ここ数話クライマックス感を維持したまま熱い展開が続いていて素晴らしすぎる
自分の勝利条件として先生の意志を折ると宣言した閣下だけど、実は彼の方こそ意固地になってしまった自分の意志を折って欲しかったんじゃないかと思える。最後の小型封印機をあからさまに首にかけていたのも、先生が壊しやすいようにした為だろうしなぁ
閣下の発言やこれまでやってきた行為は封印派のネビュラとしては全く間違っていない思想。でも、その目指した先が間違っているかもしれない可能性は、もう充分に宗矢が示している。竜やネビュラから悪と判断されたシリウス人の宗矢が誰かを守るために戦い、先生と協力し閣下すら超えようとしている
そして誰であれ助け信念を貫く先生が敵になってしまったことは閣下にとってプレッシャーになっていたのかもしれない。だから地球人の意思を無視した強制的な封印なんて手段に及んだのかも知れない。閣下が言った「大人になれ」とは汚いことも受け入れられる者になれという意味か
悲壮な決意を背負ってこの戦いに挑んだだろう閣下に対して「先生はお前だって救いたいんだよっ!」との宗谷の言葉は、ある意味子供だからこそ言えるストレートな言葉
その後の巨大ロボになって殴り合う展開も爺さんが巨大な剣を携えて乱入する展開も、ラストの生身になって殴り合う展開も。全てがロボット物の王道とも言えるラストバトルの様相を呈していて、この後の話が今回を越えられるのかと逆に心配になる
最後には少しだけ近づいた宇宙船。ようやくネビュラ間の対立は収まるのかな?
そして数年が経ち成長した宗矢。おそらくあの街で何年も暮らす内にもう一つの故郷だと言える程の思い入れが出来たはず
後は、自分の故郷を滅ぼした竜から今度こそ新しい故郷を守るだけだ
古文が得意なイメージを持たれているが実際は英語が得意な藤原と、英語が得意なイメージを持たれているが実際は日本語ペラペラなオリヴィア。そして花純を助けたフリして追い詰めるのが性別不詳なつぐみという構図は面白い。
その後も華子による破廉恥裁判やら花純のかなりアレなトラウマ発生が続き何度も笑ってしまった。特に華子が嫉妬に狂った時の声は最高
前回、しおの靴下に狂喜した三星が平然とネクタイを渡す姿に驚き。ネクタイへの拘りはなかったのか、本物のしおに会う為なら手放せたのか、どちらなんだろう?
やっと見つけたしおの手掛かりを前にしても、このまま進んでもしおがこの世に居ないという真実にぶち当たってしまうのではないかと恐れるあさひ。それでも彼が三星から与えられた怪しい手掛かりを基に愚直に探し続けるのは、しおを見つけられない事態を最も恐れるから。
この姿勢は最近のしょうこに似た部分がある
しょうこもさとうが何かを隠しているのではないかと一度はアタックしたものの、叔母の狂気を前にして勇気が挫けてしまった。あの叔母と血が繋がっているさとうを受け入れられず、目を逸らしてしまった。それでももう一度さとうに近づいたのは、さとうが大好きであり彼女との友情を失ってしまう事の方が恐ろしいから。
そんな似た二人だから、いつの間にかしょうこはあさひに惹かれていたのかな?あさひは全くしょうこのタイプではないし、あさひが最も目を向けているのはしょうこではない。それでも、自分なら挫けてしまいそうな困難に向かって自身を省みずにしおを探し続けるあさひの姿はしょうこに強い勇気を与えてしまう。それはしょうこにとってある意味王子様のような存在
一方のさとうは幸福の頂点にいるような状態。
しお以外信じられなくなり、北埋川を遠ざけ、最大の問題であったあさひを排除した。今日は記念日と沢山のケーキをしおと味わい、ここが自分の帰るべき場所なんだと定めたさとうの姿は本当に幸せそう
更にしおの言葉で未来について考えられるようになり、結婚式の約束までしたさとう。
二人の様子だけを見れば明るさと優しさに満ちた作品なんだけどな……
そこに再度やってきたのはあさひに勇気を貰ったしょうこ。大切な友人との絆を取り戻すためにと言葉を紡ぎ続けるしょうこの姿は美しいのだけれど……
劇中でさとうとしょうこの遣り取りが殆ど示されないのはその遣り取りに意味がないから。どれだけしょうこが言葉を重ねようと一度さとうを拒絶し、しおと一緒の姿を撮影してしまったしょうこはさとうにとって排除すべきリスクでしか無い
中途半端な勇気がどうのこうのではなく、そもそもさとうと関わってしまったことが最大の間違いだったとしか言えないようなしょうこの死には虚しさを感じてしまう
マーレ達の実力を見てすぐに釈明の必要性を痛感し、自らナザリックに赴くジルクニフの姿勢からは皇帝の地位に甘んじるだけの人間でないことが察せられる。又、神と喩えもしたアインズを眼の前にしながら勝機を狙い同盟を口にする豪胆さもなかなかのもの。ここまで賢明な判断ができるジルクニフってもしかして人間サイドの有能者の中でもトップクラスに入るんじゃないだろうか?
