九州で元官房長官の澤崎が独立宣言。けれどルルーシュは傀儡政府になっているとして合流を否定、代わりに東京に独立国を作ると明言
いずれブリタニアを倒すつもりなら、黒の騎士団の価値を貶めるような相手と組むわけに行かないと考えるのは判るけれど、黒の騎士団は注目されていてもまだ勢力としては小さいわけで。そういった意味では組まないと決めた澤崎をブリタニアに隠れた形で倒し、騎士団の名を上げるというのは理に適った戦略か
スザクは命令無視した罪に苛まれ騎士号の返上を願い出る。彼は間違った世を正すために正しい方法で上り詰めるつもりなのだから、その途中で自分が間違った行動を起こしてしまったなら自分を否定してしまうのも仕方ないか
ユーフェミアも副総督を任された責任と誰かの為になる行動をしたいとの想いから突っ走っていたけど、そもそも彼女の立場が保証されているのはコーネリアに護られているから。立場の中できちんと頭角を現しているシュナイゼルやコーネリアとは大違い
理想は高くても自分を支える立場や想いがあやふやな二人だから少しでも揺らいでしまえば止まってしまう。だからこそそんな二人が互いの為に行動すれば良いユーフェミアの答えはとても納得できるもの
堅物のスザクがテロリストのゼロが差し出したエナジーフィラーを受け取り共闘の形を取れたのも、ユーフェミアという理解者を得た事で多少肩の力が抜けたからだろうね
髪型を変えた葉月の衝撃に沸き立つ面々の中ではっきりしない態度の陽斗。自分だけが魅力を知っていたはずの女子が突如人気になってムスッとしてしまったのか。基本的に人の良い陽斗がこのような態度を見せるとは珍しい
葉月も煮え切らない陽斗の態度に心揺らしていたようだし、この二人が結ばれるのはそう遠いことではなさそうな雰囲気
長年の陽斗への片思いを初恋のまま実らせようとせずその状態で満足していたと理解し、新しい恋を自覚した美緒。それだけでなく姉の後を追っていた自分から脱却し新しい道を選ぶ決意を固めたようで。
受験戦争真っ最中に進路変更は大博打に見える。けれど、美緒本人がこのままじゃ駄目になると思っての選択であり、この先訪れる未来に対して自分の意志で立ち向かうと決意した結果の選択だろうから後悔はないだろうね
想いを一新した美緒に対して瑛太はまだ中学時代の初恋に引きずられているようで。
現状の瑛太は陽斗との一打席勝負に負けたことで自分の気持ちをはっきりさせる機会を失ったとも取れるけど、片思いに満足していなければ陽斗のように自分の気持ちを伝えるために何ならかの行動をするはずだからなぁ
美緒が一歩踏み出したがために瑛太は置いて行かれたような形になってしまった。ラストの赤本が何とも不吉な未来を想像させる
……ぶっちゃけ、美緒への想いを振り切って急激に仲を深めている恵那とくっつけば良いんじゃないかな?とも思ってしまうが
告白していない状況で「良いネトゲ友達で居たい」と言われ、勝手に振られた気分になってログインしなくなる桜井は良くも悪くも面倒なタイプだなぁ
それもこれも全ては桜井が本音で森子と話そうとしていない点に原因が有る気がするよ。顔に影を作りながらも柔和な表情を崩そうとしない桜井のスタンスはヤキモキさせられる
それだけに店員に悪意ある言葉を投げかけられたと思い込み逃げ出した森子に自分の正直で真っ直ぐな気持ちを伝えられたのは良かった。…ようやくスタート地点に立てただけな気もするが
桜井の家に上がり込みシャワーも浴びてしまった森子。そろそろクライマックスへ向けた展開が欲しい所
憤る先生の姿は頼もしいと思うより先に危なかっしいと感じてしまうけれど、他人から見ればつい最近までの零も同じ危なっかしさを持っていたと考えれば、林田先生は身を持って零を押し留めたと考えることも出来るのかな
教師嘗めんなよという台詞が最近の零がどれだけ周囲が見えていなく思い上がっていたかを感じさせる
