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良い

ガビの「悪魔なんて居なかった」という台詞がこの回の全てを象徴しているね
悪魔とは敵であり滅ぼさなければならない天敵。でも、ガビにとってパラディ島の住人が悪魔でなかったように、エレンも悪魔ではないかもしれない。だからジャン達は再びエレンと戦えるようになる

でも、悪魔という敵が居ないなら味方も居ないかもしれないわけで
脊髄液を飲んでしまった味方は立体機動を付けて一緒には戦えない。マーレにとってかつての仲間であるジークは今は誰にとっても驚異の存在
敵と味方の境界線がぐちゃぐちゃになってしまっている状況

信じられるものがあるとすれば、それこそ相手個人を見て決めなければならない
ナイルはファルコから彼の兄を信じた。ガビはカヤ達を見てきたからナイルを悪魔と決めつけなかった
またガビがファルコの腕章を引き千切ったのは、彼の巨人になる未来を否定し、彼の好意を未来に亘って見極めたいと思ったからかな?

そんな混沌とした状況でエレンに問い続けるライナー。彼は様々な形でエレンを見てきたというのに未だにエレンが判らない
これはミカサ達にも言えるね。アルミンの推測から行動を変えたけど、エレンの正体は判らないまま
全てはエレンの目的が達せられる時に全ての者に明かされるわけだ



とても良い

アイドルだけど戦う二面性を持つカルミナが登場した今回、ペコリーヌやキャルの二面性も強調されていたような
ペコリーヌは王女だけど、市井の人間であるように見せている。キャルは美食殿の一員だけど、スパイである自分に苦しんでいる

仲間に見せないもう一つの面。それを明かすのは大変な覚悟が必要になる。だからペコリーヌはユウキやキャルに出自を明かすタイミングを図っている
キャルはカイザーインサイトに美食殿の事情を話せなければ、美食殿にスパイの件も話せない二重苦の状態

キャルにツムギが見せたのも二面性かな
ノゾミ達には衣装担当としての姿を見せている。一方、夜のステージで一人練習。そうしてノゾミ達に並べられるようもう一つの面を鍛え、笑顔を届けられるようにしている
誰かの為の行動が笑顔に繋がれば…

ツムギ達カルミナの考え方はキャルを美食殿に戻すものになったね
ライブに参加できず後ろ暗い仕事に従事したキャル。でもそれは結果的にライブを守るものになった。紛れもなく誰かの為の行動

ペコリーヌの「お帰りなさい」に「只今」と返したキャル。相手の為の言葉が相手の笑顔に繋がる。そんな素晴らしいラストだったね



とても良い

傷つけられた兄や弱き人々の為に力を暴走させた禰豆子
それを「戦わせてごめん」と謝りながら止める炭治郎。そこにあるのは麗しき兄妹愛だね
そういったものが映されただけに、対比されるように描かれる堕姫と妓夫太郎の絆を単純に兄妹愛と捉えて良いか判らなくなる…

兄の声すら届かなくなった禰豆子。そんな彼女を止めたのは子守唄ですか
これは暴れる禰豆子を必死に押さえつけながら子守唄を歌った炭治郎の献身、そして禰豆子が大切に思う母の思い出が有ったからこそ
禰豆子を止めたのは兄弟の絆であり家族の絆

妓夫太郎は天元への私怨バリバリだし、堕姫を「おつむが弱い」なんて言っている
でも、妹の危機に起き上がり、「可愛い顔」なんて褒めてもいる。そこには兄として妹を大切に思う気持ちが感じられる
でも、この兄妹の目的は殺戮。炭治郎達と似た兄妹愛なのに目指す場所は全く違う

妹を大切にする兄がどれだけの力を出せるかは、これまでの炭治郎を通じて視聴者は既に知っている。だからこそ、堕姫を守る 為に妓夫太郎が出す力が天元を圧倒できる展開を納得できてしまう
これを止められるのは同じく妹の為に戦う炭治郎であるように思えてしまうが……



