成幸と理珠の距離が急接近……する裏でアシストを2度もした関城。ナイスです
成幸をしょっちゅう見ているのにその自覚が無い理珠。自覚が無いから文乃に指摘されても思い当たるフシが無いし、その後も認めようとしない
だというのに自販機前で成幸と目を合わせてしまえば、逆に意識しすぎてしまってキツく言ってしまう。
傍目には理珠が成幸を意識しているのは明白なんだけど、理珠本人は自覚が無いままそんな態度をとってしまうから自己嫌悪に陥って。
逃げ出して遭難してしまう理珠。成幸は理珠のことを誤魔化さずに見ているから彼女の後を追える。理珠の好きなカードゲームを追って理珠を見つけられる
けれど、キスを契機に一転して二人は目を合わせられなくなる
だから、理珠が清掃中の札を自身に掛けていたという超天然プレイにも成幸は気付けない
その危機的状況に対して関城が皆の目を逸らすことによって成幸を脱出させる手法は面白いね。……うるかだけは現実から目を逸らすことによって成幸をスルーしちゃうのだけど
騒動が終わって二人はあの接触はキスではなかったと事実から目を逸らす。でも、理珠は女子風呂で成幸が何を見たのか気になるから追求する。それも純粋な目で。メガネが曇っていたから見えなかったというのはどこまで本当なのやら
オチは女教師は見た、といった所か
あのお爺さんの「今日子さん」呼びはボケているって認識で良いのだろうか……?
これまでの透は草間家に居候する身の上だったけど、その理由は住む家が無いから、紫呉達の厚意に甘んじているからというものだった
それがこの回で透の口から草間家に帰りたいという言葉が出て、それをとても良いタイミングで由希と夾が受け止める流れは秀逸
そもそもこれまでの透ってあまりにも健気で我慢強くてポジティブだった。
その強さは時に由希や夾の抱える悩みや苦しみを解きほぐし分かち合うのに役立った。けれどその反面、人に自分の願望をぶつけるのが苦手なタイプになってしまっていたように思う
だから今回の別れについても辛いという感情を見せようとしない。透がそれを見せないから、透との別れにもやもやを抱える由希と夾も止めることが出来ない
透はそういった強さが有って、もう一つ言えば人の悪意にちょっと鈍くて
だからか、透が本音を明らかにしたのはぎりぎりになってから。親戚一家から悪意を叩きつけられて、草間家を悪く言われ、母を悪く言われ。そうした事があった後にお爺さんは我慢しなくていいと言ってくれた。
ここで披露された透の本音。それは間違いなく透が隠していた望みなんだけど、それに向けて踏み出すにはまだ透の力だけでは足りない。ここで由希と夾が透の手を引くために現れたのは本当に格好良かった
二人は透に「帰ろう」と言い、透はその後「ただいま」と言えた。ちょっと風変わりな出会い方をした彼女らがようやくそれぞれが望んだ形で一緒に暮らせるようになった。
とても良い話だった
仙狐さん、現代家電に大パニックの図が可愛らしい。
そして普通の人間にとっては更なるパニックとなる停電が、仙孤さんにとっては救いになる構図は面白い
仙孤さんには現代家電より洗濯板とか狐火とかの方がやっぱり似合っているね
そして次回は新キャラが追加されるようだけど……。「甘やかされてあげるわ!」ってどういうこと?貴方が世話される方なの??