そもそも零ってここ最近熱血系になってひなたを、川本家を助けようと行動しているけれど、未成年の高校生でしか無いんだよね。だからそんな彼では踏み込めない領域が確かに存在する
川本家と繋がりが深くなった零だけどやっぱり赤の他人だから家庭と学校の話し合いに絡むことは出来ない。あかりたちの父親が消えた表現し難い哀しみを共有することが出来ない
そういう面では二階堂の問題も同様に零には踏み込めない領域だったはず。島田の「聞かれても答えない理由、そんくらい解れ」という発言は他人が生半可な思いで口出しして良い問題ではないと言外に言っている。
けれど零はある意味川本家以上に身近な存在でありライバルの二階堂だからこそ、その事情に踏み込む決断をする。
そして島田から語られた二階堂の事情は本当に他人がどうこう言える領域の話ではないんだよね。一番楽な選択肢は二階堂を一度将棋から遠ざけ本格的に静養させることなんだろうけれど、将棋を知る島田や零が彼の棋譜を一度でも見たらそんなことは言えなくなる。「将棋でまで弱い人間扱いされたらもう僕は何処で生きていったら良いんですか」という台詞が示すとおり二階堂は将棋の盤上で力強く生きている。それを他人が止めることは出来ないし踏み込むことも出来ない。
でも踏み込まなくても並び生きる事は出来るわけで。それがラストの零の決意に繋がるんだろうね
その決意が今の川本家に寄り添うような別の決断に繋がれば良いのだけれど、どうなるのだろうか?
無人島に流され二組に別れた主要人物たち。ルルーシュとユーフェミアはお互いの素性や考えを理解しているのに対し、スザクとカレンはここで互いの素性をはっきり認識しその後も考えを共有することはない
第一期が終盤に差し掛かっているからこそ必要になってくる話
ユーフェミアは何故ルルーシュが黒の騎士団を率いているかなんて聞かないんだな。マリアンヌの事件について話した辺り、ルルーシュがブリタニアに反逆するに十分な理由があると知っていて今の自分ではルルーシュを止めようがないと判っているのかな?
そしてルルーシュ・ユーフェミア組が和気藹々としコメディ調になっているが、スザク・カレン組はどこか剣呑なまま会話し続ける。
カレンが無念さを抱いたまま亡くなった人を理由に戦い続けるのに対し、スザクは父親殺しを契機にその死と自分がしでかした行為に意味を見出すために戦い続けているように見える。そんな両者だからこそ理解し合うことはない
それにしてもシュナイゼルは底が見えないキャラだね。口や手振りでは人の善意を信じるような行動が目立つけれど、実際の所スザクを囮として使い秘密裏に進めた作戦は、シュナイゼルにとってスザクは只の駒でしか無いという意志がはっきりしている。それでいてそんな感情をおくびにも出さないのだから恐ろしい
前日譚で充分にJupiterが抱える想いについて描かれていたから、まさかJupiter回があるとは思わなかった。そう言えばプロデューサーがJupiterに何て言ったのかまだ明かされていなかったんだっけとあのシーンを見るまで忘れていたよ
Jupiterの信念が揺らいだ時に一番必要な言葉を投げかけたのがプロデューサーだったんだね
SideMとしての主人公は天道輝なんだろけど、アイドルマスターシリーズにおける男性達を象徴する人物は天ヶ瀬冬馬なんだなと再認識できる内容だった
Jupiterがファンを大事にしたいという思い出これまで突き進んできたのは前日譚でも描かれていたこと。けれど今回の話でJupiterの中心である天ヶ瀬冬馬が最初にファンにしたのは北斗と翔太の二人だったのだろうと推察することが出来た。だからこそJupiterは彼を中心として綺麗に纏まっているのだろうね
おすすめのディナースポットで宅飲みを薦める類の感性は面白いなー。
山下の料理が美味しいからこそ許される選択だけど
そういや冒頭で北斗がもてなしてた相手って結局誰だったの…?本当に問題ない?
