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とても良い

同好会内ユニット結成というこれまでに無い変化に対して、とても丁寧に向き合ったエピソード
新しい組み合わせなら良い色が生まれるとか単純にせず、自分達が組む事で何を得て何を還元できるかという点を突き詰めていたね
また、その裏で侑の課題解決を進行させるのも良い構成

これまでバラバラな色で活動してきた同好会だから、ただ一緒に組むだけじゃ揃えられるものなんて何も無い
それぞれが自分の推しやこだわりを話しても一つの色だけ通すわけじゃないなら統一なんて無理
揃わないならソロの方が良い。揃えるなら揃える事で得られる色が欲しい。だから悩む

答えが侑への心配から見つかるとは。と言うか、皆して心配しすぎでは……
「自分が良いと思うメロディ」が見つからない侑への助言。同好会の多彩な色は侑に支えられてきた。だからこそ逆に皆も侑の色を知っている
相手の色を知っているという構図はそれこそかすみ達の関係にも当てはまる。そこに気付けたのは大きな成長

自分の色を教えて揃えるのではなく、相手に自分の色を教えられ多彩になる
それはソロの嵐珠に辿り着けないステージであり、ファンを満足させるものであり、Quartz結成の意味があるもの
今回のステージは嵐珠の認識を改めさせると同時に、栞子にも何かを齎すものになったようだね

一人で課題に挑む侑は見た目だけなら独り
でも頑張っているアイドルの姿は侑の背を押すし、彼女らの助言は侑に見えていなかったものを教える
だから侑が奏でるのは第一期EDになるのかな。第一期において同好会を支え続けた楽曲。侑は同好会を支えてるし、支えられてる。それは何よりも侑を象徴する最良の曲となるのだろうね



普通


良い


良くない


良い

似た者同士は反発する、なんて事を考えてしまう回だったね
石上とミコ、かぐやと早坂。その思考は似ているから仲良くなれそうなのに、似ているから反発してしまう
それどころか周囲が余計な手をいれる事で余計に仲が拗れてしまう訳だ

互いにフォローし合っている意識の石上&ミコは極端に互いを嫌い合う。石上は一応ミコの良い所を挙げられるわけだからミコがもう少し変われば関係も変わりそうだけど
最後の煽られた際の対応が全く同じ方法になる辺り、本当にこの二人って芯の部分が似ているんだろうなぁ(笑)

かぐや&早坂は厄介事を押し付けたいタイプか。主従の関係でかぐやから押し付けられる早坂はストレスフルだから今回みたいな事もする
まあ、企んだ挙げ句上手く行かない辺りはそっくりなのだけど
ただ、この二人は似ていても姉妹の関係も有る。だから反発しても支え合う間柄を築けるのだろうね



良い

父親は流通用のダンボールに封印され、持ち物の杖は物干し竿代わりって凄い状況だ……。ていうか、シャッフルクイズに使われそうだったって最早遊んでいる感まである(笑)
でも、それは形に囚われない価値観が吉田家に浸透しているからなのかな?

吉田家の傾向が目立つのは形に強い影響を受けているミカンの存在が描かれたからかな
見よう見まねの悪魔召喚で守るつもりが逆にミカンを孤独にした
そんなミカンを救った桃は救世主が形を持ったような大天使
形に拠って不幸になった桃は形に拠って幸せになれた

何とかの杖はまさしく形に翻弄されない杖。主の価値観に影響されてしまうから、誰かを傷つけたいと思わないシャミ子では武器の形にならない。清子も全く武器として使っていなかったし
逆に真っ当に武器の形を取らせようとしている桃や良子がおかしな事をしているように見えてしまう始末(笑)

そのようなシャミ子が唯一、形から入ろうとしたのは桃の笑顔かな
シャミ子が桃に笑顔になって欲しい理由はもっと別にある。けれど、シャミ子は「眷属を笑顔にするのも魔族の努め」なんて言い訳している
一発芸は失敗だったけど、このノリで桃を笑顔にして貰いたいものだね



良い

まだ和に好印象を持てていない一果は和に目を向けない。なら、代わりに何を見るかと言えば今回の場合は美弦だったのかな
美弦を見ているから彼女の問題に関わろうとする。そして和に助けられた美弦を見て和への印象が変わる。そういう話だったのかな

子供の相手が上手くてバイトもして家の手伝いもする、あまりに理想的な子供。そんな美弦が親に隠した形の趣味を持っているなら、それは本当に大切なものなわけで
その想いを汲み取って庇おうとした和と一果。ただ、一果がまっすぐ反発したのに対し、和がしたのは搦め手的な庇い方

家業があるのに趣味に生きる道を許してくれた両親の尊さと感謝を誰よりも持っている。だから体を張る形での懇願が出来るわけだね。
そんな和の姿は美弦の趣味を肯定し、保証するものになるのかな
まあ、ちゃらんぽらんな和の面が出ただけな気がしないでもないけど(笑)

美弦は大切なものを守れた事で和に特別な想いを抱いたようで
それを察した一果の様子が印象深い。
前回はあれだけ和を批判して今回もあまり目を合わせない程なのに、美弦の想いを過度に否定しなかった
美弦には和の方法が良かった。それが判っただけでも一果の硬さは少し取れたのかな?