それでもナザリックの圧倒的な実力やアインズの底知れなさの前では形無しなのは悲しい所。天候を自由に操ったり、貴族の首からデスナイトを生み出すなんて次元の違いを見せつけられれば仕方ないとも言えるが。
それらを目にして更にフールーダの裏切りが発覚しても絶望せず、戦う意志を明確にしたジルクニフがナザリック相手に何処までやれるか気になる所
そして、またもやデミウルゴスに持ち上げられ、魔導王なんて称号も付いてしまったアインズはどうなってしまうのだろう(笑)
小町は比企谷八幡の性格を最も理解しているキャラだね。奉仕部の二人と擦れ違いを重ね頑なになってしまっていた八幡の心をあっという間に解きほぐし、何を誰の為に最も優先しなければならないかを明白にさせた
捻くれ屋の八幡に対してこんな芸当が出来るのは小町以外に居ないだろうね
当初はいろはが依頼した、ダメージの少ない形で落選するという願いを叶える事を目的としていた。そして奉仕部の三人が三様に動いてしまったために奉仕部が崩壊しかねない状況に陥ってしまった。
ここでいろはの依頼達成から奉仕部の存続に目的変更したことで、結果的にいろはの願いを違う形で叶えながらも雪乃と結衣を生徒会長にさせない状況を確立させた手腕は流石
これも全ては小町が八幡の手綱を握り、八幡にとって受け入れやすい消去法で成すべき事を明確にしたからだし、材木座達の助力有ってこそ。第二話のように八幡1人で決行して結果周囲を苦しめてしまった時とは異なる結果を導くことが出来た
けれど、完璧になれないのが八幡の命運なのか、この遣り方でも失敗してしまう。それは雪乃達への報告のタイミング
八幡の性格を熟知している小町は「ちゃんと雪乃さんと結衣さんと話してね」と忠告する。これはおそらく事前相談のことを指していたのだろうけど、八幡は大量の推薦人を集めいろはのやる気を引き出して最早後戻りが出来なくなった状況で事後報告する。
その状況は第二話で八幡がやった行為やその考え方を否定するために会長選に臨もうとしていた雪乃からすれば正しく「問題も私が動く理由もなくなった」状況。
結果、問題は解決しても雪乃は虚無感に襲われ、結衣にも八幡が悪どい行為をしたと察せられてしまう
全てが終わった後で、めぐりが想像した奉仕部の全員が生徒会に入る未来が正しい解決方法だったのではないかと思えてしまう終わり方は何とも言えなくなる
引き続きオリジナル回では有るんだけど、原作ではモブ寸前の男子部員二人の話をアニメで補完してくれたのは嬉しいな
去年のベスト4が相手となりいつもの明朗さが消えた葉山。試合も序盤は運が続いても時間が経てば、やはり相手を押し返すことは出来なくなる。対して学は他校の女子からも人気で実力も葉山より上でベスト4まで勝ち進んでしまう。
バドミントンを始めたのは葉山が先で最初は学に教える立場だったとしても、今の二人に有るのは確実に才能の差。第六話で海老名が綾乃と自身の実力差を「才能の差」と表現した際には、葉山は才能を持ち出すのは早いんじゃないかと提言した
葉山は自身と学の実力差には才能の差があると理解しながらも、海老名に告げた言葉通りに、諦めが悪いことを自分の才能とし部活後の自主練を欠かさない
そのように努力し続ける姿を知っている海老名としては、硬くなり周囲に頑張れなんて言われてしまう葉山の為に「頑張らなくても良いんです!」なんて言いたくもなるだろうね。ただ、そこには葉山を案じる気持ちだけでなくて、自分自身への想いもある。
葉山が努力する姿に才能ある者への劣等感、それでも足掻き続ける意味など自分にも通じる想いなどを海老名は無意識に見出してしまう
海老名から曖昧な告白を受けて驚いていただろうに、海老名の言葉から正しく海老名はバドミントンを好きであるという気持ちを汲み出せた葉山は偉いな
久しぶりに綾乃と再会しても有千夏が気にするのは学校の成績でも交友関係でもなく、バドミントンの実力
一緒に日本を出ないかとの突然の誘いも家族関係を回復させようなどの甘い考えではなく、綾乃の実力を更に伸ばすことが目的なんだろうね。それでも心揺らしてしまう綾乃はどんな答えを返すのだろう?