ルツとチセの関係性が良いね。使い魔だからチセの守護者のような立ち位置でありながら、同時に記憶を共有していることにより兄のような立場でも有る。無謀な行動が多い割に口が重く自分の中の感情を整理出来ていないチセにとって最良のパートナーだね
リャナン・シー登場。
男の血と引き換えに才能を与える吸血鬼。そんなリャナン・シーの流儀からしたら老人で大作家を目指しているわけでもないジョエルなんて「好み」に全く当てはまらない存在。けれどたった一瞬目があった経験が切っ掛けで傍から離れられない。
人間のチセからすればそこには明白な答えがあるけれど、それは吸血鬼であるリャナン・シーの認められる答えではない
リャナン・シーが感じている矛盾はチセにも当て嵌まるもの
アンジェリカからすれば今のチセはエリアスに依存し嫌われないようにしているように見える。ある程度はチセにとって本当のことだろうけど、だからと言って既に家族に満たされているアンジェリカに言われたくないセリフだし、少しずつ変わり始めているチセにとって認められる答えでもない。
又、チセの中にあるエリアスへの感情も他人からすればはっきりと答えの出せるものかもしれないけれど、チセにとっては不明瞭でよく判らないもの。それを簡単な言葉で表現されるのはチセにとってまだ受け入れられるようなものではない
チセ、エリアスと同じく異種カップルのリャナン・シーとの出会いは、エリアスの身体に起こった異変やアンジェリカとの問答で心揺れ自分の中の感情に向きあい始めたチセにとってかなり影響ある出会いだったんではなかろうか。
暗い部屋のシーン、あの場面ではチセは過剰に怖がることはなくエリアスを受け入れるような表情。対してエリアスは朝になったら説明するという約束を放棄して森の中へ。ある意味エリアスはチセから逃げてしまったと捉えることも出来るか
二人の関係は少し進んだけど離れたままの部分もあって。何も話してくれないと不満に思ってしまうのは以前よりも強くエリアスのことを理解したいと考えるようになったからだろうね。
コアが帰省する話と花火大会の話をベースに幾つかの話が同時進行する内容だった。
これまで本作で登場した町並みはヨーロッパ風のものばかり。そして今回舞台となったココアの実家も日本離れした田舎の山中。これで使われている言語は日本語なのだから違和感が凄まじい。けど、今更日本家屋が登場してもそれはそれで違和感がありそうな…
第二期でモカがラビットハウスにやってきた際はそこにチノが居たためにココアは姉としての面と妹としての面を同時に見せていた。けれど、今回は実家に帰り姉と母と会話する展開が中心になった事で妹としての面が強調される形に。こうして見るとココアって普通に末っ子タイプだったんだなぁ
ココアの憧れの先にいる存在としてこれまで描かれてきたモカが母の前では悩める娘の姿を表したのは些細な描写だけどとても良かった
一方のチノはココアが居なくなったことで久しぶりのココアシック発動。無意識にアイスココアを量産してしまう姿は微笑ましい。前半部分ではココアという単語を聞く度に寂しそうな姿を見せていたが、電話でココアと花火の件を話したことで改善。ココアならどうするだろうと考えることで自分から皆を花火に誘ったり、ココアに似合うぬいぐるみを考えたり。又一つ、チノが成長したことを感じさせる描写だった
ココアが小さくなりチノが魔法少女になるあの夢のシーンってどういう意味があったんだろうか?あのシーンだけ毛色が違ったような…?
そういやチノはココアに会えない寂しさからアイスココアを量産していたが、ココアも夢の中でティッピーを量産していた。一応チノに会えないのを寂しがっていたということだろうか?
ロザミアの身体検査シーンは当時としちゃ時代を先取りしすぎていやしませんかね…?