原作の最新展開を思うと、この頃のエレン達の遣り取りがあまりに遠い思い出になりすぎていて奇妙な感覚に襲われる
シガンシナ区の壁に空いた大穴を塞ぐために遠征する調査兵団一行
兵士をコツコツ育てて、エレンの巨人化の力を調べて、調査兵団の地盤を整えて、内乱を収めてと非常に遠回りをして此処まで来れたわけで
人類側としては総決算の戦いとなるわけだし、ライナー側としてもエレンを攫う最後のチャンスとも言えるどちらにとっても譲れない一線
第三期後半戦は一話目からクライマックス感がバリバリな内容になっていて、これからの展開に期待感が膨らむばかりです
あのスッキリしたお腹で太ったアピールされても……
お菓子は好きだけど、かといって体重が増えるのは許せない。そんな葛藤からのパニックでついつい成幸にお腹をタッチさせてしまう文乃さん。教育係と生徒のボーダーラインぶっちってますね……
それに対する成幸の「ヤバかった」には思わず笑ってしまったが。心の本音ダダ漏れじゃないですか
理珠をライバルとして認めるからこそ文系に進むことを許せない関城。だというのに理珠は開口一番「どちら様でしたっけ?」。可哀想な関城……
理珠の本心を確かめようと色々してたけど、うどん屋でもあまり構ってもらえず徹底的に独り相撲の様相に、つい成幸ですら勘違いしてしまう状態はやはり関城が少し可哀想になる。けど、その行動は一応の成果は上げていたわけで
表情からは判りにくいけど、理珠を動揺させるのは成功していたのか。理珠のあのような反応が見れたのは貴重なシーン
Cパートはブラ付け忘れ事件。よりによって球技大会の日に忘れてしまうとか、なんて高度なラブコメ展開。
皆に見られているのかもしれないと不安になってあたふたしてしまうのに、成幸の言葉で不安とかぶっ飛んでバスケに一直線になれるうるかは単純可愛い
でも結局は成幸が原因でパニックになってしまってラッキースケベ発動と
気付かないでと願ううるかとフォロー下手な成幸。まあ、バスケ中に女友達がノーブラと突如知って完璧なフォローできる男子なんてあまり居ないから成幸のあの対応は仕方ないと思うんだ
その後の妹への発言は完全にセクハラですが
家の各所を何度も壊される紫呉はもっと泣いていい
猪突猛進娘楽羅登場
その本性の通りひたすら一直線。夾が好きと言う感情はその言動からこれでもかと伝わってくるが、動作に拳が混じってしまうために夾は苦手としている模様
武術を習いそれを自慢としているのに由希よりも楽羅よりも弱い夾って……
その立ち位置から楽羅は夾を取られるのではないかと透を警戒していたのかな?
それでも一緒に買物をして、夾について語り合う内に仲良く成れたのかな?最初に料理を作った時は楽羅が台所を締め切り一人で豪勢な食事を作っていたのに、二度目の際は透と協力して調理する場面には温かい気持ちになってしまった
そうした様々な騒動が起こりつつも草摩家での日々を楽しく過ごしていた透。でも、別れの時間は突然にやってきて……
これまでは紫呉の厚意によって住まわせてもらっていた立場。次回は透自身の意志で改めてあの家に住むことを決めるのかな?
この作品は尚文に知らされていない事実が山のように出てくるね
フィーロは勇者である尚文が育てているからこそ、あの大きさ、強さを備えているのね。
驚きだったのは他の国でも災厄の波が発生しているということ。ということはあの王様は四勇者を独占して召喚した上で、盾の勇者を迫害しているのか
一体あの王様は何をしたいのだろうね?
昔の勇者に育てられたというフィトリア。尚文の知らない事実を教え、導く立場かと思いきやかなり物騒な発言が
フィトリアに殺されないためには尚文は他の勇者への態度を改める必要があるのだけど、これまでの経緯を考えれば尚文の方から態度を改めることは出来ないのだろうな
錬達の行動が現状を変えるきっかけになるのかな?
サイタマ家に普通に居るフブキさんに笑ってしまった
三話目にしてサイタマがガロウをワンパンしてしまったんだけど、これからどうなるの……?
サブタイトルの「狩りの始まり」、これってガロウがヒーロー達を狩るって意味じゃなくて、サイタマがガロウ撃破を皮切りに武術大会で大暴れするとかそういう意味じゃないだろうね…?
冒頭で説明される鬼殺隊やら鬼の生態。この説明や前回の戦いで充分に伝わってくるけど、鬼って太陽光という明確な弱点は存在するもののそれ以外の部分では人間より圧倒的に強いんだよね
それでも人間が鬼に立ち向かおうとするのは何かを守りたいと思うからで。そういった意味では禰豆子を人間に戻すために山を降りた筈の炭治郎が再び山の中で修行に明け暮れる展開って、実は話の構造的に停滞以外の意味を持たなかったりする
禰豆子は眠ったまま起きないし、最終選別に行くためには大岩を斬れと言われる。炭治郎は進めなくなってしまう
それでも炭治郎は立ち止まる訳にはいかない。岩を切るイメージは湧かなくても挑み続けるし、修行を継続するために鱗滝に教わった修行を繰り返す。禰豆子を人間に戻すために進み始めたのが炭治郎の動機であるならば、ここで炭治郎を立ち止まらせなかったのも禰豆子への想いだ。そしてその糧と成ったのは禰豆子のために書いた日記だ
立ち止まる訳にはいかないが進めない。そんな炭治郎の眼の前に現れたのは不思議な幻影。この二人の正体は後ほど判明するのだけど、岩を前にして進めなくなっていた炭治郎を手助けする役目としてあまりにも相応しい二人だと思える。
錆兎は「男」を強調して更なる強さを炭治郎に求める。「男」を強調して強さを求める時は大抵守る対象としての「女」がある。錆兎にとっては真菰がそれに当たり、炭治郎にとっては禰豆子がそれに当たる
真菰は炭治郎の悪い癖を指摘して全集中の呼吸のコツを教えてくれる。真菰はいわば鱗滝に習ったことを炭治郎に復習させてくれる存在
錆兎も真菰も炭治郎にとって前に進むための力を思い起こさせてくれる存在。ならば真菰に指摘された部分を直し、「男」を強調する錆兎に勝てた時は即ち炭治郎が前に進めるように成った時だ
岩を切り前に進んだ炭治郎を前にした錆兎の表情が本当に喜びと寂しさが綯い交ぜになっていて、これから炭治郎が進む道の悲惨さを感じさせるものだった
透はどうしてああも素敵な空気を纏った優しい言葉を連発できるのだろう?
