本日の夜実況。前回からの続きで、実質的には前後編の後編。
サブタイにもある「超巨大ランボーグ」との戦いが戦略的でとても面白い。戦略性のある回といえばヒープリの10〜11話も思い出すけど、どちらもいい。
敵役バッタモンダーの狡猾で外道なキャラ立ても、前回同様にソラにヒーロー道を説くシャララさんも。誰より、苦悶の表情を浮かべつつもアップドラフトシャイニングを放つキュアスカイとキュアプリズムも。皆がドラマの中で役目を果たして魅力的だ。
シャララとソラの関係が前半の大きな柱になってゆく。今にして思うと、このふたりの関係はもっと継続して掘り下げてもよかったのでは。
このランボーグ、自分が大好きな作品「ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日」のラスボス的ロボット「大怪球フォーグラー」を思い出す。
よく似た姿だけでなく、アップドラフトシャイニングで仕留めるまでの展開も心なしに。ほんと余談ですが。
本日の夜実況。
オープニングにもちらちら映ってて、気になって仕方がなかった「あこがれの人」シャララさんが、思いのほか早く登場して驚いた思い出。
先代プリキュアの様な立場の方かと予想していたけど、正義感は強くもプリキュアではない普通の人だったことは意外だった。
正しいことを続ける意志の強さ、正しさへの自問がヒーローの資質である。
様なことをシャララさんは言った。ヒーローとはその精神のことであると。なるほど。
転じて自分が相手より強い立場であっても、たとえ正論であっても、マウントはダメって話か。
明らかにソラを見下していた、試合までのベリィベリーは態度悪かった。それはむしろ、ヒーローらしからぬマウントだった。
ソラはベリィベリーをやり込めたことを反省していたけど、ソラのおかげで謙虚さを知ったベリィベリーはよい友人になる。
なんだか甘酸っぱい。
本日の夜実況は、幕間の日常回。とはいえ最近は、日常回こそがプリキュアの本質だなと強く思うことも。
今回の脚本は金城さんと山岡潤平さんの連名。おふたりの役割分担はわからないけど、シリーズ構成氏が重要回だけでなく、この様な幕間回を書くのは健全だなと。
ピーチ航空とのタイアップがある企業案件だったり、戦闘がなかったりと色々と異色だが良回。
ふと気づいた。初期の回にはヨヨさんの程よい存在感がある。
いいキャラなのに、徐々に影が薄くなっていくのは残念。
本日の夜実況。
楽しげな特訓シーンであったり、カバトンが卑怯な手を少ししか使わなかったり。最後の一騎打ちとはいうが、思いのほかさわやかな、言ってみれば「試合」のようなバトルだった。
プリンセスに手を出したのがまぁルール違反ではあるけど、この後の展開で登場するやつらと比べれば許容範囲でしょう。そもそもそんなルール、本来はないのが当然なのだから。
驚くことに、カバトンは「今後プリンセスに手出ししない」という約束をちゃんと守るんだよね。
スキアヘッドのような無能な外道と比べれば、個人的には「敵ながらあっぱれ」言っていいキャラクターの退場回であった。
本日のリアタイ実況。
ED通りの世界観に戻ってくることができた。穏やかな心でEDを聴くことができてよかった。
こむぎがフレンドリータクトを使えなかったのは何故か。「みんな仲良し、わんだふる」が分かっていなかったから。
プリキュアの資質と言ってもいい。かと言ってこむぎは「いろはが一番大切で、いろはの為にプリキュアになっている」、ここは譲らない。
それはいいんじゃないかな。プリキュアって元々そうだと思うし。
こむぎは、大福と会話していたようだが。
「なんか適当言ってないか?調子いいなw」と思ったけどw、どうやら本当に会話していたらしい。
悟のことをマブダチと言っていたというが、のちのち実際に声も聞いてみたいところ。
本日の夜実況。
あげはさん。最後にはちゃんと好きになることが出来たプリキュアだけど、この頃は苦手だった。
ちょうどこの回、ツバサがあげはさんに持った感情に近いのだろうか。
「少年」と呼ばれること、ツバサは最初は嫌がっていた。
大人だというなら、遅くともせいぜい3回目ぐらいには辞めるんじゃないかなぁ。
本日の土曜実況。
女子パーティのサービス回、ダンジョン攻略、ドラクエあるある等。
数多くのメタネタを詰め込んだ異色回は最高に楽しい。
もっとも、ポップのとてもシリアスな葛藤がこの回から始まっていたりもする。
女子パーティの作画を任されたのは、小松こずえさん。
この方もプリキュアを支えてきたベテラン。
遅くなってすみません。
#キュアスパイシー生誕祭 として、文字通りにキュアスパイシー誕生の回を。
まだ年数が経っていないのに、観ている回数がとても多い回ではあるけど。
