日焼けしている店員を見て店内を南国風に改装してしまう店長はアグレッシブすぎる。あの改装するためにどれだけお金を掛けたんだろう?
忙しさから客の前で地声で愚痴を言ってしまう麻冬が可愛いかった
以前にも本作について行動と結果の関係性を含んだ感想を書いたけど、今回もその色合いが濃い内容。コードギアスにおいて行動によって得られる結果は左右されることは主要テーマの一つだったりするんだろうか?
前回の片瀬が自爆した一件、扇に疑われてしまったようで。やはり前回の作戦、ルルーシュは覚悟の再確認を急ぐあまり宜しくない作戦を立ててしまった気がするな。それにしても、扇がゼロから離反していく展開より先に女性を拾ってしまう展開をぶっこんでくる構成はどこか面白い。
ルルーシュが写真をばらまくシーン、最初見た時は何故写真を持ってきた(笑)と突っ込んでしまったけど、よくよく考えたら成田へ向かった時点でシャーリーの記憶を消すことをもう決意していた事で、自身に繋がる物証を持ち出していたのかも
それでも胸元に写真を仕舞っていたのはシャーリーの記憶を消す行為への躊躇の表れ?
もう一人のギアス保持者マオ登場。
駅でマオとシャーリーに挟まれたルルーシュ。シャーリーの狂乱がゼロと黒の騎士団の行動によって生じた結果であるなら、ルルーシュの背後に居たマオはギアス能力を使っていった先にある結果と見ることも出来るのかな
今回ルルーシュは大切な友人を一人無くした。このままギアスを使っていき、その道の先で大切な者を遠ざけたり繋がりを切っていくことで、いずれはマオのようにC.C.に縋り付くことでしか精神の安定を図れなくなってしまうような将来もルルーシュにはあったのかもしれない
シャーリーの父親の死の原因を作ってしまったことで自責の念に駆られるルルーシュ。C.C.との会話で更なる覚悟が必要と理解させられ、その果てに立てたコーネリア打倒の作戦は効率的にコーネリアを倒すことよりも、作戦の途中で犠牲を発生させることを目的としているような印象を受けてしまう
ルルーシュとしては片瀬の犠牲を前提とする作戦を立案することで自分の覚悟を再確認するつもりだったのかもしれないけれど、あの作戦って落ち着いて考えれば自爆ではないと騎士団の面々にすら推測されてしまう気もするが……
今回はルルーシュだけでなく他の面々も選択の果ての覚悟が試された内容になっていた
正義や正しさの在り方にこだわり軍を内側から変えていこうとするスザクは更なる信頼を得るために無抵抗の者や降伏を宣言した相手を殺せと命令される。今回は命令を完遂せずに終わりコーネリア救助に向かえたのは運が良かったとしか言えないが
ルルーシュが黒の騎士団に関係しているかもと聞いたシャーリーは戦闘が始まっても真実を確かめるために埠頭に留まり続けゼロに銃口を向けた。あれは父親の仇を討つ意味と、ゼロの正体がルルーシュと知らないシャーリーがルルーシュを黒の騎士団から開放しようとする意味合いもあったのかな?それならシャーリーは選んだ道の先で正しく覚悟を示したということか
ルルーシュにとっての共犯者はC.C.であることは変わらないけれど、ゼロにとっての共犯者の位置に段々とカレンが収まってきた印象を受ける。
カレンもシャーリーの父親の死に関わったことで自分達の正当性に迷いを抱くけれど、ゼロの答えによって迷いを振り払いゼロの命令を忠実にこなす相棒のような立ち位置に。カレンだって片瀬の自爆に疑念を抱こうと思えば出来るはずなのに、それをする素振りさえないのはゼロと共に歩むことを決めたからだろうね
曜日感覚無くなってたからって日程勘違いしてしまう森子……
桜井のスタンスはどうにもはっきりしない。紳士的な態度が目立ち森子への好意もはっきりしているのにそれを認めないし、森子の心に今以上に踏み込もうとしない。何か女性関係でトラウマでも有るんだろうか?小岩井が度々行う桜井を刺激するような言動はそれを意識したもの?
