冒頭、え?時代が変わってる!?と困惑したけれど、
TVシリーズのエピソードを思い出させつつ、物語を俯瞰的にも見せる構成は上手いなあ、と。
入院している子の話がとても印象的だった。
その子と家族、友人とのやり取りはもちろん、ベネディクトとアイリスがよかった。
その場にいないヴァイオレットに代わって、なんとかしようと奔走する二人の姿に、ヴァイオレットは仲間として受け入れられ、信頼されていると感じられて胸が熱くなった。
クライマックス、もう間に合わないよ、え、飛び込むの!?と驚いたけど、超人的な運動能力を持つヴァイオレットだしw
感情があふれてしまって、もう言葉にならないヴァイオレットの表情、石川由依さんの演技が素晴らしかった。
死に戻りするたびに展開が全然変わる……情報量も多い!
本気で先が読めないというやつだ、これぇ……
ベアトリスの望み。
つらいけど、それをスバルに望むのはまた酷だろう……。
スバルとベアトリスはどこか似ているな、と思った。
彼女の戦い方もスバルの参考になりそうに思ったけど、さすがにあそこまでは無理か。
エルザも何者だあれ。
ロズワールはますます得体が知れなくなったような。
ロズワールとベアトリスが持つ、あの本。なんなのだろう。
あの姉さん、なんでそこまで八幡たちにこだわるのかと思っていたら、自分がそうだったから……
実はやさしい人なのかもしれないなあ。
そして、先生が出てくると、なんだか安心する。
びしっと八幡にヒントを与えてくれて。ほんと頼りになる。
誰か嫁にもらってやってくれえー
こうなってくると、八幡が出す答えがわからなくなってきた。
共依存なんて簡単なものじゃない。どっちを選ぶかなんて話でもないだろう。どうか3人笑っていられる結末を……
リューズさんはそこまでエキドナと関係が深い存在だったとは……
しかし、立ち位置がまだいまいちわからない。スバルの味方ってことでいいのかな。
クセのあるしゃべりが、いかにもリゼロのキャラという印象だけどw
終盤、ガーフィールと対峙しても一歩も引かないスバルが格好良かった。
そうだ、地獄は嫌というほど見ている。これまでも、これからも。
覚悟を決めた表情が凛々しかった。
そして、ついにベアトリスの謎が明かされる?
これまでの彼女の行動を見ても、ロズワールの言葉からも、敵となりそうな雰囲気ではないけれど。契約とは……?
古典的な仕掛けだとは思うけれど、見事にやられた。うならされた。
巧みな構成で、ここまでていねいに話を積み重ねてきたからこその「あー!」という驚き。思い返してみれば、なるほど……と。