「あなた話せるんでしょう」から始まる、プリキュアになりたいとパムパムを説得するシーンと、「芙羽さんなの?」「キュアスパイシーよ」のシーンがとても印象に残る。
戦闘の直前に、ゆいと一緒にハートベーカリーで食事するシーンがある。
ふたりともレシピッピが見えることに運命を感じたり、そのゆいからロールパンサンドを半分に割って分けてもらっていたり。
変身の口上にある「分け合うおいしさ」は多分ここから来ていて、戦闘後に改めて、カレーパンを割ってゆいに返すシーンがやはり美しい。
「分け合うおいしさ」やきつける、キュアスパイシーの誕生である。
だいぶ遅くなってすみません。キュアマジェスティ生誕祭として。
「結婚式ごっこ」をしたかっただけでは決してなく。
プリンセスは幼いながらもちゃんとツバサのことを見ていた。あげはだけがその気持ちに気づいていた。
このシチュエーションがなかなか秀逸。
キュアマジェスティの登場から、プリンセスの姿では言えなかった気持ちを変身後に言うシーンが多くある。
この回にもあり、それも秀逸。
ここまでで十分「とてもよい」に届くけど、苦言を言うとすればやはりスキアヘッドだ。
この男は毎度、本当に何をしに来ているのだろう。能力の低さが表情からもにじみ出ている。
本日の夜実況。
キュアプリズムのやさしさは、43話というラスト近くの回での「プリズムシャイン」習得につながる。
そのプリズムシャインは最終局面での切り札となった。そう考えると感慨深い回。
「料理は心」という前作に通じるところもあるいい話だけど。
「ヤーキターイ」という耳に残るワードが気になってしまい、話に集中できないところはあるw
本日の夜実況。
プリンセスに対するナイトという、ストレートなモチーフがとてハマっている。
前後編で尺も余裕がありお膳立ても十分。キュアウィングの誕生が、溜めて溜めて格好良く描かれていて大満足。
特に良かったのは、ツバサがプリキュアになる直前、プリンセスの涙が下にいるツバサの頬に落ちるシーン。
ツバサがソラに「ありがとう」と、感謝を伝えたのがラストシーン。
その意味はいかようにも解釈できるけど、「空を飛ぶ」という皆が馬鹿にした夢を笑わなかったことに対して。でいいのかな?
ソラに対しては伝わったような伝わらなかったようなw
本日の夜実況。
空中浮揚するランボーグは同様に飛行能力を持ったプリキュア、キュアウィング登場の為のお膳立て。
次回を最高の舞台とする為の仕掛けがそこかしこにあって上手い。三条陸先生が言うところの「逆算」か。
次回登場するであろうキュアウィングが男子キュアであること。いかにもニュース映えのする話題作りだけど、本放送当時から興味のなかったニュースではあった。
ソラと似た者同士なところもある、熱い夢を持ったいいやつ。でいいじゃないか。
本日の夜実況。
「恥ずかしがらずに自分を表現しよう。たとえ、少し人と変わった個性を持っていても」という、いい話に水を差したくないが。
「ヒーローを目指している」なんて言ったら実際にはいじられる(≒いじめられる)リスクが高いし、中学生レベルをはるかに逸脱した身体能力についても同様で、奇異の目で見られる可能性が高い。
ソラは最初は「なるべく目立たない様に」と言っていたけど、無難な行動であることは否定できない。スカイランドではどうだかわからないけど、日本の中学校は実際にはもっと陰湿だから。
前回も登場したクラスメイト、仲田つむぎちゃん。この子がお気に入りだけど、このあと学校回が多くない為に出番も少ない。もったいない。
ましろのツッコミ「形がメロンぽいだけで、メロンは入ってないよ!」には吹いた。相変わらずのキレだ。
本日の夜実況。
バンクは2人で、最後に「ひろがるスカイ!プリキュア!」名乗りがある。締めはアップドラフトシャイニング。
定番要素が加わったことで、この回から通常フォーマットになった感あり。プリキュアは特別な回よりも日常回を楽しみたい。
前回の展開はましろからソラへのメッセージだったけど、今回はソラからのアンサーにあたるのだろう。
ましろに「いつも一緒にいたい」という純粋なメッセージを伝える為に行動するソラも、その行動にお姉さん視点で協力するあげはも微笑ましい。
ソラがヨヨさんに対して、前回での発言を謝罪するシーンにも注目したい。
自分はプリキュアでは、「間違いを犯したら謝る」ことが割と大切だと思ってて。いつも誠実なソラに好感。
あと、「尺の無駄です!」というメタっぽい台詞が可笑しかった。
本日のリアタイ実況。前後編構成の様なので、感想は一旦保留。
成田さんが直々に脚本担当していることもあり、次回と合わせて、何かとても大切なことを伝えようとしているのはわかる。
わんぷりへの意気込みを感じる。
日付が変わってしまったけど、キュアグレース生誕祭として。
4度目の誕生日であっているかな?