森子は年齢の近い男性と2日連続で飲み会をしたのは運の良い出来事と認識しているようだけど、今のところはぐいぐい来て会話も弾む小岩井の方が好印象な感じか。「桜井さん越しに見える小岩井さん」という発言は森子に好意を持つ桜井にとってかなりダメージの深い発言のように思えるけれど…。
「俺に出来ることはもう無い」と自らに言い聞かせても、森子の危機には大慌てで駆けつけてしまう誠実さが残る中途半端な状態。
リアルではそれぞれの関係性に変化の兆しが見えてもネトゲの中で林とリリィの関係性は変わらないまま。森子はネトゲ世界に我が家のような安らぎを見出し、桜井はネトゲ世界での林との関係に慰めを見出しているような…
これまでエリアスはチセにとって仮の保護者のような立ち位置で描かれることが多かったように思うけれど、今回の内容でエリアスにも幼い部分があることが見えてきた。
正体がいまいち不明瞭だったエリアスは人間でも妖精でも精霊でもない半端者だった。チセが人間社会から弾かれたように、エリアスも魔術師から邪険にされ妖精からは忌み嫌われる存在。
チセはエリアスから必要とされなくなる事態を恐れているフシが有るけれど、同様にエリアスもチセが離れてしまうことを恐れている。チセにとってエリアスはようやく手に入れた家族で、それはエリアスにも言えることだったんだろうね。「僕らの家」という言葉がより深い意味を持った気がした
妖精の女王と王が登場。マシューとミナが人間の夫婦として登場したのに対し、こちらは夜の住人の夫婦。二つの夫婦の形を見たチセにとって参考になるのはどちらなんだろう?
ティターニアやオベロンの予想通りいつの日かエリアスと夫婦となるのなら、エリアスとチセという異形と少女の組み合わせはどのような形の夫婦になるのだろうね?
というか、目覚めてエリアスの傍に走り寄る様子とか子供発言で頬を赤らめる表情とか今回のチセは萌ポイントが幾つも有ったような気がするよ!
サイモンとエリアスが話す様子を見て、10年前にエリアスに買われてたら良かったのにと夢想するチセ。その後の将来を思い出させるようなエリアスの発言
死に憧れていたチセが生きることに目を向けた瞬間のように思えた
担任ではなくなっても零の相談に真摯にのってくれる林田先生は本当にいい人だな
前回はひなたの身に起こったこと、その事態への家族や零の反応を中心に映していた。今回は林田先生を介して改めていじめ問題を客観的に取り上げていた。原作者や制作側が真剣にいじめ問題を描き出そうとしている意気込みを感じられた。
……それを将棋が主題の作品でやるのかとイチャモンを付けたくなる気持ちはあるが、本作は将棋を通して人間を描いていく作品であると捉えればこういった展開も有りか
人間の数だけ答えが有り、それが衝突し合ってしまうから泥沼化してしまうと言う林田。だからこそ当事者であるひなたの気持ちやどんな解決を望んでいるのかを聞くことが大事だという
そういった意味では暴走しかけている零はコミカルでは有るんだけど、何か妙な騒動を起こしそうで怖い。てか、対局料を纏めた紙を見てひなたを養うつもりなのかと一瞬勘違いしちゃったじゃないか。それくらいの熱量を零から感じるよ?