巨人を駆逐することに全力を掛け生きてきたエレンがあのように諦めの言葉を発してしまうのは衝撃的
エレンとヒストリア、どちらにも父親の罪が提示され、同時に父親から願いを押し付けられる
エレンの父親がレイス卿一家を殺し巨人の力を奪ってしまったことで、人類にとって地獄の世界が決定した。それでいて何らかの思惑でその力をエレンに託した。その日からエレンの復讐の日は始まった。
ヒストリアもレイス卿の身勝手で生まれた上で、母と名を奪われ孤独な日々が始まった。それが今になってレイス卿からエレンを喰って人類を導けと要求される。
どちらも本人の知らぬ所で運命が決まり、責任を押し付けられた。それが人類の命運にかかわる話なら拒絶なんて出来やしない。
特にエレンについては王家の血を引かない自分が巨人の力を持っていることで人類を救えず、更にヒストリアがエレンの目的である「この世から巨人を駆逐する」と言及する姿を眼の前にしてしまう。それはエレンが言うように「俺は要らなかったんだ」と諦めてしまうには充分すぎる現実。
同時にヒストリアはレイス卿から押し付けられた運命を「私の使命」と受け入れ、自らの手で注射針を腕に突き立てようとする。
その流れが変わったのはいつかのユミルの言葉であり、無抵抗で喰われようとしているエレンの姿。誰かから押し付けられる運命を良い子みたいに受け容れるなんてクリスタとして認められても、ヒストリアには認められない。
ここでエレンを喰わないのはどう考えても正しい選択ではない。けれど、ヒストリアは良い子みたいに誰かが求める自分になる道を拒んだ
鎖を解き、全部ぶっ壊してやると叫ぶヒストリアの姿はとても凛々しさに溢れている
ここまであまり主体性が見えてこなかった羊谷。彼はあそこまで紅華を想っていたんだねぇ
羊谷の兄が存在しない現実なら紅華の近くに自分の居場所を見つけられる。しかし、紅華が兄が存在する幸せな夢の世界に居るなら自分の居場所は無くなってしまう。それは世界の喪失と同義。だから世界の封印を積極的に進めようとするし、それに相応しい力も手に入ってしまう
宗矢は引き続きネガティブなまま。「封印されれば夢の中で幸せに暮らせるし、竜に殺されれば死んだ皆に会える」なんて呟いて部屋に閉じこもってしまう。羊谷と同じく世界を喪失した状態
戦うことを放棄した宗矢を突き動かしてくれるのはやっぱりのぞみの存在。彼女が言った「私は味方したい人の味方」は宗矢が龍造寺岳蔵に立ち向かう時に言い放った台詞と同じ。
その回ではのぞみが宗矢を受け入れ、街を守ってくれてありがとうと言ってくれた回。だから宗矢はその言葉を礎に「俺は味方したい人の味方」だと言い、竜から街を守った。
しかしその時は戦う燃料になっても、自分の町を失ったままの宗矢にとって自分の故郷でもない街を守るのは継続的な目的にはなり得ない
今回、以前の宗矢と同じセリフをのぞみが言い、眼の前で封印され動かなくなったのぞみ達を宗矢は目撃しまった。封印から逃れた宗矢からすればあの光景は擬似的な死だ。
宗矢からしたら再び大切なものを失いかねない状況であり、自分が何を守りたいかが明確になった瞬間でも有る。街とか平和とかそんな漠然としたものでなく、目の前にいる自分を守ろうとした人や助けてくれた人など、味方したい人達を守る味方になりたいと意思を固めた
自らの星は選択を間違え失われた。そんな宗矢が皆を助けたいと願い放った言葉だから幸せな夢の世界に落ちてしまった皆を引き上げることが出来たのだろうね
これまで戦闘の際はネビュラソルジャーと呼ばれて来た宗矢が仮面を脱ぎ捨て名乗り上げる。更に「帰る故郷が無いって現実が俺の居場所だ」と今の在り方を認めアイデンティティを確固たるものにした
ようやく主人公らしさを手に入れた宗矢が今後どのような戦いを見せるのか楽しみだ
そういやオリヴィアって最初は片言キャラを通してたんだっけ。華子と花純には早い段階でバレた嘘だったからすっかり忘れてたな
……まあ、それ以上に忘れられている設定は花純が罰ゲームのある遊びを嫌う設定とかだけど
個性の強いキャラが多い本作だけど、オリヴィア兄のインパクトはトップクラス。見た目や言動は昔懐かしいオタクキャラそのものなのに、目元だけは碧眼の超イケメン。そしてLINEでは丁寧な言葉遣いになり口説き文句まで。
それでいて「生中尊い」なんて問題発言を登場早々にこしらえてしまうのだから油断ならない人物である
Aパートは「One Room」と似た演出なのに受け取る印象は正反対。
やはり作品全体に漂う不穏な空気が違いすぎるのか
前回はさとうの生い立ちが説明され、今回はさとうが今の状態になる直前の話が描写された。と言ってもさとうとしおが出逢った瞬間の話はまだ描かれてないから、自分は満たされないと彷徨っていたさとうがどのようにして変化したのかは不明なまま
確かな事はさとうが元住人との触れ合いの中に何かしらを見出そうとしていた点か。
