラは、六団長で自分だけが非力と言った。もし、ダイがアバンストラッシュXを身に付ける前に一行が超魔ゾンビと対戦していたら、ポップにメドローアを命中させる以外の勝ち筋はなかったのではないか。相当な強敵だったはずで、ザボエラが実は優秀だったことは疑い様もない。
クロコダインがザボエラの腐った性根を哀れんだけれども、それとは少し違う意味で、組織の中で自分の能力を活かしきれなかったザボエラを哀れに思う。超魔生物ハドラーや超魔ゾンビを生み出した実績は明らかで、ザボエラは魔王軍にもっと貢献できたはずなのだ。
バダックじいさんとクロコダインの友情が見られてよかった。
ふたりはいつも良い酒を呑んでいそう。そう言えば、初対面も酒のつながりだったな。
本日の朝実況。
人を殺めることこそしないものの、ディスピアが人々を絶望の檻に閉じこめる回想は、ある意味殺戮以上に生々しい。
かつては、幼い王女の笑顔が平和な王国を象徴していたが、キュアスカーレットとなった今のトワの笑顔には別の意味も込められている。
このような絶望的な状況だからこそ、父王はトワに笑顔を絶やすなと言うのか。サブタイが指すトワの「決意」は、凄まじいものだった。