普通

学園に入学した事で始まるのはゲーム本編……とならないのが本作の醍醐味か
世界観の崩壊はゲームバランスの崩壊が原因。なら人間関係の崩壊は何に拠って齎されたかと言えば二人のモブがその原因となっているのは面白い話

本来ストーリーに関わってこないリオンが男爵の地位を与えられた上、主人公のオリヴィアと関係が生まれるおかしな状況
そのおかしさをもう一方で構成しているのがゲームでは見かけなかったマリエという構図
マリエが王子たちを篭絡し、オリヴィアは虐められ…。唯でさえ崩壊した世界がモブに拠って更に崩壊しているわけだ

ただ、この崩壊はリオンに変化を齎すものにもなっているね
リオンはそれなりの暮らしを志し貴族と関わらぬつもりだった。だというのにお茶にハマり、蹲るオリヴィアに手を差し伸べ…。前世の彼からは想像できない姿
崩壊する世界観と変化するリオン。それらはリオンをモブで有り続ける事を許してくれないと想像できて次回が楽しみになるよ



とても良い

同好会と嵐珠、第一話で示された決別路線のままやっていくのかと思っていたけど、同好会の中のバラバラを一つに束ねてフェスをやったように、同好会と嵐珠を早くも一つに束ねる道を探り始めたのか
そこにはかすみが言っていたように同好会の特性が活きているのはとても好印象

同好会は何も積極的にバラバラになったのではなく、バラバラの状態を肯定したから一緒にフェスを作り出せた。同じように、一人でやりたい嵐珠を肯定した上で一緒に同好会をやる道が有るのかもしれない
嵐珠が別々にやりたいと言っているからと言って、それをそのまま受け取るのではなく、自分の経験を基に嵐珠の真意を探ろうとするエマは本当に良い子だね

そもそも嵐珠は真の意味で離別を求めているわけではないのかな
同好会グッズを見つけた際、一番好きな一人だけを買うのではなく全員分を買っていた。それは何よりも嵐珠が同好会という集団を好いているのだと判るね
嵐珠の原点にそれが有るならば、発展する形の中にもソロアイドルだけでなく集団の中でのアイドル像もきっと存在しうる

バラバラとは下手をしたら「自分とは別」という感覚だけで終わるかもしれなくて
でも同好会のバラバラは皆を肯定する為のバラバラ。だから異なる道を行こうとする嵐珠を肯定するには彼女を理解することが第一。公園での会話を通して嵐珠の真意、そして自分達の為すべき事を少しずつ揃えようとするエマ達の姿勢は尊いもの

エマ達が出した答え、バラバラの個性を持つ同好会全員ではなく、4人で一緒のステージを作り上げる。それは個の道と集団の道をそれぞれ尊重したものになるのかな?
それこそが虹ヶ咲の特徴を最も描くのだろうと今から想像できるね

あと、話を納得しきれなくても、最後には同調してエマ達を引っ張る発言をするかすみ可愛い



普通


良い

恋愛頭脳戦からウルトラロマンティックへ。タイトル移行が示すように「相手を如何に惚れさせるか」よりも「如何に相手から好印象を持たれるか」に移行しているような
そのような変化を遂げても楽しめるのは生徒会メンバーの関係性が充分に成熟しているからだろうね

ミコを守る為に大火傷したのに報われない石上、既読を理解してないかぐやに翻弄される白銀と早坂、石上を煽っておいて格好悪く撃沈する藤原…。どれもこれも楽しく笑える展開ばかり
三期になってもこのようなコメディを提供できる作品力は強い

気になる人から「筋肉姫」なんて呼ばれてしまうかぐやは哀れ面白い(笑)



とても良い

台詞とコメディの激流に目が回りそうになるけど、少しでも慣れれば癖になってくるというか、シャミ子と桃の遣り取りがあんまりにも面白くて尊いものだから、脳を空っぽにして楽しめば無問題
つまりは最高に面白い初回でした!