とても良い

「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」で始まる有名な物語。あっという間に繁栄し、あっという間に零落した平家
その中に取り込まれた未来を見るびわ、亡者を見る重盛。尋常ならざる光景を見てしまう二人が尋常ならざる時代を生きる姿を描く物語になるのだろうか

重盛が素性の不確かなびわを引き取ったのは、自分と似た物を見ているからか
亡者が見える重盛は滅びを意識せざるを得ない。だから父や一門がどれほど栄えようと彼はその波に乗れない。
だからこそ、同じように滅びを予言したびわに心開き、そしてびわと一緒なら滅びを回避できると思うのか

でも、びわはまだ重盛に心開いていないから未来を教えはしない。そもそも父の仇なのだし
でも、暗闇に消える重盛に声を伸ばしたように、びわも同じ物を見る重盛に温もりを求めようとしているように思えてしまう
今は頑ななびわの認識。それが平家という人間達に囲まれる中でどう変わっていくのだろうか?



良い

五条新菜15歳の受難。傍から見る分には羨ましいの言葉しか出ない状況
でも、海夢はコスプレの為に真剣。新菜もそれに応えなければならないのだけど、だからといってあまりの刺激から無心にもなれないというジレンマ
いや、本当に羨ましい状況なんですけどね

海夢が語る作品愛を全く理解できなかったように、新菜は作品の良さもまだ判らない。それでも海夢に協力したのは彼女の『好き』に応えたいと思ったから
新菜は職人タイプだから、作業に打ち込めればスムーズに行くのだろうけど、それにしたって相手が難敵過ぎたね(笑)

一度は集中できたものの、間断なく襲い来る刺激にはたじたじになってしまう哀れな新菜
一方で海夢が赤面しつつ過剰反応しなかったのは、彼女も彼女で新菜の真剣さに応えようとしていたからなんだろうなぁ

その真剣さが新菜の家族問題に発展しそうなのはオチとして最高だったね(笑)



良い

ひよりと家は共有できてもクラスは共有できなかった小春の前に現れたのは恋。彼女はひよりと時間を共有してきた人間となるわけだね
恋はひよりを昔から知っているからひよりの性格も把握している。でも、そんな彼女でも踏み込めなかったのが家庭の事情となるわけか……

一方、ひよりが小春を付き合わせた店や灯台は趣味や記憶が詰まった場所。どちらにも自分や父の時間が詰まっている事を考えると小春が知らない自分を教えようとしているかのよう
家を共有する事になったひよりと小春だけど、小春はまだまだひよりについて知らない事ばかり。それをこうやって少しずつ知り合っていくのかと思うと、いつか感慨深い描写に思える日が来るのかもしれない

後半は皆で早速管釣り。でも恋は釣りしないのね
恋はひよりと時間を共有してきた。でも、そんな彼女も知らないのは小春と出会ってからのひより。人見知りの筈なのに、積極的に小春の世話を焼くひよりの姿を恋は知らない
共有できてない部分を見てしまえば、過去の共有できなかった部分も思い出してしまう

踏み込めなかった家の話。それを悔いていた恋の認識を変えたのはひよりと家を共有している小春の言葉
資格の有無ではなく笑顔になれるかを重視する小春。そんな小春に影響されて恋は小春にちょっと踏み込んだツッコミ。小春と恋は早くも何かを共有できたかのよう
また、ひよりにも少し踏み込んだ恋は更にひよりと仲良くなれそうだったね



とても良い

初戦闘回。敵となったグェスはかなりやばいタイプだね、動物の死骸に他者を閉じ込めるなんて
これは小規模な意味での拘束。この刑務所と同じように徐倫を閉じ込める存在であり、徐倫はグェスからの脱出が刑務所脱出の手始めとなるわけだね