あかりとの会話。人間の数だけ答えがあるという言葉を裏付けるように、祖父があの場面で見出した力強い答えを前にして自分の考えを間違っていた、足りなかったと否定してしまうあかり。
でも祖父もあかりも等しくひなたの家族ではあるんだけど、母親代わりとしてひなたと接していたあかりと祖父では、ひなたとの距離感が異なるのだから出す答えが異なるのは当たり前。それを踏まえてあかりの気持ちに向き合い慰めてあげられた零は偉いな
理由あってアイドルが本作のコンセプトであり、登場するアイドルたちは過去に全く別の職業に就いていたり、それぞれ事情を抱えていたりする
これまではそれぞれの過去については回想の形で語られていたから深く気にすることはなかったけど、現在進行形で描かれるとどうにもシュールな印象を抱いてしまう…。特に自分がサッカー好きな面も有るためか、将来を嘱望された双子ルーキーがプロ引退→アイドルデビューする流れは少し受け入れがたいかも
けれど全体で見れば、最高の舞台を目指すため二人なら出来る事、二人だからしたい事を迷わず選んだ享介と悠介の姿勢はとても素晴らしい
それにしてもプロデューサーは療養中の身で二人に対し全くスカウトをしていた訳ではないのに、有名選手をアイドル界に引き込んでしてしまうなんて有能すぎる
はっきりしない状態や関係が徐々に方向性を見せてきた段階で新たな波乱の種が…
葉月からの誘いに対して陽斗ははっきりさせるのが怖いと返事ができず、その返事が来ない状況に葉月もモヤモヤ。
そんな中で瑛太、再びの一打席勝負。陽斗がホームランを打つか、瑛太がそれを阻止するかはっきりした答えしか出ない勝負は、もやもやした状況になりつつ有った登場人物たちにとって良い刺激になったようで
陽斗は葉月に返事をし、葉月は辞めたはずのトランペットを手に取り、美緒は長年溜め込んでいた想いの一部を吐き出せた。
第三者から見たら陽斗をあっさり振った葉月が「返事はちゃんと吹けるようになってから」とか「もう少し考えさせて欲しい」なんて言うのは都合が良すぎると感じてしまうけれど、当の陽斗はその言葉に大喜び。本当に葉月の事が好きなんだな
次の遊びの約束も決まったし、徐々に二人は近づいていくのだろうな
……そんな二人を他所に一打席勝負に負けた瑛太ははっきりしない状況が続き、それに恵那まで引っ張られてしまうのだけど
突如美緒と同じ大学を目指し始めた瑛太に押して駄目なら引いてみろ作戦が不発に終わった恵那の迷走感は危うい
恵那を背負う瑛太の姿を見てしまった美緒。初詣の際の遣り取りで瑛太の想いにはある程度気付いているはず。しかし、それは言葉にはされていなかったわけで。
今度はこちらではっきりしないもやもやとした三角関係が勃発するのだろうか?
前回、C.C.の本名を知ったことでC.C.を信用できる大事な仲間と認識したルルーシュ。今回は名前を出さなければ顔すら出さないゼロの信用性が問われた話が中心
玉城他騎士団の面々はゼロに従いつつも顔を見せないことにより不信感がむくむくと。顔が見えないと何を考えているか判らないし、自分達が信用されていないのではとの疑念が浮かび上がってしまう。カレンはこれまでの実績を見てゼロは信用できると庇うけれど、ゼロが明らかに日本人ではないC.C.を「大事な仲間」と紹介したばかりだから穏やかではない
キョウトから来た桐原もゼロを信用できるか判断する為に顔を見せろと強要してきた点も併せて考えると、実はルルーシュが出方を間違えると黒の騎士団崩壊の危機が掛かった回だったことが判る
……そういう意味では騎士団員にはゼロの素顔を見せず、桐原だけ見せることで信用が担保される展開はご都合的ではあるのだけど
これまでスザクによって何度も提示されていたゼロの理念が間違っているのでは?という疑問
ルルーシュはスザクが自身と相容れぬ道を選んだ事から、スザクの考えが間違っているからゼロの理念が理解できないのだと突っぱねることが出来たが、今度はシャーリーからゼロは間違っているのでは?と詰問
以前ゼロが掲げた「武器を持たぬ弱い者」である筈のシャーリーの嘆き。又、ナナリーの平穏な日々を守る為にはシャーリーが欠けることが許されるはずもなく
黒の騎士団の危機を乗り越えたと思ったら、次はゼロのアイデンティティが試される展開
ユーフェミアの窮状に駆けつけ、華麗に紅蓮を追い払いコーネリアを助けた功績で軍部での評価を上げるのかと思いきや……
機体が動かなくなるまで暴走してしまったスザク。C.C.によって呼び起こされた彼のトラウマは「死なせたくないから軍隊に居る」という動機に繋がってくるのかな?