おそらく青年だろう相手にお礼すると提案しても性的なものを要求されなかったさとう。相手の欲望を受け容れることが愛だと叔母から教えられ、多くの男性と遊んできたさとうにとっては初めての関係性。自分から再びの訪問を約束し、報酬も要らないと言った。そして幼いしおを連れてきた際には「ここしか無いと思って」と元住人への確かな信頼を感じさせる言葉を放った。さとうにとって元住人との触れ合いが大きな意味を持とうとしていたことが察せられる。
しかし、元住人がさとうへの執着と独占欲を見せてしまったことで二人の関係はあっさり終了。結局は彼もこの作品に相応しい狂気を持った人間だったのだろうね
そして元住人を殺害したことでさとうの愛し方は振り切れてしまう。しおを連れてきた段階ではしおへの感情を理解していなかったのに、元住人を殺害した後にはその感情が何なのか判ったと主張する。
もし、ここでしおに出逢わずにこの住人と逢瀬を重ねていたら、元住民を殺害するような事態にならなかったら、さとうはどのような変化を見せたのだろうかと考えてしまう。
振り切れてしまったと言えばBパートで描かれた三星も。
夜間に飛び出してしまった自分や母からのメールを省みて、まともになるんだと決意する。だというのにOLに遭遇しトラウマが復活、しおの写真に縋り付いた事でまともになる意味が変わってしまう。更にさとうからしおの生靴下(!)を与えられたことでまともになる意志すら消え振り切れてしまう。
そんな危ういものばかり描かれた今回の話の中でしょうことあさひの触れ合いは心安らぐものだった。大切なものを守ろうとして何度も傷ついた二人が互いの頑張りを認め合い、傷を癒やす様子は尊いと思える
ただ、今のしょうこにとって勇気を取り戻すって非常に危険な道に繋がりかねないんだよなぁ……
後味悪い話だと判っちゃいたけど、予想していたよりもマイルドに終わった印象
フォーサイトの面々はアインズを相手に上手く立ち回った方だろうね。4人の連携は悪くないし、絶望的な力量差を示されても捨て鉢にならず誰かが生き残る道を模索し続けた姿勢は立派
アインズにとって感情的にならずに居られない「仲間」「友人」というキーワードを探り出せた点は褒めるべきだが、同時に激怒させてしまったのは流石に回避のしようが無いか…
アンデッド系モンスター等の異業種ばかりのナザリックにおいて慈悲ある扱いとは苦痛無き死だけなのか。そしてロバーデイクに告げられた実験の内容や前回の冒険者たちの扱いを見る限り、あっさり殺されることは本当に慈悲深い扱いなのだろうなと思えてしまう点が恐ろしい
ただ、それでも姉が返ってくると無邪気に信じている姉妹の会話シーンを見たら、なんとかしてアルシェが生き残る道はなかったものかと考えてしまう
ワーカーたちがナザリックに侵入したことを口実として帝国に宣戦布告したナザリック陣営。いきなり圧倒的な力を見せつけられたことで、ジルクニフは取れる手段が限られてしまうだろうが、果たしてアインズ相手にどこまで足掻くのかな?
葉山が余計な気を回したせいで空気がより重いことに
比企谷にとって折本との過去は気恥ずかしく引きずってしまった部分もあるのだろうが、それでも今回の遊びによって自分の中にあった中途半端な感情に区切りをつけることが出来た状態。そしてサイゼを選んだ事をバカにされても比企谷にとっては日常茶飯な扱い。
そういった意味では葉山があそこで一線を越えて折本に今の比企谷の価値を押し付ける必要性は無かったのかもしれない。又、比企谷にだけでなく雪乃と陽乃が会話する場を用意しようとしたのだろうが、それも上手く行かず雪ノ下姉妹の関係はより険悪に。
葉山はもしかして自分と比企谷の心の内を似たものだと考えているのかな?だから比企谷のような遣り方をすれば自分だって上手くいくと考えてしまうし、比企谷の有り様を自己犠牲的だと捉えてしまう。それらは全て葉山の中の基準に照らし合わせての考え方。葉山が比企谷に投げかけた言葉はそのまま葉山自信にも当て嵌まるものだろうね
けれど、比企谷がこれまで自分に痛みが生じるような遣り方で問題解決してきたのは自己犠牲などではないのだから、葉山が今回したことは本当にお節介でしか無い
陽乃に煽られた雪乃は生徒会長を目指す羽目に。そんな雪乃に衝撃を受けた結衣も立候補を表明する。部活のために何かをしたい、勝手なことばかりしてる雪乃や比企谷を勝ちたいという結衣の想いはとても大切なものでは有るんだけど、もはやいろはを選挙で痛み無く負けさせるという当初の課題は置き去りとなり、それぞれのエゴがぶつかり合う展開に
比企谷もそれぞれが納得し筋の通った判断なら何も言わなかったのかもしれないが、どう考えても二人の行動は正常な判断とは思えない。
ぐちゃぐちゃになりつつ有る現状に対する比企谷の反撃は次回に持越しか
白石が本当の姿を見破られ等身と眼鏡姿が戻っても制服のままだったせいで、尚更コスプレ感が酷いことに。あの格好は流石に背徳感がヤバイと思いますよ?