決闘もデートも不成立な夏休みの始まり
それでもシャミ子と桃がいつも通りな感じでお出かけしている様子にはほっこりするね
シャミ子は桃に髪留めを、桃はシャミ子にフィギュアを。互いへの贈り物、それは意思が伝わらなかった手紙以上に二人の想いを表しているような

桃とミカンがシャミ子の隣家にお引越し
元々、魔族と魔法少女という違いが有っても交流を続けていた三者。住む家まで近くなったらより交流が増えてしまう。けど、今のところはやっぱりいつも通りに賑やかで微笑ましい
この三人は今更距離が近づいた程度で交流の仕方が変わらない間柄なのだと判るね

距離が近づいた事でシャミ子に何が見えるかと言えば、桃の弱点ですか
でも、それは戦いに役立つ弱点ではなく桃の不足部分を指摘するもの
相手の足りない部分を教える事で相手は満ちる。そうすれば相手もきっと返してくれる
シャミ子と桃のこれからの関係性が見える初回だったね



良い

ミュージシャンを目指し家業から離れていた和、小学生ながらに緑松で立派に働く一果
和は子供っぽい大人、一果は大人っぽい子供として描かれているんだけど、それによって一果は和に対してつっけんどんになっても、和の対応が全く異なるものになるのは印象的

小学生女子が跡取り扱いされている状況には驚かされるけど、一果はそれに見合うだけの働きを見せているね。店頭に立ち「責任」などと口にする。それは本来の跡取りである和の立場を危うくするほど
でも、一果には硬さが有るね。人を頼れない危うげな硬さ

だからこそ、ちゃらんぽらんな和との相性が良くなる余地があるのかな
和に責任感は見えないけれど、和菓子への愛は人一倍。また世渡りも上手いようで。だから難事に硬いまま挑もうとして失敗しかけた一果を助けられる。また、和菓子の魅力を改めて一果に伝えられる

和は一果の親になれない、一果は和の娘になれない
けれど和は一果から跡継ぎの座を奪い取るのではなく、彼女が彼女の望む成長を遂げる手助けをする事で共存が可能となるのかな?
それはまさしく一果が緑松を継ぎ、そして和が緑松の看板を守る道に繋がるのかな?



普通

原作既読
なのだけれど、初回は世界観説明と主人公紹介に終止しているから、あまり述べる事が無いな……
一応作品としてはイケメン王子やその他諸々が登場してからが本番なんだけどね

ゲームバランスの崩壊が世界観の崩壊に繋がっている。ならそんな世界で平穏を得ようとしても真っ当な方法で平穏なんて手に入るワケがなくて……
自称モブの彼は早速チートアイテムを手にしたことでモブではなくなった。唯でさえ崩壊した世界観が彼の存在に拠って更に崩壊してくのだと予感させる第一話だったね



良い

世界全てを敵に回し進撃を開始したエレンの真意に迫るエピソード
これまではエレンが変わってしまったと思えていたから、彼が何を考えているか判らなかった
けれど、ミカサが気付いたのは彼は何も変わっていなかったという点であり、むしろ変わったのはミカサ達だったのかもしれないね……

見た事のない広い世界にはしゃぐミカサ達。けどエレンにとっては既知の世界だから新鮮味はない。むしろ未来が見える彼にとってあの光景はどのように映っていたのか…
だからエレンとミカサが見ているものは決定的に異なるわけで。エレンの望む答えを返せなかったミカサはエレンが何を求めていたかすら見えなかったのだろうな……

調査兵団は自由を求めて戦いを始めた。けれど今回やっていたのは平和の主張だから自分達を敵視する者達に何も出来ない。それでは自由は、幸せは奪われてしまう
だからエレンは進撃を開始したのかな…。大切な者を守る為に全ての敵を駆逐する。それは最初期にエレンが抱いた志であり、この考えに帰結するならエレンは何も変わっていなかったということになる

世界の敵となり誰彼構わず潰していくエレンはもはや悪魔そのもの
それでも、一瞬だけ存在した出自も言葉も違うのに誰も彼もが楽しげに酒を飲み交わした時間の価値を信じたくなるけれど……

後の問題はエレンをどう止めるか。物語も大詰めだというのに、ここから更に1年近く待つことになるのか……。その時は最良の物語の最良の結末を見たいものだね



とても良い

同好会という集団に属しながらも、それぞれがバラバラの指向性を見せつつ皆の個性を肯定する様子を第一期にて披露した虹ヶ咲
第二期は早くもフェスティバル開催に向け動き出しますか。第一期にてそれぞれの紹介が終わっている点を考えると、第二期は新キャラ加入に拠る反応を描く事になるのかな?