スザクにショックイメージを与えたり、怪しげな傷を持っていたりと一段と謎が深まったC.C.。
ルルーシュが当初、血液検査しようとしていたのはそういった謎の部分から信用できない相手と捉えていた事の現れなんだろうね。それを敢えて捨てたのはC.C.の本当の名前を知ったことで信用できる、大事な仲間だと認識を改めたから?
名前を呼ばれた瞬間のC.C.の表情がこれまでの不敵な態度とは全く異なる、普通の少女のような表情だったことが印象的
そういやリアルタイムで視聴していた当時はそれ程、扇の駄目さとか感じたことはなかったんだけど、今回のどこか的を得ている部分もあるんだけど希望的観測が混じったルルーシュ評を聞き少しだけ扇がネット上で嫌われる理由が見えてしまった気がした
まさかこの作品で髪型チェンジイベントが有るとは思わなかった。これまでの自堕落生活な印象が強いせいで、あの変化には驚かされた
森子=林についてあれだけの状況証拠が在りながら、「あるわけ無いよな」と尻込みしてしまう桜井は肝心な所で一歩を躊躇してしまうタイプだったりするんだろうか?森子の誘い方もぎこちない部分有ったしなぁ
それがリリィにリアルの事を相談しないほうが良いというカンベの忠告に繋がってくるのか?
コンビニ店員藤本の正体判明。こんな狭い地域にネトゲ友達が何人も存在してるって奇跡的。
リアル社会を絶ちネトゲ世界に逃げ込んだはずなのに新しい出会いが次々と訪れたことで自分が他人からどう見えるのか気になってしまい、ライラック達に見た目や印象について問い掛け。
他人の目を気にすることを辞めてジャージ生活を始めたはずなのにどこか本末転倒な現状は森子にとって嫌なプレッシャーになりそうな予感。
約束の時間から1時間経っても現れなかったのは森子が単純に日程を間違えただけなんだろうか?
ともあれ、森子と再び出会えた桜井。林相手に問い掛けられなかった疑問を投げかけたりは……やっぱり出来ないんだろうな~
前回のBeitと比べたらs.e.mはどうにも纏まりがないし一見光る部分がないように見えてしまう。けれど、若者を導きたいという芯の部分が同じだから3人でステージに立った際に他のユニットに全く劣らないどころか、一番輝く力を持っているのではないかと思わせるほどの調和を見せる
あの舞台で歌った曲の歌詞も振り付けも衣装もとても変なものなんだけど、直前の応援演説や彼らが元先生であるという事実、力強い歌い方から最終的に多くの学生の心に響きそうなステージになっているね
格好良い格好悪さだからこそ響くものが有る
山下が倒れたときにプロデューサーが作ったおかゆが器はバラバラでも中身は同じというのがs.e.mを表しているようで印象深い
桜庭が天道の言い放ったランニング周回数を「現実的な目標も立てられないのか」とバカにしていたけど、s.e.mの目標に対しては同様の発言が無かった。又、他のユニットも早朝ランニングに楽しそうに付き合っていたり、315プロのアイドル達の仲の良さや暖かさが伝わってきて今回も良い話だったと思える内容だった
いじめ問題の解決策ってどんなものがあるのかな、なんて視聴しながら考えてしまった。それくらいひなたが突如遭遇してしまった事態は重苦しい
だからこそ大粒の涙を流しながら「でも後悔なんてしない、しちゃ駄目だ!だって私のした事は絶対間違ってなんかない!」と言い切ったひなたの姿には感銘を受けてしまった。
今回の話を見るまで苛められる苦しさを知る零がひなたに寄り添う展開を想像していたのだけれど、良い意味で期待を裏切られた。