冒頭で所長が語る刑務所の規則。虜囚を閉じ込める場所にはルールが有る。同様にグェスの拘束にもルールが存在する
小鳥の中に入っていた看守はルールを守れなかったから殺された
徐倫はグェスの課すルールを守りつつ、その拘束からの脱出を狙わなければならない。指示に従って調査も行わなければならない

でも、グェスはエネルギーに関するルールの全てを知っているわけではない。だから徐倫は相手の知らないルールを使って拘束から逃れ、更には相手の知らないルール、ストーン・フリーの力に拠って逆襲できた
そして新たなルールをグェスに課す事で危機すら脱出できたわけだ

ラストは空条承太郎を思わせる台詞と共にオラオララッシュ!これぞジョジョシリーズの主人公と言わんばかりの姿だね

それにしても、鼠の死骸を被って走り回る徐倫の姿は可哀想なんだけど、一方でコスプレじみていてちょっと可愛らしいね(笑)



普通

激動の初回から続く第2話は静の話ですか
スピードダウンにも感じるけど、この話で描かれているのは、物語の中心となるRGBが何に拠って支えられているのかという点だね
アスミとまりは別々の遣り方によってRGBの原動力となっている

アスミの役割は判りやすい。RGBの良い所を見出し未来へ向かって背中を押している。時にはRGBだけでなく校舎保全にも貢献している
対してまりはその背を見続けているタイプか。火災事件の際にも「私が行く」との言葉は遮られ、アスミを追うことも出来ない
まりにアスミと同じ行動は出来ない

でも、だからって誰の役にも立ってないという事ではないんだよね
対タカラモールのグルフェスでは頼みの綱とされてるし、RGBが寄り合う理由や場所になっている。
まりはアスミに敵わないし、追いつけないかもしれない。それでもRGBの大切な居場所となっている点が見えてくる回だったね



とても良い

冒険心に仲間を思う気持ちにコメディに美食探求等の要素が小気味よくミックスされた初回だったね
先輩冒険者との出会いで異なる色を持つドタバタ冒険劇。目的の物を手に入れるより、仲間との冒険が何より尊いのだと伝わってくるね

キャルが美味しい食事に辿り着くまでの工程も素晴らしい
冒頭では苦手な野菜を残していた。冒険中には魔物肉なんて食わされてしまう。おまけに幻の調味料は手に入らず
踏んだり蹴ったりの冒険。だからこそ家に帰った後の食事が美味しいと思えたのだろうね



とても良い

写真をトリガーに過去に潜るとは一風変わった設定だ
本人は何の気無しにSNSへ上げた一枚の写真。これをヒカルは感情を持ち込まず利用するわけだけど、潜るトキにすれば否応なく関わるきっかけになる
「過去を問うな。未来を聞くな」その言葉が重く伸し掛かる内容だね

これ、トキの視点を通して描いていたから若干コメディ補正がかかっていたけど、本来のエマが味わっただろう絶望と苦痛を想像するとこちらまで苦しい気持ちになってしまう……
その最中にエマが上げた気まぐれな写真。これが救済と破滅を呼び込む構図になっているのが恐ろしい

写真に拠って両親は電話をかけてきた。これはエマの心を救うきっかけとなっている
同時にトキとヒカルに拠って回り回って破滅を齎してしまう。SNSに上げる写真の恐ろしさを別角度から味わった気分だった

ヒカルはトキにエマの顛末を知らせない。これも「過去を問うな。未来を聞くな」に該当するのだろうね……



良い

鬼は何も失わないから何をしてもいいと嗤う堕姫は人倫にもとる存在
驕り人を傷つけるから炭治郎は許さない。でも人の身で鬼を倒そうとすれば失うものは計り知れない。そういったものを感じてしまう回だったね

槇寿郎が蹲り続けたのは失ったものの大きさに押し潰されてしまったから。それが更に杏寿郎を失う道に繋がった
炭治郎は守るべき人々を失う怒りにより力を爆発、堕姫に打ち勝つ力になるけど、同時に炭治郎自身を失いかねないもの
炭治郎一人では全てを失う局面、それを妹達が支える流れは良いね

禰豆子が怒り狂う理由は炭治郎と同じものかな。だから炭治郎と同じように尋常ならざる力、そして自身を失いそうになる
炭治郎も禰豆子も限界ギリギリ。けれど、大切な妹を守れるのはそれこそ長男である炭治郎しか居ない筈だけれど……。炭治郎は再び立ち上がれるのだろうか?