同好会と音楽科、今の侑は2つの夢を同時に追い求める立場。そりゃ、近くにいる歩夢から見れば心配になる
でも学校選びの話であったように、侑は夢を明確にして虹ヶ咲に入ったわけですらなく、入った先でアイドルの夢を追う中で自分の夢を掴み取った人間なんだよね
一つの夢を追い始めなければもう一つの夢は見つからなかった

そういった意味では嵐珠は侑と似て非なるタイプかも
嵐珠は同好会に憧れて虹ヶ咲を選んだ。そして入った時点で明確に自分の夢を持っており、それに向けまっしぐらになる事を正しいと信じている
だから今掲げている夢の為に、別の夢であった同好会への入会を取り止められる
一つの夢の為に他の夢を選ばない強さを持っている

二つの夢を持ち皆を応援する立場の侑、一つの夢を持ち皆に与える立場の嵐珠
普通に考えればこの二人は対立しているから決別宣言にも繋がる
けれどそれすらも同好会の「バラバラを肯定する」姿勢に受け止められている点は好印象
ED等を見ればやがて訪れる着地点は見えるけれど、そこに辿り着くまでどのような物語を見せてくれるのか既に期待大ですよ

本筋とは関係ないけど、相変わらずドジっ子可愛いなノリのかすみには癒やされる……
侑を編集に向かわせなかったのはお手柄だけど、異なるデータを持ってきてしまう痛恨のやらかし。けれど、それすらも自分のドジシーン披露に繋がるという……
こういう扱いを見るとやっぱり本作ではかすみが一番好きかもしれないと思い直してしまう(笑)



とても良い

最終回になっても物語背景には不明瞭な部分が多かったものの、アニメでは物語の焦点をペコリーヌ&キャル、ペコリーヌ&ランドソル、キャル&カイザーインサイトに絞った事で感情移入出来る余地が生まれ、気持ちの良い最終回になっていたね

奪われたものを取り返す為に戦うペコリーヌ、その姿勢は敵の打倒ではないからカイザーを助けたいキャルの目的も並び立てる
自分の真名を名乗れなかったペコリーヌ、カイザーと通じていると言えなかったキャル。二人は何もかも正しいわけじゃない。でも、有るべき姿を取り戻そうとしている。その中でキャルの口からペコリーヌと同じ言葉が出てくるのは本当に良いね

何かを取り戻そうとしていたのはカイザーも同じだったのかな。でも、彼女は間違ったままループを繰り返してしまった
対するユウキの選択が素晴らしい。以前は失敗を否定する為に繰り返し、良い結果を得ようとした。けれど今回は繰り返しを選ばずループの先へ
そんな彼の手は先へ進もうとする者達を引き上げるものになっていたね

ユウキの前に進もうとする姿勢は他の仲間達にも影響していたような。特にカイザーに認められる事を望んでいたキャルは逆にカイザーへ手を差し伸べられる人間になった点は大きな全身
間違いを繰り返していた彼女らが確かな成長を遂げて繰り返される関係から抜け出る様子はとても良いね

ただ、進んでしまえば以前と変わってしまう。居なくなったペコリーヌの代わりにキャルが料理をしていたのはループ脱出による消失と成長……だっただけに以前と理由を変えて美食殿に戻ってきたペコリーヌの姿には感動してしまったよ
前と同じではない。けれど変わらない日常は守られた。美食殿に皆の笑顔が戻ってきたラストは何よりも素晴らしいね。……その後のオチも本作らしかったし(笑)



普通

過去改変は禁じられた行い。けれど、改変された形跡が有るなら介入も許されるということか
過去を望ましい未来へ繋げようとして何度も失敗したトキは過去をどう変えられるかを最も考えてきた人間。だからこそ劉旻を捕まえる時間を見つけられたのだろうね

その方法は被害者の写真と協力してか…
劉旻に無残に殺され未来を奪われた者達。トキは未来に繋がらなかった彼らの過去を通して劉旻を追い詰める。それはまさしく被害者に逆襲される加害者の構図
ダイブを通して誰よりも被害者に寄り添えるトキだからこそ出来る逆襲

それはエマへの言葉にも現れているね
人生をやり直したいというエマ。最初からやり直せば何も悪い未来なんて無くなるように思える。けれど、他の被害者や未来へ繋がらない過去に苦しんだ者達を知り、それでも前へ進む者達に会ってきた
だから「過去のやり直し」を否定しつつ「未来へのやり直し」を提言できるわけか…

そうして繋がらない筈の過去が未来へ繋がりそうになった瞬間をまたしても無残に引き裂く何者か……
過去と現在において、トキから大切な繋がりを奪う真犯人。ここから本当の戦いが始まるというタイミングで第一シーズン終了とか酷いことをするよ……



良い

別世界に生きているように見えた相手と関わった事でキラキラした世界に飛び込み、『好き』を広げていった二人の物語。最終回はコスプレこそしなかったものの二人がコスプレを通して得た尊い光景が気持ちよく描かれていたね

『好き』を守るため自分の世界に閉じこもっていた新菜。そんな彼にとって海夢と関わって得た経験はどれも鮮やかなものばかり
今回もホラー映画なんて一人のままだったら、触れる事は無かったろうね。そして触れたからこそ意外な良さが見えてくるし、海夢は意外とホラー怖過ぎと知れたわけだ(笑)

