ゆりさんの正体が明かされる。
繰り返すようだけど、同情の余地はあるにしても、彼女の態度に感心しない。
つぼみとえりかに過酷な運命を背負わせたのは、そもそもあなたではなかったか。そりゃ本人たちはノリノリで変身してるように見えるがw、それにしてたって感謝やねぎらいはないのか。
この回まででは事情はわからないが、どうやら心に深い傷を負っているらしい。心に脆さを持ったゆりさんのことを、薫子さんはいつも心配している。
最終的にゆりさんが悲しみを克服するまでの展開には、大きなカタルシスがある。今はまだ、その仕込みをしているところ。
本日の夜実況。
底意地の悪いミルクの数々の悪行。しかも謝らない。
ここ何回か続いた、良回の余韻が吹き飛んでしまった。
この回のどこに笑いどころを見つければよいのだろう。
プリオタだからと言って、プリキュアの全ての要素を無条件に受け入れるわけではない。
再放送の視聴をゆっくり進めている。
原作にない回ということもあり、失礼ながらオチをすっかり忘れてて新鮮だった。そんなわけでネタバレ指定。
プリマウンディーネではない半人前の灯里を、あえて指名したワケあり客、その名はアマランタ。地元民である灯里以上にネオヴェネチアに精通していた客の正体、不気味な「伝説の抜き打ち検査官」などではなくw、普通の常連客だった。
見習いとはいえ、観光案内を業とするの灯里以上に街のことをよく知っていた常連客。そのアマランタを相手に、「自分を指名した顧客をもてなすことが出来なかったのではないか?」と反省する灯里。それは杞憂だったけれども、この葛藤は佐藤順一監督の前作「カレイドスター」にも通じるサービス論。
この案件をきっかけに灯里は、プリマウンディーネへの昇格という目標を、以前以上に具体的なものとする。「終わらない」そして「不変」と思われたARIAというシリーズだったが、3期はそれを「畳む」目的をもった物語であったと実感する。
オリジナルエピソードだが、原作の世界観もよく踏襲している上、シリーズ構成の目的にも沿っている。これほど手腕、この回の担当はやはり吉田玲子さん?
ARIAはEDに脚本担当が載らない為、改めて調べみたが、そんなことはなかった。Wikipediaによれば、吉田さんはラスト2話のみ担当。原作は既に完結していた為、この2話に全力で対応していた頃だったのだろうと察する。
12話にしてようやく、ララの羽衣姓が初出。
考えたのはひかる、ちょっと粋な由来だった。
撮影シーンには爆笑。
ほんとに世界を狙う気だったのか?w
本日の夜実況。
前回から引き続き、うららの当番回。
歌手ではなく女優になりたかったうららの本心。それが何故だったのかは、この回ではまだ明かされない。そんなうららの気持ちを察しなかったという、のぞみらしからぬミスがあっただけ。一同、そのことを素直に謝ったことには好感。
「歌手も女優も夢につながっている」というのぞみ説得はわかりにくいけどw、歌手デビューが女優業への回り道にはならないという意味なら、まぁ、そんなに外してない。うららには真意が伝わっていたようだ。
劇中歌はうららの作詞という設定で、仲間たちが揃いの衣装でバックダンサーを務める粋なラスト。
メンバーのひとりはアイドルという、前作までにないこの華やかさ。
いちかの誕生日に観たばかりの回だったw 以下ネタバレあり。
本放送当時は鳴り物入りで、異例の早さで紹介された将来の追加戦士、キラ星シエル。
一流パティシエの地位を裏付けるかの様な、努力家という一面。豊かな自然が生み出した食材に感動する、情緒ある一面。故郷を懐かしむかのような言動。天才という触れ込みだが、鼻持ちならない面は全くなく、華があるだけでなく親しみやすい。
プリキュアになった姿を、早く観たいと思ったものだ。
本日の夜実況。
10月にこの回を単話で観ていたらしい。いつもの誕生日視聴ではなかった様で、意図が思い出せないw
うららのカレー好きは、カレーが母の得意料理であったこと由来していた。
カレーを食べたあと、うららはいつも、お母さんのカレーを思い出していたはず。この回を観たあとだと、食べ終わったカレー皿を積み上げる定番シーンの解釈も、それぞれ少しずつ変わってくる。
ソロではなくグループである意味、琴乃の成長、他メンバーの実質的な紹介など。
今のところ、存在感のあるメンバーはすず。寡黙な琴乃について、理解者である渚が説明してくれる様になった。
麻奈の浮遊霊は、皆を見守る守護霊のような存在になってきた。最初は違和感あったけど、悪くない。
作画はずっと安定している。
今日は「プリキュアの日」だったので、プリオタの必須科目のような回を改めて視聴。
この回はファンに持ち上げられ過ぎと、常々思っていたけど、改めて観るとやはりよくまとまっている。名前呼びというオチまでの流れに無駄がなく、すごくキレイ。
他シリーズではメンバーが揃った時点で本編が始まっているのと同様、無印は互いを信頼して真のバディとなるこの回からスタートと感じる。
良回だし、節目の重要回だけど、プリキュアを知らない人にいきなりこの回を見せるのは違う。
なぎさが言った様に、成り行き上コンビを組んだ1話の経緯から始まり、ここまで順番に観てこそ意味がある。いつの間にか、互いに大事なパートナーとなっていたふたり。そのことに気付かせてくれるのが、お互いの家族というのが暖かい。
戦闘中の言い合いは夫婦喧嘩のようなもので、観ていてニヤニヤする。その仲の良さを裏付けるかのように、息もぴったりのマーブルスクリュー。
ところで、よく知られている通り、この回には「手帳」の販促という一面もある。
この「手帳」、営業面ではどうだったのだろう?