良い

2つの国がぶつかる凄惨な戦争模様と巨人達に拠る超絶バトルが並行展開される光景
ライナー達は支援を受けられる。けれど、裏切り者のエレンは受けられない
その対比はエレンの孤立を示しているね

それがオニャンコポンとアルミンにより変わる様は良いね
エレンは確かに皆を裏切った。けれど、オニャンコポンがそうであったようにエレンも人類の未来を最優先に考えている可能性がある

この混沌とした状況でエレンを助けられるのはアルミン達しか居ない。そして助ける際にはエレンを信じなければならない
絶望的な状況を変える萌芽が早くも見えた気がしてしまう再スタート回だったね



良い

私服は作務衣でクラスでは独りな新菜、見た目はギャルで話題の中心な海夢
二人の生きている世界は異なるけれど、それが結びつくのは『好き』の感情
新菜は雛人形に魅せられた。そして海夢が魅せられたのは…

新菜は雛人形に話しかけちゃう部分を除けば、そこまでやばい趣味ではない。そもそも教室ではそれぞれが好き勝手に自分の趣味を話しているのだから混ざれないなんて本来は無い
新菜が気にするのは自分の好きを否定されることだね

小さい頃に『好き』を全否定された経験。これがあるから相手に好きを訴えられない。そんな新菜にすれば、あの見た目で自分の好きを表明できる海夢は別世界の住人
でも、海夢は『好き』に正直だからこそ、新菜の『好き』を理解できるんだよね

海夢が打ち明けた不格好な『好き』。だからこそ、新菜も海夢が本当に好きなのだと判って手伝ってやりたくなる
別世界の相手と繋がる二人の約束。自分が持つ『好き』の力で相手の『好き』を手伝う、とても気持ちいい作品になりそうだ
まあ、海夢が最後に上げたタイトルがあまりに不穏だけども(笑)



良い

この居場所を誰かに渡して良いのか、この居場所を自分のものにして良いのか
そういった迷いを抱いていた少女達が誰のものでもない海の傍で交流を深め、家族になっていく様子は麗しいの一言ですよ

釣りは知っていても料理はあまり知らないひより、料理は知っていても釣りはあまり知らない小春
親の再婚に拠って二人が出会い、欠けていた何かを少しずつ手にしていく構図になるのかな
一方で互いが互いを補完し合うだけでなく、同じ思いを抱えている部分が見える構図も良いね

父の痕跡が見える部屋を渡す気不味さ、誰かの痕跡が残る場所を使う気不味さ。二人ともあの家で同じ悩みを抱えていた
そして、ひよりが余らせていた刺し身を小春が手を加えて漬け丼にする流れ
父の味に似ているけど、少し違う新しい味の漬け丼はひよりと小春がこれから居場所をどう共有していくかを端的に表しているかのよう

小春にとって新しい家で新しい街。不安は大いに有ったに違いない
それが釣りを通してひよりと親しくなって、時間や場所を共有できるようになった。壁を無くして会話する二人の様子はそのまま近くなった心を示しているね
家だけでなくクラスも共有したくなった二人のこれからが楽しみになる初回だったね



良い

スタンドや敵の姿はまだ見えないまま
それでもジョジョらしさは随所に健在だね。持って回るようでありつつ、他の作品では見られないような言い回しを聞いているとジョジョを見てるなって感じがするよ

徐倫の身を破滅させたのは恋心が原因。轢かれた人を助けられるかもしれないという正義を脇に置く青春の恋
けれど、それが徐倫を牢獄に追いやった
だからこれから始まるのは冤罪の運命に抗う復讐の物語となるわけか

それにしてもお守りにと矢の破片を渡すなんて承太郎は何を考えてるの……?あれってかなり危険な世に出回っているのは不味い代物ではなかったの…?