ティターンズはまたしても毒ガス作戦を決行。ストーリー上それ程必要性のある作戦とは見えないだけに、正義を語るバスクの言葉が非常に空虚なものに聞こえてしまう。同時にエゥーゴを裏切っておきながら、そんなバスクに従わざるを得ないレコアの価値も下がって見える
カミーユはなんだかんだ言って正体不明のロザミアを可愛がっていたんだなぁ。初対面時は警戒している様子がありありと見て取れたけれど、今回は本当の兄のようにロザミアに話しかけていた
思い返せばカミーユはただでさえ愛情の薄い家庭で育ち、戦場の中で両親を失った。家族愛に飢えていただろうカミーユにとって強化人間の可能性が高くても「お兄ちゃん」と自分を呼び慕うロザミアの存在は手放したくないものだったんだろうな。
それだけに唐突なロザミアの裏切りはキツイだろうな。強化人間という括りで見ればフォウを失ってそれ程時間も経っていないし
……そんなカミーユの事情を知っている筈のファが、ロザミアの裏切りを知り「あの女が行ってくれた」と呟く様子には空恐ろしさを感じてしまったよ。
カレンの忠犬化が進んでる……。親衛隊長という特別な立場に任ぜられて嬉しそうな。日本人でありながらブリタニアの騎士に任ぜられて目標へ近付いた筈なのに硬い表情を崩せないスザクとは対称的である
おまけにディートハルトに吹き込まれたとはいえ、ゼロのためにナナリー主催のパーティー会場でスザクを暗殺しようとまでするなんてなぁ。それでいてゼロがスザク捕獲の方針を打ち出したら安堵する辺り、ゼロの為になるなら自分の感情は捨て置き何でもするという想いが炸裂している印象
そんな彼女にとって唯一の懸念はC.C.の存在だろうか。黒の騎士団再編によりそれぞれの立場が明確になった中でゼロの近くにいる人物でありながらC.C.は無役のままで正体不明。C.C.はC.C.で特別な立場であることが明確になる
騎士になったスザク。立場は明確になったはずなのに彼の内面はまだまだはっきりしないようで。ユーフェミアの騎士になった初仕事は警護ではなくこれまでと同じく黒の騎士団との戦い。ゼロの誘いも撥ね退けているようでいて実際は考えないようにしているだけ。
だからこそルルーシュが苦し紛れに掛けたギアスが変化のきっかけになるのだけれど
ラストにシュナイゼル登場。
今回ゼロはスザクを捕獲するために罠のある場所まで誘導したが、そこまでの黒の騎士団にとって都合の良い流れこそ罠であったことは明白。その策謀や妹が騎士にした人物を平然と囮にしミサイルやらビームやらぶっ放すスタイルはいきなり強烈な印象を叩き込んでくるね
自身の道を決定付けるような選択を迫られるスザクや藤堂達。その中で唯一ルルーシュだけはスザクをナナリーを守る騎士に出来ると信じて疑っていなかったが……
ゼロは藤堂が7年前に起こした奇跡を情報収集の結果と表現した。つまり情報が揃っていれば逆境を打ち破れるとも言えるし、逆に情報が揃っていなければ正しい選択なんてしようがないとも言える
スザクや藤堂達が迷いながらも正しい道を選べたのは必要な情報が揃っていたから。対してルルーシュは迷いなく選択したつもりでも白兜=スザクという肝心な情報を知らなかった。だから白兜を倒せるはずの完璧な作戦も失敗しナナリーの傍にスザクを置く計画も破綻する
ラストの笑い声がかなり悲壮感に溢れているね
今回も運良く人を殺す役目から逃れることが出来たスザク。ご都合的な展開とも言えるが、彼が人を殺さない道を模索し続けた結果とも言えるのかな。
藤堂に語ったスザクの主張は、大国への反逆を目論むルルーシュが主人公の作品では世間知らずで大言壮語に思えてしまう。けれども、その道を選んだことに微塵も迷いを見せないのは偉いね
実際、彼はこれまでの努力や誠実さが認められてユーフェミアの騎士に選ばれたのだから大きすぎて実現の見込みが見えない目標に少し近づいたことになる