自分の気持ちがまだ見つけられていないのどかを、ラビリンが正解に導くシーンが尊い。
「F」にも引用されたこのシーンが、描き手にとっても大事なシーンだったとわかり嬉しかった。
邪悪なダルイゼンをキュアグレースが強い意志で拒絶するシーンには心底スカッとする。
のどかはこの回までにダルイゼンとの対話を何度も試みてきた一方で、一方のダルイゼンは善行はもちろん、仲間にすら思いやりのある言葉をかけたことがない。
メガパーツの使用を今までためらってきたダルイゼンは、焦りから勝算もなく使用した。「らしくない」が、かわいそうだとは思わない。ただ哀れだ。
本日の夜実況は、ひろプリを完走して結局一番思い出深かった回。
無印「ふたりはプリキュア」を過度に聖域化する風潮は好きではない…という立場だったけど。
ここまで漏れなくきっちりと、無印8話のオマージュをやられてしまうともう脱帽するしかない。
改めてひろプリでいちばん大事だと思う回は、自分にとってはこの5話。
無印8話はプリキュアでの「名前呼び回」の概念化とされるけど、この5話はその変形。
ましろは自分を仲間として認めて欲しいから、戦闘中は自分のことを「ましろさん」ではなく「キュアプリズム」と呼んで欲しい。
といった具合に、名前呼びの意味を作品のテーマに合わせて微修正しているのが良い。
ましろがプリキュアとして仲間でありたいと願うのは、ソラの「友達」だからであるからであると強調。
サブタイにもある新技「アップドラフト・シャイニング」が、友情を力に変える技であることへの説得力につながっている。
無印での「マーブルスクリュー」に相当する、ひろプリのアイコンとなるべき技が5話にして登場した。
観た回数が多くないこともあり、数日前に思い立って。
宮本監督の処女作、全編CGの「プリキュアとレフィのワンダーナイト!」が映像的には面白いが。
長編「パンプキン王国のたからもの」、はるはるがプリンを作っている時に映る実家の回想も泣ける。
「キュアフローラといたずらかがみ」の「演技協力:宮本佳那子」は言わずもがな。
3本立て、それぞれに見どころあり。
本日の夜実況。
このシーズンの推しキュアであるキュアプリズムの変身回だから、当然思い入れがある。
キュアプリズムの変身バンクを久々にFULLで観たが、やはり素晴らしい。
プリンセスはましろをプリキュアとして選んだが、プリキュアになるにはそれだけでは不足で自己肯定は不可欠な模様。しかしそれは、誰かの一押しで生み出されるものであっても構わない。
そして今回は自信を持てなかったキュアプリズムが、次回は強い自信を持ってキュアスカイを支えることになる。次回はとても思い出深い5話だ。
本日の夜実況は、ヨヨさんの正体についての種明かし回。
ヨヨさんはいずれスカイジュエルが必要になる日の為に、スカイジュエルが採れる小山のすぐそばに家を建てたのだろう。
希少なスカイジュエルがすぐに見つけられたこと、「運命である」は言い過ぎとしても必然だったとは言っていい。
本日の夜実況。
ソラましのボケツッコミが、この回から早速始まってて微笑ましい。
ましろんのキレのよいツッコミはほんと好き。
前回の手帳ネタが改めて回収されているから、初回とこの回はセットで観るべきかも。
2回続いたにも関わらず、手帳ネタはこのあともまだ続く。このネタが大切にされているのがわかる。
何かと口にするヨヨさんの運命論は、「不思議おばあちゃん」のキャラ立てとしてはとても良いのだけど。
最後に種明かしがされると思ったが、特に深い意味はなかったは少しだけガッカリw
本日の夜実況。今日からは終わったばかりのひろプリを復習していく。
主人公ソラの暑苦しいほどの正義感や身体能力の高さは、これぞヒーロー。
まだまだ謎の多い、しかし魅力ある彼女のことをもっと知りたいと思わせる。ここが大事。
初回の情報量としては必要にして十分。これ以上のつかみはない。
手帳を破かれたシーンではプリアラ43話、ひまりのスイーツノートを破られたよく似たシーンを思い出してしまう。
手帳には持ち主の経験が詰まっているかも知れず、大友こそがこの侮辱に怒りを燃やすかも知れない。
また、プリキュアファンには「手帳」に格別な思い入れを持つ者が多いだろうけど、それを踏まえた展開だったとは考えすぎ?