零の苦しみに塗れた小学校時代は過ぎ去っただけで解決されたわけじゃなかった。それがひなたの言葉で救われて、だからこそひなたをより強く助けたいと思うようになる展開は素晴らしい。
これで零は苛められる苦しさを知ると同時に、その苦しさから人は救われる事があると知った。そんな零がひなたのために出来ることを考え続ける様子は応援したくなる
ひなたの決意の言葉、祖父の力強い褒め言葉、川本家の暖かさ。そしてひなたを助けると決めた零。
現実にはこのような助けが全く無い状況で苦しむ子供なんて数え切れないほど居るのだろうけど、この描写によって少しでも救われた気持ちになれる人が居ればいいなと思えた
レンフレッドに言わせればチセは金で買われ石で縛られた不自由な存在に見えるが、チセにとっては家族と言ってくれたのはエリアスだけであり、金で買われた事実も大切な繋がりの一つ。ならばこの状態から自由になりたいと思わないのが現状のチセ
今回、話の中心となるマシューとミナの二人は呪縛により縛られ不自由となってしまった存在。
前回の回想ではミナの身体の弱さにより大変な部分はありつつもお互いを大切に想っていることが充分に感じられた。そこに不自由はなかったのだろうけど、流れの魔術師の登場によってマシューは「ミナを助けなければ」という想いに囚われてしまう。ミナはそんなこと全く望んでいないのに「だって君のためだから」と嘯き大量の猫を殺してしまったマシューは恐ろしい
結果、ミナを自由にするはずの薬は失敗に終わりミナだけでなくマシューすら不自由な存在としてしまう展開は悲しい
つまり、縛られることを良しとするチセがマシューとミナを呪縛から解放するのが今回の仕事。自由を求めない自分が他人を自由にする、しかもこの場合の自由とは本当の死を意味しているのだから、チセにとっては辛い選択の話だった。おまけにモリィまで死なせてしまうところだった。
そういった意味ではエアリアルの力を借りてミナ達を無事解放できたのは良かったね
エリアスに縛られている状態をこそ望むチセ。以前のチセは死に密かな憧れを抱いていたがエリアスに必要とされている現状では死は避けたいものになっているのだろうか?
そしてエリアスを「止まり木」と表現。名に鳥の字を持つ彼女にとっては丁度良い表現だけど、いつかはそこから自由に飛び立つことを暗示しているようにも思える
陽斗絶賛不貞腐れ中。振られた反動で幸せそうな奴を妬むなんてよくある話だけど、進学出来る奴は先が在り就職する自分はもう終わってるみたいな表現をする程とは。
それだけ陽斗は葉月に対して本気で恋してたということか
葉月が陽斗を降った理由。突然の告白に吃驚して反射的に拒否してしまったからなんて…。流石にこの理由は陽斗が可哀想に思えてしまう。
けれど、美緒に今の気持ちを聞かれて「今は同じ返事だと思う」と「今も」と答え、将来的に変わる可能性は有るかもしれないと含みを持たせた表現。更にあれから陽斗の事ばかり考えているという葉月。むしろ葉月は陽斗の告白を契機としてようやく恋愛物語のスタートラインに立ったと認識することも出来るのだろうか?
不貞腐れていた陽斗も就職先の先輩たちと共に野球をしたことで将来への不安がある程度払拭されると共に元気を取り戻したようで
第一話でホームランを打ち葉月へ告白する切っ掛けとした陽斗。今回、フライを捕ったことで再び葉月と向き合う気持ちを取り戻したのだろうか?
今のところ、完全に陽斗と葉月の物語になっているような。他の面々の物語は何時になったらスタートするの?