ルルーシュとの記憶が欠落した影響でモデルとなったルルーシュの顔が描けないシャーリー。机の間から見つけた写真はルルーシュが写ったもの?こちらもこちらで早くも破綻を迎えそう
チセの怪我によって異形の姿になったエリアス。カルタフィルスが従えた生物を食い散らかす姿は化け物としか言いようがない。対するカルタフィルスも人間の姿であるが、ウルタールの一件から変化を感じない見た目やぶっ壊れた内面は化け物そのもの。
まさに化け物の競演としか言い様がない状況だけれど、決定的に両者が異なっている点は傍に誰かがいるかどうか。チセがエリアスを支えているのに対し、カルタフィルスを支える者は誰も居ない。エリアスは日常を思い出させるようなチセの言葉で元の姿になるけれど、カルタフィルスではなくヨセフだという彼はあんな体質になった原因すら忘れてしまっている
だから、あの場面ではエリアスよりもカルタフィルスの方が恐ろしいと感じてしまう。そもそもイザベルの亡骸を使ってキメラを使っている時点で疑いようのない正しい道から外れた存在としか思えないけど
自分が犬だったことを忘れ彷徨っていたユリシィ。本当の自分を思い出しチセによって新しい名前を付けられた彼が最初にした行為が以前の主人を眠りに返すことだったのは、ウィル・オー・ウィスプの言葉を借りれば既に死んでいるイザベルに子犬のように甘えることを辞め新しい道を進むと決意するために必要な儀式だったと取れるのかな
カルタフィルスの非道な行いに怒りを覚え暴走し掛けたチセを今度はエリアスが止めた。エリアスを止めるチセの描写が前半に有ることでどちらかだけがもう片方を支えるのではなく、エリアスとチセが互いを支え合う関係になったことが今回の内容からよく判る
ここに新しい家族として加わったルツ。チセがユリシィの過去を見たようにユリシィもチセの過去を見たのだろうか。使い魔の利点に挙げられていたように、彼はこれからチセを支える存在となるのだろうか?
凄惨な事件であっただけに一緒に帰ろうというチセの言葉がとても穏やかなものに感じられた
まさかの担任の対応に絶句。マジかよおい……。ひなたに原因があるどころかひなただけが悪いと言っているような担任の言葉はとても受け入れがたい…
保護者面談が開催されるかもしれないとか、どれだけ視聴者を追い詰めに来ているんだこの作品は……
それでもひなたを支えようとしている人は何人も居るし、ひなたの保護者であるあかりも零は助けると誓った。だから最後には川本家の皆は笑顔になる解決が訪れると信じたいな
いじめ問題が発生してから熱血系になってきた零。一人で決意を叫んだ前回より更に熱血度を増してあかりにも大声で宣言。その成長は目覚しく頼りになると感じさせるものだけど、この時零が感じた純粋じゃない欲とは「誰かに必要とされたい」よりも一歩進んだ感情だろうか…。
これまでは暖かい家庭の象徴として川本家を大切にしてきた零。いじめ問題によってひなたやあかりを守る決意をしたことで、家庭の象徴である川本家を大切にする想いが「家族を守りたい」という想いに変化したのだろうか?
思い返せば零ってこれまで、誰かを守る立場に立った事って無いんだっけ。誰かを守ろうとする、気遣う強さを手に入れていた零。いつの間にかひなたやあかりだけでなく二階堂からもありがとうと言われるような一人前の人間になっていたんだね
東のイライラ王子こと蜂谷との対局。あの集中が難しい状況でよく戦えたものだと見ていたらお隣さんからまさかのクレームが。これってコメディ描写になっていたけど、ひなたが受けた境遇に似ているような?
「ブンブン言わさず仕留めるしかないの」という柳原の言葉が案外いじめ問題解決のヒントになったりするんだろうか?