本日の夜実況。
皆のいたずらがひどい。いつも大人しいこまちまでが悪のりするw
「絶対面白がっているでしょう!」とかれんはご立腹。でも、りんちゃんの回では、あなたも面白がってましたよね?
かれんさんの感情表現が豊かになった。
この事実は持ち帰りつつも、愛あるいたずらを楽しむ回かな。
ネタバレ指定
ダルイゼンを助けるのは「どうしてもイヤ」というのが、のどかの本心だった。自分のエゴと向き合うのが怖かったのか?
ラビリンはそれでもいいと言った。自分の気持ちでもいい、エゴでも構わないと。ラスト近いこの回でのどかの強さを支えたのは、パートナーであるラビリンだった。
キュアグレースは、ダルイゼンに尋ねた。
「そうしたら、わたしはどうなるの?」
「いつまで?」
「あなたは地球を二度と苦しめないの?」
正論過ぎる質問を次々にぶつけるこのシーン、力強い言葉にぞくぞくする。28話や33話で、「友達や家族がいれば病気にも負けない」という強さをみせたのどか。まさに、この強さが見たかった!
今日、のどかを主に支えたのは主にラビリンだったけど、アスミものどかを気遣い、戦闘では皆をリードし、随分と成長したなと感じた。
え、ネオキングビョーゲン?w
本日の夜実況。
りんちゃんの惚れっぽさが明らかになるエピソード。お相手はヨン様似のお店の常連さん。もうこの時点で吹くんだけどw
皆もそう思っていた様で、面白がっていることを隠そうともしない。かれんさんの「生徒会長として見届けたい」という、取ってつけたような言い訳が最高w
りんに一番親身だったのはのぞみ。あとは、売り物のアクセをプレゼント用に持たせてくれたナッツだったと思う。
例によって、先の展開のネタバレっぽい要素あり。
ハドラーの声を聞いて、ビビりながらも奮起するポップが見どころか。
マァムも見ているのだから、いいところを見せないとな。
サブタイ通り、クロコダインとヒュンケルの加勢が熱い。
マグマが腰まで達していた様に見えたあの状況。ヒュンケルが助かったとはにわかには信じられず、事実なら不死身なんて言葉では到底収まらないがw、こまかいことを気にしてはいけない。
この「不死身」、今後もヒュンケルの強さの形容として度々使われることになる。クールな外見に反するヒュンケルの熱量を一見表しているかの様だが、のちのエイミさんとの対話シーン以降は劇中の「不死身」観が少し変わっている様に思う。
連載当時、ハドラーのキャラ立てに苦心していた頃と思う。
メンタルが脆くて、些細なことにも鼻水たらしてビビる。手段を選ばない卑怯さは本来は悪役としての美徳だけど、メンタルの脆さと相まって、この頃は小者感のほうが強調されてしまっている。
全軍での待ち伏せ等、有能さの表現として悪くないのに惜しい。仮にも師の敵、あまり下げないでほしいのだけど。
本日の夜実況。
当然ながらナッツは、意地悪で酷評したわけじゃない。小々田の言う通り、不器用な正直者なのである。
作品を褒めることと、厳しい批評をすること。どちらもこまちの為を思ってされたことには違いない。思うに、どちらも必要なことなのだ。ひとりで両方出来れば、もっといい。
プリキュアの視聴層を考えると、少し難しい話題と思う。
この回が誰の脚本かといえば、こんなエピソードを書くのはもう、成田さんに決まっているのであるw 案外、ご自分のエピソードだったりするのかな。
自分はゲーマーとして、「ゲームバランスを買えるゲーム」全般が嫌いだ。
その初期の代表的なタイトルである、GREEの「探検ドリランド」。なんの間違いか、そのアニメ化作品を宮本佳那子さんが主演することになってしまった。自分は宮本さんの大ファンであり、ある意味最悪と言っていい組み合わせ。
「ほとぼりが冷めたあとでなら」と思って意を決して視聴を始め、この問題作をようやく完走できたのが今日の話。dアニメストアでの視聴だった為、あの不愉快なGREEのCMを目に入れずに済んだのも、完走できた理由のひとつ。ゲームのことを思い出さずに視聴を続けることができたから。