ルルーシュが正義の味方を名乗った理由が案外ゲスいものだった……。そうだよね、ルルーシュってそういうキャラだったね
今回の戦いは謂わばサイタマゲットーのリベンジ戦とも言えるのかな?サイタマゲットーではルルーシュの指示に従い命を懸けて戦う兵士が居なかったためにコーネリアに負けたというのがルルーシュの言い分だった
作戦概要を説明せずに騎士団を成田まで連れてきて生きるか死ぬかの極地で自分に従うよう強要し団員たちに覚悟完了させた。今回の作戦によってルルーシュは本当の意味で自分の軍団を手に入れたといえるのだろうね
話が進む毎に悲惨さが増していくオレンジ卿。ゼロの正体に少しずつ近づいているんだけど、実際にルルーシュに到達しそうな気配は皆無。今回も後方に配され、ゼロ登場に喜び勇んで前線に出てみれば紅蓮の当て馬に(笑)
オレンジはゼロに執着しているのにゼロの方は彼を軽くあしらっている。そのギャップが更に彼の哀しさを際立たせる
ルルーシュは何故あの姿勢で居眠りできるんだ……
スザクとルルーシュは完全に分かたれてしまった印象。ルルーシュは今のスザクは軍を自分の居場所と思うようになってしまったと分析するが、ルルーシュだってリヴァルに言わせれば「付き合いが悪くなった」、つまり黒の騎士団を重心を置いている
ルルーシュは黒の騎士団を率い不正を正し、スザクは軍の内部で信頼と実績を作り人々を助けていく。どちらも世の中を正しくしたいという想いは同じなのに、選んだ道が異なってしまったがために対立する形になってしまった
二人が衝突する瞬間が刻々と近づいて来ていると感じてしまう……
「お母さんが出てくるまでには変えてみせるから、私とお母さんが普通に暮らせる世界に」
奇しくも、ルルーシュが寝ているナナリーに向けて誓った台詞と似たような言葉を発したカレン。これまでゼロに操られるだけで駒として扱われていた彼女が、新たな主人公として名乗りを上げた瞬間のように思えた
欲しいと思ったものが手に入らない、欲しいと思っていなかったものが手に入ってしまう、そんな物欲センサー回
電子マネーや食料を求めにコンビニに出かければ男性に話しかけられてしまう森子、林と仲良くなりたいと思っていたらカンベとフラグが立ってしまうライラック、森子の胸に惹かれて話しかけてみればそれが桜井の探し人であり以前自分が世話した女性だった小岩井
殆どの面々が欲しいと思っていなかったけれど、悪い引きではなかったのだけど、出るまで引くタイプであることが判明した桜井だけは悪い引きが続く。
森子への食事の誘いは失敗に終わり、その後のツテもない中で同僚の小岩井がデートの約束を先に取り付けてしまう
極めつけはネットの中で相方になった林が森子かもしれないと推測。森子を探していた桜井からすれば願ってもない事態のように思えるけれど、ここでも森子への誘いに失敗すれば相方である林との絆まで失ってしまう可能性があるわけで。
果たして桜井は抱いた疑惑を森子に確認してしまうのか、それとも気付かなった振りをしてしまうのか、次回どうなってしまうのか楽しみ
Beitの三人は既に関係性が完成されてるな。お互いがお互いの足りない部分をカバーしつつ、それでいて互いの良さを引き出し合っていることがよく判る
特にみのりが明るい笑顔でBeitを纏めているシーンはとても良い
自分達にとって始まりの場所である商店街をPRする動画。恭二の笑顔はぎこちなかったけど、三人がアイドル活動だけでなく本当に商店街の良さを伝えたいという気持ちが伝わってくる。それだけに恭二の実家が商店街の脅威になっている事実はやるせない
「俺は俺だけの力で前に進むんだ」と頑なになっていた恭二。だというのにピエールのピンチには実家の力に頼ることを躊躇しなかった。それは、実家から離れた事で落ち着いた視点で実家へ目を向けられるようになったという背景があるのだろうか。
実家へのしがらみよりもピエールを守りたい気持ちを優先した恭二の姿勢は評価したい
ドラゴンの国の次は猫の国。猫には9つの命があり命を経る毎に賢くなっていくというのは猫好きにとっては堪らない話。それだけにあの村で過去に起こった惨劇はおどろおどろしく感じてしまう
モリィは家猫で飼い主の少女は人間だけど、モリィにとっては「娘のようなもの」。モリィと飼い主の関係性はチセにとって自分と母の関係を重ねてしまう母子であると同時に、人外と少女の親子という関係は自分とエリアスの関係を重ねてしまいそうな。
「己の子を守らない母が居るでしょうか」という台詞はチセに痛みを伴い響いたようで
浄化出来なかったらエリアスに幻滅されるだろうかと懸念するチセ。幻滅されるかもと懸念するのは、認めて貰いたいという欲求の表れであり同時にエリアスとの繋がりを無くしたくないという願望の表れでも有るんだろうね
だというのにエリアスからはチセの死が遠くないことを告げられなかった。これをチセはどう受け止めるのかな?