やはりアイマスシリーズ伝統の合宿所だったか。ラストに登場した765や346の色紙に315の色紙が並んでいる光景が印象的。
765の色紙に対してJupiterのリアクションを見たかったかも。
枕投げに興じる未成年組、ビールを嗜む大人組、特訓チーム分けなどこれまでユニットごとの絡みが殆どだった本作で、既存チームをシャッフルして他のユニットメンバーとも盛んに絡ませるこの回の内容はかなり貴重だったんじゃなかろうか。
属性はアイドル、素はウザカワ系(男)のひでり登場
原作読んだ時はそれ程好きになれなかったキャラクターだったんだけど、アニメになると印象変わるな~。特にちょっとした時に男性よりの低い声を出すシーンなどで思わず感嘆してしまった
見た目は可愛い系だから麻冬や美雨に弄られる役が出来て、男性でもあるからディーノや秋月と絡むことも出来る。見直してみれば万能型のキャラクターであったことを今更認識。恋愛モノのヒロイン枠キャラではないから、妙なあざとさが無いのも好印象
本人は農家を継ぐのが嫌らしいけど、農業アイドル(男の娘)とかも有りだと思うんだ
センター試験当日が大雪だったりした日にはもっと取り乱したっておかしくない。けれども本作では周囲が協力的だし美緒もパニックに陥っていない。それでも泣きそうになっていたのは確か。
そんな局面で「偶々通って」なんて言いながら現れた瑛太は格好良すぎるよ!その後も試験が遅れることに気付かせたり問題を出して落ち着かせたりとMVP級の働き。今回の行動で主人公の評価が反転した!
4話の時、美緒に対しとっさに言いかけた言葉を引っ込めてずっと見てたんだからと言っていたけど、その言葉もそれはそれで真実だったんだなぁと今更理解
前回ラストの恵那が抱きついていた場面、遂に瑛太が写真使用の許可を出した瞬間だったのか。その理由は恵那が写真部に掛ける想いを知った為なんだけど、その辺りの動きが前回ではなく今回描かれたことで、瑛太が恵那と美緒を助ける描写が同じ回に存在し恵那と美緒が対立するまでの流れがよく理解できるようになっているね
陽斗が葉月を誘う瞬間、仲良くなっていく光景、瑛太が恵那を背負う姿から目を逸らしてきた美緒。正面切って瑛太をデートに誘ってもいいかと挑んできた恵那に対して目を逸らせないまま駄目と言った。
対する恵那も待っている間に覚悟完了した様子がLINEと実際に会った際の言葉遣いの違いから察せられる
次回から本格的な三角関係が始まるのだろうか?期待してしまう
前回辺りから黒の騎士団でディートハルトの影響が強くなっているように思う。対ブリタニアを有利にすすめる為に多少の演出を必要としていたゼロにとってディートハルトの遣り方やサポートは有用なんだろうな。ただ、そうなると元々日本で抗戦を続けていたメンバーの不満は高まりそう。
マオは生きてたのか。視聴済みのはずなんだけど、マオ復活の流れは全く覚えてなかった。
してやられた恨みからターゲットをルルーシュに変更。ナナリーを誘拐したまでは良かったんだけど、やはり詰めが甘い。スザクの助力も有ってあっさりとルルーシュ勝利。せっかく心を読む力があるのだから、それを活かすためにも効果の範囲外に居たら駄目だろうに。
そう言えばルルーシュとスザクが組むのは猫事件以来か。あの時は結果的に協力した形になったけど、今回は真っ当な共闘。「僕とルルーシュが組んで出来なかったことはない」とスザクが豪語するようだけの事はある連携っぷり。監視カメラのマシンガンより早く動くスザクは人間辞めてる
記憶を無くしたルルーシュが策が無いままマオのもとに向かうのは違和感があったけど、記憶をなくすだけでなく「何の策も思いつかないままマオと対峙しろ」とでも自分に命じていたのだろうか?
マオは人の心は読めるがC.C.の心は読むことが出来ない。だからC.C.がマオに想いを伝えようとするなら口に出して話す必要がある。前回はマオが自分の想いを押し付けてきたためにできなかったその行為が、マオが話せくなった時になってようやく出来たのは何とも皮肉な話。結局この二人は何処までいっても理解し合うことができなかったんだろうなぁ
ゼロの正体に繋がる手掛かりを入手したい扇はヴィレッタを匿いつつ監視。けれども端から見ればリア充爆発しろとしか言いようがない状況ですよ?
桜井はあのネトゲに逃げ場を求めていたのか。「俺じゃない自分で居られる居場所」って本当に彼の過去には何が有ったんだ?