正直に言えばこのアニメ全体は平凡だったけど、ディアガーやパーンの生い立ちに関わるエピソードは悪くなかったと思う。
宮本さん演じる、戦闘中に叫び声をあげる熱さを持ったヒロインが観られたのもよかった。ミコト役の経験が後に、「キュアソード」剣崎真琴を演じる上での経験になっていたとしたなら、無駄ではなかったのだと思う。
さて、このアニメが放送されてから10年近く経ち、ゲームとアニメは当時以上に身近な関係となった。
「ゲームバランスを買えるゲーム」自体は今でも相変わらず好きになれないけど、ゲームが良アニメを生み出すきっかけになってくれればいいな。とは思う。
身近な恋バナと関わってハイテンションなつぼみが、ベタな「吊り橋効果」作戦を考案する。ノリノリな小芝居をまじえた説明も最高。
「ファッションはいつだって、恋する乙女の味方だよ」と言う、一方のえりかもノリノリ。これはえりかを象徴する台詞のひとつ。
戦闘中の竹槍等の小ネタもいい。
愛あるエピソードだけど笑いもきっちり取る、実にハトプリらしいテンポのよい良回。フラワーショップとファッションショップという舞台が、こんな粋なエピソードにも使えるとは。
本日の夜実況。
「世代」の構造がある回は好き。よく似た関係の、よく似た親子による、微笑ましい繰り返し。
他のメンバーの、のぞみのやらかしへの心配がヒドイw その割には、皆の家事能力も似たり寄ったり。特にこまちの羊羹w
ガマオはほんと、ドリームコレットそのものに関心がない。食事にありつきたいだけらしい。
危険を冒してプリキュアと戦わなくても、メシは食えそうだけど。
本日の夜実況。
各部からの予算がないという訴えにも、生徒会長という立場上、「予算内でやって」と言わざるを得ない。
生徒会長は生徒の代表に過ぎず、予算をふやす権限などあるはずもない。「そんなのわたしに言われても」と文句のひとつも言いたいだろうに、それでも教頭に頭を下げてみるかれんの、意外にも真摯な一面。
意外といえば。温厚なこまちが珍しくキレてみたり、のぞみが冴えた提案をしてみたり。プリキュアたちの、いつもと違う面を見ることが出来た回だった。
ブンビーさん曰く、部下の出動やコワイナーに一応予算が発生していたことがわかった。無償奉仕を強要するブラック企業という印象があったけれどもw
勝手に一話完結と思い込んでいたら、前回の続きだった。
前回のくねくね退治から、ふたりはゾーンで生き抜く為の新たな能力を得ていた。
コミュ障気味の空魚だが、鳥子をパートナーと認識し、大切に思い始めている。
思いのほか面白い。継続。
本日の夜実況。
「お姉ちゃん、あの人と話があるの。ちょっとむこうで遊んでてくれる?」
弟と妹に当たりそうな殺人シュートを止め、ガマオ相手にキレそうなりんがかっこよかった。
りんには助っ人ではなく、自分が望んだ部に入って欲しいなぁ…と思って観ていたけど、弟と妹も同じだったようだ。
いつもボールを磨いていたことで、本当にやりたいのはフットサルであることが二人にも伝わっていた。ちょっといい話。
ところでプリキュアには、掛け持ちで助っ人が出来るほどのスポーツ万能っ子が何人か居る。
例えば、フットサルと柔道って共通点あまりなさそうに見えるけど、現実には掛け持ちって可能なの?w
本日の夜実況。
「ゲットしちゃうぞっ」ノリノリなうららがかわいいw
どんな仕事にも前向きな、うららの真面目な一面でもある。鷲雄さんじゃなくても応援したくなるね。
プリキュアたちは、ギリンマがうららの初舞台を「台無しにした」と言ったが。
子供たちはむしろ喜んでいませんでしたか?w
前回、グアイワルが立てまくっていたたくさんのフラグが、おおかたの予想通りに回収された。
グアイワルが調子こいててあまりにウザかったのでw キングビョーゲンに「摂取」されている時はメシウマだった。既視感あるシーンと思ったけど、種の三者あたりかな。