そうした行動に現れるように海夢は未知の世界や体験に対して前向きなタイプのようで
自分が平気かなんて気にせずホラー映画を見てしまうし、泳げなくても海に行ってしまう。その先に在る『好き』を楽しめるからなのかな
そんな海夢と関わっているから新菜も未知の世界へ足を踏み入れることが出来るのだろうね

それが顕著に出たのが花火のシーンか
以前は響く音を聞くだけだった打ち上げ花火。けれど海夢と一緒に出掛けた事で花火は匂いや歓声、そして花火の音を体に響かせるものになった
その響きは一人で体感するものではないから、つい隣にいる海夢を見てしまう。その瞬間、新菜の中に響いていただろう感情がどのようなものだったか詳しく聴きたくなってしまうね

スマホで会話をしている二人は全く別の部屋。おまけに話が進む海夢に対して新菜は眠りの世界
この時の二人は完全に別世界に居るけど、スマホ越しに繋がるシーンは良かったね。コスプレを通して二人は世界を共有した。今年だけでなく来年も関わる気でいる
それはまさしく「またね」と言える時間。このように素晴らしい二人のコスプレ活動を再び見られる日をつい待ち望んでしまいますよ!



良い

早すぎるラスボスと主人公の衝突、それをラスボスの正体を上手い具合に主人公に知らせない形で行っているのは凄いの一言
両者共にディスクを欲し行動している。つまりディスクは行動の見返りとなっている。逆に言えば見返りを手にする為にどのような行動が必要になるか、二人はそういうバトルを繰り広げたわけだね

プッチの策略により徐倫はディスクを失いかけた。プッチ有利に傾いた天秤をウェザー・リポートが公平に戻したわけだ。
ヤドクガエルが降る中では誰もディスクを楽に入手できない。見返りを手にする最適解の行動が必要になる
そこで行動の源泉としているものがそれぞれ異なっているのは印象的。プッチは目的を見誤らない冷静さ、徐倫は目的へ至る強い意志

扉を開けさせる際のプッチの言動は秀逸。
毒地帯から逃げる看守にヤドクガエルをぶつけている。つまり相手に「自分を助けさせる見返りに扉を開けよう」との思考に誘導しているわけだね
これは徐倫も実践している。死んだフリをする事で敵に「ディスクを手に取る見返りにスタンドを近づける」状況を作り出したわけだ

スタンドのディスク、記憶のディスク。双方がある程度の見返りを得られたが、それ以上の見返りは得ていないとも言える状況
天国へ至る為に暴虐を尽くすプッチ、父を助ける為に黄金の精神を掲げる徐倫。この闘争はどちらが望む見返りの全てを手にする事になるのだろうね



良い

小春の誕生日に何を贈るか、ひよりが考えたのは空白のアルバムを埋める方法だね
でもアルバムはあくまでも外側であって、大切なのは中身の写真。アルバムにどのような写真を収められていくかが課題になる
まず、外側があって、そこへ中身をどう詰めていくか。その過程に籠められた想いをとても丁寧に描いた最終回だったね

かつての恋がひよりに贈ったプレゼントにも通じる話。恋は上手く出来ないからとプレゼントを贈れず泣いてしまった。それを母達は外側を繕う事でプレゼントとして成立させたわけだ
でもひよりが喜んだのは外側が整っていたからではなくて、中身が詰まっていたからなんだよね。だから二人して大好きなんて伝え合えている

今の恋は外側より中身と気付いているようで。「どんなフライでも魚が釣れればそれが正解」と言っているのがその証かな
小春父のコメントもそれに通じるもの。小春を渓流に連れて来れた事を喜ぶけど、場所そのものよりも小春を自然豊かな場所に連れて来れた経験を喜んでいる。そして娘の喜びは親の喜び、し、それを見て微笑む恋母は二人の間に詰まった夫婦の愛情を感じ取ったのだろうね

釣り場を見ての恋の言葉は深いね。場所も魚も同じなのに僅かな川や自然の違いが釣果の違いを生む
小春のこだわりはワンフライという外側のルールへのこだわりではなく、自分で巻いたフライで釣りたいという中身の問題。この「自分で」というのはフライという用具だけでなく、経験から培った釣り方へも及んでいたね
本当に小春は釣り人として成長できている

スマホは失っても中の写真は失われないと知りアルバムを渡せなくなってしまったひより
でも小春が欲しているのはプレゼントという外側ではなく、ひよりから渡される中身。だからアルバムに何も貼られていなくても残念にならない
渡されたアルバムにひよりと小春という関係性の中に詰まった記憶を並べていく様子は本当に姉妹のようで微笑ましいね



とても良い

平家の終わりが最初から決まっていたなら、風・潮・運命、様々な流れが至る場所も最初から決まっていたことになる
未来が見えるびわにとっても誰もが海に飛び込む光景は最初から決まっていた事になる。ならそこに至る物語に何の意味も無かったなんて事は絶対に無いと言いたくなる最終回だった