紅華が抱えていたものは力への嫌悪感か。だからグランドパラディンから真っ先に脱退するし、地球人にとっては押し付けがましい存在である筈の封印派にも協力する
ただ、その嫌悪感は純粋な嫌悪だけでなく、先輩を守れなかった無力感と後悔が混ざっているような気もしてしまう。サイキックの力が他人を傷付けかねないと知れば捨てようとするし封印にも協力する。が、一方で封印装置を手にしても宗矢が現れるのを待ってしまうし、虎居に自分を止めるヒントを与える矛盾した行動をしてしまう。
無意識にヒントを虎居に与えてしまったのは彼に先輩の影を見ていたからだろうか?
そんな力を否定するために行動した紅華と対象的に、宗矢は煮え切らないどころか追い詰められるような状況が続く
息抜きにと遊びに誘われれば自分が関わった戦いの影響を水族館の休止という形で見せられる。復讐のために戦っていたはずなのに白石からは地球を護るために戦ったと見られ、心の内をぶち撒かずに居られない状況に追い込まれる。挙句の果てに竜はまだ死んでいない、倒して欲しいと死んだ兄の姿をした楽園の民から告げられる。一人の少年が向き合うにはあまりに重いものばかり
しかし、宗矢の境遇を考えれば煮え切らないのは最初からだったのかもしれない。第一話では記憶も過去も全く無い人間として登場し、記憶を思い出せば自分の故郷が滅んだことを知ってしまうが、その悲しみを共有してくれる者はおらず戦い続けるしかない日々。
今回のぞみも白石も宗矢が街を守っと認識し会話するが、その分だけ宗谷の中には自分の町がもう存在しないという喪失感が満ちていったのではないだろうか?
その決壊した悲しみを受け止めたのが、いつだって宗矢を認めてくれたのぞみで、代わりに戦ってくれたのがかつての敵である虎居だったのは印象的。そう言えば虎居は第二話でも泣いていた宗矢を慰めていたっけ
だからこそ満を持して虎居がヒーローらしさを取り戻し、主人公のお株を奪う活躍を見せた描写はあまりに鮮烈に映った
小瓶が無くてもサイキックの力が使えると判った今回の話、もしかしたらグランドパラディンの面々が戦線に復活する展開も有るのだろうか?
前回、言論によって革命が成され状況は一転した。だが、やはり言論だけで全てが解決するわけではないのは悲しい事実。
王政と兵団の間で行われた問答を知らないヒストリアは父は人類全ての味方と言うが、王政が人類を守る存在であるという考え方は前回の問答で否定されているし、レイス卿は対人制圧部隊であるケニーを利用している。更にレイス卿が再びエレンが持つ「叫び」の力を手に入れれば革命の状況が逆戻りしてしまうのは明らかだが、何も知らないヒストリアは口が塞がれたエレンよりも隠された過去を教えてくれるレイス卿の言葉だけを信じてしまう。
革命を成し遂げた側にも思惑の違いが見られる。革命を成し遂げる瞬間は一致団結しても何故王政を打倒したのか、何を最優先しているのかが異なるために少しでもずれが表面化するだけで一気に瓦解してしまいそうな危うさが有る。
何が人類にとって最善の道かなんて誰にも判らない状況
エレンの知られざる過去、レイス家に訪れた悲劇、アッカーマンの秘密と様々な裏側は語られたが不透明な部分は多いままだったのはちょっと物足りなく感じてしまう
バクテリGOというゲームの面白さはさておき、ふとした拍子に身近なアイテムに大量の菌がうじゃうじゃいると知ってしまうと何とも落ち着かない気分になるよね。……まあ、数時間もすればそんな感覚忘れてしまうけど
「童貞を殺す服」の意味を勘違いして会話するシーンはまるでコントでも見ているようでかなり笑ってしまった。何故に華子は童貞殺す決意を固めてるんだ(笑)
終盤に突入しそうな段階でこんな明るいオリジナル展開を今更……とAパートまでは思ってました。Bパートはいつものはねバドで安心した自分が居ました
最近の綾乃はもはや闇堕ち状態がデフォルトになりすぎて、ほえほえとやらに引っ付いて年相応の表情を見せる綾乃には違和感しか覚え無いって実は不味いのでは?