とはいえ一方のキングビョーゲンも、前々から部下のことを何とも思っていない大概な屑。印象の悪さは、あのアクダイカーンにも匹敵する。プリキュアたちは是非、この屑をスカッと退治して頂きたい。
ほんとシンドイーネ姐さんは、この屑のどこに魅力を感じたのだろう ね?あと、グアイワルが大工の格好をしているシーンには吹いたw
正直、あまり満足できない回が何話か続いたけど、次回はのどかっちとダルイゼンの因縁が決着するかも知れない、重要回らしい。
たとえ相手が、仇敵と呼んでもよいダルイゼンであっても「お手当て」しなければいけないのか?そういえば、いつも余裕だったあのダルさんが、のどかっちに助けを求めるなんて意外。次回は楽しみにしとるよ。
本日の夜実況。
「可能性という気球だよ」という小々田の名言は、この回からのもの。
小々田が学ぶことの意味を、おバカなのぞみにw 教師としてわかりやすく説明する。
曰く、本当にやりたいことが出来た時に意味のあるもの。
学校で学んでいることの多くは、身に付けなくても死ぬというわけではない事柄だけど、「これは必要ない」という判断が、将来選べる職業の選択肢をひとつずつ奪ってゆく。選べなくなった職業の中に、自分のなりたい職業は本当に存在しなかったのか?
のぞみは小々田の夢を叶えるのが夢などと言わず、いずれは自分の夢を見つけて欲しいもの。それを見つけるのは、だいぶ先のことになる様だけど。
この回の小々田、ココのぞの関係はよいと思う。成田脚本としか言い様のない説教臭さ、苦手な人は確かにいるだろうけどw
良回とは思うけど、確かに作画は残念だね。
先の展開のネタバレっぽい要素あり。
「先生と師匠は違うんだよ」照れ隠しの屁理屈も、ダイ大流。
マトリフは修業の続きまで約束してくれた。偽悪的な合理主義者にも見えるが、根が人情家であることはポップにも伝わっていたのだと思う。
ダイの「目隠し特訓」の意味は、バルジ塔の戦いで明らかになる。「あの技」を身に付ける為には、なるほど効果の高い特訓と言えそう。
問題はマトリフが、この訓練法をどこで知ったかということ。のちのち登場する例の「本」に書かれていたのは間違いなさそう。あの本の登場、本編ではちょっと後付けっぽかったからw、そのネタ振りがここであってもよかったかもね。
かたや魔王軍。
ハドラーが命じた全軍での待ち伏せは、それ自体とても理にかなっている。バランをあえて別行動させたりしなければ、大魔王の逆鱗に触れることもなかっただろうに。
ところで、フレイザード配下のブリザードの群れは、フレイザード以上の驚異にみえる。まるで勝てる気がしないw
本日の夜実況。
店を開いたはいいが、あまりに客が来ずに腹を減らしているナッツ。見ていると我がことのように身につまされる。大人には刺さる回ですね…。
チラシを作っていたあたり、和気あいあいとした雰囲気がよかった。
前回初登場の増子が今回も登場。
特定の店のPRはジャーナリズムに反すると主張。前回は散々お騒がせしたこの娘だが、今回はまともなことを言っている。…って結局載せるんかいw
今回のガマオ、市民には特に迷惑をかけていなかったことが気にかかる。
相変わらず態度は悪いけど、基本的にはいつも腹を減らしているだけで、根っからの悪党ではない。和解も可能なのではないか。
先日のキュアエールの誕生日にHUGプリ11話を観たけど、まだ食い足りなかったので、劇場版をひとり実況。
エールのいいところを観たいなら、この映画が一番いいかなと。初見ではないので、網羅的なレビューは機会を改めて。
エールひとりがミデンの世界で漂っているシーンは、すべてCG。
このシーンのエールの美しさに目を奪われる。宮本監督渾身のモデリング。特に、光量豊富な瞳が印象的。
こんな目で見られてハグされたら、ミデンじゃなくてもドキドキしちゃいますね。