この回では反発し何度も喧嘩する夾と由希が実は互いを羨ましがっていた事が判る
十二支に含まれ、クラスメイトからも尊重される由希。更には武術を始めたのも夾より後なのに今では夾より強い。あまりにも特別。
その在り方は十二支から弾かれ、人付き合いを苦手とする夾からすれば成れるものなら成ってみたいと羨むもの
対する由希も夾を羨む気持ちがある。人の輪にごく自然に混ざることができ、檻に囚われていない夾。
檻が嫌で逃げ出したはずなのに、今も別の檻にいるままの由希。告白してきた女子にすら他人を拒絶してると言われてしまう
互いを羨む二人にあるのは自分の在り方を嫌悪する心。だから顔を合わせれば反発し口論が発生し喧嘩に至る
二人だけで向き合えば相手と自分の嫌う部分しか見えないからそれ以外の事態は成立しない
けれども両者の良い部分をちゃんと知っている透が間に入ることでその状況は少しだけ変わる。普段は見えない自分の良い所も伝えて貰える
本当にこの三人は良い関係性であるように思える
今回は顔見世程度の新キャラ二人。本格的に関わってくるのは次回以降か
早く十二支が全員揃ったシーンを見たいものです
小さな頃の関わりだけでなく、前世とかでも何らかの繋がりがあったのだろうか?
早起きを褒められ、出勤を褒められ。掃除をしてもらい、朝食を作ってもらい。そして仕事から変えれば出迎えてくれる。どうしたらこんな可愛らしくそして優しい存在に出会えるんです?
正直、中野に闇が纏わりつく原因は生活態度ではなく会社の労働環境にあるような。その内中野の労働環境を憂えた仙狐さんが会社を消し飛ばしたりしないだろうか…
フブキって戦慄のタツマキの妹なのか……。てっきり逆の関係なのかと思っていたよ
人間でありながら、怪人の矜持を掲げるガロウ。彼が何を考えてそのような境遇に至ったのかまだ見えてこないけれど、今後サイタマと対立するようなことはあるのだろうか?
これまで戦った怪人が一応規格外な存在ばかりだったから、どれほど強くても人間でしかないガロウが今後恐ろしい事態を引き起こすとはとても思えないんだけどな……
それにしても今回印象的だったのは音速のソニックか
彼がリベンジのためにサイタマを探していたのは今なら勝てると判断したからだと思っていたけど、全く別の理由だったようで
サイタマを前にすると勝ち目が無いように思える、だからこそそのイメージを消すために何とかしてサイタマにリベンジしたかったのね。勝てるとか負けるとかそんなんじゃなくて自分を取り戻すために再びサイタマの前に立つ決意をしたのか
とはいえ結果は悲惨なものだったけど。反復横跳びで完全敗北とか自信喪失なんてレベルじゃないぞ……
大きな顔をしてサイタマの前に現れたフブキ。今更B級の1位がサイタマにどんな脅威を与えるのかと思いきや、むしろサイタマに感化されることに
タツマキに全く敵わないからそれより低いステージでその地位を守ることに固執していたフブキ。そんな彼女にとって誰かを助け、悪を倒すことだけを目的とした純粋過ぎるヒーローのサイタマ。その在り方はヒーローとしては見当違いな方向へ進みかけていたフブキにとって惚れ惚れとするものなのかもしれないね
今後、彼女もサイタマの取り巻きの一人になっていくのかな?