とても良い

曰く付きの特別地区という割にギスギスした感じよりも人情味の方が強い印象の土地だね
それにより騒動の中心となるRGBトリオの幼馴染感をしっかりと受け取れる構図になっているね

事件を期に疎遠になった三人。ランとコウキはそれぞれの遣り方で街を良くしようと考えている。でも、シュウタはヒーローを諦めた時から上手く進めていないようで。おまけに進めない理由を死者に求めているのだから救いようがない
死者からのメッセージは強烈だろうね

ここで面白いのは3人は別の場所でメッセージを受け取り、それを明かしてないのに、少ない遣り取りから進む道を共有出来ている点
「お前も受け取ったのか?」という確認より先にそれぞれが為すべき行為を進めているのは本当に息の合った間柄でなければ為し得ないこと

二者択一のトロッコ問題。これに対してランとコウキがしたのは下地作り。決定打はヒーローであるシュウタに。
誰かを死なせなければならない二者択一からどちらかを選ぶのではなく、誰も死なせない道を掴み取ったRGBの連携は素晴らしく格好良いね

今回の件でシュウタは火災事件から一応進めはしたのかな。ただ、メッセージを受け取ったことで逆に死者により囚われる結果になったようだけど
街の未来だけでなく、過去を振り切り自身の未来を掴み取ることになったRGBのこれからの道はどのようなものになるのだろう?



普通

原作既読
今で言う処のスローライフ傾向が強い為にあんまり物語の激しさは求められないタイプの作品。
代わりに人々の優しさをどう描いていくかが鍵になるように思うのだけど、アニメではその点については心配なさそうかな

突如、ゲーム世界に。という割にケーナにパニックは見られない。それよりも食事であったり人の温もりに触れるのを優先しているように見受けられたね
病院のベッドに繋がれていたケーナにとって面倒な騒動よりも彼らとの出会いの方が尊いのだと判る初回だったよ



良い

堕姫、眷属の帯。それに対抗する炭治郎、伊之助達が行っているのは鬼狩りで有りながら同時に守りの戦い
炭治郎は鯉夏を始め堕姫に誰も殺させないため。伊之助達は帯に囚われた人を助けるため
それぞれの守りが展開されている

現時点で炭治郎がしているのは守りの戦いだから、正義の言葉よりも命を守る、奪わせないという想いが先に来る
その過程で炭治郎達を守り散った杏寿郎の「心を燃やせ!」という言葉が出る流れは秀逸。炭治郎の中にどのような炎が残っているかが判るね

人助けより鬼退治優先の印象を受ける伊之助も、帯に人が狙われれば防御優先。それを手助けするように善逸、まきを、須磨も加勢していく流れはまさしく守りの戦いを象徴している
それを締め括るのが最も『守る』を体現している天元の登場であったのは凄まじく格好良い

命を掛けるのが当たり前であったくノ一に対して、まずは自分の命を優先しろと命じる天元は相手に勝つより、命を守る事を最も大切にしているのだと判る
天元のそういった姿勢により、彼にスポットライトが当たるこの遊郭編の主題が少しずつ見えてきた気がするよ



全体
良い
映像
良い
キャラクター
普通
ストーリー
普通
音楽
良い


良い

遂に牙を剥いた堕姫。善逸は居なくなるし、鯉夏にも毒牙が迫る。上弦の鬼を相手にしては普通の人も階級の低い隊士も敵わないから、口を噤むしか無い、逃げるしか無い
それでも立ち向かおうとする炭治郎達は格好良いね

炭治郎達に帰れと促す天元の判断は間違っていない
けれど、炭治郎達は杏寿郎を助けられなかった悔いがある。猗窩座に手も足も出なかった悔しさが有る。だから逃げるなんて言葉は出ず、むしろ自分達はどう動くか?鬼に迫るかという話以外出てこないのだろうね

そうして邂逅した堕姫はやはり簡単な相手では無いようで。初撃による怯えや痺れの理由を正しく解釈できたなら、まだ立ち向かえる
ただ、それでも力量差を覆すのは簡単ではないのだろうけど。炭治郎はどこまでやれるのかな?