以前出逢った際はバドミントンの実力を引き合いに出し、綾乃を有千夏の娘ではないと否定したコニー。今回アプローチを変えて綾乃に近付こうとしたのは何故なんだろう?
コニーは有千夏の娘を名乗り綾乃をお姉ちゃんと呼んだ。しかし、コニーにとって有千夏と綾乃は血縁関係ではなくバドミントンによって結びついた歪な関係の家族。だから今回の遊びを通して、これまでよりも結びつきの強い普通の家族になろうとしたんだろうか?
小さなキーホルダーで綾乃の気を惹こうとしたのに、それよりも遥かに大きいリュックを前にして咄嗟にキーホルダーを隠してしまうコニーの姿からは、見た目ほど強くない内面が感じられる
けれど、そんなコニーの懇願に対して綾乃の返答は有千夏の娘らしくバドミントンで語り合うというもの。「今度はあたしがお母さんを捨てるんだから」と言いつつ、綾乃の根底にあるのはやはり有千夏の遣り方
結局コニーは本当の意味で綾乃と家族になることは出来ず、綾乃は有千夏との繋がりを断つことは出来ないままに二人は別れてしまう。
ただ、そのまま終わらずにフレ女の面々が迎えに来てくれる展開はかなり良かったな。家族そのものは手に入らなくても、家族と同じくらい自分を気にかけてくれる相手を見つけられたコニーは幸せになれそうだ
そしてひょっこり自宅に戻ってきた有千夏と鉢合わせた綾乃。次回のギスギスが飛んでもないものになりそうで、今から戦々恐々としてしまう
しょうこは今回の行いを中途半端な勇気だったと評したけど、事前情報皆無のままあの家を見せられてすぐ受け入れられる人なんて居ないと思うよ
又、どうにかあの叔母のあ利用を受け入れられたとしても、その先に待っているのはさとうが誰かの家を強奪しそこに尋ね人のしおと同居しているという狂気。さとうが隠しているものを受け入れようとした時点でどのような成り行きになろうが破滅しか存在しない
今回明かされたのはさとうの生い立ちに深く関わる叔母の在り方。狂人が跋扈する本作だけど、叔母はそれらの中でもトップクラスの狂気を抱えている。というか常に瞳孔開いてるのに笑顔を保つ表情が怖すぎるよ!
少しの言葉で欲望を引き出し、相手が秘める暴力性を全て受け容れどんな欲望だって飲み込もうとする姿はこれまでに登場した狂人とは方向性が全く異なる。北梅川などを筆頭にこれまで登場した人物たちは相手を支配したい、支配されたいという欲望が前面に出ていた。しかし、さとうの叔母は相手の欲望を引き出し受け容れることを望みそれを愛だという。
叔母が掲げる愛し方を見ると、さとうの愛の有り様にもこれまでより踏み込んだ部分が見えてくる。最初、男を取っ替え引っ替えして遊んでいたのは叔母と同じ愛し方。相手の愛を受け容れることで、その中に自分の愛を見つけようとした。
それがしおと出会ったことで相手に尽くし安寧を互いに与え合う愛の形に変化したのだろうと推測できる
だから、さとうがここでしょうこに見せたものは只の入り口だったのだろうね。まず叔母の在り方を理解しないとその先にあるさとうの在り方が理解できない。けれど、しょうこは叔母を変だと言い、友達で居てくれるかと問うてきたさとうから目を逸らしてしまった
だからさとうはしょうこを建前でも友達と思えなくなり、友達の意味を知らないしおと二人だけの城へ。結局の所、本当の愛を手に入れたさとうにとって友情はそれ程必要なものではないと明確になった
そして芸の域に達しつつ有る北埋川の執着。廊下の影でさとうの表情実況をする様子はかなり面白かったが、さとうに釘を差されてしまったことで今後は大人しくなってしまうのかな?それはそれで物足りなく感じてしまいそうだ
ああ、探検する遺跡ってナザリック大墳墓だったのね。ってことは、全滅ルート確定か……