そういえば、原作ではドラゴンの国でチセはタイツを履いていたが、気絶して汽車で目覚めた時には無くなっていた。原作を読んだ時はてっきり書き忘れかと思っていたけど、アニメでも同様の描写に。まさかエリアスが脱がしたの……?
AパートとBパートの落差が激しい……
コミカルなトークばかりだった前半からてんとう虫の木についての回想を切っ掛けにして一気に暗い話に。
零の場合は明確に虐めの対象になっていた訳ではないようだけど、それでも家族を失ったばかりの子供にとって辛い環境だったろうな。ましてや、辛い現実から逃げるために新しい家族に溶け込むために手伝いを率先してすれば、それが益々家族の笑顔を壊す結果に繋がってしまうなんて。
袋小路に追い込められた零を救ったのはやはり将棋か。零は生きるために将棋を始めた訳だけど、幸田家に引き取られた後も周囲の辛い環境から自分を守るために将棋に縋り続けるしか無かったのか。そして、零が将棋にのめり込み強くなればなるほど幸田家は崩壊していくと
零はなんて辛い環境で育ったのかと再確認させられたな
辛い生き方をしてきた零にとって暖かさを感じられる居場所である川本家。その暖かさを構成する一人であるひなたに突然降り掛かった虐めの現実。エンドカードを見た瞬間、同じように虐められる辛さを知る零はどのようにひなたに寄り添っていくのだろうかと考えてしまった
天道達は早くもデビュー。315プロは設立したばかりの弱小事務所と思っていただけにあまりにもトントン拍子でデビューまで進んでしまったことに驚き。年齢のことも有るし、デビューするまでに紆余曲折あるものだとばかり思っていたからなぁ
もしかして斎藤社長って大きな事務所から独立したとか、そういう背景が有ったりするんだろうか?
DRAMATIC STARS船出に際して翼の提案で一緒に食事。これから一蓮托生の存在となることを食事の席を共にすることで確認するスタンスは良いね。
それだけに直後のリハで彼が崩れるとは思わなかったなぁ。極度の緊張で動けなくなるとかそんなタイプなんだろうか?
そんな翼を天道と桜庭が正面から向き合って自分の夢を取り戻させる展開は良かったな。
もふもふえんが登場したことに反応していたら、まさかの涼登場。涼もその内ストーリーに絡んできたりするのかな?
藤堂が率いる一団も古臭い印象があったけれど、今回のホテルジャック犯は更に古い印象を受けてしまう。ルルーシュは彼らの「日本人がまだ死んでいないことを知らしめる」考えを古いと言ったけれど、ナイトフレームが無双する世界では彼らの行動や格好は時代遅れとしか感じられない。
ルルーシュが正義の味方を目指すと宣言した時は、格好とのギャップでちょっと笑ってしまいそうになったけれど、後の演説と併せて考えれば対ブリタニア戦線を継続していくにはとても大事な考え方であることが判る。
ジャック犯がやろうとしたのは日本人の魂を見せつけること、ゼロと出会う前の扇達が目指したのは日本の土地を取り戻すこと。対してルルーシュは最初から戦争を仕掛けなければブリタニアを倒せないと知っていたが、前回の戦闘で自分一人では限界があることを知り、黒の騎士団結成に至った。
けれど、あのメンバーや日本人だけでブリタニアに勝てるのかというとそれも無理な訳で。国籍に関係なく助けるパフォーマンスと弱い者を救う趣旨の演説をすることで日本人以外も味方にする余地をこの段階で作り出していたということかな
自ら戦場に突貫するなど強行的態度が目立っていたコーネリア。そんな彼女にとって最大の弱点となりえるユーフェミア。
コーネリアがジャック犯に対して慎重に行動していた理由をルルーシュがすぐに察せられたのは、同じようにルルーシュも最大の弱点としてナナリーを抱えているからだろうね。王宮で育ち、最愛の妹を守りたいと思う者同士のルルーシュとコーネリア。今のところ1勝1敗か
LINEの反応で葉月への想いを改めて強くした陽斗。第二話で情けない玉砕を披露していた彼がこんなに早く再告白するとは思わなかったな
それだけに勇気を振り絞った告白であんなにあっさり振られてしまうとは予想外だった。直前に弟の話題を振る葉月の様子を見ると、陽斗に告白されることを煩わしいと思っている程だったりするんだろうか?