序盤は優勢に進めた壇ノ浦の戦い、それが変わったのはイルカの存在だけど、それで本当に戦の趨勢が変わるわけがない。そもそも平家の凋落は極まっていたわけだし
だから流れが変わったわけではなく、もっと前から流れは源氏の味方であったと言うだけ。

終わりが決まっているなら、終わりに抗うことも問題にならない。終わる時に何をするかが問題になる
時子が惨めさを受け容れず入水を選んだように、徳子が守る意味に迷い子の死を見過ごしたように、知盛が全てを見終わってからの舟の錨を背負ったように、高倉帝が死を前に何も言わなかったように…

敗北を前にした自死、その瞬間に誰もが念仏を唱えている事で死の意味が少し変わるように感じられるね
名を残す為に死を選び、幸福や赦しを願う祈り。だから哀れであっても悲惨とならない。
けれど、役割の中心を課せられた徳子にとっては……。未来と過去を知るびわによって死を赦されなかった瞬間の嘆きがあまりに痛ましい……

後白河法皇と徳子の会話は栄華から程遠い場所にて
生きながら六道を見た徳子はいわば平家の栄枯盛衰を象徴する存在。だからこそ死別した家族を祈り続けることが出来る。
その姿は六道を味わいながらも人の苦しみから離れているように見えるから、法皇という高い位に在る後白河であっても苦しみを越える方法を聞かずには居られなかったのかもしれない

史実をベースにした平家物語、多くの視聴者はその顛末を知った状態で見る事になる
そこに他の者と時間の身の置き方が異なる未来視を持つびわを配し、更には彼女に語り継ぐ役目を担わせた構図は秀逸

全てを見たびわが盲になり、全てを苦しんだ徳子が死を迎えるラスト。それを彩るのが皆が唱えるあの言葉であった。盛者必衰の理を見た気になってしまう素晴らしい作品だったよ…



とても良い

歴史の終わり、物語の終わり。
破滅に向け突き進む平家。本人達も意識し始めた終焉を前に己の終わり方をどうするかという点が強く意識して描かれていたように思えてしまう

平家の終わりに際し地獄に落ちると嘆く維盛、市中引き回しされても泰然とした重衡
彼等がそう考えるのは因があって果があると捉えているから。己の行為が始まりに有りこのような状況になったと理解している
最も悲惨な二人がそうであるなら、平家が追い落とされたのも同様に因が有るからと言える

生きている限り因果から逃れられない。それは必ずしも運命が手を下すとは限らないから時には頼朝が下さないといけないし、頼朝もそういった覚悟をしなければならないのもまた因果
だからこの世の因果から逃れる為に維盛は出家に加えて自死を選んだのだろうね…。これは重盛が栄華の終わりを見るなら死をと願ったのを思い起こさせる

逆に資盛は迫る終わりに抗うのか。落ち込む維盛に行動を促し、徳子を通じ助命を願おうとする。でも終わる者に手を差し伸べる者なんていない。資盛は行き詰まっている
それに対して徳子は行き詰まりながらも、母として既に覚悟を固めているね。先にある終わりを予感しつつも何を守るべきかを強く決めている

清経の死、敦盛の死、維盛の死……
語る為に平家に付き添うびわ。彼女が見ているのは確かに終わりと呼ばれるもの。けれど、びわがそれらを見て語り継ぐなら真の意味で終わらない。

開戦に際し知盛は「命を惜しむな!名を惜しめ!」と檄した。果たして名を残す事が彼らにどのような終幕を描かせるのか。それを是非とも見届けたいね



良い

サブタイトルが良いね
カイザーインサイトという巨悪に対して抗う人々は弱い立場だから抵抗運動になる。けれど、それぞれの方法で抗う内に立場が引っくり返っていって敵の方が抗う立場になっていく。その構図は終盤の展開としてとても美しい

ペコリーヌの前にジュン、トワイライトキャラバンの前にクリスティーナ
どちらも強大な敵だから抗うのも簡単な話ではない。劣勢になれば見守る者も悲鳴を上げてしまう
でも劣勢だからって負けが決まってしまうわけではないんだよね。イカッチを背負うユウキが決してその重さを認めなかったように。想いが有れば負けは決まらない

諦めなければ劣勢や抗う立場は覆せる。ジュンに勝てそうになかったペコリーヌがその想いによって勝ったように
そうすればペコリーヌとジュンが優勢でカイザーインサイトは劣勢、抗う立場。なら国の簒奪者が勝つ道理なんて無い

姿を表した真の敵。これに抗う者としてユウキが立ち上がる姿には震えるね



良い

前回、自分が介入した過去のせいで苦しんだ人達を目の当たりにしたトキが向き合う事になったのは既に悲惨な目に遭っている姗姗とどう向き合うかという問題
姗姗を助けるのは容易いかもしれない。でもそれによって未来が変わってしまったら更に悲惨になってしまうかもしれないわけで……