そのせいで冒険者たちによるナザリック突入前のあらゆる会話が死亡フラグにしか思えなくなるって凄い
お出迎えは最弱のスケルトンなのに、そこから少しずつモンスターのレベルを上げるようなことはせず、一気に絶望的状況へ追い込んでしまうナザリックまじ容赦ない
というか恐怖侯やニューロニスト・ペインキルによる拷問描写は何のスプラッターホラーを見せられているのかと思ったよ……
今回の話はナザリックを世に知らしめることと実験用モルモットの回収が目的かな?あまり楽しい話にはなりそうにないな
唯一の救いはフォーサイトの相手をアインズが務めることで、久しぶりにアインズの戦闘描写が見られそうな点か
前回の告白騒動を経て、葉山グループは何とか以前と変わらぬ空気を取り戻したが、奉仕部は最悪の空気に
まあ、葉山グループには関係性の変化を望まなかった者が何人も含まれているのだから当たり前か
しかし、奉仕部は変化を望んだ訳では無いが、かと言って停滞を望んだ訳でも無い。どこか中途半端でありつつも彼らにとっては心地良い関係のまま告白騒動を迎えてしまったものだから、結衣達は比企谷の自分を顧みないような行動を受け止めきれないし、比企谷も想像以上の反応を返してきた雪乃と結衣に向き合うことが出来ない
そして奉仕部の三人の関係性がどのようなものか誰にも言葉に表せないから、ヒビの入った空気をどのように回復させれば良いかを知る者も居ない
そんな中でやってきたのは一色いろは。見るからに同性とトラブルを起こしそうなタイプである
候補が一人しか居ないのにそれを穏便に落選させようなんて簡単に解決できる事案ではない。その為に比企谷は普段の要領で解決策を提示するのだけど……
その瞬間の結衣の表情は本当に心苦しくなるようなものだったし、雪乃の無理のある反論からも必死さが感じられる。けれど、比企谷にはそんな反応こそ受け止めきれない。だから更に空気は悪くなる
奉仕部は当初よりも親しくなり確実に関係性は変化しているのに、雪乃と対立してしまった現状を当初の奉仕部と比べ「同じなら問題は何もない」と考えてしまう比企谷
このままでは更に亀裂は深まりそうだ
次回予告では普通に比企谷といろはの会話シーンが。次回予告で普通に本編の続きを描いた作品って本作以外にはあまり知らないなぁ
銀子はメイドじゃなくて姫君だったのか。毎日姫君に食事を作って貰えるとか、宗矢は肉が入ってないくらいで文句を言うんじゃないよ!
今回は宗矢が引き取られるまでの顛末が語られた。宗矢は先生が自分を引き取ったのは兵士にする為だったんだなんて喚いた時期もあったけれど、実際は愛の進化を信念とする先生らしい理由が有ったようで。
竜によってシリウスの住民は悪の種族と断定され滅ぼされた。宗矢の人格を以って愛の証明を行おうとした先生からしたら、今の宗谷の姿はどのように見えているのだろう?
少しずつのぞみとの交流も増え、先生の身を案じるようになり、街を守るために力を振り絞った今の宗矢は間違っても悪と呼ばれるような存在ではないはずだけど……
かと言って美羽や晴海のように誰かを思い遣る程に愛の意識に目覚めているわけではないからなぁ。まだまだ宗矢には成長の余地があるかな
それにしても復讐を果たし街を守り宗矢は燃え尽きてしまったのだろうか?それとも愛の感覚が芽生えつつ有る今の宗谷にとって龍造寺が砂になって消えてしまったことがやはりショックだったのか?
兄に扮した謎の存在が登場しても、白石が鷹取と羊谷を仲間に引き込み封印派としての活動を本格化させる様子を目前にしても何処か煮え切らず、「俺は戦わない、関係ねぇし」と言ってしまう。
宗矢が再びやる気を出すのはやはりのぞみが切っ掛けになるのかな?
龍造寺に対し正体を表した際に変なスーツを着ていたことや今回の制服やら、実は白石ってコスプレ趣味があったりするんだろうか……?