そんな二人を他所に瑛太と美緒は益々片思いを拗らせているな。
「誰かと付き合って貰った方が絶対すっきりする」と言うなら現状はもやもや全開であり、そもそも何年も前に貰った消しゴムを手元に残す程の片思いがあっさりと終わる訳もなく。
そして、ぐちゃぐちゃした状態の美緒へ掛ける瑛太の言葉は自分に跳ね返ってくる言葉で、瑛太の行動も美緒と陽斗がいっそ付き合って貰った方が……なんて考えての行動である事も透けて見えてくる。
勝手に袋小路に飛び込んでいる者達ばかりだ
葉月に振られてしまった陽斗。これで回り回って陽斗が美緒に目を向けるようになる……なんて展開はきっとないんだろうな。陽斗はかなりショックを受けていたようだけど、これで諦めるようなら苦手な犬を克服しようなんて考えなかっただろうし
一先ず陽斗の次の行動が4人のこれからを決定付ける気がしてしまう
それにしても恵那のこの物語における役割がまだ見えてこないな。瑛太の応援をする発言を見るに、もしかして美緒と瑛太をくっ付けるために何かするのだろうか?
行動によって得られる結果が変わってくるという点がよく伝わってくる回だった
冒頭、ルルーシュは何故母を守れなかったと皇帝を責めるわけだけど、あの弱肉強食の宮廷で他人に守って貰わなければならなくなった時点で負け。それが判らず犯人への報復ではなく父親への謁見しか行えなかったルルーシュが追放されるのは当たり前の流れ
コーネリアが皇女でありながら戦場に出るのは違和感があるけれど、皇帝のあの考え方を見れば、命をかけて戦うからこそ居場所が得られるとあの宮廷で学んだのだろうなと察せられる
ルルーシュ達だけでなく他の面々も自分の行動によって様々な結果が付き纏う状態。シャーリーからルルーシュを好きではないかと疑われてしまうカレン、ルルーシュを止められなかったためにゼロの格好をすることになったC.C.、会長が学園で好き勝手出来るのも親の支配を受け入れているから、助けを得るためにゼロに従ったレジスタンスは駒として使われる
流石に何もしなかったことを咎められ虐殺されてしまう民衆は可哀想だったが
そういえばルルーシュはC.C.の静止を振り切るために自分に銃を突きつけていたけれど、あれって「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」を体現した行動とも取れるか。C.C.は足を撃つ程度に収めようとしていたのに対しルルーシュは頭部。その先で行おうとしていてのはコーネリアを銃殺すること。正にコーネリアを撃つために自分が撃たれる覚悟を示したわけだ
ただし、ルルーシュに覚悟が有ってもレジスタンスが指示に従わなかったのは、ルルーシュが戦場を正しく知らないから。「ゲームにすらなっていないぞ」なんて発言が飛び出るようではまだまだ。
ゲーム内でのちょっとした会話から正体バレに繋がっていくと思っていただけに、桜井が業務マニュアルから森子への糸口を掴む描写は驚き。仕事を辞めニートになっても会社員時代の因縁は森子から離れることはないということだろうか?
全体的に少女漫画のような展開が目立つ本作。昔やっていたゲームでの素敵な出会いなんて、ミスリードの余地もないほど直球的な展開だなぁ。
それだけにお話の中心がネットゲーム上であること、ゲーム内での性別が入れ替わっている点がどう作用してくるのか楽しみ
そう言えばゲーム内結婚とか恋人ではなく、あくまで相方との表現だったのはどうしてなんだろう?異性キャラにペアルックを用意したりとか、相方なんて生易しい表現では足りない気もするけれど