森子は言わずもがな、藤本も現実とは異なる居場所をネトゲ空間に求めている雰囲気が見えるけれど、桜井はそれよりも重く求めている様子。リリィというアバターをロールすることが目的だから、林=森子と判明してもそれを追求しないのはリリィという自分とは別の自分を守るためか
小岩井がネトゲを始めるのは予想していたけど、色々と予想外過ぎた(笑) 他のキャラはリアルとネトゲで声が違うのに小岩井だけそのままとか衝撃的すぎる(笑)
見た目もアレな感じで出落ち感満載
森子からの素直な感謝や小岩井の接近を受けて桜井の我慢がそろそろ限界?
又、小岩井に合わせて森子が新たに作ったキャラが桜井が知っているキャラに似ているなど、舞台は整い役者は揃った印象。次回は森子の過去についても描かれるようだし、これからクライマックスに向けて動き出すのかな
シャーリーとの絆を失ってしまったことや未来の自分の姿をマオに見てしまったことでルルーシュはかなり苛立っているね。「捨てる時に何故始末しなかった!」はあまりに酷い言い草
それだけC.C.から与えられた力によって手に入れられる未来を信じていたということだろうか。
マオが幼い頃に心の声が聞こえるギアスを手にしてしまいC.C.に甘やかされるうちに依存するようになったのは理解できるとして、飛行機に持ち込むためにコンパクトにしよう!って発想はかなりぶっ飛んでる。
持ち込むと発言している時点で色々危ないのに更に小間切れにしたいと言う。結局彼は心の声が聞こえない人間としてC.C.を欲したのであって、心の声が聞こえない状態であれば自分を褒めるC.C.の声はエンドレスしているのだから生きている必要はないって発想に至ったのだろうか…?
マオとの戦いが終わったルルーシュとC.C.は相手を慰めるような偽りにも似た言葉で再びの契約を交わす。二人はマオのように相手の心の内を知ることは出来ない。だから相手を信頼するための手段として握手を行ったのかな
二人の将来はマオとC.C.のようになってしまうのか、それとも全く異なる将来が待っているのか、まだまだ見えてこない
前回からゼロを疑いだした扇。ヴィレッタの記憶喪失でゼロの正体への手掛かりは失ったけど、代わりにラブコメフラグを手に入れた。苦労性なタイプだけど妙な方面で運の良い彼の立ち位置は本当によく判らない
今回披露された異形の形態を含めエリアスの正体はまだまだ見えてこないな。
チセも同様でエリアスの過去語りやアリスとの会話でエリアスの事をまだまだ知らず、エリアスをどう思っているかさえぼんやりしていると自覚。そう思うってことはもっと相手の事を知りたいという欲求の表れか。
チセとアリスは共通項が多いと見えた話。生まれてから何にも良いことはなかったが、師匠に出逢ったことで救われた。だから自分はどうなってもいいから恩を返したい。これらの点は現在の二人に共通する想いだろうね
ならアリスがレンフレッドに対して想っていることをチセもエリアスに対して同様に想っている可能性があるのかな。アリスは力強くレンフレッドへの好意を肯定したがエリアスに対して色々と無自覚的なチセはどうなんだろう
アンジェリカの指摘で指輪の持つもう一つの意味に思い当たり密かに赤面してしまうチセは可愛かったが
相手への想いに無自覚的という意味ではエリアスにも当て嵌まる言葉なんだろうね。これまでのエリアスの発言ではチセを便利で貴重な物であると思わせるようなものが幾つか有ったけど、前回の発言ではチセに嫌われたくないという想いが見え隠れしていた
そういった意味ではチセが傷付くことで自身が異形の形態になるほど思いを昂ぶらせてしまうなんて彼は想像もしていなかったんだろうな
次回、無自覚な二人の想いの摺り合わせがどのように行われるのか期待したい
食事シーンが3回ほど有ったが、その全てで5人それぞれが違うものを食べたり飲んだりしていた点が印象的。それぞれがバンドを始めた理由も日々していることも違う。それが密着取材をする中で明らかになっていくのだけど、その違いを擦り合わしていくのではなく、互いの違いと良さを再確認していくような流れは素敵
違いは幾つ有ってもプロデューサーが言うようにステージ上では5人の気持ちが一体になっているのだろうね。その気持ちこそ「俺達と一緒に青春しようぜ」なのかな。そういった意味では四季は自分らしい何かはないと断言したけれど、High×Jokerの理念を最も体現しているのは四季であるように思える
それにしても今回のHigh×Joker、人数や高校生である点などからドーナツを食べているシーンがどうにもけいおんとダブってしまった
次回は合同ライブに向けての合宿回。ということはあの合宿所が登場?