正しさが入れ替わる革命は武力を用いたド派手なものではなく言論によってしめやかに行われる。
拘束され言葉を発することしか出来ないエルヴィンによって非常時における調査兵団の必要性が説かれ、壁が突破されたとの偽りの報告、そして民衆へ向けての真実が報道される。それらによって自分たちのことしか考えていない王政の態度が明らかになり、王政は民衆を守ってくれる存在ではないと周知される。
それは追われる立場になっていた調査兵団にとって嬉しいニュースだが、エルヴィンが指摘するように同時に既存の王政が斃れたことで不安が広がり、未知の危機が訪れないとも限らない事態でもある
ただ、一方でこの事態は「誰がより多くの人類を救えるのか」をリヴァイ達や、ピクシス司令、新聞社、フレーゲル、マルロ等が考え選択した果てに成立したものでも有る。同様に後悔の色を滲ませるエルヴィンをここまで動かしたのも子供の頃に抱いた夢を実現しようと選択して来たから。
なら、彼らが足掻きながらも選択し続ける限り、それなりの未来には繋がるように思えてしまう。そんな革命の一幕だった
そして第三期になってからまともな活躍が描かれていないエレンはまだ拘束されたままか……
石澤はいちいち指示してくる倉石の圧力に耐えながら、なぎさは膝が壊れる懸念を抱えながらの対戦。だからか最初は二人共自分のやりたいバドミントンが出来ていない。
特に石澤の状況は酷いね。中学時代はなぎさに敵わなかったのに、逗子総合には自分が選ばれてしまう。だというのに高校では倉石の言う通りプレイするだけだから、推薦ではなぎさに勝ったなんて自信は次第に消えていくだろうね。そしてせっかくの直接対決でも倉石の指示が矢継ぎ早に飛んできて従わないと怒鳴られてしまう。どんどん自分というものが無くなっていく
震えた字で書かれた石澤の名前は彼女の揺らいだアイデンティティを現しているかのよう
そんな雑念が満ちたコートから先に抜け出したなぎさは石澤の走らせようとする戦術も膝の懸念も全て吹っ飛ばす圧倒的なパワーで球を打ちあっという間に自分のバドミントンを展開する。そして自分のバドミントンを取り戻せたから石澤に響く言葉を投げかけられる。アスリートにとって「全国を賭けて」は殺し文句
なぎさの言葉によって石澤も自分のバドミントンを取り戻そうとするが、いざとなれば自分のバドミントンの形が無かったというのは少し悲しい話。けれどその際の石澤には悲壮な表情なんて無くて、なぎさとの戦いを心の底から楽しんでいる表情はとても素晴らしく見えた
一方、綾乃の態度がかつて無いほど酷い……。対戦相手へのリスペクトもなく、部員と少し離れた席に行儀悪く座る綾乃の態度は本当に主人公とは思えない。合宿で皆の仲間になりたいと言っていた綾乃はどこへやら。
というか今の綾乃には果たして「自分のバドミントン」があるのだろうかと疑問に思ってしまう。「強くなきゃやる意味ないんだよ」と言いつつも、何の為にと問われれば答えることはない。痙攣で危険せざるを得なかった相手に対しても、どのような想いでコートに立っているかを考えようとせず続ける意味がないと断じてしまう。なぎさが石澤によって左右に振られた際も何故しつこく球を拾おうとするのか考えようともしない
自分や他人のバドミントンを理解できなくなった綾乃と自分のバドミントンを叩きつけることによって相手の心を引き出すなぎさ。彼女らの対戦がどのように描かれるか本当に楽しみです
パナマ文書ネタって今となっては懐かしいな。あれって結局どうなったんだっけ……
性別偽ってる疑惑が燻るつぐみからあんなに怪しげな依頼を持ちかけられたのに軽い買収であっさり怪盗紛いの行為に走るあそ研のメンバーが恐ろしい。でも手足が生えたようなクワガタはもっと恐ろしい。夜中にあんなクワガタに鉢合わせたら全力で逃げ出す自信がある
本作ではあまりにヤバイ人物が多過ぎる為に、しょうこは貴重なマトモな人物として扱われている。さとうが引き起こす事態に関わらず、裏側で起きている異変を知らずに不健全な程度で生き続けている事は割と視聴者にとって癒やし要素となっていた気がする
そんな彼女が太陽からさとうの疑惑を聞かされ、あさひと出会ったことでさとうの事情に踏み込む決心を固めてしまう
思わず「そんな勇気なら要らなかったのに」と言いたくなるような状況
ただ、しょうこがさとうを心配してしまうのもさとうが何をやっているか全く知らないから仕方ないとも言える。何か危うい事情を隠していることは察せられても、流石に幼女を誘拐したなんて話は信じられるものではないし
これまでは「たった一人の相手」が見つかっていない同士として大好きな友達と考えていた。だからさとうが隠し事をしている、太陽から疑われていると知ってしまえば、心配のあまり踏み込まなきゃと考えるてしまう。ぼろぼろになっても家族を探すあさひの姿を見て背中を押されてしまう
さとうのことを心配し言葉を振り絞ってさとうの事情に踏み込もうとするしょうこの姿は普通の作品であれば、感動してしまいそうになる情景なんだけど、さとうが隠している事情を知っているこちらとしては「もうその辺でやめておけ」と忠告したくなるシーンだった……
そしてあさひについては事情が全て明かされていないから、詳細は判らないけれど、守らなくてはと考えていた母としおを遠くにやってしまったばかりに逆に失ってしまったのだろうと推察できる
一人だけ父親のもとに残ったことを行動しなかったと表現するのは酷だけど、父親を無力化するなどしてもっと早くに迎えに行っていればとの後悔をあさひは恐らく持っているのだろうな。大人の力を借りずにたった一人でしおを探し続けている彼の姿はあまりに孤独
あさひの影響を受けてさとうの事情に踏み込んだしょうこ。彼女はさとうを助けられるのか、それとも勇気を持って行動したのに後悔する羽目になるのか。あまりに恐ろしい分岐点