それにしても堕姫は凄い格好してますね……



とても良い


とても良い

モルフォとの再戦、少人数で限界に近い戦闘を行えばそりゃ損耗は激しくなる。独りで敵に立ち向かう事になる
それでもシンエイを支えようとしたのが仲間達の言葉であり、連邦の援護射撃であり。それによりシンエイは残された独りではなく、託された一人だと思えたのかな

アンジュもセオトもクレナもライデンもシンエイをモルフォに届ける為に踏み留まった。シンエイが生きてモルフォまで到達しなければ勝ち筋など無いから
生きているから先へ繋がる。シンエイがフレデリカを置いていこうとしたのもそういう理由だね。例え自分が失敗したとしてもフレデリカが生きていればキリヤを救う道が残る

キリヤが行き詰まってしまったのも同じ理由。フレデリカが死んだと思ったから、彼は更に狂いレギオンに取り込まれるしか無くなった
逆に言えば、フレデリカが生き残ればキリヤは救われる。死んだと思っていたフレデリカが目の前に居て、銃を自身に突き付けている。フレデリカと自身を救うにはフレデリカの望みを叶えなければならない

キリヤとシンエイが並び、ショーレイが二人を仲裁する有り得ない光景。それを夢見たのは果たしてフレデリカだけだったのだろうかと考えてしまう…
何はともあれ、生き残ったシンエイとフレデリカは置いていかれた。果たして二人は爆発を生き残れるのか、という点がどうしても気になる状態で3月を待つことになろうとは……



良い

ディアを救出する算段になって現れたセタンタ。彼の倒し方はルーグがこれまでに辿った道を考えると面白いね
セタンタは騎士として決闘を望んだ。けれど、暗殺者であるルーグにそれは出来ない。かといって暗殺技術のみで戦うわけでもない姿には彼の変化を感じてしまう

セタンタをルーグは騙し打ったわけだけど、それを成立させたのはセタンタの正面に出てまるで決闘を受けるような姿勢を見せたため。また、問答の最中には余計な被害を厭う騎士道精神じみたものまで見せている
これらはルーグが暗殺者としての人生だけでなく、他の生き方も手にした為であるように思える

ディアの暗殺偽装は失敗と呼んでも仕方ない事態。でも、今度の失敗はルーグに後悔をさせなかったようで
ディアを家族に加え、大切な人が平和で居られる平和を手に入れたという意味ではルーグは任務の成功以上の報酬を手にしたと言えるのだろうね



普通


全体
普通
映像
良い
キャラクター
普通
ストーリー
良くない
音楽
良い


良い

タクトとザーガンからは音楽への向き合い方の大きな対立が見えてくるね
悲鳴を聞き過ぎ音楽を失い絶望したザーガン、悲鳴を堪え音楽を保ち続け希望に繋げたタクト
それは生き方の違いでも有るね

ムジカートにも対立が見られるね
過去ばかり見て壊れたザーガンの最後の望みを叶えるため滅びに向かわせるオルフェ、命少ないタクトをそれでも望む未来のため先に進ませた運命
運命は誰よりもタクトの語る未来を見たいと思うからタクトと共に戦っている

そんなタクトや運命が絶望ばかり見る者に負けるわけがない
タクトはザーガンを打ち倒すけど、世界を救う方法は提示しない。心のままに音楽が人を救う世界だけを望んでいる
そんな純粋なタクトを前にするからザーガンは喜劇役者としてステージを降りる事になってしまう