過去と未来をどう繋げるのか。トキが苦しむその点を董易も苦しんでいるね
自分の言葉が姗姗にどう響いたのか、返事がないから判らない。答えを求めている
きっとそれは過去のトキも同じだね。突如居なくなった両親は未来に繋がらない。答えを待とうと意固地になって、得られない答えを前に苦しんできた

悲惨な過去と現在を繋がらないようにしつつ、幸福な未来へ繋げる
トキが我慢の果てに考えただろう過去介入、それは過去を大幅に変えないままに現在への介入余地を大きく増やすもの
ゲームが開始した瞬間にゲームは終わった。これにてどうにか誘拐犯は捕まえられる……?でも共犯者っぽい存在はどうなった……?



とても良い

人間同士の凄惨極まる争い、これに覚悟完了済みの兵士だけでなく同期を殺す事を嘆いていたコニーや年若いファルコまで参戦している点が本当に悲惨過ぎて……
救われるべき者を救う為に同胞を殺す。どちらも自分が正しいと信じているから、殺し終わるまで戦いが終わらない……

戦いへの躊躇いを口にしていたコニーのみならずハンジやジャン、ミカサまで戦っている様に目が向いてしまうけど、一方でフロックの言動も注目したくなる
少しでも何かが違えばきっと彼の方が主人公らしい事を言っている。
島や国を守る為に裏切り者に抗戦し、島の外の敵を駆逐する。何としてでもエレンを守ろうとする彼を完全に間違っているだなんて誰に言えるのだろうね

どちらに正しさが有るか判らない。だからこそキースとマガトの会話に胸を打たれる
彼らが語るのは教え子達の成長を喜び、そして生きていて欲しいという願い
キースにすれば今回斬り殺した兵士だってきっと教え子だし、マガトは教え子達を巨人に変えてきた
そんな彼らが最後の最後に願ったのが教え子が「普通に生きる」であった点は本当にもう……

でも、身近な人達に生きていて欲しいなんてそれこそ誰でも抱く願い
アニはそれが果たされないと知ったから絶望した。その対象は父だけに向けられたものではないから更に嘆く
ミカサはエレンに生きていて欲しいと願うからエレンを止める為にオディハへ向かう。けれど、もうエレンの生存を許す道理はほぼ無くなっているとしか思えないね……



とても良い

まさか邂逅するとは……
前回は正体を明かさずに別れただけにちょっと格好が付かないような気もするけど、それ以上にあの二人がようやく出会えたという事実があれば他の事など些細に思える!
また、Aパートのシンエイの行動をなぞるようなBパートのレーナの描写、二人の辿った道が重なっているのだと判るのも良かった!

生きて帰って、ユージンに挨拶するシンエイ。彼が語るのはいつの日かユージンに答えられなかった戦う理由。
自分の為ではなく他人の為な新たな理由。それは仲間を連れて行くというかつての理由と大差ないかもしれないけれど、死者の為ではなく生者の為であるなら気持ちの持ちようは変わる
特にそれが自分と生きる目的を分け合った相手であれば尚更

そういった意味ではシンエイはもう死神ではない
それでも彼が死神を名乗ったのはその在り方を受け入れられたからだろうし、自身を死と生を繋ぐ存在だと感じ始めたからかもしれない
ニーナに届けたユージンの生きている姿。死者を引き連れつつも生者と行動を共にする
生と死、どちらかだけに寄らないなら彼はきっともう大丈夫だろうね

レーナが語りかける相手は86への同情を口にしていた父
共和国は滅んでしまったけど、86と協力体制を築いた事で抗戦出来たし、助けに来た連邦は共和国が迫害していた人種。レーナが連邦に派遣される事も併せて考えれば、レーナが86を信用して足掻いた日々は何の意味も無かったわけではないと感じられる

また、レーナとアンリエッタが復縁したのは良かったね。共和国の中ではその思想から孤独に戦うしか無かったレーナの隣に居る事をアンリエッタは受け入れた
レーナが目指すのは戦場の終わりであり夢の終わり。共和国において孤独で86を忘れずに居たのも、もしかしたら彼女だけだったかもしれなくて
だからこそ、レーナと一緒に生ききる誰かが必要だったわけだ

幾つもの境界線を越えて遂に邂逅したシンエイとレーナ。それはシンエイ達が生きていたから果たせた事であり、レーナがここまで追いついたから果たせたこと
それは一つの到達点であり、一つの始まりとなる終わり方は良いね。これからも彼らの戦いは続くけれど、それは辛いばかりじゃないと感じられる

というか、これはもう原作を買って続きを読むしか無いじゃないか!