ひなたに将棋を教え始めた零。お互いに向き合う場だからこそ見えてくるものが有る。対局の中で零は自分の教え下手を再確認しひなたがこれまでとても気を遣ってきたことを察する。同時にひなたは学校の悲惨な状況を話せる。とても良い空間が出来上がっていた
ひなたの学校での状況は思わず共感しそうな部分がちらほら。学校空間から離れて久しい自分にとっては何でそんなものに囚われているんだと言いたくなるような部分もあったりするけれど、当事者からすればあの独特の空間で受ける圧迫感は本当に嫌なものなんだろうな
そんな中で高橋が話しかけてきた時は思わずこれで虐めが更に深刻になると危惧し事実その通りに展開したのだけど、高橋が予想の更に上を行く男気を見せた事に感動。ひなたが受けている虐めは酷いものだけど、彼女は周囲の人間に本当に恵まれていることが判る。でもそれはただ、幸運なだけじゃなく零の頑張りによるものやこれまでのひなたの思いやり溢れる人間性によって得られたものなんだろうなと思える
ひなたを養う?ために勝利に燃える零。熱血になっているだけでも珍しいのに遂には「新人王に俺はなる!」なんて何処かで聞いたような台詞を叫んでますよ。第一期の頃はこんな零を見ることになるなんて夢にも思わなかったな
遂に虐めが教師にも発覚。これで事態は好転するんだろうか?
あいつらに自分達が何したか思い知らせてやりたいと慟哭していたひなた。黒板の落書きを見て目が据わった彼女の逆襲は始まったばかり
日焼けしている店員を見て店内を南国風に改装してしまう店長はアグレッシブすぎる。あの改装するためにどれだけお金を掛けたんだろう?
忙しさから客の前で地声で愚痴を言ってしまう麻冬が可愛いかった
以前にも本作について行動と結果の関係性を含んだ感想を書いたけど、今回もその色合いが濃い内容。コードギアスにおいて行動によって得られる結果は左右されることは主要テーマの一つだったりするんだろうか?
前回の片瀬が自爆した一件、扇に疑われてしまったようで。やはり前回の作戦、ルルーシュは覚悟の再確認を急ぐあまり宜しくない作戦を立ててしまった気がするな。それにしても、扇がゼロから離反していく展開より先に女性を拾ってしまう展開をぶっこんでくる構成はどこか面白い。
ルルーシュが写真をばらまくシーン、最初見た時は何故写真を持ってきた(笑)と突っ込んでしまったけど、よくよく考えたら成田へ向かった時点でシャーリーの記憶を消すことをもう決意していた事で、自身に繋がる物証を持ち出していたのかも
それでも胸元に写真を仕舞っていたのはシャーリーの記憶を消す行為への躊躇の表れ?
もう一人のギアス保持者マオ登場。
駅でマオとシャーリーに挟まれたルルーシュ。シャーリーの狂乱がゼロと黒の騎士団の行動によって生じた結果であるなら、ルルーシュの背後に居たマオはギアス能力を使っていった先にある結果と見ることも出来るのかな
今回ルルーシュは大切な友人を一人無くした。このままギアスを使っていき、その道の先で大切な者を遠ざけたり繋がりを切っていくことで、いずれはマオのようにC.C.に縋り付くことでしか精神の安定を図れなくなってしまうような将来もルルーシュにはあったのかもしれない