本作を完走した立場からは、今回の状況で青の護衛隊が出動しなかった理由は気にかかる。
円盤を買って、延び延びになってしまったがようやく視聴。
円盤でやりたかったのは、密集した戦闘シーンを1カットずつひも解きながら噛みしめる様に観ること。それがようやく実現できた。
妖精が密集しているシーン、全員集合と思いきやフラッピがいないことに気づく。
何かオトナの事情だろうか?
本日のリアタイ実況。
サブタイの通りに新アイテム「フレンドリータクト」の登場回。その意味付けがなかなかに感動的で説得力ある。
リードが鏡石の謎パワーで杖に変化。ちょっと無理はあるけどw いい話だから無問題!
フレンドリータクトのエピソードより、こむぎといろはが出会った頃の回想や、まだ語られていない「以前」がとても気になる。
出会った頃はひどく傷ついていたこむぎ。「以前」エピソードへの重要な伏線になっていることは間違いなさそうと感じる。
本日の夜実況。
オトナがプリキュアになれない理由もタイムフラワーの正体も、2周目を完走しても結局よくわからなかった。
最終回のお題としてオトナのあり方が繰り返されたが、尺の都合もあってか正直お説教感はあった。自分にもあるオトナの汚さを受け入れた上で、精いっぱい誠実であろうとした6話のりんのほうが、「オトナプリキュア」のタイトルは回収していたと感じる。
ED「雫のプリキュア」でも歌われている通り、子供から見たオトナは万能かもしれないが、実際には無力。
同様に天使も一見完全な存在だが、実際には過ちを犯したりもする。役作りの中でうららが解釈した通り、天使の心にも光と闇があって、人と大差はないのかも知れない。(そのせいで天使は、より上位の存在であろうシャイニールミナスからお叱りをうけていたりもするw)
成長したのぞみについて語る機会を受け取り、その結果、成田さんは何を選んだか。
きっと余程、のぞみと小々田が結ばれるシーンを描きたかったのだろうなと。そう感じた。
ホテルのVODで観られることは知ってて気になっていたのだが、今日ようやく観ることができた。
この作品自体は何度も観ているし、実際には円盤も持ってる。しかし、最推しのひとりであるキュアグレースの成分が最近は全然足りておらず、よい視聴機会だった。
最近、オトナプリキュアの2周目を観ているが、ベルとリフレインはよく似ている。立ち位置から時計モチーフまで。
リフレインのこと、初見ではいけすかないイケメンと思ったがw 、第一印象に反して彼の行動原理は子供たちへの愛情だった。彼は好きな悪役のひとりになったけど、そんな動機もベルとよく似ている。
本日の夜実況。
ラス前回だから戦闘が中心。戦闘シーンの作画はよいし、S☆Sの戦闘曲がかかるシーンは燃える。
このシーンだけで「とてもよい」かな。
シャドウは人の闇から生まれるから、シャドウに引き起こされた災いは全て人の罪も同然であるとベルは言いたげ。
いやいや待ってくださいよ。シャドウを合体させるなんてこと人の力では出来ないし、あなたが人の悪意を増幅させた結果でしょうよ。その結果生み出された合体シャドウや、こいつがベル自身の手にも負えないほどの化け物だったことまで人間のせいにされたらたまらんですわ。はっきり言ってあんたの責任だしw
「未来のこと教えてくれてありがとう」
そのベルを救ったキュアドリームが、ベルからの一連の警鐘に感謝した。
人として、街の守護神であるベルに示すことができる誠意は、これに尽きるのだろうな。
本日の夜実況。
のぞみと小々田の間で、互いに「おれ、この戦いが終わったら」に相当する意思表示がある。壮大なフラグ立てが清々しい。
傲慢ではあるけど、態度の問題とは別に、街を滅びから救いたいと言うベルの立場こそが或いは正義なのかも知れない。
タイムフラワーは滅びの力で、その力に頼って変身するのは危険だとナッツも小々田も言う。しかし前作までの戦いも同様に危険だったことに変わりはなく、「守る」という行いを危険を理由にやめることはできない。
たとえ敵が正義であっても戦わなければいけない。そんなプリキュアの精神を感じる回。