結局タクトの曲は完成しないまま。けど、命は運命が消える事によりかろうじて残ったのか…。そして運命が残した願いや姿はアンナが引き継ぐと……
意外な形でゲーム前日譚を見せてくれた本作には予想外に楽しませて貰いましたよ



良い

吉原の暗部に迫るエピソード。でも、真の闇に迫れているわけではないから鬼の本性は見えてこない
けれど、近づいているのは事実だから、炭治郎達は気配や音、匂いによって鬼の存在を感じ取れる。それが余計に堕姫の恐ろしさを感じてしまうね

伊之助も善逸も堕姫のすぐ近くまで迫りながらもその本性を露わに出来ないのは彼女が闇に隠れているから
女将は堕姫の悪事を露わにしようとして殺された。逆に旦那は悪事に目を瞑ったから見逃された

堕姫は超えていはいけない一線に注意つつ狡猾に蠢いているのだと判るね
それでも伊之助と善逸は一時的に堕姫に迫れた。その事実が一つの手がかりになる……と思いきや、まさかの鬼の方から迫ってくるという展開は緊迫感があって良いね



とても良い

転生してから恵まれた繋がり、環境、能力により道を切り開いてきたルディ
それがルイジェルドと別れ、エリスに捨てられた事で改めて自分の弱さと向き合う事になったようで
前世の男はずっと差し伸べられる手を求めていた。でも、今は……

ルディと別れたルイジェルドとエリスは明るい表情。別れは辛いものであっても、それぞれルディから受け取った大切なものを手に持っている
ルイジェルドは自分からスペルト族と明かせるようになり、愛を知ったエリスはルディを守る目標を持った

久しぶりに登場したザノバやギース、ロキシーにアイシャ、パウロやリーリャ達もルディから受け取った何かしらを持っている。それが今の旅や心を明るいものにさせている
そこから判るのは、暗い部屋で差し伸べてくれる手を求めていた前世の男は、今や多くの人と関わり手を差し伸べるルディとなった点

だからルディは自力で部屋を出なければならないが、弱いままのルディにその力は無い。それを変えるきっかけとなったのが母の愛であったのは良い展開
転生した自分を産んだ母、手助けするのは家族だから当然と胸を張った自分。なら今も助けるのは当たり前。力は無くても理由があるなら部屋を出られる

そうして歩き出したルディは新しい旅へ。というタイミングで第二期は終了ですか
普段はこういう事思わないようにしているんだけど、流石にこれだけクオリティの高い作品だと是非にでも続きが見たくなる。どうにか続編を作って貰えないものですか……?



良い

これまでは86とそれ以外という分断が描かれてきたけど、今回はシンエイとそれ以外の分断が描かれていたね
ライデン達とシンエイは一蓮托生。でも、死神と死神になれない者という断絶が有る。ライデンはシンエイの深い空虚に寄り添いきれないし、シンエイもライデン達ほど生を考えられない

兄を討ち、レーナとも死に別れ、フレデリカの騎士にもなれない
今のシンエイに寄る辺はない。けれど、本来はライデン達が同じ命運を懐く者として寄り添えたはず
でも、ライデン達とシンエイの間には大きな差が存在する。ライデン達ではシンエイのように死者の名を抱え戦い続ける事はできないのだろうね

クレナ達はいつか海に行きたいと思える。戦争が終わればという、これまで存在しなかった戦後の未来を語れるようになった
でも、シンエイはそれすら思えない。死者を死国へ連れて行くシンエイは既に死国に片足を突っ込んでいるから、それ以外の場所を思えないのかもしれない
シンエイからすれば、ライデン達も死ねばその名を忘れない対象の一部

海を前にしたライデン達との間には光の帯による断絶、彼らの死を語る際には墓標を思わせる石に喩え……
シンエイは深い孤独の中にいるかのよう。でもフレデリカに言わせれば、そうして苦悩する事こそ正しく先を見据えようとしているからだという
なら戦争が終わった時、シンエイは何を手に出来るのだろう……
せめてレーナと再会できないものかと思ってしまうが……



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