良い

新菜にとってアウェイな空間が続いた今回のエピソード。だというのに、どちらかというと新菜の方が攻め攻めになっているのは面白いかも
キャラは好きでも自分のイメージに合わないからコスしない海夢。紗寿叶も悩んでいた点、それを新菜は想像によって補っているね
想像の余地が大きい衣装を見事に海夢に似合う物へ仕上げている

狭い漫画喫茶の部屋で海夢が示すのはまたもや新菜にとって未知の世界
肌が触れ合う空間でサキュバスとか新菜を圧倒するもの
それでも新菜が変わらずに把握しているのは海夢の良さだね。髪型が可愛すぎるからコスしない、それを新菜はこれまでのコスからリズも似合うだろうと想像する。それはアウェイじゃないから真っ直ぐに推せる

まさかまさかのラブホテル、絶対的アウェイ空間。備品はアレでテレビを付ければアレでお風呂もアレ。青少年は緊張しない方が可怪しい空間。
でも新菜がアウェイにならずに済むのはそこにはコス撮影の為に来ているからだね。海夢が衣装を着てからは緊張感は霧散。いつもの新菜に戻っているね
それどころか作品愛が溢れ過ぎて撮りたいシーンに夢中になっていたほど

まあ、アウェイ空間である点は変わらないから、一瞬でも自分が何処に居るか意識してしまえば夢中になっていた感情は何処かへ消えて、その空間に相応しい雰囲気へ……
もし邪魔が入らなかったら、二人はどこまで突き進んでしまっていたのか……



とても良い

無風よりさざ波が立ってる方が釣りやすいというのはちょっと面白い話
水面に何も作用がない無風だと糸が目立ってしまう。さざ波に紛れ込ませれば糸は目立たない、そういった感じかな
同じ要領で、今回恋の内面にはさざ波が立ち続けていたと判る内容だったのかもしれないね

子供は先に遊んで、大人は設営に紛れて飲酒。子供の前では波風立つそれは大人だけなら問題ない
藍子の悩みも直接相談すれば目立ち過ぎるけど、恋達の交友関係を引き合いに出せば抑えられる。……それでも藍子のモヤモヤは幼い故か抑えきれていなかったけど
一方でこの時の恋は自分が感じているひよりへのモヤモヤを表沙汰に出来なかったわけだ

誰が楓の猟に付いていくかで揉める中でひよりは釣り勝負を提案して公平な形へ。いわばさざ波を無風に変えようとしたわけだけど、実質はひより有利だからその提案こそさざ波を立てるもの。だから議論は収まらない。
というのに、ひより母は可愛らしい三人娘の喧嘩を見て笑っているのは良かったな。ひよりを育てるのに苦労してきた彼女にとってその状態は心地よいさざ波と捉えられたのかもしれないね

恋はひよりにさざ波を感じ続けていたようで
本人が知るより早く告げてしまった再婚話。元々ひより父の死去以来無風でなかった二人の間には無視できないさざ波が立ってしまった
でも、ひよりは無風で無くなった事で母に誰が必要か見えたのだろうね
また、さざ波が立ってしまってもそれを恋が「おめでとう」と言ってくれたから前を向けるものと捉えられた

さざ波が立てばそれは悪い予兆であるように恋には思えて過度に踏み込めない。でも、ひよりにとって恋の姿勢は無風のように安心できるものだから笑っていられる
二人の間に立った心地よいさざ波。恋とひより、幼い頃から一緒に居て様々な思い出を共有する二人はまた新たな思い出を、しかも「ナイショ」の形で共有できたようだね



良い

空中で致してしまうしょうもない冒頭から、部屋そのものが無重力になる緊迫感有る展開への繋ぎは秀逸
前回は自身が無重力になる事で別の拠り所を見つける柔軟性が求められた。今回は空間そのものが無重力になる中、どのようにして自分を守るのかという話だったのかな

無重力を放置してしまえば血液が沸騰してしまう。それを防ぐ為の雲スーツが宇宙空間の驚異から身を守る為の宇宙服みたいになるのは洒落ているね。
自分達がそうまでして身を守っているのだから、敵だって身を守る条件が有るはず。だから射程距離という考え方が生まれるわけだ

でも少ない空気を分け合ったように、身を守る方法は少ないから行動は読まれてしまう。それがラングラーの邪魔攻撃となったわけだけど、裏を返せば守る為の行動を邪魔する方法だって読めてくる
ラングラーと徐倫による裏の読み合い。無重力空間では自身を守る方法が限られているからどうしたって読み合いに優劣は生まれない

だから相手の上を行くには守る方法を限定しないって事だったのだろうね
徐倫の自爆に拠る推進、ウェザー・リポートによる雲スーツの譲渡。そうして敵の攻撃をやり過ごせば、後は敵の守る方法を読んで攻撃を叩き込めばいいだけ。徐倫の逆転劇はいつだって気持ちいいね

早くも出会った主人公とラスボス。この出会いからどう身を守る……?



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