どろろに赤ちゃん妖怪が取り付いた辺りの描写はコメディ回になってしまったのかと勘違いしてしまうほどの描写だった
どろろの背中に有った侍から奪った金の在処を示す地図。これはどろろが全く知らなかったものであり、他の子供に見られることで初めてそこに地図があると判明した
物事の裏側にあるものは本人以外が観測することで初めて認識されるもの。逆に言えば裏に何かあると知ってもそれがどのようなものか観測しなければ判断のしようがない
以前の話で火袋が何故侍に立ち向かうのか、何をしようとしているのかは説明されたけど、その情熱がどこまでどろろに受け継がれているかは怪しい所。戦に負けないという気持ちは受け継いでいても侍をどうにかしようという気概まで受け継いで居るようには思えない
お自夜は火袋と長く共に過ごしたからその理念を共有しているけど、火袋はどろろが小さい頃に死んでしまったから、どろろが火袋の情熱の裏側を知ることはない。
また、百鬼丸にどうすれば良いか尋ねてもどろろの背景を知らない百鬼丸には答えられない
鯖目から尼寺焼失の話を聞いたどろろ達。その話を信じられないなと思っても、焼失の裏側を知らないどろろ達には何の判断もできない。女の霊や油の痕から付け火だと判断できても、鯖目が何を考えたかまでは想像できない
鯖目に怪しさや恐れは感じても、その歓待を受け宿泊してしまう
自分の体を取り戻すために鬼神を倒してきた百鬼丸。鬼神を倒す行為の裏側に何があるか知った後でも彼は鬼神を倒すことを止められない。百鬼丸は自分の体を取り戻す以外の生き方を知らないからだね
それが火袋が隠した金を使えば他の生き方があるのでは?と別の道が提示された。
今回、舞台となる里も鬼神の恩恵によって繁栄しているのでは?と推測できるだけにこの話において百鬼丸が物事の裏側を考えず、また身体を取り戻す以外の道を選ばずに鬼神を倒すことになるのか、それとも別の結果を選ぶことになるのか興味深い
同級生女子から使用済み水着をプレゼントされる衝撃。「ちゃんと使えよな~」という台詞を「それ」以外の意味で受け取るって無理だけど、だからといって実際に使ってしまったら人間関係終わりそう
そしてうるか登場回。やっぱりこの娘って可愛いわぁ…
文乃と理珠は前回が初対面だったから成幸とゼロから関係性の構築を始めていく描写がされるわけだけど、うるかだけは中学時点で交流がありその頃から好意を持っている。
視聴者からすればうるかのラブコメ作品らしいリアクションの数々は思わずニンマリできそうなものばかり。位置づけとしてはうるかって追加ヒロインのようなものなんだけど、彼女の登場によって話が上手く回りだした部分って確実にあるんだよね
うるかが頑張っていることを知っているから水泳に専念できるようにとノートを貸す成幸。成幸が誰にでも一生懸命なのを知っているからせめて自分に一番一生懸命にさせるのだと誓ううるか
原作を知っている自分としては、この二人の関係性って本当に良いんだよなぁと再確認できるような回だった
今回はボスの過去話から現代へ。字幕によって現代へ描写が移ったと示されるが、ドッピオの姿が変わらないまま時間軸が移動するためにまるで視聴者がキング・クリムゾンの能力を食らってしまったかのような錯覚に陥る構成は素晴らしい
ドッピオは生まれは特殊であっても、その後の育ち方についてはごくごく平凡と言った印象。臆病で鈍臭く、それでいて女性を誘う勇気はある。また将来は船乗りになりたいという夢を持っている。
これだけなら彼が将来ギャングのボスになるなんて想像することは難しい
けれど、後に占い師が指摘するようにドッピオには二面性がある
平穏な家の床下に母親を隠し生き長らえさせるという狂気が秘められているし、彼女との楽しい思い出の場所はボスの過去へと至る致命的な手がかりと変わってしまう。蛙や虫の命を慈しむ心を持っているが、一方で自分の秘密を守るために養父や占い師を躊躇なく殺す薄情さも持っている
ただし、この二面性は完全に分かたれたものではないのも確かなこと
リゾットを前にしてドッピオは普通の少年のように怯え、一方的に攻撃を受ける。それは見るからに無害で弱い少年だが、その最中でもボスが守らなければいけない写真を巧妙に隠す狡猾さを持っている
また、現代のドッピオの中にはボスが潜んでいるようだが、そのボスとリンクするために使われる電話の音はドッピオ自身が発している。
一癖も二癖もありそうだが同時に弱いドッピオが暗殺チームのリーダーであるリゾットに対してどのように戦うのか、次回は見ものだね
これは何と言うか別の意味で中毒になりそうなアニメ。特に仕事に疲れた時に見たくなるような…
心の闇が人の世を滅ぼす、なんて重い背景はありつつも仙狐の目的は主人公である中野を癒やすこと。そこには全く邪気がない。あまりにも純粋な想いのもとに繰り広げられる世話焼き行動には見ているこちらまで癒やされそうになる。というか視聴中は良い意味で思考停止していた気がする。
そして内容は人類の理想郷は此処にあったのだと言わんばかりのものだった。仕事に疲れ帰ってきた中野を饗す温かい食事、尻尾をモフらせてくれる許容力、からの駄目になってもいいという全肯定
本当に素晴らしい……!
このようなアニメが週の真ん中に放送されることを非常に嬉しく思います。